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名古屋の民放AMラジオ局・FM補完放送開始

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 昨日の中日新聞中間記事からです。名古屋の中波民放ラジオ局がFM波でも番組を送出する補完放送を始め、その記念として、本放送が始まった10月1日午前九時からは、CBCラジオと東海ラジオ放送とが同時に同じ内容で放送したことを伝えています。


 中波民放ラジオのFM補完放送は以前にも弊ブログで書きましたが、その理由をかいつまんで書きますと、中波放送はその電波の特性で、雑音を受けやすく、昨今は鉄筋の入ったビル建物も多く、受信環境が頗る悪いところもあり、安定して良好な受信環境で災害時にも有力な情報ツールと為すべき理由としてFM波でも同じ内容を同時に送出するものです。

 その本放送が、10月1日午前9時から始まり、その記念番組として、CBCラジオの「つボイノリオの聞けば聞くほど(略称:聞けば)」と東海ラジオ放送の「かにタク言ったもん勝ち」が同時に同じ放送で、さらにCBCの「聞けば」のアシスタント、小高直子CBCアナウンサーが東海ラジオ放送へ出向き、逆に東海ラジオ放送の「かにタク言ったもん勝ち」の蟹江篤子さんが、CBCラジオへ出向いて、相互の番組スタジオへ訪れて同時に同じ内容を出すという企画。
 そのうち、CBCラジオの「つボイノリオの聞けば聞くほど」の様子が写真付きで中日新聞に載っていまして、つボイさんと蟹江さんが同じスタジオで話している不思議な光景。

 蟹江篤子さんは、元東海ラジオ放送のアナウンサー。今は定年退職されフリーの立場ですので、CBCラジオに出られても不思議はないのですが、CBCの小高さんが東海ラジオ放送へ出向き。東海ラジオ放送の電波でも聞こえる、というのはある意味不思議な現象です。
 尤も最近では、NHKの企画で、全国の生放送のスタジオとを結んで同時に何か話すというものがあり、その際に、CBCラジオの「聞けば」のスタジオと結び、つボイさんだけでなくCBCの局アナである小高さんも、全国のNHKラジオで流されました。


 この同時放送は、普段CBCラジオの「聞けば」を聞いていますので、同時放送も聞いていました。アシスタントさんが相互に入れ替わり、何か特番の形で全編行くのかと思ったら、相互の同時放送は最初の10分だけ。その後は通常の放送に戻り、互いのスタジオへ訪れたアシスタントさんは、元へ戻りました。

 こうした、ラジオ局の垣根を超えた取り組みは、ラジオ放送をもっと活かそう、ということで最近はよく行われています。
 その一つが災害時に有力なツールとなるもので、そのために普段から親しんでもらうための受信環境向上で、中波放送での受信感度向上には限度があるので、FM電波を使って、新たな放送波で番組を放送するもの。

 CBCラジオ、1053kHzは、同じ周波数で、北朝鮮か韓国の大出力放送局があり、夜間になると混信が発生します。
 特に、愛知県北部から岐阜県美濃地方にかけては最悪で、そのためにCBCラジオの中継局を岐阜県川島町に設置して、岐阜中継局としています。
 また東海ラジオ放送は、名古屋市東部の千種区東部から名東区にかけて、さらに尾張旭市や長久手市では、地形の影響なのか、昼間でも受信感度がよくありません。
 これらの為にFM電波で同じ内容を放送するものです。

 なお、本放送は10月1日午前9時(日本時間9から始まっていますが、試験放送は8月の下旬から始まっていました。
 午前9時なのは、放送の世界は国際標準時(今は協定世界時UTC)で事を奨めますので、UTC10/1 0:00から本放送というわけです。

 本放送と試験放送は、電波を出す、という点では同じですが、本放送は必ず電波を出して規定の番組を出し続けなければならず、「ちょっと具合が悪いから電波止めて調整しようっと。」ということができません。
 それが出来るのが試験放送なわけです。

 FM補完放送の周波数は、CBCが93.7MHz、東海ラジオが92.9MHzで、以前のテレビ電波、1CHの辺りです。
 テレビの地上アナログ放送を終了して、空いた周波数帯を、ラジオ局に新たに割り当てたものです。

 この周波数帯が受信できるFMラジオはそんなに多くは無く、実は私も持ってはいません。
 古いラジオで、テレビ音声も聞こえる、という機種はFM補完放送、聞こえます。

 それと、このFM補完放送、災害時のバックアップの理由が大きいのですが、これまで受信側のことを多く説明されてきました。
 実は送り出す放送局側でもバックアップの理由が大きく、現在の中波放送の送信所が使えなくなった場合に備えて、という理由もあるのだそうです。

 それで、ピンときました。
 CBCラジオの送信所は伊勢湾のすぐ近くの三重県長島町。
 台風襲来や地震等による津波があれば、防波堤を超えて海水がくる恐れがあります。
 そうなった場合でも放送が続けられるように、とのバックアップ。

超大型台風

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 台風23号は、本日正午に温帯低気圧に変わりましたが、爆弾低気圧として猛威を振るっています。

 その台風23号は、昨日、超大型のサイズになり、久しぶりというか珍しい現象でビックリしました。
大型とか超大型とかいうサイズのランクは、風速15m/s以上の範囲の大きさのことをいい、その半径が800km以上の台風を超大型とされます。
なんでも2011年6号台風(T1106)以来4年ぶりということで、見事にデッカイ強風域の円が日本列島東の沖にありました。
台風進路予想図をダウンロードしておけばよかったと思っております。

 台風23号は、南鳥島近海にあった頃から東経150度線に沿って北へ進む予報が出ていました。
実際には微妙に西へずれていましたが、このまま北へ進めば、台風勢力のまま寒気が入り、台風の看板が変わって温帯低気圧になり、猛烈に発達するだろうと予想していました。

 結果は、その通りで、台風23号改め、温帯低気圧が北海道から本州東部沿岸に強烈な風と高潮となっています。

 よく台風が弱まると熱帯低気圧に変わると言いますが、この場合は単純な降格。
しかし、寒気が入ると、熱帯低気圧としての構造が変わり、温帯低気圧となります。
この場合、台風勢力が衰えていなくても、です。
寧ろ、台風勢力のまま温帯低気圧に変わると、低気圧としてはさらに発達するもので、しかも台風であれば中心付近に猛烈な風が吹くものですが、温帯低気圧となれば、広範囲に「満遍なく」猛烈な風が吹きます。
故に、爆弾低気圧とされるもので、天気予報で単に「低気圧」とだけ言うでも、ピンキリ。
熱帯低気圧の強い風が吹くものを「台風」というように、温帯低気圧の強力版の新たな名前が欲しい所です。「爆弾低気圧」ではとってつけたような名前。

 今日18時の天気図。気象庁webサイトより。952hPaなんてすごい発達のしようです。


 台風だった午前9時は955hPaでした。
 台風から遠く離れた一宮市でも強い風。歩いても時々ふらつきました。

 最近、こんな強烈に発達する台風や低気圧が多いですね。

 なお、超大型とか大型とかは、台風の15m/sの範囲の大きい小さいのことで、台風自体の強さではありません。強さの表現は、最大風速で判断し、「強い」「非常に強い」「猛烈な」の三階級、それと強さの表現が付かないノーマルな台風があります。

建主改従

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 MSNの記事からです。今のPC、IE(インターネットエクスプレス)を起動すると、MSNが出ます。つまりMSNがホームページなのですね。
 そのMSNの記事にこんなのがありました。

全国新幹線計画は「改軌論」の亡霊

 つまり昭和40年代の終わり(角栄さんの日本列島改造論か?)に出された全国新幹線計画は、かつて我が国にあった「改軌論」の名残なのか、に言及したコラムです。

 改軌論というのは、その名の通り、軌間を改める、即ち我が国の基本的な鉄道の軌間は1067mmですが、これではいわゆる「狭軌」。
 狭軌は、最高速度も輸送量も抑えられ、大量・高速輸送には不向きだということで、昔から国際標準軌間にしたい、という希望というか、計画がありました。

 大正時代に、全国の主要な鉄道が国有化された後に出てきたのが、改軌論。
 狭軌の不都合を取っ払い、国際標準のゲージ(ゲージとは軌間だけでなく、車両限界を含んだ規格)にして、国際直通列車や、そうでなくとも、国際的にそん色のない鉄道を目指そうというものです。

 しかし、折角敷設された鉄道を、1435mmの標準軌に改築すると、その期間は運転が出来なくなりますし、莫大な費用がかかります。
 全国的には、まだ鉄道敷設の要望があり、1067mmの狭軌でいくか、1435mmの標準軌に改築するか、の論議が出てきました。
 実際に、1435mm軌間の試験線ができたりしましたが、改築する費用は、新線建設に充てるべきだ、という論議が勝り、やがては標準軌に改築することにして、取り敢えずは狭軌で造ろう、というもの。

 これが「建主改従」と言われているもの。

 鉄道省内では、改軌論者に不満が募り、やがてこれが大陸で頑張ることになります。
 歴史的にはどうかと思いますが、南満州鉄道。
 これが当時の国鉄(鉄道省)の改軌論者が作り出した鉄道で、欧州連絡も前提とした大きなサイズの車両。

 それを本土で逆輸入の形で実現しようとしたのが、弾丸列車計画。
 弾丸列車は、東京から下関まで、1435mm軌間による高速新線の計画で、青写真に南満州鉄道によく似た車両があります。

 弾丸列車計画は、太平洋戦争の影響で中断、戦後中止となり、その計画を掘り出したようなものが、現在の新幹線。
 ちなみに弾丸列車計画も、新幹線計画とも呼ばれていました。

 そうして、昭和39年に東海道新幹線が開業しましたが、弾丸列車計画の焼き直しのようなもので、線路用地もトンネルも弾丸列車のものを使った箇所が多いです。なので、計画から5年という短期間で開業できました。

 全国新幹線計画は「改軌論」の亡霊というところ、系譜を考えると十分、納得できます。

*** 追記 ***
 狭軌で歩んだ日本の鉄道は、マイナスをプラスに換える発想で、技術改良が進み、お蔭で狭軌ながら、欧州の鉄道と遜色のないサイズの車両で運転できるようになり、結果、日本の鉄道技術は、世界最高水準となっています。

京都市の御所の東・鴨川に近い所に億ション

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 京都新聞web版10月8日配信記事からです。KBS京都ラジオとMBSラジオでも話題にしておりましたが、京都市の御所にほど近い鴨川縁に、分譲マンションが建つ計画だそうです。
一戸当たり最高価格が7億円を超えるとかで、マンションではなくて、億ションとは、ラジオの某番組での話。

記事:京都に1戸7億円マンション 西日本最高額、御所の東

 マンションは、「ザ・パークハウス京都鴨川御所東」地上5階地下1階で総戸数85戸。鴨川に面するのは東向きになり、全てが1億円超。

 某ラジオの番組では、「誰が買うんでしょうね」ということでしたが、同じくその番組MCの方の話、「殆どが東京など関東地方の方が買う。しかも京都へ来た時に泊まる用の、いわばセカンドハウス。京都旅行へ来て、毎度ホテル・旅館に泊まるくらいなら、セカンドハウスを用意した方が良い」とのこと。
ハァ~、ですね。とはその番組アシスタントの方。


 目玉は大文字さんの送り火が部屋で見られる、ということだそうだ。
 ということは、これまで見られたところからは大文字さんの送り火が見られなくなる、ということ。

 京都市は、建築物の高さ制限をしてきましたが、なし崩し的になろうとしている、とはそのラジオ番組での弁。

 地上5階は、そう特別高いものではないけど、「鴨川沿い」というのがポイント。景観を大きく左右します。
 

 建設場所を確認しました。京都市上京区河原町通荒神口下ル上生州町。京都地方法務局の南敷地。
 法務局の土地払い下げ公告もあり、国有地の払い下げのようです。
 敷地の東側は、樹木の並びの向うに鴨川。

 建蔽率から考えて、敷地全てがマンションではなさそうですが、鴨川左岸(東側)から見た西の景色は左右しそうです。

 しかし、折角の土地がセカンドハウスか。セカンドハウスを持つのは購入者の勝手ですが、市中心部の住まいを、セカンドハウスにするというのはどんなものだろう。
 多くの人が暮らすべきだと思いますが、アカンのかなぁ。

野生動物との衝突は悩みのタネ

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 京都新聞web版記事からです。京都府北部を通るJR西日本などの路線で、鹿や猪などの動物と衝突することが多々あり、しかしローカル線ゆえにあまり対策に費用もかけられず、困っている、との記事。
記事:野生動物の列車衝突増加 京都府北部、悩むローカル線

 京都府北部の地域は、猪が多いところですね。鹿は全国的にいます。
 こうした小動物と衝突しても、車両側に大きな損傷は起きないものの、衝突後の確認などで、ダイヤに影響がありますし、車両への大きな破損がなくても、ブレーキ管が破損し、ブレーキが効かなくなることもあり得ます。
 また衝突防止で、出没区間は速度を落として、運転することもあり、列車遅延でダイヤに影響します。

 小動物対策で、動物が嫌がる匂い、例えばライオンなどの猛獣の糞を混ぜたものをバラストに撒いたりしたことがありますが、匂いの効果は限定的で、やがて動物は慣れますし、匂いも日が経つと薄れていきます。

 同じく小動物対策ではJR東海のキハ85形で、正面にスポンジクッションを付けたものがあり、一定の効果があります。

 記事の写真に、線路沿いに網を張ってある画がありますけど、出没区域全てに張り巡らせることは経費的も無理な話で、JR東海の特急形キハ85形のように、衝突しても柔らかな衝撃で受け止め、線路外に押し出すのが、一番手間がかからなそうな対策かもしれません。


 小動物との衝突では、私も経験しました。JR西日本ではありませんが、JR東海の管内。
 関ケ原町地内を走行中、急に速度が落ち、やがて停止。非常停止ではなく、常用最大でした。
 暫くして、鹿と衝突した旨の案内放送。
 おかげで8分ほど停車の後。少し回復して大垣駅へは7分遅延で到着。

新大阪駅構内に駅ナカ

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 神戸新聞web版記事からです。大阪府の新大阪駅構内に、12月に駅ナカ商業施設を全面開業するとのことです。
 駅ナカ、というのは、駅の改札内にある商業施設で、鉄道利用者を対象とする、乗降や乗り換えの際に利用してもらう店舗です。

 新大阪駅構内の在来線改札内に開業するとのことで、今年3月に26店が先行開店していたとのこと。
記事:新大阪の駅ナカが全面開業へ 12月21日、36店舗

 全面開業で、JR西日本の駅ナカ施設としては最大規模になるとのことです。


 新大阪駅の駅ナカ店舗ですか。
 新大阪駅は、旅客の発着点よりは、乗り換えで利用する方が多いです。
 しかも新幹線利用者は旅行者も多く、土産購入需要も多いです。

 以前から、構内営業店舗がありましたが、それらしきお客さんを多く見かけました。

 新大阪駅構内のJR西日本改札内、どの辺りだろう。
 体調崩して、関西へは出かけていないので、先行開業したエリアも分からないままでした。

 新大阪駅構内営業店舗だと、以前はよく利用していた、蕎麦屋。
 いわゆる立食いそばですが、食券購入と蕎麦の調理場とが離れています。
 それでも食券を求めてカウンターへ行くと、蕎麦が出来上がってきます。
 これが不思議で何度か行きました。
 すると分かりました。食券を求める時に、売り場のおばさんがメニューを声に出して言うてます。
 さらに見ると、マイクが着いており、その声が蕎麦カウンターの中のスピーカーに伝わり、そこで、ソバをゆがいて調理をする・・・、という具合。


 駅ナカは、昨今流行りですが、個人的にはどこか寂しさを覚えます。
 鉄道利用者のみを対象とし、街から駅ナカの店舗を利用するだけでも入場券が必要です。
 その入場券も発券時刻から1時間だけしか有効しません。1時間を超えるごとに、1時間分の入場料金が必要です。
 つまり買い物も、食事もゆっくりできませんし、そもそも店に行くだけで、入場料金を払うのは、とても馬鹿らしいと感じています。(まだ駅ナカを利用したことはありませんが)

消費税減税還付方式撤回かな

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 中日新聞記事からです。2017年度に予定している消費税10%で、食料品など生活必需品を8%に据え置く軽減を、検討していた還付方式を撤回し、直接軽減税率にするということらしいです。
 弊ブログでも以前に書きましたが、還付方式で、マイナンバーカードを用いて、レジ清算時に軽減分をセンターに記録させ、後日その軽減分を還付するという、アクロバットなややこしさは撤回されそうな状況です。
 マイナンバーで、厚生労働省のお役人が贈収賄に係った、との報道で、消費税還付で必要となるマイナンバーカードがどうなるのかと思った矢先の今朝の報道です。
中日新聞記事スキャン。


 直接軽減税率で、支払った方が、消費者側にとってははるかに楽です。
 至極当たり前な感じですが、霞ケ関のエライ様には当たり前ではなかったようで。

 私もシステム関連の流れは分かる方なので、還付方式の方が合理的ではあると思います。
 しかし人間、そうなんでも合理的で図れるものではありません。

 消費税減税分を還付申請して、それから返してやる、という見事なまでも高い位置からの発想。これは霞ケ関住民でないと出てきません。

 しかし事業者は負担だろうな。
 大きい所は、せいぜい費用負担してまでやってください、と言えるけど、小さいお店は大変だろうと思う。
 10%商品と8%商品が混在して、それぞれで申告しなければならない。

 故に、経済団体側は、そもそもの軽減税率導入を反対していたわけで、そこからの支援で動くJ党は計減税率には慎重で、K党の意向を受けて、還付方式で軽減税率を導入したわけですね。
 それがどんな経緯があったのか、還付方式の撤回。
 これが当たり前と言えば当たり前です。

 なぜ一旦払い過ぎて、それを申告の上、還付を受けるという、お上志向な思考になるのだろう。
 しかし何かと住みにくい世の中になったものです。

誰もが健康体では無いことを前提に自動車の操縦

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 本日、というか日付が変わって10分ほど経っていますが、昼間からブログに書くべきネタがいくつかありましたが、午後7時のNHKラジオニュースで、心が痛くなるニュースがありましたので、これについて書きます。

 NHKのニュースでしたので、NHKのニュースサイトでもページがあるだろうと検索しました。
ニュース記事・目の不自由な姉妹 出勤途中にはねられ 妹死亡

 15日の朝方、新潟市で目の不自由な姉妹が腕を組んで歩いていたら、車道に近い方を歩いていた方が、前から来た自動車にはねられて死亡した、というニュース。

 気になったポイントは、目の不自由な姉妹が道を歩いていた、目が不自由という最大のハンディを負った姉妹二人、支え合ってここまで暮らしてきただろうと思います。
 その一方の妹を死に追いやった自動車運転手。残された姉は、この先どうして暮らしていけるのか、と。

 これを考えると、帰宅のバス乗車中でしたが、とても心が痛くなりました。

 はねた自動車の運転手も、交通事故を起こす予定で運転したわけではありません。
 いつも通りの運転をしていたわけです。その「いつも通り」の運転(操縦)というのが、事故に直結する要素をはらんでいたわけで、webページに現場の映像画像がありましたが、道はさほど広くはないけれど、人間と自動車はぶつからずにすれ違える程度の道幅。

 見た目、この道路、高速走行の傾向があるようです。アスファルトと、路側帯の白線の剥がれ方が、いかにもタイヤの高速走行が多いことを伺わせます。
 こういう道路は、歩く側が危険を感じて一列で歩きます。
 しかし、事故にあった姉妹は目が不自由。よって腕を組んで二人並んで歩いたのでしょう。

 運転手はいつもの通りの速度で走り、二列で歩いている人も、一列で道の端に避ける「だろう」との運転、であったであろうと推定。
 人はだれもが健康体ではありません。
 自動車の運転手は、歩いている人が皆、健康で走行する自動車を避ける、という発想は捨てるべきです。

 幼い兄弟が事故にあった、というニュースも心が痛いけど、昨日の姉妹のニュースもとても心が痛いものです。

 しかし、なぜ自動車を操縦(運転)する人は、速度違反を当然の運転をするのだろうか。
 朝は、出勤に急いでいるから自動車の速度が速いのではありません。
 最初から、この速い速度で走行することを前提としています。
 5分早く出たら、落ち着いた運転、にはならないと思います。5分早く出たら、5分早く着こうと思うものだろうと考えます。

 この自動車運転手は、何らかの罰則が与えられることと思います。しかし、事故を起こした者を罰しても始まりません。交通違反自体に厳罰を与えるべき、というのが私の考え。

祖父江砂丘と大変貌した森上駅

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 今日は、祖父江砂丘で行われた、祖父江サンドフェスタの砂の造形を見てきました。
 サンドフェスタの本番自体は、10月10日と11日でしたが、砂の造形オブジェは、18日まで展示するとのことで、行ける日だった今日、行ってきました。

 祖父江砂丘とは、木曽川の流れ、旧中島郡祖父江町の大字祖父江から大字拾町野にかけての木曽川左岸に広がる砂地。
木曽川の流れに乗った砂が、流れがゆっくりになるこの辺りで、伊吹おろしの風に吹かれて、左岸に堆積したものです。
この砂を使ってのイベントが中島郡祖父江町時代から行われており、その名は「サンドフェスタ」。

 フェスタの目玉は、豊富な砂を使っての造形作品作り。

 祖父江町時代には、何度か制作過程の様子を見ることが出来ましたが、稲沢市編入以降は、本番はもちろんのこと、制作過程も見ることが無いまま過ぎました。

 祖父江町時代には無かった、最大の変化は、フェスタ本番の日は森上駅から送迎バスが出ていたこと。祖父江町時代は送迎バスは無く、地元の方や縁の方が知るのみのイベントでした。森上駅からのバスを用意することで、遠隔地からの来場者も狙っているもの。

 過日、ラジオの中継で、このサンドフェスタの砂の造形から中継があり、本番が過ぎても18日までは、展示するということで、久しぶりに行ってみました。

 そこまでの交通機関は無いので、少し遠いですが、祖父江ふれあいの郷まで稲沢市コミュニティバスを利用します。


 ここからが遠い。今日はふれあいの郷が休館日でしたが、バス発着のため、敷地の門は開いていました。


 村祭りの様子ですね。幟が立っています。


 堤防を越して、木曽川の流れに近づきました。


 悠々と流れます。川幅は1km以上あります。


 家からも養老の山々が見えますが、ここまでくると、間近に見えます。


 砂の造形展示。場所が変わったようです。以前の祖父江町時代は、先に見える木の列の向うでした。


 国府宮神社のはだか祭りの奉納鏡餅。


 作品にも稲沢市のものが多くなりました。はだか祭りなので、儺追布。


 祖父江町には、善光寺東海別院があります。今年は善光寺さん御開帳の年。(御開帳はもう終わりました)


 屋根の造形が上手い。



 四国は、土佐のくろしおと波。


 波の造形が上手い。


 約2時間ほどの滞在の後、ふれあいの郷へ。
休館日ですが、バスが出入りしますので、少し開いています。


 帰りのバスは、国府宮まで乗るつもりでした。
 しかし、往きに乗ったバスで見た、森上駅前の大変貌が凄まじく、これは降りて見なければならないと、予定を変えて、森上駅で下車し、尾西線で一宮へと戻ることに。

 その大変貌ぶりの森上駅前。


 駅前の旅館「森上屋」は残っていますが、直接車で葉乗りつけられない構造に。


 有名なお菓子屋さん、松月堂はそのままですが、何やら行きにくい構造に。


 ガソリンスタンドはどこ行った。


 森上駅に至る道と、八神道とさらに細く狭い道が交差する、五叉路はそのままでした。


 松月堂さん前から北を見ますけど、写っているガソリンスタンドがシェル石油で、移転(立ち退き)した店舗のようです。


 松月堂さん前から森上駅。


 昔の八神道。左に見えるロータリーには、古い家が並んでいましたけど、立ち退きになったのだな。


 尾西線と八神道が交差する踏切付近から。


 理容店や自転車預かり所が並んでいたのですけど。新聞店も。
 それとガス屋さんもありました。


 八神道踏切付近は、昔のまま。こういうの見るとホッとします。


 駅前ロータリーなので、バスの発着・転回は容易になりました。


 元はホームだったところのバス転回用スペース。
ここは名鉄の敷地なので、ロータリー計画には入っていなかったらしい。


 森上駅は善光寺さんへの下車駅。
 石碑は柵の中へ閉じ込められてしまっています。これは以前からのことです。


 この石碑は、大正に入ってからの建立。その当時は、この1番ホームにも旅客列車が発着していたのだろう。


 奥町駅から持ってきたゴミ集積用の箱はそのまま。


 昔からの森上旅館と食堂「のんき屋」。
 この光景は変わらないけど、地べたが違っています。アスファルトではなく、歩道タイル。


 このたこやき屋さんは、そのまま残っていた。嬉しい。
久しぶりに店の大将と会い、ロータリー建設の話をいろいろと伺いました。


 ここのたこ焼き屋、事前に電話するように、とされていまして、祖父江砂丘で森上駅に寄ることを決めた時、タコ焼き屋さんにも寄るつもりになり、電話しようとして、ハテと手を止めました。「ロータリー建設で立ち退いているかもしれない」。
 バスを降り、行ってみたら店がありました。大将にそのことを放したら、笑ってました。

 なんでも、昨年の秋から工事が始まり、こんな姿になったのは、今年春とのこと。

 この変わり様は、単に変わった、ではなく、恐ろしいほど。
 街の姿が変わると、痴呆症が起きる、という説がありますが、その説が何となくわかります。

 少しずつの変化なら兎も角、いろいろあったものが一気に無くなってしまう。
過日の茨城県の水害でも、そんな感じ(感覚)だったのでしょうか。

 森上駅前の超大変貌を見て、それは恐ろしい感覚になりました。

ホーム柵が取り付けられた東山線名古屋駅

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 本日は、名古屋市の地下鉄東山線にのり、星ヶ丘まで行きました。
 ホーム柵の取り付けスケジュールからですと、名古屋駅分も取り付けられたので、どんなかな?ということで、一列車遅らせて様子を見ました。

 柵がつけられただけで、ドアの使用はまだ先です。


 ホームドアが開いたままで発車。




 名古屋駅のホームドア使用は、10月25日から。




 星ヶ丘駅に着くと、ホーム柵取り付け準備工事が始まっていました。


 星ヶ丘駅の藤が丘方向も、停止位置が少し前方へ移動していました。


 星ヶ丘駅、お向かいの高畑方向は、停止位置はそのままのようです。


 ホーム柵、まぁいいですけど、一つ困ったこと。
優先席狙いの私としては、入って来る電車の優先席の空き状況が見難くなりました。

 それと、交通局職員ではない、警備員を配置して、子どもが柵に触れていると、「触っちゃいけない」と注意。触るくらいなら大丈夫だと思うけど、なにか具合悪かったのかな。
 前夜に取り付けて、下がまだ固まっていないのなら分かるけど、11日の先週日曜日に取り付けられました。

列車の空間位置情報で速度制御

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 10月15日配信の京都新聞web版記事からです。
 JR西日本では、列車から無線で発信する位置情報から速度制御を行う新システムの走行試験を山陰本線で行っており、その様子を報道公開したとのこと。
記事:JR西、京都で走行試験列車速度制御の新システム

 つまりこれ、速度制限をATSで行う場合、従来の地上子で信号発受信を行うのではなく、列車の位置情報から速度制御を行おうとするものだそうです。

 列車の位置情報は、GPSによるものですね。
 地上子によらず、GPSに拠ろうという構想を聞いたことがありますが、これJR西日本でだったのですね。

 直接的にはJR西日本では、福知山脱線事故があり、点制御となるATSでの速度制御が出来なかったことからの新システム。

 先行列車もGPSの位置情報を発信し、後続列車は、先行列車からの位置情報を基にブレーキ距離を割り出し、近接するような場合に速度を抑えるというシステム。
 先行列車との間隔は、固定された閉塞区間に拠るものですが、いわゆる移動閉塞式の概念ですね。


 しかし、こうした電子制御の保安装置は、万が一誤動作した場合が心配です。
 高速列車の代表格、新幹線は、故障の場合は、故障と判断せず、制御信号波が無いのも「信号情報」としていますので、フィルセーフの考え方で、安全が保てます。
 しかし、移動閉塞は、制御装置の故障が起こったら・・・。
 それなりの対策があるでしょうし、やがてどこかでシステムを教えていただく機会があると思います。

電力自由化

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 昨今のニュースに「電力自由化」とうものがあります。
 数日前にもこのニュースがあり、それを基にブログ書こうとしましたが、何だったのだろう?(ええ加減なもんや)
 電力自由化というものは、現在は発電から送電を行い、各戸に配電する事業を一括に、地域独占を行っていますが、小規模な太陽発電力を電力事業者に販売したりしており、さらに一歩進んで、各戸の電力供給先を自由に選べる、というもの。

 この仕組みで、以前に似た疑問を覚えました。
 それは、電力を自由に選べるって、配電線はどうなるの?という点。

 以前での疑問とは、名古屋市交通局の告示を見に、せっせと名古屋市役所に通っていた頃。告示が収録されている名古屋市公報には、通常の告示などの公告のほか、「調達公告」があります。
 名古屋市の各所で用いる物品調達の公告で、早い話が入札を行う告知文書です。
 その調達公告の物品に、時々「電気」というのがあります。
 いわゆる電気・電力で、これを入札で調達先を決める、というもの。
「そんなもの、中電さん(中部電力)に決まっとるだろ」
 と思いましたが、事情通によれば、用水路のダムと同じ関係、というもの。

 つまり、例えば愛知用水は、御嶽の麓の長野県王滝村の牧尾ダムを水源としています。
 その牧尾ダムから、延々トンネルで愛知用水まで水を引っ張ることは無く、木曽川の愛知用水取り入れ口から水を得た量と同じ量を、牧尾ダムから水を放水するわけです。

 それと同じで、調達で落札した電気発電の業者から電力線を中部電力の送電・配電線に接続して、名古屋市公所では必要な電力を得て、同量の発電量を落札した事業者が発電するわけです。

 つまり、水も電気も、固有のモノではなく、量で決まるので、このようなことができるわけです。

 電力自由化で、電力会社を自由に選べるのもこのイメージだそうで、新規参入の電力会社が送配電線を建設するわけでは無く、既存の電力会社が設置した送配電網を使うわけで、電力自由化のモデルには、この送配電設備の使用料支払いも入っているそうです。

 素朴に思うのは、送配電網は既存の電力事業者が努力して?設けたものです。
 使用料を払うものの、それまでの努力の上で電力事業を行うわけで、いいとこどりのような気がします。

 こういう考え、古いのかな。


 余談ですが、名古屋市公報調達公告で。
 調達・発注元が交通局の公告は面白いです。いろんな物品を調達しており、少し前はカード乗車券の素材調達公告。カード乗車券とは、回数券や一日乗車券のカード原券です。
 バスの方向幕電子表示装置の公告があると、市バスの方向幕が、LED化されるのを予感したりしました。
 交通局の調達物品で、大きなものは、市バスのバス車両そのもの。
 バス車両は、以前は随意契約で、それぞれの車庫にはバスのメーカーは固定されたものでした。
 それが今は調達毎に、一気に120両、又は180両の調達で、それらは同じメーカー。
 なので、年度毎の市バスメーカーは、何処の車庫所属も同じメーカーです。

シカは鉄分補給で鉄道線路へ

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 今日のCBCラジオ放送「北野誠ズバリ」の中のニュースコーナーで、動物のシカと鉄道列車とが衝突することが多く、その対策として、「シカホイホイ」なるものが考え出された、と伝えていました。
 乗りものニュースからの引用で、そもそもシカは鉄分を求めて、鉄道のレール沿いにやってくるもので、それなら予め鉄の素材でできたもので、シカをおびき寄せて、線路内に入らないような対策が考え出された、ということです。

 乗りものニュースは、普段から見ておりますが、この記事は見落としていました。
 過日、弊ブログでも、JR西日本での取り組みを京都新聞が報道したことを書いています。

乗りものニュース記事:シカの線路侵入、目的は鉄分補給 生態を分析した誘鹿材が登場

 シカは鉄分を求めて、レールをなめたりするらしく、しかも曲線部分となれば、摩耗したレールの鉄成分が散らばっています。

 そこで、鉄メーカーである日鐵住金建材が鉄を素材として、このシカの習性でおびき寄せるものを開発したというものだそうです。
 ラジオの中では「『シカホイホイ』とでもいうのでしょうか」などと話しておられ、シカを殺傷せずにすむので、鉄道以外でもシカの害に悩むところで用いられるのでは、などと締めくくっていました。


 シカが鉄を好むのは、今回初めて知りました。
 これまで、シカと鉄道列車と衝突するのは、単純にエサを求めて、里に降りてきているのかと思っていました。
 モロに「鉄」目当てなのですね。
 レールで鉄分補給とは、まるで鉄道ファンみたいです。(鉄道ファンが、鉄道の活動をすることを、「鉄分補給」と俗称しています)
 それなら、バラストにライオンの糞を撒いて、猛獣の匂いをつけても、そこにレールがある限り、シカはやってくるわけです。

落語は音楽だ!

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 本日は、熱田文化小劇場で、「落語は音楽だ!」と題して、いつもお世話になっているピアニスト平山晶子さん、落語家司馬龍鳳(しばりゅうほう)さんの演奏会がありました。

 落語とピアノの演奏会は昨年の池下から二度目です。
 尤も、このお二方は龍アコと称して、落語会を多くなさっておられるようです。

 落語とピアノの取り合わせは、とても奇異に感じますが、よ~く考えたら、落語には囃子ものと呼ばれるお囃子が伴奏されることがあり、それのピアノ版のようなものと思えば納得ですし、実際その通りでした。

 演奏会チラシです。実物は手に入りませんでしたので、平山晶子さんブログから拝借。


 当日の演奏順のパンフレット。


 演目(曲目)。

 「饅頭怖い」は有名な噺。これは落語の単独で上演。

 続く、ベートーヴァン・ピアノソナタ8番悲愴(ひそう)は、ベートーヴァンの三大ピアノソナタの一つ。
 これの第二楽章が好きで、第一楽章とは違い穏やかな旋律。
 ベートーヴァンはこういうところがあって、有名な交響曲9番運命も第一楽章の有名な旋律の後の第二楽章は、とても穏やかなんです。

 この悲愴を前に、舞台上の高座を片づけて、ピアノの位置を移動したところ、私から見て、最高(最好)の位置にピアノが来ました。
 なんという。(嬉)

 この小移動の時間稼ぎで、平山晶子さんと司馬龍鳳さんのお話がありました。
 悲愴という大曲演奏前にステージでお話して大丈夫なのかな?などという心配は他所に、いつかリサイタルで演奏なさったように悲愴を演奏。

 第一楽章の始まりの「ジャーン」の音が特徴。(すみません、クラシック好きとは思えぬ表現で)
 演奏の表情は音楽職人らしく、厳しい表情ながらもベートーヴァンのピアノソナタのリズムに乗った表情が垣間見えます。

 続いての落語、分七元結は始めて拝聴する演目。古典落語で、その名は存じていましたが、大曲で、ネットでも聞くことはありませんでした。
 いわゆる人情噺で、かつてのナショナル劇場「大岡越前」で出てきたお話の原型のようです。
 大岡越前では、分七元結そのままではありませんが、噺の中の出来事がこれでした。

 今後再放送することがあれば、この分七元結のお噺を思い出すと思います。

 この落語分七元結は、ピアノの演奏付き。
 BGMであったり、心情を表す効果音であったりと、囃子物よりも多彩な表現ができると感じました。

 演奏曲目には無いアンコールは、ベートーヴァンのエリーゼのために。
 もう何度も演奏された曲で、平山さんも、演奏する、というよりは曲を愉しんでおられるような演奏でした。

中国からの旅行者が多い

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 昨日の熱田文化小劇場の後です。近くは熱田神宮がありますので、久しぶりに神域内に行って、ご挨拶してこようと行ってみました。
東門近くのイチョウは、もう黄葉しています。
市内のイチョウはまだ黄緑なのですが、ここのイチョウは、早め進行なのだろうか。


中にある信長塀。


 織田信長が桶狭間に出かける際に寄進したと伝わる土塀なのですが、正直何のための塀なのかよく分かっていません。
ただ史跡ということで、知っているのみです。

 この塀を入ったところが神楽殿前。
この広場ではかつては夏8月に名古屋薪能があったのですが、今は全国的な薪能の下火でやらなくなってしまいました。


 そしてここでふと気づいたのが、飛び交う中国語。
中国地方からの団体さんです。あ、中国地方言うても、岡山・広島方面とは違いまっせ。
海の向こうの中国。

 昨今は爆買ツアーだとか、ニュースで取り上げられていますが、松坂屋本店の店内アナウンスに中国語が加わり、中国人らしき人は見かけますが、マスコミに登場するような大勢の集団はこれまでは、見かけませんでした。
 そこへ昨日の熱田神宮。
 大きな声で中国語。一発で分かります。

 日本へ来ていただくのは良いですが、マナーがねぇ。
 かなり以前も、栄オアシス21の水の宇宙船のエレベータで上ったり下がったり遊んでいる集団がいましたし、正直うんざりです。

 熱田神宮、神域内です。
 基本、声は出さないのが作法ですが、こればかりは日本人でも作法を知らぬ人がいますので、何とも言えませんが。
 中国人はあまりまとまらないのですね。数人単位のあちこちで中国語が飛び交いますので、目だってしょうがない。

 中国からの旅行者が多いことを実感した日でした。


 さて、熱田神宮は以前は日常的に訪れていました。
 能楽殿がありましたので、そこへ定期的に。当時は社中会(稽古している素人さんの発表会)が多数ありましたので、それこそ「足しげく」という表現が似合うほど。

 名古屋城正門前に名古屋能楽堂が出来、能の会はそちらに移転し、能舞台としては使われなくなり何年か前にお別れ公演がありました。

 その後がどうなったのか偶に訪れてはいますが、2年前は建物はそもままで、今はどうなっているのか行ってみました。
 まだありました。


 秋風に吹かれて昔懐かしむ、という野宮の六条御息所のような感覚にふけると、ふと、二階の喫茶室で頂いたカレーの味を思い出しました。

 正面入口には、まだ熱田神宮能楽殿の文字。


 中から人が出てまいりましたので、訊ねてみました。
そうしたら、建物は倉庫代わりとして使われているとのこと。今日(21日です)は七五三関連で物の出し入れで来たとのこと、ということでした。

リニア非常脱出口が名古屋市の官庁街に設置

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 10月22日付中日新聞朝刊記事からです。リニア中央新幹線の万一のことを考え、非常脱出口の一つを、三の丸の官庁街に設ける、ということです。

記事。


 中央新幹線はそのルートの殆どをトンネルになりますが、万一の事態に備え、数キロ毎に地上へ脱出する非常口が設けられ、その一つ「名城非常口」が中区三の丸の官庁街に設けられるそうです。
 リニア中央新幹線は地上権が不要な、大深度地下トンネルを走行します。
 ルートは既に公表されており、三の丸の官庁街を西南から北東に斜めに通行します。
 既存の建物の基礎の下を通ることになります。

 連続地下の走行で、憂慮されるのは火災などの事故。
 そのための地上脱出口で、そんな穴、直径30mだそうで、それが三の丸官庁街に。


 記事の写真から見ると、中区三の丸二丁目2番の名古屋合同庁舎1号館西の公園。

 直径30mということで、非常口ということですが、恐らくは建設工事で必要な立坑となるものでしょう。
 シールド発進基地とか。
 トンネルはシールド工法で掘削されると考えます。
 シールド工法の工事は、お茶葉が入る缶の茶筒の蓋を大きくしたようなシールドマシンで、蓋側に回転する切羽があり、これで、土砂を掘っていきます。
 掘れば先へ進めますので、シールドマシン自体が前進します。その後方でトンネル内壁を施工していきます。

 そのシールドマシンを出し入れする場所が必要で、その立坑を工事完成後は非常口とするものかと考えます。
 津軽海峡線の、元・竜飛海底駅と元・吉岡海底駅ようなものですね。

 新聞記事では、リニア中央新幹線に万一のことがあれば、静かな官庁街の一角に突然、何百人もの乗客がぞろぞろと姿を現す可能性もある。と書いてありますが、そんな非常口からの脱出を行う事態になれば、地上も「静かな官庁街」ではなくなると思います。
 緊急事態ですもん。

 そういうことが起きない様に願うしかないですね。

 名古屋城外堀の内側、廠内地で尾張徳川家の重鎮の屋敷地だったところ故、遺跡発掘などの調査の後、着工とのことです。

 大深度地下を通る、リニア中央新幹線の非常口でした。

京都市交通局で多言語対応コンシェルジュ

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 10月23日付京都新聞web版記事からです。京都観光の外国人が増えていことから京都市交通局では京都観光に詳しいスタッフによる「おもてなしコンシェルジュ」の活動を始める、とのこと。
京都駅前バスターミナルを中心に、10の言葉で外国人旅行者に対応する、ということです。

記事:京都市交通局が「コンシェルジュ」 10カ国語で名所交通案内

 これまでも観光シーズンにバス停で、交通局職員が立って案内していたものの、外国人旅行者が増え、対応が難しくなっている他、職員がいなければバス運転士に尋ねるので、その対応でバスの運行が乱れてしまうことから、のことだそうだ。

 コンシェルジュは、京都市交通局協力会に委託し、留学生の15人ほどの他、言語に長けている日本人学生も35人ほどを確保する、ということです。


 京都市内の観光で、外国人の個人の方、結構多いです。
 外国の方というと、団体で貸切バスで移動するイメージですが、それは日本人の場合で、京都市内の市営バスに、個人の外国人結構見かけます。


 以前、北大路バスターミナル地下の案内所でこんなことがありました。
見かけは日本人風の方が、おかしな日本語で金閣寺か銀閣寺を聞いてます。
ガイドブックを見れば、ハングルでしたので、韓国人。
韓国人の発音では、日本語の発音「金閣寺」も「銀閣寺」も同じになってしまいます。
そこであえて、「金閣」、「銀閣」の韓国語読みで助け船を出したら、金閣寺とのこと。
バス乗り場を案内しました。

 しかし、これからの季節(秋)、京都市内はとても混みます。
 バスも一時間以上遅れな状況。
 バス停で案内に立つと、日本の方からも運行状況の問い合わせが増えると思います。
 そこをどう対処されるのか、が気になります。
 コンシェルジュは、受託した交通局協力会からの派遣なので、運行状況の情報は届かないと思いますので、こういう臨機の方面の対応は難しいかもしれません。

地下鉄東山線名古屋駅ホームドア使用開始

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 名古屋市営地下鉄東山線、平成27年度末までに全駅を目指して、現在各駅にホーム柵とドア設置工事中です。その内、先般名古屋駅で設置工事が行われ、暫定的にホームドアは開いたまま使用されていましたが、今日から扉の使用が始まりました。












 既に桜通線で実施されていることもあり、扉の運用は実にスムーズで、ガードマンらしき人もいたようですが、何も声を出さずに見てるだけでした。

箱根ロープウェイが一部区間で運行再開・10/30日から

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 神戸新聞web版記事からです。火山活動の高まりで、全区間運休していた神奈川県の箱根ロープウェイは、火山活動の低下で、一部区間の運行を30日から再開するとのことです。
記事:ロープウェイ30日から一部再開 箱根、大涌谷の活動低下で

 箱根ロープウェイは、早雲山駅~桃源台駅間の運行区間のうち、早雲山駅~大涌谷駅間で大涌谷噴気孔の真上を通り、火山活動の高まりで、大涌谷周辺が立ち入り規制となったことから全線で運行を休止しています。
 箱根町としては、立ち入り規制にかからない姥子駅~桃源台駅間の運行を求めていました。

 そんな状況で、一部区間だけ運行再開となります。
 ロープウェイで一部区間だけ運行、ということは途中駅で搬器が折り返す、ことになります。

 弊ブログで、火山活動が現れた頃に、箱根ロープウェイ全区間の前面展望を撮影したyoutube動画を載せました。
 2015年05月13日記事:箱根は火山です
 途中駅の推進構造が少し分かります。

 巻き上げ装置によるロープの駆動は、各駅間ですので、途中駅折返しも可能です。そういう構造になっています。
 しかし、実際に途中の姥子駅が一時的に発着駅になると、珍しいことになりそうです。

 今回、鉄道のカテゴリでブログ書きましたが、ロープウェイは広い意味で、鉄道の仲間です。鉄道の種類のうち、索道-普通索道、という分類になります。

大相撲の御嶽海関・九州場所新入幕

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 昨日、大相撲十一月場所(九州場所)の番付発表がありました。
 気になっていた、長野県木曽郡上松町出身の御嶽海(みたけうみ)関は、十両二場所通過で新入幕を果たしました。西の11枚目。

 長野県出身力士では、43年ぶりということですが、木曽ゆかりの私としては、御当地力士。
しっかり応援していきたいと思います。

中日新聞から。




 御嶽海を知ったのは、今年3月場所(春場所)の幕下付け出しで大相撲界に入った時。
 NHKラジオの大相撲中継で、幕下力士のプロフィールを伝えていた時、どう聞き間違えたのか、三岳出身と聞こえました。
 三岳は昔の村名で今は木曽町、おかしいな、と思うものの、三岳ゆかりの力士が登場ということで嬉しくなりました。
 後に、上松町出身だと知りました。
 木曽の峰である御嶽からの命名であることはよくわかります。
 「おんたけ」ではなく「みたけ」というのが、木曽の方ですね。

 大勝ちすること無く、地道にに勝ち越しをして、やがては大関、そしてこのところ外国勢が多い横綱を目指してほしいと思います。
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