神戸新聞web版記事からです。神戸市北区有野町で、4月22日に起きた、新名神高速道路の橋げた落下事故は、架橋作業の際の仮受となる支柱が、不均等に沈む「不当沈下」で、架橋した橋げたのバランスを崩し落下した、ということだそうです。
記事:新名神橋桁事故中間報告 原因は「不等沈下」
つまり東側から橋げたを伸ばす際の仮の支柱下部は単に盛った土の層で、重量物を支えるには強度が低く、そのため沈下を起こし、その状態で橋げた伸ばしバランスを失った、ということです。
その沈下も、左右不均等に沈下したため、左右(橋桁自体の南北)で高さが違うことになり、そこでバランスを失い、落下に至った、ということだそうです。
これは施工管理の不行き届きですね。新名神の工事は遅れているため、急いだのでしょうか。
本受けの橋脚は、地下の岩盤層まで掘り基礎を定めますが、仮の支柱は鋼材を組み合わせて、単に地べたに置いているだけで、地質によっては徐々に下がってきます。
鉄道高架工事で、既に高架完成部分と施工中の仮線との接続部分で、こうした鋼材を組み合わせて置いただけの構造もあります。
そんな光景を見て、万一地震が起きても大丈夫だろうか?という不安がふとよぎります。
記事:新名神橋桁事故中間報告 原因は「不等沈下」
つまり東側から橋げたを伸ばす際の仮の支柱下部は単に盛った土の層で、重量物を支えるには強度が低く、そのため沈下を起こし、その状態で橋げた伸ばしバランスを失った、ということです。
その沈下も、左右不均等に沈下したため、左右(橋桁自体の南北)で高さが違うことになり、そこでバランスを失い、落下に至った、ということだそうです。
これは施工管理の不行き届きですね。新名神の工事は遅れているため、急いだのでしょうか。
本受けの橋脚は、地下の岩盤層まで掘り基礎を定めますが、仮の支柱は鋼材を組み合わせて、単に地べたに置いているだけで、地質によっては徐々に下がってきます。
鉄道高架工事で、既に高架完成部分と施工中の仮線との接続部分で、こうした鋼材を組み合わせて置いただけの構造もあります。
そんな光景を見て、万一地震が起きても大丈夫だろうか?という不安がふとよぎります。