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太陽光パネルの是非

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 京都新聞web版記事からです。京都市で、民間企業が太陽光発電施設の計画に対し、地元自治会が危険で景観を損ねる、ということでこの計画の許可を取り消すように京都市に要望を出したとのことです。

記事:太陽光施設「危険、景観害する」 京都市に許可取り消し要望

 左京区静市市原町のことだそうです。土砂災害特別警戒区域への指定が予定されている、とのことで、おそらくは山林でしょうね。風致地区内の樹木を伐採し、整地しそこに太陽光パネルを置く計画だそうです。
 昨年1月に許可申請をしたものの、未着工のまま、昨年8月に切れ、延長申請があれば許可する方針とのこと。

 この許可取り消し要望を出した町内会は「サンタウン町内会」。目新しい名称ですね。
 古くからの町ではなさそうで、サンタウンだけでは場所は特定できませんでしたが、叡山電車鞍馬線の市原駅近くに、新興住宅地がありますので、その辺りではないかと思います。


 太陽光パネルの発電装置。昨今流行っていますね。先日訪れた、祖父江町の祖父江砂丘近くの旧堤防沿いにも太陽光パネルがありました。
 私の住む一宮市にも、未利用地だった場所に太陽光パネルを並べている光景を目にしたところがあります。

 お住まいのお宅の屋根に並べる程度なら、家庭の電力を賄えるぐらいですが、こうしたある程度広い場所で太陽光パネルを並べるのは、もはや発電所です。
 先月の茨城県常総市の水害でも堤防決壊した現場の少し上流に、決壊前から越水があったそうで、それも小高い土地を整地して小高くなくなったことにで、越水したとの地元の方の証言だそうです。
 それでなくとも、太陽光パネルの設置で、必ずしも地元の方からは評判が良くないものだそうで、景観からもどうかと思います。

 この左京区静市市原町は、叡電鞍馬線の奥へ入った静市野中地区では、山体を大規模に切り取り、それはすさまじい光景があります。
 砕石採取だと思いますが、静かな山里から突然、山の一部が無くなり、岩石が顕わな光景。
 この景観が、どうにからないものなどでしょうか、と思います。

意識が薄れていてもハンドル操作はできるのかも

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 昨日、宮崎県で凄まじい事故、というか事件が起きました。
 繁華街の歩道を暴走する自動車。
 結果、歩道を行く方や自転車がはねられ、死亡された方もいるようです。

 今朝の中日新聞では、運転者がてんかんとありますが、今日夕方のNHKラジオニュースでは、痴呆で入院していたことがあったと伝えています。


 暴走で死傷者が出た事件性を帯びた事故としては、以前に京都市東山区祇園の大和大路で、凄まじい暴走事故がありました。記憶に新しいところです。
その数日後に、京都府亀岡市で、無免許の大馬鹿者による未熟な操縦で、登校中の小学生の列に突っ込む、なんとも凄まじく悲しく腹立たしい事故がありました。この亀岡の件については、弊ブログでも書きました。

 祇園の方は、運転者がてんかん持ちだったということで、軽々なことは書けないと思い、あえて言及しませんでしたが、昨日の宮崎の件と似ている要素があります。

 昨日は歩道を暴走しましたが、交差点の切れ目にある、歩道への自動車進入止めの杭をうまく避けて走行したようで、ハンドル操作は確かなもの、という報道がありました。
 同じく祇園の件でも、暴走した車は、狭い空間をすり抜けて運転しているので、逃走の意志があったと、当初の報道でした。

 これ、てんかんでも四六時中がてんかん症状なのではなく、正常判断が付く状態からてんかんへ移る過渡期のような状態があるそうで、さらに正常とてんかん症状が同居している状態もあるそうです。
 そして、正常な判断能力が低くなっても、運動能力を司る小脳の機能はそのままなので、「自動車を操縦する行為」が反射的に行われる方は、歩くことと同じように、てんかん症状があっても小脳の機能で高度な操縦(運転)能力のような動きが出来るものだそうです。

 祇園の事故の前に脳科学のお話を伺い、祇園の事故を受けて、そんなものなのかも?という仮説を考えました。

 その後、私自身が脳の疾病を患うとは思ってもみませんでしたが、事前のレクチャーが出来たみたいで、何が参考になるのか、よくわかりませんね。

 昨日の宮崎の件。
 交差点の歩道ポールを避けて暴走したのは、道路構造物なので、本能的に避ける動きをしたのかもしれません。でも歩道を歩く人をはねたのは、説明が付かない。・・・或は、自動車運転者の中にあるらしい、歩行者は自動車を避けてくれる期待感、のようなものがあったのかもしれません。

 もっと一般的に書けば、日頃道路を走行している自動車運転者は、大脳で運転しているよりは、歩く・走る・腕を上げる・・・などの様に、運動機能で自動車を操縦しているのかもしれません。
 俗に言う「脊髄反射」です。厳密には脊髄反射と小脳の機能とは違いますが。

 あまり軽々なことは書けませんが、交通安全の限界なのか。
 鉄道車両と違って、操縦者があり得ないことを操作したら、安全側に作動する装置は、自動車には通常は有りません。

フラリエでハロウィンのディスプレイ

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 ランの館カテゴリの記事は少し前にもありましたが、ランの館が閉鎖になって無料の庭園フラリエに変わりましたが、カテゴリ名の変更が分からず、そのままにしてあります。

 そのフラリエへふらりと行ってきました。

 ランの館時代と違い、モデル展示棟の一室で書斎代わりの使い方が出来ず、ただ中庭を見に行っただけです。
 時節柄、ハロウィンの展示があるだろうと。

 市バス、フラリエ停留所を降りると、若宮大通のイチョウが黄色く色づき始め。


ランの館時代のエントランス。今は入口はここだけではありません。


かぼちゃのお化けがたくさん。


子どもがお母さんに写してもらっています。


ハーモニーガーデンの中で。






木の葉の中にこっそりお化けを忍び込ませてあります。




ハーモニーガーデンと中庭(フラリエコート)との仕切り。






ランの館時代のハロウィンでは、灯りの庭と称したイルミネーションというか、展示をやっていました。
悪魔の晩餐のような感じ。
今のこのハロウィンのディスプレイは、普通にハロウィンのディスプレイというところ。
灯りの庭は弊ブログ、ランの館カテゴリから過去記事をご覧ください。

ハロウィンとは、キリスト教文化圏でのお祭りで、収穫感謝祭と悪霊退散を願うもの。
日本でいうお盆とは少し違います。
いろんな各地の文化圏にある習俗のお祭りと混合して今のような姿になったらしいです。
子どもが仮装してお菓子をもらいに回るのは、日本のお月見どろぼうと似ていますね。

ハロウィンは英語の授業で、欧米(英語圏)ではそういうお祭りがあっる、と知ったのが最初。
後に暦を知るにあたって、ハロウィンの事も少し覚えました。必ずしも英語圏ではなく、キリスト教文化圏であると知りました。
そして大阪だったかな、仮装した外国人が大阪環状線で大騒ぎして問題になり、その次の年たっだたと思いますが、渋谷で日本の若者たちが大騒ぎして問題になり、それが全国区のニュースになり、ハロウィンが私の関係ないところで、年々盛んになっていくのを感じた次第です。

その頃でした。ランの館年パスを始めて求めて、最初のイベントが灯りの庭。「ハロウィンにちなみ、今年始めてやってみました。」とランの館の方から話を伺い、そこから私の知らないところで、日本でも根付いているのだなと理解した次第です。

撮影:2015年10月29日。

西尾・蒲郡線は2020年までは存続

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 昨晩は、寝落ちしてしまい、昨日の分と今日の分まとめて更新です。

 昨日からは一昨日の中日新聞記事から。廃止問題で揺れている、名鉄西尾線の西尾駅以南と蒲郡線は、沿線市町村である西尾市・蒲郡市の対策協議会で、2020年までは存続するで合意したとのことです。

記事スキャン。


 合意内容は、両市が2016年度から施設維持費用として、名鉄に年2億5000万円を支払い運行を続ける、というもの。2021年度以降は利用状況を踏まえ、改めて協議、というもの。

 現在は2016年度までは沿線自治体からの支援で運行を続けていますが、これが切れる来年度以降の対策として協議されたものです。

 早い話が、2020年度までは廃止されないことになりました。「西蒲線」とは聞きなれない言葉です。
 もちろんそんな線はありません。西尾線の西尾駅以南(西尾~吉良吉田間)と蒲郡線を合わせた名称です。

 かつてこの区間の廃止問題が浮上した際に、合理化策で、西尾駅で運転系統を打ち切り、西尾~蒲郡間でワンマン列車を運転したことに端を発した名称かと思います。
 鉄道の現場では、このような正式線名ではなく、一部区間を差す線路名称が有ったりするものです。JRの稲沢~笹島間の貨物線を、「稲沢線」と言うようなものです。


 しかし西尾線・蒲郡線の斜陽化は、残念です。かつて、三河湾の観光開発の路線として、一時は複線化も計画されましたが、その後の三河湾観光の斜陽で、蒲郡線は単なるローカル線に。
 しかし蒲郡線は、信号設備には費用が掛かっており、単線区間ながら、同じ方向に続けて運転できるよう、駅間にも閉塞信号機がある区間があります。


 ここまでは、昨日書こうと思った部分。
 この先は今日の部分。

 地下鉄東山線は、名古屋駅までホーム柵・ドアの使用が始まりました。
 以前に、ホームドアはだれが開閉しているのか?という問い合わせがあり、その際は、車両の開閉と連動している、と答えました。
 しかし他社では、車掌が開閉する例もあり、東山線は将来的にはワンマン運転となるものの、現在は車掌が乗務しています。そこで気になり、どうなっているのか見に行くことにしました。

 名古屋駅では、人が多いので、落ち着いて見られないだろう、ということで亀島駅へ。
 もちろん、名古屋からは歩いて行きました。
 亀島駅は相対式ホームで、反対側からいろいろ見えます。
 反対側の最後部停止位置。ホーム柵にはなにも操作盤など無く、車掌がホームに降りる部分の手動柵があるだけ。


 これで、車両側のドア開閉でホームドアも開閉する連動であることがわかりました。

屋根に子供乗ってる・ホンマか?

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 Twitterでこんな画像があり、さらにYahoo!のトピックにもありましたが、子どもが自動車の屋根に乗って走行していたそうです。

 これについて、Yahooのトピックに記事がありました。
屋根に「子ども」を乗せて走るミニバンの動画が話題ーー道交法違反ではないのか?

その画像です。縮小してあります。


 Yahoo!トピックは、屋根に人が乗ることについての法律問題として取り上げていましたが、そもそも論ですが、屋根に乗ったら、掴まるところが無く、自動車の動き次第、さらに風向きによっては振り落とされるのではないか。

 この画像を見て、「ホンマニに実写か?合成ではないのか?」と思いました。

 これ本当だったら、自動車を運転する大人は多分、この子どもの親だと思いますが、相当なバカですね。万一の可能性を考えたら、子どもを屋根に乗せて走行することなど、考えられない。

 しかし、世の中、バカ親というものは実際にいます。いえ、親バカなら、人の性として分かりますが、バカ親は意味が違います。こういう運転者がいる以上、交通事故は無くすことはできません。

 今回の記事は、道路交通の安全ではなく、ニュースな話題として書きました。交通安全以前の問題だからです。

 私の住まう地域だけかもしれませんが、ゴミ収集車が、以前は収集地域内の集積場所間の移動では、収集車後部の台に乗り、いわば車外乗車の形でしたが、今は集積場所での取集を終えたら、作業員は一旦運転席に乗り込み、100mほど走行し、そこで降りて収集作業・・・を繰り返しています。
 これも作業員の車外乗車がたとえ低速数百メートルの走行でも、車外乗車の点でまずいということで、運転席に乗り込む方式になったと思います。

 この画像、合成であってほしいと思っています。実写ではあまりに危ない光景。

舞妓さんを追いかけてはいけません

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 京都新聞web版11月3日配信の記事からです。京都文化交流コンベンションビューローは外国人旅行者向けに、市内の免税店を紹介した冊子を作成し、その中で京都観光のマナーを示したイラストも盛り込まれている、とのことです。

記事:舞妓さんを追いかけない… 京都、免税店案内にマナーも

 そのマナーでは「舞妓さんをしつこく追いかけない」が入っており、一瞬、信じられませんが、中には舞妓さんを見かけるや、カメラに無理やりに収めようと追いかけたり、もっと酷いのになると、道を行く舞妓さんに触れる、という人もいるそうです。
 さらに「触れる」の過剰で、袖を「引っ張る」という者もおり、袖が破れてしまう被害もありました。

 以前、ラジオの話題にありましたが、観光客の舞妓さんに対するマナーが悪化している状況があり、舞妓さんの護身術も始まったほど。

 この無作法は、外国人だけでなく、日本人観光客も無作法者がいまして、日本人は言葉が通じる分だけ、タチが悪いそうです。

 観光ガイドの映像で、舞妓さんが出てきますので、舞妓さんは京都観光のストラクチャー(小道具)のような、とんでもない感覚があるのかもしれません。

 街中の道を行く舞妓さんは、観光客向けに出ているのではなく、いわば「出勤途中」。
 お座敷に遅れてはいけないので、時間厳守で歩いておられます。
 余裕があれば記念撮影に応じて頂けることもあるそうですが、それはあくまで「余裕のある例外的」事例。
 決して、観光客用にあるわけではありません。

 その辺りを理解して、花街を愉しまねばなりません。


 私も京都の花街(かがい)へ行ったことはあります。
 あくまで街歩きで行っただけで、花街のお茶屋さんへ入ったことはありません。そもそも一見さんお断りですし。
 舞妓さんは普通に見かけますが、こちらは観光ではありませんので、御見掛けするだけです。

大名古屋ビルヂングが一応の完成

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 名古屋駅前にデン!と控えていた、大名古屋ビルヂング。この「大」と「ビルヂング」の名称が強いインパクトで、名古屋の地元民ならずとも、遠路訪れた方にもずしりと、印象の深い建物です。

 この大名古屋ビルヂング、旧ビルが老朽化で建替えられることとなり、約3年の工期で、このほど竣工し、内部が報道向け公開されたそうです。

 中日新聞11月3日付記事からです。


 この大名古屋ビルヂングについては、私のもう一つのAmebaのブログで、神奈川県の読者様が大変気になっている、とのことで、旧ビルの解体から定点観測(撮影)をしていました。⇒こちら、大名古屋ビルヂングカテゴリの記事

 さらに、中日記事から。




 記事にある通り、屋上庭園が一つの目玉ですね。ここはフリースペースだそうですので、夏の夕方など、とても環境が良さそうです。

 ほぼ完成した、大名古屋ビルヂング。


 低層部の上に高層部が載る形です。


 屋上庭園。


 旧ビルそのままのロゴ。


 旧大名古屋ビルヂング。


 ちなみに、大名古屋の「大」を付けたのは、未来に拓く願いがあり、「ビルヂング」の「ヂ」表記がベタだと言われますが、この時代の三菱地所の賃貸ビルは「ビルヂング」表記だったのが、大名古屋ビルヂングだけが現在まで続いていたからです。

 他の三菱地所のビルが、建替えを機に、「ビルディング」表記になりましたが、この大名古屋ビルヂングは、長年親しまれたこともあって、名称を変えることはしなかったそうです。

新ビル私の撮影分:2015年10月21日。

公道実験の自動操縦車が自損事故

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 中日新聞朝刊記事からです。名古屋大学開発自動車自動操縦の公道を実地に走行する実験車が、守山区で10月に自損事故を起こしていたそうです。



 ただこの自動操縦による走行車で、実験担当者ではない、名古屋テレビ(メ~テレ)の取材クルーが乗っていたそうで、そちらの方が問題となり、実験は一時中止だそうです。

 自損事故というのは、左折時に縁石にこすれてパンクしたというもので、こういうの「事故」になるのでしょうか。
 運行トラブルには違いありませんが。

 走行車の運転席には、名古屋テレビの取材リポーターが乗っていたそうで、実験担当の名大准教授によれば、自動操縦の車が他にぶつかりそうになったら運転者がハンドルを操作して回避することになっていたそうですが、リポーターの方の回避操作が遅れて縁石にこすってしまったらしい。

 自動操縦車の運転席に乗るのは、実験担当の准教授のほか、担当の6人に限るとしていたそうです。
 これは当然でしょう。自動操縦は安定した技術とは言えないので(だから「実験」です)、仕組みを良く知る人に限られます。

 このニュースで気になったのは、自動操縦の公道実験が行われているのは知っていましたが、名古屋市内でも行っていたのですね。そちらの方が驚きです。


 関連して。昨日のテレビで伝えていましたが、こうした自動操縦に必要な道路情報のデータとして、詳細な地図情報を作成しているそうです。
 普通の地図で、GPSの地点情報は、単に道路上の一地点を示すにすぎませんが、自動操縦では、複数の車線で、合流地点で他車線を行く車列の中に入るため、単に道路だけではなく、道路上のどの車線にいるのか、その情報を与えるためにm単位の地図情報が必要で、グーグルストリートビューの撮影車にも似た自動車で撮影し、道路の情報(横断歩道や縁石などを含めて)をデータ化しているそうです。


ハロウィンは単に仮装するだけという日なのか?

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 関西発の気になるニュースがいくつかありますが、今日聞いた、関西地方の或るラジオ番組。週一回の放送なので、前回放送からの間にハロウィンがありました。
 なので、「○○さん、(番組MCの名)ハロウィンはなにか仮装しました?」と聞いてます。このやりとりを聞いていて、昨今のハロウィンの盛り上がりがかなり大きなもののようですが、世間的には単に「仮装する」日であるとの認識であるように読み取れました。

 最近あった報道では、ハロウィンの経済効果が、2月のバレンタインデーを抜いた、というのがありました。バレンタインデーはチョコレートの製菓会社が仕掛けたもので、その通りの製菓会社の売り上げがかなり大きなおのですが、経済効果は限定的なもので、それに対してハロウィンは、裾野が広そうですね。
 仮装用の衣料関係の裾野が広いです。

 ハロウィンは、たしか死者の祭りだとかで、悪霊の振る舞いがあり、それを鎮めるというか、お互い悪魔同士であるよ~との意味で仮装するものと覚えました。
 クリスマスや、日本の七夕など、長い歴史の中でいろんな習俗と重なったり融合したりで、その姿は変化しました。

 この日本の仮装だけのハロウィンは、今や本場の欧米人からも注目されているそうで、この時期に日本の仮装ハロウィンを見に来日するひともいるそうです。

 これでは、ますます仮装だけハロウィンが、来年以降も続きますね。
 これに対して、そもそも論で批判的になる方も、このブログ作者を含めていてますが、歴史の流れの中で、数々の行事と重なることを考えれば、この仮装だけハロウィンも、独自の道を歩むことになるかと思います。

 少なくとも、私は仮装を愉しむことはありませんので、将来的にもハロウィンは身近にはなりません。


 仮装を愉しむだけなら、まだいいのですが、問題は「騒ぐ」ことと、「所構わず」です。
 渋谷だけでなく、尾張一宮駅公共のコンコースにもいました。血だらけ衣装の女性。
 ハロウィンであること知らなければ、119番と110番するところです。
 こういうのは、限られた空間でやっていただきたいものです。

 クリスマスは、神道の私でも仏教徒でも、人々と世界の平和を祈る日で理解できますが、ハロウィンはどうもねぇ・・・。

大阪W選挙22日投票

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 この名古屋近辺では、あまり話題になっていませんが、今月22日に大阪府知事と大阪市長選挙があります。いずれも任期満了によるもので、ここへきて争点に大阪都構想が出てきました。
 産経west記事からです:「ポスト橋下」は誰に? 市長選あす告示 府知事選と同様に「維新vs非維新」が軸

 大阪府民でもないし、大阪市民でもありませんが、地理ヲタとして大阪都構想は気になり、5月の大阪市住民投票前後は何度かブログに書きました。
 結果は、僅差で否決され、大阪都構想(正しくは大阪市を廃し、特別区を設置する)は消えました。
 これで、大阪都構想は無くなったかと思いきや、ここへきて再度大阪都構想が浮上しているとのことです。

 維新の戦略かもしれませんが、大阪都構想に反対する勢力が対案(それとも代案)として示された大阪戦略調性会議が空転もいいところで、さっぱり進展せず、な状態。
 大阪市長のH氏によれば「大阪ぽんこつ会議」。故に大阪維新として、そんな進展もしない大阪会議よりは「改めて大阪都構想」なのだそうです。

 時々(関西の)ラジオでも話題になりますが、一度否決したものを再度蒸し返すのはどうなのか、とか、やっぱり府市がバラバラで為政を行うのは良くないので、もう一度都構想にチャレンジしたい、とかいろんな意見があります。

 私は5月の投票前に書いたとおり、大阪府と大阪市が二重に存在し、重複した行政をやっているのは無駄で、東京都のような強力な行政機関があってもいい、と大阪都構想には賛成でしたし、今でもできることならば、と思っております。
 しかしながら、維新、さらにH氏は全く賛同できません。H氏に賛同できないのは、あの方、府知事をやる前、タレントとしてテレビに出てた時、能楽は進展が無いので、頭のおかしなものだ、などと言ったらしいです。
 直接聞いたわけではなく、伝聞でしたが、品格を欠く発言だと思い、以来、幾分忌避しております。
 しかし演説などで言っていることはスジが通っており、もし私が大阪市での投票権があれな維新に入れてたかもしれません。
 こういうのが、積極的な意志は無いものの消極的な支持になってしまうのでしょうね。

 大阪に都制度を置く。日本の副首都のように。
 なかなか結構なことですね。都制度は東京だけで、天皇が住まいするから都だという意見がありますが、「都」を調べてみますと、メトロポリタン、つまり大都市の意味もあるそうで、大阪のような機能の都市は、基礎自治体の市とその上部の都道府県という関係でなく、府が直接統治をおこない、細かいところ、住民の部分で特別区が行政とするものが、宜しいのかな、と思います。

ルミナリエのテーマから「復興」が外れる

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 11月4日に聞いていたラジオのニュースで伝えておりました、今年の神戸市のルミナリエ。
 ルミナリエ開催の大きな目的であり、テーマとなっている中の震災からの「復興」が外れることになったそうです。
 阪神淡路大震災から20年。神戸市の被災した街の復興も進み、開催の目的から「(震災の)復興に寄与する」との部分を外すことになったそうです。

中日新聞11月5日夕刊記事より。


 「鎮魂」の部分は残るのですね。
 震災直後の街の光景を知る者にって、ルミナリエは本当に希望の光でした。
 地震のあった年の12月は、一応の落ち着きは有りましたが、何処か重苦しい空気がありまして、そこへイタリアの光のイベントを模したルミナリエが開催されると聞いて、大丈夫か?などと一抹の心配がありました。

 いざ始まってみると、毎日大勢の人。
 最初の年は、点灯した後を見ただけですが、ルミナリエは点灯の瞬間が素晴らしい、との話を伺い、次の年からは点灯の瞬間を見られるようにスケベジュールを合わせたものです。

 やがて、回を追うごとに大勢過ぎる人。
 ルミナリエ沿道の事業所からは、退勤時に重なり、帰れられへんという苦情も。

 ルミナリエ、始まって何年目かの年から、東遊園地の一角は、屋台などが並び始め、ちょっと鎮魂のテーマは兎も角、イタリアの光の祭典というイメージからはどうなのかな?などとも思いました。
 そして今年は新たな試みとして、地元の食品企業さんが協賛として会場内に出店するということで、UCCコーヒーや、風月堂のゴーフルなどが頂けるのでしょうか。

 三宮駅周辺も震災前の賑わいを取り戻し、ルミナリエの「震災からの復興」はもうどうやろ?というところでしょう。

過去の画像から、ルミナリエです。




東遊園地にある「1・17希望の灯り」の中でルミナリエ。


この辺りの灯りは、鎮魂を現すアヴィッシと呼ばれる作品です。

 youtubeに点灯の時の動画がありましたので、載せます。
 最初アナウンスがあり、続いて小学生による「しあわせ運べるように」の歌、さらに続いて、荘厳な合唱曲で鐘が鳴り、点灯です。
 この「しあわせ運べるように」は、被災地の中で生まれ、震災に打ちひしがれた人々への支えとなった歌です。

神戸ルミナリエ点灯セレモニーと点灯の瞬間 合唱曲 しあわせ運べるように


 ルミナリエ開催のテーマから、復興が外れると、この点灯の瞬間のセレモニーはどうなるのか、気になるところです。
 今年も、まだとても出かけられる体調ではないので、実際には見られません。

コンビニおでんは危険らしい

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 webサイト、ビジネスジャーナルからです。
 秋も深まり、おでんの季節になりました。コンビニではレジの近くで、おでんの鍋から湯気と香りが出ていますが、このコンビニのおでんという物、添加剤沢山で食べない方がいいのだそうです。
 あまり派手に書くと、コンビニから商売の影響だと指摘されそうなので、あくまで話題程度に。

先ずは記事リンク:コンビニおでんは超危険!絶対に食べてはいけない!具がずっと汁に浮いている異常さ

 コンビニのお弁当などは、添加剤が多用されているのは、御存知の通りですが、おでんもその多聞にもれず、同様なのだそうです。
 そもそも、レジそばにあるおでんのお鍋で、練り物などの具が浮いているのが異常で、練り物はおでんの汁の中で煮込まれれば、汁を吸って重くなり、下へ沈みます。
 それを浮かせるのは、練り物の製品製造段階で、いろんな添加剤を入れ、水分を吸わない構造にして、鍋に入れれば、沈まずにお鍋の表面に浮き、思わず「温か~い、欲しい」となるわけです。

 練り物以外にも、おつゆのお出汁にも添加剤が多用で、まぁ、これは想像がつきます。

 それら諸々で、、コンビニ食品で食べてはいけないものの、最右翼だと文章は締めくくっています。


 個人的には、コンビニのお弁当などは基本、買わないので、あまり影響はありませんが、改めて、添加剤の多さを知ることになりました。
 レジそばのおでん鍋があるのは、コンビニへは、このインターネットなど公共料金の支払いや資料のコピーに行く時に目にしております。
 添加剤のことは予てから知っていましたし、値段のことを考えると、あまり買わないようにしていました。

 ちなみに雑学で。
 コンビニのおでんは8月の後半から販売が始まります。
 おでんは冬の頂きもの、という感覚ですが、晩夏の頃、気温が下降気味で日の入りがどんどん早くなる頃が、おでんが恋しくなる心理だそうです。

 この記事をお読みになり、コンビニのおでんは頂こうかどうしようかは、皆様のお考えにお任せします。

図書館の本は大勢の方に読んでいただきたい

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 京都新聞web版記事からです。京都府井手町の井出図書館で、蔵書として受け入れられたものの、一度も貸し出しがされない図書を集めて、「0(ゼロ)からの逆襲~貸出(かしだし)ゼロの本」という企画を始めたそうです。
記事:貸し出しゼロの本「逆襲」 京都、デメリット逆手に企画展

 公共図書館で買い入れであったり、贈呈であったりと、図書館ではいろいろな受け入れがありますが、中には受け入れてから一度も館外貸し出しをされない本があるものです。
 そんな本を集めて、もう一度スポットライトをあてようという企画。

 地元の一宮市図書館でも企画ほどではないですが、図書館だよりの中で、貸出が一度もされない本を紹介したことはありました。

 図書館の蔵書、どういうものを蔵書として収集するかは、なかなか難しいものです。
 それぞれの図書館の運営方針もあり、図書館は受け入れた本に、資料番号を付与して、配架すると、多くの人に読んでほしいと思うものです。

 一度も貸し出しが無いという本でも閉架資料と、開架資料とでは立場が違い、開架資料だと、館外貸し出しが無いだけで、館内で手に取って読まれている可能性はあります。
 閉架資料で一度も館外貸し出しが無い資料では、本当に一度も利用者の目に触れられない恐れがあり、とても勿体ない話です。

 私も経験ありますが、閉架資料請求して資料が手元に届くと、発行から年月が経っているのに、新品同様の資料(本)を目にしたりします。
 閉架ゆえ、なかなか目に触れられないこともありますが、閉架に収められるのは、貴重書や中身が小難しいものです。
 小難しいものは、よく閉架資料請求していまして、私しか目にしていないだろうなと思う本を何度か貸出しております。

 やっぱり本は、知識の宝庫。大勢の方に読まれてほしいものです。

京都市北部の山岳地帯・国定公園「京都丹波高原」指定へ

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 京都新聞web版記事からです。京都市北部の山間地域から奥丹波・由良川、桂川上中流地域の国定公園指定で、「京都丹波高原国定公園」としたということです。

記事:名称「京都丹波高原」に 由良川・桂川上中流域の国定公園
環境省の報道発表:http://www.env.go.jp/press/101505.html

 この地域は有名な北山杉の産地でもあり、愛宕信仰の松上げ行事や、美山町のかやぶきの里など、自然豊かな地に固有の文化、それに伴う景観、これらを一体的に保護・利用していこうというものだそうです。

 京都市は奥が深いです。
 都市部の旧市街地も文化が奥深いですが、市域としての京都市も、左京区の花背や広河原、右京区の旧京北町地域は、一種独特の雰囲気を持っています。
 実際に行ったことがありまして、「丹波」を強く感じた地域です。

 それらの地域が国定公園として一体的に保護されることに。
 左京区の一番奥まった広河原地区は、元をただせば、京北町の前身と同じく、北桑田郡黒田村。黒田村を含んだ6町村が合併し京北町として発足したものの、大字広河原だけが京都市左京区に編入されました。
 この広河原が京北町から分離したのは、山間地域を隔てて京北町の中心部との繋がりよりは、谷筋を経て、花背峠を越えるものの、京都市との方が交通便利により、京北町から京都市に編入された、と伺っています。
 国定公園「京都丹波高原」に指定されれば、国定公園の繋がりとして、元に戻る、ような感じがします。

 ちなみに、国立公園と国定公園の違いですが、風光明媚な自然公園のうち国が定めるもので、国の予算で保護管理します。
 対して、国定公園は風光明媚な自然公園で、国が指定するのは共通ですが、保護・管理する団体が都道府県です。

 京都丹波高原国定公園となる地域の一つ、京都市左京区広河原地区。画面中央を流れる川は、桂川です。


 京都市右京区、宕陰(とういん)地区。
 バスの最前面から。京都市内ですが、バスは市中心部へは行かず、山陰本線、南丹市の八木駅からの路線です。
 こんな道幅ですが、国道です。477号線。


 丹波地区は奥が深いです。

堺筋線内通過駅がある嵐山行楽臨時列車

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 webサイト、乗りものニュースからです。大阪市交通局は、各駅停車のみを運行している地下鉄堺筋線で、秋の行楽で堺筋線から嵐山への臨時列車を運転し、堺筋線内の多くの駅を通過する運転であると発表したとのこと。

記事:地下鉄内で通過駅多数 嵐山へ直通特急 大阪市交通局

 阪急電鉄の嵐山直通臨時列車運行によるもので、阪急の主要な路線である、神戸線、宝塚線から京都線へ直通し、さらにそのまま嵐山線で直通する列車を、11月後半の土曜・休日に運転するもので、その中に堺筋線直通も含まれているわけです。
 地下鉄堺筋線は、天神橋筋六丁目(通称:天六)駅が接続駅で、阪急と大阪市営地下鉄が相互乗り入れしているものです。
 大阪市営地下鉄堺筋線は天下茶屋前駅から、阪急京都線高槻市駅、及び阪急千里線北千里駅の間で相互直通運転しており、例外的に、朝夕は京都市内の河原町駅まで直通しています。

 これまでに、神戸線・宝塚線から嵐山駅への臨時直通列車が運転された際も、堺筋線天下茶屋駅からも嵐山直通臨時列車が走ったことはあります。
 その場合でも堺筋線内は各駅停車だったと記憶しています。(最近、阪急のニュースに触れていないので・・・)
 それが今年の嵐山直通臨時列車は堺筋線内は、日本橋(にっぽんばし)駅と天六駅だけ停車です。阪急電鉄のページによれば、天六の先は淡路駅の先はノンストップで桂駅、嵐山線内は各駅停車。列車編成は6両組成。
 6両なのは、嵐山線内が6両しか入れないためです。
 地下鉄堺筋線は8両編成ですが、そこへ6両編成列車が来るわけです。過去に運転された時は、駅の停止位置は8両編成と同じ位置に先頭を止めていましたので、8両編成の後部2両分は、車両が停まらないわけです。

 この堺筋線内の駅を通過する、という情報、Yahoo!のトピック項目にもありました。臨時列車ながら地下の堺筋線の駅を豪快に通過するような雰囲気を感じましたが、運転時刻を見るまでもなく、豪快には通過できません。
 先行列車との間隔を常に一定に保ち、天下茶屋駅から天六駅まで、所用時間は同一。通過駅は単に停まらないだけでなく、駅間の運転速度もかなりゆっくりしたものになります。

 阪急電鉄の臨時列車案内ページ

 ただこの通過駅がある臨時列車、嵐山行きの場合は、「嵐山行き」とうインパクトがありますが、嵐山から天下茶屋前行きの場合は、普通に「天下茶屋ゆき」として運転されますので、通過駅を目的とする誤乗が現れそうです。
 あるんですよ、このようなイレギュラーな列車であるがゆえの誤乗。
 この嵐山行き臨時列車は、特急が停まる高槻市駅や茨木市駅は通過しますが、この高槻市、茨木市で降りるつもりだったが、そのまま桂駅まで連れてかれた!という間違いが結構あります。
 あれだけ、案内放送やってるのですが、間違える人は間違えるんですね。

*** コメントで指摘を受けまして、駅名誤字訂正しました。 ***

多層立て列車は、不慣れな人には難しい

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 産経west記事からです。関空快速と紀州路快速が併結して途中駅で分割することから、乗り間違える人が多く、一人の老人が勝手連のように乗り間違い案内をしているそうです。
記事:“爆買い”外国人も大助かり!? 関空へ行くつもりが和歌山へ…乗り間違え旅行客を80歳男性が駅ホームで案内

 つまり、大阪環状線の京橋駅を発車して、大阪駅、天王寺駅を経て、阪和線経由の関西空港行き関空快速と、同じく阪和線和歌山行き紀州路快速は日根野駅で編成を分割し、前4両は関空快速として関西空港へ、後ろ4両は紀州路快速として和歌山駅へ向かいます。
 ところが、関西空港へ行くお客が、和歌山行き編成に乗ってしまい、終着和歌山駅で、慌ててタクシーで向かう事例があるとのこと。

 そこで、見かねた泉南市在住の老人が、勝手に案内をかって出て、外国人には片言英語と手招きで、分割する日根野駅で無事に関西空港編成に誘導させているそうです。


 ボランティアの勝手連のような案内だと、以前は京都市営バスの金閣寺道バス停で、通称金閣寺男とも呼ばれている人がいて、ややこしい京都市バスの行き先案内をかって出ていたことがありました。
 最近はこの方、どうされたのかな。私自身もどうかしたので、京都へは行けていませんが。
 金閣寺道バス停は、道路の歩道にバス停があるだけ。
 一通りの時刻表と系統図はありますが、不慣れな人には分かり難く、どれが京都駅へ行くのか、どれが四条河原町へ行くのかを案内してました。

 さて、関空快速と紀州路快速。
 JR西日本の関西空港へは、特急「はるか」がありますが、「はるか」は配線の都合で大阪駅は通らず、梅田界隈大阪駅から関西空港への鉄道ルートは、関空快速ですが、223系8両編成の前4両が関西空港行き。
 大阪駅の発車線路も大阪環状線の内回りで、大阪駅では長い時間停車はできず、多くのお客に埋もれて、案内も目に入り難いかもしれません。
 駅員の案内も限度がある上、外国人には言葉のバリアがあり、梅田に近い改札口に通ずる階段付近に停まる車両は、和歌山行き編成で、手近な車両に乗り込んだら、関西空港へ行かず、和歌山へ連れていかれた、ということは十分考えられます。
 いかにして乗車前に、関西空港行き列車は、和歌山行き編成も繋いでいて、前4両の関西空港行き編成に誘導できる案内ができるか、でしょう。

 ちなみに、関空快速・紀州路快速に使われている223系車両は、運転台部分は貫通扉は無く、走行中の編成間行き来はできません。

 将来的には、梅田界隈から関西空港へは、なにわ筋線が計画されていますが、実現するにしてもかなり先のことで、当分は、人がごった返す大阪駅でどのような案内ができるのか、です。

 このようないろいろな行き先編成を連結した列車を「多層立て列車」とも呼びますが、案内のあり方は、なかなか難しいものです。

百花百草寄席

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 今日は、東区の文化のみち百花百草で、百花百草寄席があり、拝聴してきました。「寄席」ですが、落語とピアノの演奏です。
 そうです、ピアニストの平山晶子さんからの案内です。

 落語は、春風亭柳昇師門下の司馬龍鳳師。ピアノの平山さんとは、落語とピアノの演奏で、落語会活動をなさっておられます。

 百花百草は、名古屋市の文化のみちの施設の一つ。岡谷鋼機の旧岡谷邸にホールを追加したもので、四季折々の花々が咲くお庭が見どころ。
 そのホールで開催された寄席とピアノの演奏です。

チラシを手に入れられなかったので、平山さんのブログから拝借。


 先ず、ピアノソロで、ヨハンセバスチャン・バッハの平均律クラヴィーア曲集前奏曲第1番ハ長調。これはグノーのアベ・マリアの原曲となったもので、ある意味クリスマスソングかもしれません。
平山さんからは何も解説は有りませんでしたが、私はそう思いました。

 そして落語、芝浜。
芝浜とは、棒ふり魚売りが、酒ばかり飲み、なかなかうだつが上がらない。ある日女房に起こされ、実は一時早かったのだが、夜も明けきらぬうちに芝の魚河岸へ魚の買つけ。眠気覚ましに海水で顔を洗うと、ぬるりと財布を拾う。その財布は50両が入っていた。大喜びで長屋へ帰り、女房に話し、湯へ行ってしまう。
湯上りに連れを引き連れ、酒だ寿司だでどんちゃん騒ぎ。こんな50両を当てにすると、本当にダメになってしまうから、女房は親類の所で相談し、財布は夢の中で拾ったことにして、3年もまじめに働いたら改めて財布を見せよう、ということで、3年が経過。
その3年目の大晦日に女房は拾った財布を男に見せ、祝いの酒を飲もうと言ったところ、、男は「よそう。また夢になってしまうから」というのがオチ。

 芝浜の大体の筋書きは、ナショナル劇場の大岡越前で「夢で拾った50両」というタイトルで放送がありましたが、それを見てずっと後年に、この芝浜が原作であることが分かりました。
大岡越前では、落とした50両の落とし主は、実は盗人で、盗品の50両を芝の海岸で落とした、という設定。
その落ちていた財布を、一時早く買い付けに来た魚屋が拾い、以降は落語の通り、という内容でした。
落語の芝浜は、誰が落としたのかの言及は無く、最後は夫婦愛を描く人情噺になってます。

 落語の後は、ピアノそろの演奏。
 全く演奏曲目が決めていなかったそうで、定刻の前、うだうだと来場者と話しする時に、平山さん、私に向かって、ピアノ演奏する曲、何かリクエストして!と言われました。
 そんな急に振られてもいきなりは出てこないので、難しい中からショパンの「アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ」と申しました。一発で却下。分かってます。それならばとノクターンの1番と申したら、こちらもレパートリーに入っていないとかで、ボツ。

 そんなこんなで、本番の落語の後の演奏。
 先ずはブラームスのワルツ15番。
 この曲は、そう長くないですが、とてもお気に入りの曲で、しかし曲名が分からず、最後の手段、平山さんの前で鼻歌披露して曲名を知ろうとした矢先に、NHK-FMのきらクラ!で番組MCの方が、何と放送中に鼻歌披露して、次の週にリスナーさんから、それはブラームスのワルツだ、とお便りが来て、私も曲名が分かった次第。そんな思い出の曲。

 ワルツ続きで、ショパンの子犬のワルツ。小品のショパンの中でもさらに小品。1分少々の演奏時間。この1分に子犬の情景を表現する、突然の演奏はそれなりに難しいそうです。

 続いて、同じくショパンのノクターン遺作。
ショパンの死後に広く刊行された曲で、オーパス番号が無く、遺作となっている一曲。
味わい深い曲で私の好きな曲の一つ。

 ここで会場席からのリクエストで、ベートーヴァンのエリーゼのために、を演奏。
こういうことでしたのね。リクエストしてね、というのは。
もし続いてリクエストを募られたら、バダジェフスカの乙女の祈りか、ショパンの幻想即興曲をリクエストしようと思いましたが、平山さんの方から演奏が続き、次は幻想即興曲を演奏してくださいました。
以心伝心でした。

 全体で約2時間の落語とピアノの演奏会。
 私の座った席から、始まる前の様子。落語の最中も撮影OKが出ましたが、気が散りますので、撮影は致しませんでした。


 古い旧家の蔵を改造してますが、クリスマスツリー。


 玄関ホールに、クリスマスツリー。


 ホール内のテーブルにもクリスマスのオブジェ。


 平山さんの演奏は、大変技巧的で、何度も書いていますが、音楽職人の感じです。
 演奏家とされる方でも、見せる演奏家さんと、創る演奏家さんとがいらっしゃいますが、平山さんはこの後者の方です。
 ピアノの先生の先生をされている方で、尚更にそんなことを感じました。

 料理の世界でもありますね。お店のシェフで頑張っていらっしゃる方と、料理学校の先生でいらっしゃる方と。作る料理は同じでも微妙に違ったりします。

神戸でエアセクション上停止による運行障害

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 今朝、ABCラジオを聞いていたら、JR神戸線の元町駅付近で架線トラブルにより、JR神戸線(山陽本線+東海道本線)の明石~大阪間の上り線で運転見合わせ、とニュースがありました。
 架線トラブルとは何ぞや?と思いながら、あの辺は、エアセクションがあったな、とも思いましたが、過日のJR東日本根岸線桜木町のエアセクション停止による架線溶断事故があり、そう何度も同じことを起こさないだろうから、普通にパンタグラフが何かを引っかけたのか、ぐらいにしか思っていませんでした。
 しかしお昼頃になって、どうも架線のエアセクション内停止による、起動時の過電流で架線溶断したらしい、という情報が出てきました。
神戸新聞記事からです:JR神戸線で架線切れ 5千人線路歩く、15万人影響
JR神戸線 人身事故、架線切れで大混乱 急搬送の乗客も
JR架線切れ 過電流が影響か エアセクションから発進

 出来事を時系列にまとめると、午前8時5分ごろ、神戸駅~元町駅間の上り外側線の架線が切れ、朝のラッシュ時でもあり、駅間に多くの旅客を乗せたまま抑止。
 そのため、列車から旅客を降ろし、近くの駅まで歩いた、ということです。

 しかしこれに先立つこと、午前7時15分ごろに住吉駅で人身事故があり、抑止後の運転開始直後だったこともあり、ダイヤは大幅な乱れ。
 架線切断の現場付近も数本の列車が、ゆっくりと走行していたため、停止信号で停まったところ、その場所がエアセクション内で、起動したときに架線に大きな電流が流れ、溶断に至ったらしいとのこと。


 この区間、よく存じており、前面を見ながらよく乗っていましたので、確かにエアセクションがあり、「セクション抜け○両」という標識がありました。

 上の記事リンクの三つ目ページに、現場の地図がありますが、もう少し元町駅に近い所です。


 ラジオで一報を聞いたときは、複々線のどの線がアカンかったのか分かりませんでしたが、Twitterで線路上軌道内を歩く人の画像があり、複々線の一線のみ運転ということはできず、隣接線路ということで、下り線も運転見合わせとなりました。

 桜木町付近の事故も、今日のJR神戸線も、共通しているのは、ダイヤが乱れていたことです。根岸線桜木町付近の際は、花火大会多客で、駅停車時間が長くなり、後続列車が駅(の停止信号)に近づきすぎました。
 今日のJR神戸線も、朝方の住吉駅人身事故で、暫く運転見合わせとなった後の運転再開で、短い区間に列車が入り過ぎてしまったようです。
 そのため、停止信号にあたり、エアセクション内に停まってしまった、ということで、エアセクションの位置のあり方も、今後、見直さなければいけないようです。

子どもにタバコ吸わせるバカな親

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 中日新聞と、今日のマスコミ各社ニュースからです。2歳児にタバコを吸わせた親が、その様子を動画に撮り、インターネット上で公開していました。
中日記事。元記事は横長ですが、二段に編集。


 こんなこと、私のブログでは取り上げることはありませんが、この動画は見ました。
 Twitterのタイムライン(※1)でリツイート(※2)の形で、ツイートに動画が添付されていて、私のPCは添付された動画は自動再生しますので、タバコを吸う(吸わされた)様子を見ました。
 リツイートした方は、こんな親がいる、という批判でリツイートしたものですが、私は、バカバカしくて、それ以上係る気はなく、それまででした。
 そうしたら、今日の朝のNHKラジオのニュースで、2歳児が父親にタバコを吸わされて、その父親と、交際相手の女性が逮捕された、というニュースがあり「あぁ、あれのことか」と直ぐ分かりました。

 世の中、利口より馬鹿が多いのは分かっていますが、こんなバカがいるんですね。父親失格以前に、・・・これ以上は自己規制。

 つまり、この父親が開設しているフェイスブックに、タバコを吸わせる様子の動画を載せ、その動画を見てビックリしたある人物がその動画を保存し、それを今度はTwitterに載せ、それが拡散して私の目にも触れた、というものです。

 こうしたwebで発信するのは、私もこうしてブログをやっていますし、Twitterのアカウントも持っていますので、発言には方々注意しています。
 これまでにも、Twitterで、コンビニの冷蔵庫に入って楽しんでいる画像を載せたバカがいて大炎上した、等々のニュースがありました。
 Twitterは別名「バカッター」とも言う人がいて、バカ発見ツールだとも。
 馬鹿なことをして、何かしらの気持ちで世間に発信したくなるのだそうですね。

 今回のこの親の場合、フェイスブックだったそうで、私はフェイスブックはやっていないので詳しくは分かりませんが、誰でもがこの父親のフェイスブックページにアクセスできるわけでは無いと思います。
 友達認定された方が、この動画を見て、Twitterで発信したのだろうと思います。

 百歩譲って、子どもにタバコを吸わせたとして、その様子を動画に撮ったとしても、それをフェイスブックに上げる気が分かりません。
 こうした馬鹿なことをネットで公開すれば、大炎上することをこれまでもありましたのに。
 その点で、この親の知性というか品格を疑います。

 Twitterでその後、この親からとみられる文章がコピペされたツイートがリツイートされてきましたが、助詞の「は」が「わ」としており、その点でも品格を疑います。
 いえ、これはその人物が内々に使っている言葉なのかもしれません。私もスケジュールのことを「スケベジュール」としたり、何々はありません、というところを、何々は有馬線、とも書いたりします。
 その一環だろうとは思いますが、この父親にとってタバコは至極当然で、子どもにも吸わせてやろう、という気持ちが自然に出てきたのでは、と想像します。

 そう思うと、この品格の無さは、むしろ気の毒にも思います。

※1:タイムライン=Twitterのフォローしている方のツイート(発言)が時系列に並んでいる画面。
※2:リツイート=他人がツイート(発言)したものを、自身の発言として再度ツイートするもの。必ずしも賛同の意ばかりではありません。

やはりエアセクションでの停止だった

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 神戸市ンweb版記事からです。16日朝に起きた、東海道本線(JR神戸線)の元町駅付近架線切断事故は、運転士の停止を禁ずる区間の確認が不十分であったと、JR西日本社長会見で述べたとのことです。
 つまり架線の接続区間である、エアセクション内の停止で、起動時に大電力が二本の異なった電力供給区間を短絡させ、架線溶断に至ったとのことです。

記事:JR架線切れ「運転士の認識不十分が原因」 社長が謝罪会見

 現場付近はよく存じている区間で、当該のエアセクションも存じております。
 具体的に信号との位置関係を確認するために、Youtubeの前面動画を見てみました。
そのキャプチャ画像です。

 手前のビームに12と数字が書かれた板があり、これがセクション抜け12両の標識です。
 その先方に閉塞信号機があり、さらにその先方に元町駅。
 架線切断に至った新快速は、この信号機の停止信号現示で停止しただろうと思います。
 セクション抜けの標識位置から推察できる通り、信号機のギリギリ手前まで進まないとセクション抜けになりません。
 鉄道車両という編成で何百トンもある物体ですので、停止信号を認めたら、極力手前で(信号機から離れて)停止しようとします。
 16日の件では、信号機からいくらか離れた、セクション内で停止信号を認め、なるべく近づかずに、結果的にセクション内で停まってしまっただろうと想像します。

 セクションの入口標識もありますが、ダイヤ乱れでノロ・ノロな運転ですと、つい見落とされるのかもしれません。
 私も前面見ていて、セクション入口の標識はあまり意識していませんでした。

 JR西日本社長会見では、この事故を機に、大きくリスク要因の洗い出しにかかるということで、エアセクションの示し方も変わるかもしれません。


 ちなみに、架線柱ビームにある、セクション抜け○両という標識は、何年か前にJR東日本の東北本線浦和付近(だったか?)で起きた、同様のエアセクション内停止で架線溶断で、大規模な交通マヒが起こった後に設置されたものです。
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