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Channel: mitakeつれづれなる抄
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これが世代間の差なのか・ハッピーマンデー

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 昨日は、成人の日で祝日でした。或る年代以上の方には当たり前すぎることですが、かつては1月15日が成人の日。
これ、昨日のCBCラジオで、平成25年入社のアナウンサーさんが、番組の話題の中で、MCの方の話題で、「成人の日は、以前は1月15日でした」という言葉に対して、何とも不思議そうな声で、「そうなんですか~」というリアクション。

 この感覚が、世代間の差なんですね。「当たり前」というものは、人によって、文化によって、全く違うモノなのですが、同じ民族でありながら、当たり前が違うのは世代間の差でもあります。
 CBCのアナウンサーともあろう方ならば、歴史的な事実としてかつては1月15日であったことをご存じだろうと思いましたが、昨日の放送の中で本当に始めて耳にしたような感じ。
 なので余計にビックリなリアクションでした。
 平成25年入社、ということならば、大学の留年が無ければ、平成2年生まれです。
 成人の日の日付が変わったのは、2000年(平成12年)なので、知っていそうですが、自発的な行動をするようになった時はハッピーマンデー以降なので、こちらが常識感となり当たり前になったのでしょう。

 昨日のこのビックリ・リアクションには私もビックリしました。
 平成2年生まれでこうなんですので、ましてや昨今の小中学生はおろか今年成人式を迎えた人は、我々とは完全に文化の差(時間軸に於いて)があるだろうな。異文化です。

 ちなみに、成人式では、かつては式典会場内で荒れる、というのが、格好のマスコミニュースネタでした。
 昨日は、式典会場の外でなにやらおかしな出来事があったようですが、こういうのを見ると中高年の方は「最近の若い者は・・・」というセリフが出るそうですが、私はそうは思いません。
 中高年にもおかしな人が多く、またいずれ弊ブログで書こうと思いますが、中高年の特に高年と言われる人に何やらおかしな人が・・・。
 つまり人の本質は変わらず、それが代々引き継がれて、それが顕在化しているだけのように考えます。

 そういう点では、世代間で文化の差がある、とは言い切れないような気がします。

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