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Channel: mitakeつれづれなる抄
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京都のつえ屋さん・欧州に進出計画

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 京都新聞web版記事からです。京都市の「つえ屋」さんは、京蒔絵などの伝統技能を施した高付加価値商品杖を海外の富裕層に売り込む計画なのだそうです。
記事:伝統技法のつえ世界に 京都の「つえ屋」、欧州など進出計画

 なんで、この記事が気になったのか、昨晩のyahooのトピックにもあったほか、私自身が脳出血後遺障害が残っており、杖のお世話になっており、杖の商品価値、というか値段もピンキリなのだなと思っている次第でして。
 現在使用している杖は三代目です。脳出血の前は足首の関節炎で歩きにくく、その際に杖を購入したした次第です。初代は登山兼用の杖。二代目はホームセンターで購入した介護用の杖。この二代目はアルミ製でとても軽く使いやすく、入院中のリハビリ室にある杖は重たいので、家から持ってきてもらいました。
 しかし、軽いアルミ製がたたり、使用中に亀裂が発見され、危ないので、急遽三代目を購入しました。
 この三代目が現在使用中で、鉄製なのか結構重く、しかし丈夫が第一な旧型国電のような感じがありますので、使い続けております。価格は約4000円で、東急ハンズの杖売り場にあった杖は、高いものは20000円超しの商品もあったと思います。それ以上の価格は・・・、購入対象になりませんので、目線も行かず、記憶に残っておりません。
 私は、平衡感覚補助のための杖ですので、使えるものかどうかが第一なのですが、どの世界にも高級志向があるものだなと思った次第です。
 考えてみれば、杖の愛用世代である年配者には富裕層と呼ばれる人もいるわけで、まぁそういう人は身に着ける物は装飾を施した高級品をお召しになるわけで、杖もその一つなのでしょう。
 英国紳士が持つような「ステッキ」もその類かと思います。

 で、京都新聞記事の「つえ屋」さん、「つえ屋」という屋号だそうで、そのものズバリですね。「つえ屋」で検索したらwebが見つかりました。⇒こちら
 商品一覧を見れば、私が使いたくなるアルミ製の伸縮可能な杖もあるようです。

 京都の蒔絵は伝統技能です。その蒔絵を施した杖、私には必要ありません。
 しかし、このような類の杖を好まれる方もいるわけで、そこはバランスです。
 私は丈夫で使いやすいかどうか、富裕層は、己に値する商品価値の杖、それぞれです。

 海外でも日本の蒔絵が好まれるのは嬉しいことですので、つえ屋さん海外でも商売繁盛を願いたいところです。 

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