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温帯低気圧っ何だ?ですけど

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 昨日は、台風22号の変化した低気圧の影響で、すさまじい強風でした。杖携行の私は、杖がふらつきそうになるほどです。つまり風で杖が持って行かれるんですね。
 そんな強風を起こす原因は、台風22号が変化した「温帯低気圧」。
 そこで今朝のCBCラジオの番組内の話題で「温帯低気圧に変化したと言います。温帯低気圧って何だ?気圧が台風の時よりも下がっても台風じゃないの?」という話題。勿論番組MC氏は知っててのお話でしょうけど、世間的には、「温帯低気圧って何?」、「気圧が台風よりも低くても台風じゃないの?」という疑問を持たれる方は少なかずいるそうです。

 昨日の風が大変強かった午後の天気図。気象庁webより。


 北海道の右上にある低気圧が、台風22号から変化した低気圧。この時間で気圧936hPa。台風の時はせいぜい970hPaぐらいでしたので、とんでもないくらい発達しています。
 オホーツク沿岸や北方領土、千島列島の方は、すさまじい暴風かと思います。
 これだけ発達しても台風ではない、というのが不思議なところかもしれません。

 そもそも台風とは熱帯低気圧の強くなったもので、熱帯ではない低気圧は温帯低気圧、普通に天気を崩す理由になる低気圧と呼んでいるもの。
 その熱帯低気圧と温帯低気圧(つまり普通「低気圧」と称しているもの)は構造と成り立ちが違います。
 熱帯低気圧は、海水温度が高い地域で、海水から蒸発する水蒸気をエネルギー源として発達するもので、熱帯低気圧の中心部分は激しい上昇気流、その周囲は中心に近いほど急な風速になります。
 対して温帯低気圧は、暖かい空気と冷たい空気とが出会ったときに発生する対流が低気圧となるもので、対流の渦が広範囲に広まり、この範囲で低気圧としての影響となります。
 熱帯低気圧が、中心付近の風速が17.2m/ssを超えると台風になります。(他に発生海域の決まりがありますが)
 温帯低気圧はどれだけ発達しようとも低気圧は低気圧。しかしながら、温度差が低気圧成長のエネルギーなので、元が台風だった低気圧は冷たい空気と出会うと、すさまじい発達をします。
 そのすさまじさから、マスコミ的には「爆弾低気圧」と称していますが、気象の正式な用語ではありません。

 春先に日本海を西から進みながら発達する低気圧で、日本列島各地に春一番の強風をもたらしますが、この春一番を吹かせるような日本海に入る低気圧も、爆弾低気圧並に発達しているものです。
 まだ冬の気団であるところに、南からの暖かい気団が入ることで、低気圧発生、それが異動しながら日本海へ入りさらに急発達で、春一番となります。この春一番低気圧の発達過程も爆弾低気圧と同じ過程です。

 そんなわけで低気圧もピンキリですね。小さなものは天気図に現れないものから、僅かな気圧の低圧部ゆえ低気圧となるものもあり、さらに930hPaよりもさがるような超強力な低気圧まで様々。
 熱帯低気圧の強力版に台風があるように、温帯低気圧の超強力版にも何等かの新しい名称があってもいいと思います。
 「台風」はなりません。「台風」はあくまで熱帯低気圧の一類型。

 そうした言葉が無い、というのは、我が国の民族で必要としていなかったからですね。
 気温が高い日を猛暑日という言葉が生まれたように、新しい用語ができてもいいと思います。「爆弾低気圧」ではあまり良くありません。イメージはしやすいですが。

テレビアニメ・サザエさんのスポンサーから東芝が降板

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 今日の朝、(つまり今朝)、家を出る前にツイッターを見てみたら、フジテレビの日曜日夕方のアニメ番組、「サザエさん」のスポンサーから東芝が降りるということで、えらい騒ぎでした。
讀賣ONLINE記事:東芝、「サザエさん」スポンサー降板を検討
MSN記事:東芝、サザエさんのCM降板を検討 合理化の一環で

 東芝の経営不振は、たびたび伝えられていましたが、アニメ番組サザエさんのスポンサーは最後の砦でしたが、結局はスポンサーを降りざるを得なくなったわけですね。

 まだ降板が決まったわけではなく、「降板の方向で検討」というものです。アニメ・サザエさんは1969年の放送開始以来、東芝の一社提供でしたが、1998年11月からは複数のスポンサーが入るようになりました。
 この東芝以外のスポンサーが入った当初は、番組冒頭サザエさんの声で提供読みの「東芝とご覧の各社でお送りしまぁす」が違和感たっぷりで、慣れなかったです。
 その時点で、東芝の経営に少し変化の兆しがあったのかもしれませんね。

 東芝は、白物家電は中国の企業に売却し、今は自社製品ではなくなったのですか。そういえば、サザエさんの番組での東芝のスポンサーは、企業イメージのCMばかりですね。電気機関車でインバータ制御を使っているとか、技術の東芝。余談ですが、家電品でインバータ制御を始めて取り入れたのは東芝です。冷蔵庫か蛍光灯器具です。


 そしてこのサザエさんの東芝降板で、愛知県の美容外科である高須クリニックが、スポンサーに名乗り出ているとのことです。
Yahooニュース:>高須院長、東芝が降板方向の「サザエさん」スポンサーに名乗り「値段交渉開始なう」

 これもツイッターからの情報で、高須医師本人のツイート(発言)がリツイートされていましたが、どうも本当の事の様で、「取材の電話を切ったら、もうスポーツ紙のwebで記事がアプされている、ビックリ!」だそうだ。


 これも一つの昭和の終わりでしょうね。サザエさん一家の磯野家の暮らしはある意味、戦後日本の高度成長期の暮らし。
 茶の間に東芝製のテレビを置き、家族全員が顔を合わせて食事。昭和の良き時代を写しています。
 これが昨今のトレンディドラマですと、マンション暮らしで部屋の中はフローリング。冷暖房完備で花鳥風月とは無縁の世界。

、サザエさんのスポンサーから東芝が降りるというのは、単にスポンサーの動向だけにとどまらず、日本の形の変化が顕在化したものの現れですね。
 しかし大きな動きです。

湘南モノレールと作業車とが衝突事故

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 神奈川県の大船駅と片瀬江の島を結ぶ懸垂式モノレール。モノレールは踏切が無く、他の交通と衝突することは無いはずですが、1日の夜、作業車と衝突する事故があったそうです。TBS-NESW報より。
TBS-NEWS:神奈川・鎌倉市、湘南モノレールと重機が接触事故

 湘南モノレールは、いわゆる懸垂式モノレールで、道路上の空間に設けられた軌道桁から車両がぶら下がって走行するタイプです。
 道路上の空間なので、本来は軌道法の適用となりますが、走行する道路は元々は京浜急行のバス専用道路であったことで、軌道ではなく、当時の地方鉄道法の適用となりました。
 今は京浜急行バス道路は一般道路として共用されていますが、湘南モノレールはそのまま鉄道の扱いです。

 道路上に何か連続した箱が続いているように見えます。事故の概要は、1日の午後9時半ごろ、鎌倉市内の湘南モノレール、西鎌倉駅から湘南深沢駅の間、大船行きの列車が走行中、道路で作業していた重機とが衝突したもので、地上を通る鉄軌道とはちがい、道路空間が鉄道線路になるので、その空間の判断がつかなかったのでしょう。

 グーグルストリートビューから、こんな感じでモノレールが行きます。


 走行できなくモノレール列車は、お客さんをそのまま降ろせるわけがなく、クレーン車で少しずつ降ろさざるを得なかったようです。

 モノレールは、懸垂式、跨座式問わず、地上を通っていませんので、万一の際の避難路が無いですね。
 今回は、地上道路の車との衝突でしたが、もし車両火災が発生したら、完全に避難路はありません。
 この事故を見て、防火対策が完全でなければ、と思います。

(※)
 今回の事故現場、グーグルストリートビューで場所を見てみようと思いましたが、結局場所が特定できず、本記事の公開が遅れてしまいました。

自動車通行禁止の歩行者道路なのに自働車が通る町・一宮市

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 本日は、休日に挟まれた連休の土曜日。昼間少し、一宮市内へ出かけましたところ、本町通商店街ではあまりにも異常な光景を目撃しました。
 一宮市の本町通商店街はよくある地方都市の中心商店街のシャッター通りをそのまま行くようなところもありますが、昼間11時~20時は軽車両を除く車両通行禁止の歩行者用道路。しかし、商店街の休業日である月曜日は、昼間でもちょくちょく自動車が通る様子を目にしますが、今日、土曜日ながら堂々?と自動車が通る様子を三度も目にしました。


 本当に人が少ない所で写してしまいましたが、自動車通行禁止です。
 速度約40km/h程度で、この辺りの標準的な走行速度よりは「遅め」でした。恐らく、自動車通行禁止ということを存じていたのでしょうね。

 この画像は、たまたまですが、他にも約15分の商店街歩行時間の間に計3台の通行を見ました。
 3台のうち1台はここへ入っていきました。


 なぜか、自動車が通れない道路に面して駐車場になっています。尤も11時以前、20時以降は自動車が通れますので、それを見越したものでしょうけど、昼間は出入りできないことになります。
 奥の方、裏の道路にも面しているかもしれませんが、駐車場へ出入りのためになし崩しに、自動車通行禁止の本町通を自動車が通るようになると、モラルもへったくそもありません。

 上の駐車場入り口に近いところ、こんな交差点があります。本町通商店街は昼間は自働車が通りません。なので交差する道路方向は、一旦停止ながら、ロクに停まらない自動車もたびたび。申し訳程度に速度を緩めるのはまだいいほうで、完全ノンストップの車もあります。
 駅前ロータリーから東へ伸びる通りなので、そこそこ自動車の通行量があります。なので、ここから先ほどの駐車場へ出入りしているものと思われます。


 この交差点、かくの通り横断歩道の幅が広いので、歩いていても自動車が接近してきます。道路交通法では、歩行者が確実にいない場合に限り、自動車は通行できるのですが、「ぶつからなけえばいい」とばかりに、歩いていても迫ってきます。


 ・・・なので、ここと一つ北の本町一丁目の交差点は、自動車が見えていたら渡るのを止める、そういうことにしています。

 しかし、交通事故日本一の町、一宮市らしい光景です。
 えっ?一宮市が交通事故日本一?
 愛知県は、交通事故死者数が日本一です。少し以前に愛知県知事が危機感を持って話していましたが、交通事故死者数が多い県内でも、特に多いのが、尾張地方、その尾張地方でも多いのが一宮市であるとのこと。
 つまり三段論法で、一宮市は交通事故死者数が極めて多いことになります。
 事故死者数はともかく、交通違反は日常ほぼ常識(当たり前)といえるほどあります。
 交通事故は突然起きるものではなく、日常の交通違反の結果、起きるものです。

 歩行者道路であることを知ってか知らずか、自動車が通る一宮市、これが交通事故日本一を象徴する姿であります。

京阪電鉄の2階建て車両で、補助席への転落事故で賠償請求裁判

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 昨日、ツイッターで複数の方がツイートされていましたが、京阪電鉄が運行する特急列車で、一部二階建て車両がありますが、この二階建て車両の階下席に至る階段下の補助席に座っていた人に、別の人が階段から転落して、補助席の人に当たり、当たった方は大きな負傷で後遺障害が残ったことから、当たられた方は、転落した人と京阪電鉄を相手取り、損害賠償を求める裁判を請求したとのことです。

毎日新聞web:京阪事故 車両構造に問題、被害女性が提訴 大阪地裁

 京阪の特急、二階建て車両は何度か乗りました。登場当初は二階建ての階上席に乗っていましたが、窓側席は、窓の上部が車両中央に向かって曲がっており、圧迫感が大きく、ならばと一度階下席に座ってみました。天井が低いのでその分の圧迫感はありますが、それは立った場合で、腰かけた時は海の底のような雰囲気、別の言い方をすれば重役室のような雰囲気でした。
 その階下席へ至る階段を降りたところに、補助席がありました。「こんなところにも補助席を設置したな」と思ったものです。

 京阪電鉄の考えとしては、階段は乗降の時にしか使わないものだろう、ということでの補助席だろうと思います。実際に特急用車両の8000系には、通常の車両のドア部にも補助席があり、これは3000系以来、京阪の伝統です。
 なので、広いスペースでもあり、階下席の階段降りた先に補助席を設けたものでしょうが、そこへ走行中(だろう)に酔ッパライが足を踏み外して、補助席に座っていた女性客に衝突し、当たり所が悪かったのですね、後遺障害が残り、転落した酔客と、運行する京阪電鉄を相手取り、2億3700万円の損害賠償の請求訴訟となりました。

***
 そうだな、あの構造は、たしかに足を踏み外すと、補助席の人に当たりそうです。設計上の思想と、実際の運用で発生しうる思想との乖離でしょうか。
 転落された女性客も気の毒ですが、京阪電鉄もちょっと防護対策が足りなかったのかもしれません。階段から落ちることも有り得るものとして設計しなければならないような気はします。

 この裁判、どうなるのか気になる所です。

愛知県・2019年のG20会議を誘致だそうだ・大迷惑・止めてほしい

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 昨日のNHKラジオニュースで知りましたが、愛知県の大村知事は、2019年の主要国20か国首脳会議(G20)を日本で開催するにあたり、国内候補地として愛知県での開催を誘致するとのことです。
Yahooトピック:<G20首脳会議>愛知誘致の計画案提出へ 大村知事
愛知県web:2019年日本開催のG20サミット及び関係閣僚会議の誘致について

 開催計画では、会場を中部国際空港の島内に建設される国際展示場にする方針だそうだ。

 しかし、迷惑な話です。昨年の伊勢志摩サミットであの騒ぎでした。今、東京には米国の花札大統領(by・TBSラジオの番組MC氏より)が来ているだけで、コインロッカーは閉鎖だわ、飲み物自動販売機は閉鎖だわ、挙句の果て郵便ポストは何入れられるか分からないので、差し出し口閉鎖だそうで、そこまでもして人に迷惑をかけてでも米国大統領が都内にいなければならないのか、疑問に思います。

 愛知県でG20開催により、愛知県の知名度が上がり、経済効果も期待できるのだそうだ。私が嫌いな言葉の一つが「経済効果」。何でも経済の指標だけで物事を判断するその思想。「幸せ高架」という指標は出来ないものかと思います。

 G20など国際会議を開催すると、そこの長などは「鼻高々」でしょう。昨年の三重県でも知事や地元の市町村長や議会のエライ様連中は、何かと招待受けられる立場でしょうけど、そこに暮らす人々にあれだけの迷惑をかけてまで警備をやる、その発想が気に入らなく、このブログで何度か書きました。
 そしたら地元と思われる方から、子供を保育園に送ることすらできなくなった、という何とも悲痛で胸が痛むコメントを頂きました。
 伊勢志摩サミットは、人が現に居住し、外からも人が来て産業が成り立っている賢島で開催したのがなんとも不幸なことでした。
 2019年のG20開催計画は、中部空港の空港島で開催するそうで、ここには住人はいません。
 土地に根差した産業も無く、全て空港関連の事業所があるだけなので、「子どもを保育園に送れない」ということは無さそうで、全てを空港島でやってくれればいいのですが、愛知県内外の施設見学や、島外の場所で会議の分会などをするようなことになれば、そのお出かけごとにまた警備で規制規制で、大魅惑にもなりかねません。

 G20は、2019年は日本で開催することが決まっているそうですが、何とか愛知県は落選してほしいと願います。
 そんな名誉っぽいG20の開催よりも、日々の平穏な暮らしを続けられる幸せの方を優先したいです。

阪神高速道路の渋滞情報・渋滞区間の末尾からに変更

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 神戸新聞web版からです。阪神高速道路公社は阪神高速道路の電光情報表示で、渋滞の区間表記を「渋滞銭湯-末尾」であるものを「末尾-先頭」の順に変更するとのことです。
 接続する名神高速道路では、渋滞末尾-先頭の表記であることから、間違えやすく、統一することとしたとのことで、2017年度中にでも実施。
記事:阪神高速の渋滞情報表示 最後尾からに変更します


 阪神高速道路のラジオで聞く交通情報では、渋滞の先頭地点銘で、何キロという情報。俯瞰的な情報では、たしかに先頭-末尾ですが、実際に走行する自動車の立場からすると、渋滞の末尾から順に先頭に至りますね。末尾からの方が走行する順になります。

 神戸新聞記事の挿絵から。


 この例は、地点から3号神戸線ですね。大阪から神戸方面へ西へ向かう方面。深江から魚崎を経て、摩耶、神戸市街地に近い生田川の順になります。
 その道路の、「摩耶~深江」間で渋滞していることから、自動車の走行順で深江の方を先にするものですね。
 運転者側の立場からすると、その方が理に適うと思います。

 現在の「渋滞先頭-末尾」は、地図上で確認する情報としては最適ですが、運転者の立場とは言えないような気がします。

***
 ところで名神高速道は、渋滞末尾-先頭という表記なのですか。つまりこの付近だとすると、岐阜県から愛知県での上り線ですと、「岐阜羽島-一宮」というような表記。
 それは気付きませんでした。ラジオの交通情報では、地点名から何キロという情報。時々、最後部の名前を伝えることもあります。「〇〇を過ぎると、渋滞が現れます」というような感じで。

***
 もう一つ「ところで」。渋滞というものは、中々先頭と末尾はハッキリしないものです。よく「渋滞の先頭はなにをゆっくりしているのだ!」とか「止まっているのか?」などと言われますが、自動車の動きを鳥になった目で見ていると、あるところから突然渋滞が始まるわけではなく、自動車の走行速度が落ちてきたな、と言える状態からそれが後方に伝わると、とうとう「停滞」にまでなってしまいます。
 この速度が落ちる、という理由に、僅かな速度低下の要因があると、その後方を走行する自動車は前車よりも速度が落ちる傾向があり、それが後方に伝わると大きな速度低下、即ち渋滞になります。

 阪神高速ではないですが、中国自動車道の宝塚西トンネルは渋滞の名所。西宮市の名塩地区にある高台の住宅地からはその中国道の宝塚西トンネルの手前の部分を見下ろせます。
 東行き、つまり宝塚西トンネルに向かう自動車の通行量が多いな、と思ううちに、視点の左の方、つまり自動車の走行方向(トンネルのすぐ手前)の動きが滞り始め、ストップランプの赤い灯がいっぱい。そうした状態が徐々に右に続き、ものの3分もしないうちに見える範囲の約1kmが渋滞となりました。
 まさしく渋滞が発生する場面を見たわけです。

インスタ映え

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 今年も新語・流行語大賞の候補となる言葉が発表される季節となりました。
 候補言葉はこちら:新語・流行語大賞「ちーがーうーだーろー!」「35億」などが候補に…ノミネート30語発表

 この新語・流行語大賞は、年末の話題の一つなのですが、誰がどこでどのような意図で選んでいるのか、不思議に思っており、一度は弊ブログで書いたことがあります。

 今年2017年の候補の言葉の中で「インスタ映え」という言葉は、私の中でも「新語」としてふさわしいと思います。

 「インスタ映え」の「インスタ」とは、インスタグラム(Instagram)のことで、写真共有のSNSです。短文投稿が主体のツイッターに対して、インスタグラム略してインスタは、写した写真をフォロワーさんにお見せして、相互交流すもの。
 従って写真が主役のSNS。なので、写真の見かけが気になります。
 どうせなら、カッコイイ写真や、多くの人に共有される写真、そういったものが、「インスタグラムに映える画像」、それが「インスタ映え」になったものです。
 この「インスタ映え」、言葉は無かったですが、このような形容表現となる思想は以前からありました。
 私はインスタグラムはやっていませんが、このブログ、それとツイッターはやっています。そこでは写真を挿絵のように入れることがありますが、その写真も人に見せられるものを選んでいます。
 さらにブログ・ツイッター掲載を前提に撮影するさいは、どのように映るのか、被写体や角度、さらには撮影しての映え具合を考慮して写します。これはまさしく「インスタ映え」を考慮した行動です。

 これらのことで「インスタ映え」は、従来には無かった言葉ですが、その形容する思想はあったことで、それに対しての新語・流行語大賞にふさわしいと思います。

 さて、2017年の発表は、どうなるか。

 インスタ映えをちょっぴり考えた、一宮市役所11階の食堂で、珍しいヒツジカレー。

路線バス・終点一つ手前運行打切って行政処分

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 昨日、中日新聞と、MSNトピックに掲載があった記事からです。兵庫県の阪神バスが運行する路線バスで、運行計画に定められたとおりの運行をしなかったとのことで、車両を10両/日の使用停止とする行政処分があったそうです。

MSN記事:阪神バス、終点寄らず車庫に戻る 運輸局が行政処分 兵庫
 阪神バスというのは、阪急阪神ホールディングス傘下の阪神電鉄の子会社です。

 記事によれば、8月5日の夜、尼崎市内の43系統、阪急武庫之荘発、阪神尼崎行きの運行便。
 この便が終点、阪神尼崎停留所の一つ手前の、昭和通停留所を過ぎた所で乗客がおらず、執着の阪神尼崎停留所まで行かずに、そのまま車庫に帰って行った、というものです。
 これをたまたま目撃した人がおり、その者からの通報で発覚したとのこと。

 路線図(一部)


 左上から右へ緑色の線が43系統。これが、阪神尼崎まで続いていますが、終点一つ手前の昭和通で運行を止めてしまったものです。
 担当した運転士への聞き取り調査で、「乗客もいないし、(終点に)行かなくてもよいと思った」と話しているとのことです。

***
 こういうの、いけなかったのですね。私もこの運転士と同様に、最終乗車停留所を過ぎた時点で乗客がいなければ、運行を打ち切ってもよいと理解しておりました。
 そうしたら今日、こんなニュースがありました。Yahooニュースから。
Yahooニュース:<岐阜バス>終点手前で運行打ち切り 行政指導受ける

 この記事によれば、各務原市役所前から新那加駅北口へ向かう路線で、時間帯は分かりませんが、10月に三回、終点の一つ手前の新那加駅で乗客がいなくなり、運行を打ち切ったとのことです。阪神バスの場合と同じ状況ですね。

 この記事にありますが、「事前の運行計画で届けてあれば」、最終乗車停留所を過ぎた時点で乗客がいない場合に運行を打ち切ってもよいのは、事前の届出によるものなのですね。
 なので、乗客が0でも最終の終着停留所まで「きっちり」運行しなければならないのでした。

***
 とすると、以前あった名鉄バスの名古屋空港~名古屋市内ホテル系統、名古屋市内中心部のホテルと名古屋空港を結ぶ路線で、これを名古屋空港から乗ってみました。勿論、始発の国際線からです。乗る時に運転士から「どこまで行きますか?」。なぁ~んとなく嫌な予感。というのは、名古屋空港発は、国際線うぃ発車してからは、国内線で乗車扱いをした後は乗車停留所は無く、そのままホテルへ直行。名古屋市内ホテルは当然降車のみです。
 なので降りるお客がいないホテルへは行かない恐れがあり、案の定、的中。乗車時に「最終停留所まで行きます。」と伝えたもので運転氏は少々面食らったでしょうね。航空旅客のホテルへの運送路線なので。私の身なり見て、どう考えても国際線からの客ではないですね。

 ただ単に、どんなルートを経るのか乗ってみたかっただけです。しかし、最終停留所は名古屋観光ホテル。東急ホテルには寄りましたが、そこから伏見の日航ホテル(だったかな?)へは行かず、名古屋観光ホテルへ直行。
 仕方がないので後日リベンジで、もう一度乗ってみました。やはり東急ホテルから名古屋観光ホテルへ直行。なのでいまだに、伏見付近の経路が分からずにいます。
 ある日、名鉄バス本社の人に、「どんな経路?」って聞いてみましたが、具体的にはご存知なかったです。

 これも本来は、降車専用ながら、運行しなけければならなかったのか。或いは「運行計画の届出」で、降車客がいないホテルは通過でもよかったのだろうか。
 中部国際空港の開港で、名古屋空港からの名古屋市内ホテル系統は廃止されましたので、今はありません。

島根県で鳥インフルエンザの疑いが発生で東山動物園でも一部展示を閉鎖

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 東山動植物園でのあれこれのうち、植物園の散策記は、もう一つのブログ、Amebaブログの方へ移しましたので、動植物園関係は社会的な話題のみとなり、久しぶりに東山動植物園のカテゴリ記事です。
 MSNニュースからで、国内の島根県で鳥インフルエンザの疑いとみられる症例が発見されたことで、名古屋市の東山動物園でも一部展示施設を閉鎖したとのことです。

MSN:鳥インフル対策、一部施設を閉鎖…東山動植物園

 昨日、いつものように東山植物園へ行きました。私は植物園が目的ですので、いつも植物園の星が丘門から入っています。
 ゲートを入ったところで、鳥インフルエンザ対策で、消毒マットが用意されています。


 聞けば、島根県で鳥インフルエンザが発生したとのことで、当園でも念のため、消毒マットを用意したとのことです。
 そして、その時点では存じませんでしたが、MSN記事にでは、動物園の「小鳥とリスの村」を閉鎖したとのことです。
 小鳥とリスの村は、子ども動物園の中にある施設で、周囲が金網に囲まれた屋外に、小鳥とリスが放たれて、間近に触れ合る、というもの、金網は、早い話が巨大な籠です。
 野鳥の進入はあり得ませんが、人間の靴などからインフルエンザウィルスが運ばれてくるやもしれず、一時閉鎖したとのことでした。
 昨日の動植物園散策では、近くを通っていましたがそのような知らせはありませんでした。

 もう一つの鳥の展示施設で、バードホールは、お客さんが入る部分と鳥たちの活動区域との間のカーテンを閉めることで、隔絶させるとのことです。

 昨年は東山動物園では展示の鳥に鳥インフルエンザが感染し、止む無く殺処分という、今こうして文章を書いていても悲しい出来事がありました。
 昨年のようなことが無いように、防疫をしっかり行い、我々お客も協力せねばなりません。

小池勢力はここまで低下

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 一昨日、東京都葛飾区長選挙と区議会議員選挙が執行されました。区議会選挙では小池東京都寺が率いる地域政党都民ファーストの会からの候補者5人のうち、当選者は1人だけという結果となり、小池人気の陰りがかなり低下しているとのことです。Yahooニュースより。
Yahoo:都民ファ初の区議選で当選は1人だけ 葛飾区議選(リンク先動画ニュースあり)
Yahoo:公明・民進・維新は全員当選! 葛飾区議選は大波乱の結果に! 都民ファーストはどうなった?

 小池新党の低調ぶりが予想よりかなり早くやってきたことは、弊ブログでも先月早々に書きました。⇒10月3日投稿:小池新党・意外と早く失速
 その時の推移は、10月3日の記事の通りですが、今年夏の都議会選挙で、都民ファーストの会の大躍進がまるで嘘の様です。
 ここまでに状況が180度変わるものだるか、と些かビックリしております。

 それでもある程度は予想できました。先月の衆議院総選挙を前に、小池新党たる希望の党を設立したものの、その後の失速ぶりは既報道の通りで、小池知事の人気を拠り所とするものは、ことごとく失速の様相で、葛飾区議選挙でも同様の結果となっただろうと思います。

 マスコミ報道では、立候補者の中には、都民ファーストの会からの公認を断り、無所属で立候補された方がいるとのことです。その結果、当選、だそうです。
 尤も、その候補者はこまめに地域を回り、地道に政治活動をしてきた成果であるとも伝えています。


 それにしてもこの変わり様は、ねぇ・・・。いくら私が小池嫌いでも、夏までは多くの人が期待を込めて投票なさったわけで、これまでの化けの皮がはがれたと言えばそれまでですが、その急転ぶりはびっくりです。

 ところでこの葛飾区議選挙の結果、最下位当選者と次点者との得票数の差が1票だそうです。
葛飾区web:区議会選挙開票状況

 尤も、1票差は確定得票数の差となって現れますが、これまでの議会選挙では、最下位当選者得票数が同数となる候補者が二人以上となることがあり、この場合は、くじ引きとなります。
 くじで当選。落選となるのは、なんとも・・・ですね。

大相撲の世界・相撲部屋は協会の下部組織に非ず

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 大相撲で、横綱日馬富士が殴打したとされる事件、おおきな出来事で問題となっています。
 それは、それとして一相撲好きとして気になったことがありましたので、少し書いてみます。

 過去の相撲協会での不祥事でもそうでしたが、相撲部屋の左右に対して、相撲協会からきちっちり指導できないのか、という話。
 これ世間様の感覚では、相撲部屋は相撲協会の下部組織という意識があるようですね。故に部屋での不祥事が起こると、本部(本体)である協会から指揮命令系統はどうなっているのか、というところでしょう。

 私が結構長い間の相撲ファンとしてようやく理解したことは、相撲部屋は相撲協会の下部組織ではなく、相撲協会と相撲部屋は別々に存在しているのだ、というところ。
 そもそも、「相撲」というものは、相撲協会だけのものに非ず、普遍性の中に存在する相撲というもので、日本相撲協会はその「普遍的な相撲」の大相撲興業を行うことができる組織であり、相撲部屋も普遍的な相撲を行う力士が属する組織として、日本相撲協会よりもその歴史は長いものです。
 あくまで相撲協会と相撲部屋は別々な存在である、というところ。

 これ、あるマスコミの解説では、商店街と各商店の関係に例えられていました。商店街を代表する、〇〇商店街連合会や店会の組織と、それぞれの各商店は全く別のものですよね。
 その各商店に相当するものが相撲部屋、商店街連合会に相当するものが日本相撲協会だ、というもの。

 なので、相撲部屋はそれぞれ長い歴史があり、部屋の独自色が現れていきます。そういう世界ゆえ、いわゆる「親方」と呼ばれる年寄も年寄株による世襲性で、そうした年寄で相撲協会が成り立っています。


 ところで、日馬富士。報道の通りだと、今後土俵に上がるのは難しそうです。
 しかし、一相撲好きとしてこのまま引退-廃業に追い込まれるのはいかにも惜しく、なんとか再び土俵に上げられるように望みたいです。
 日馬富士は、亡くなった叔母が安馬の時代からのファンで、名古屋場所を観に行くと毎回、日馬富士グッズを買ってきていました。
 出来事は出来事として、何等かの反省をする機会を与え、再びの土俵を期待したいです。
 このままでは人気の力士2人が土俵から去るおそれがあります。貴ノ岩関の状況が、診断書の通りであれば、再起が難しそうに感じます。
 私も、頭に疾病がある身ですので、よく分かります、私の場合は殴打ではなく、脳の内部の血管が切れた、脳内出血ですが、CTやMRIの画像診断の画像を見て、あれやこれやと説明を受けました。
 そして一般論の話から、頭の疾病は後からいろいろ出てくるもので、貴ノ岩も、殴打事件があったその後も巡業先の土俵で相撲を取っておりました。
 おそらくそこそこ痛かったのだろうと思いますが、だからなのか、巡業の取組映像では、頭から当たっていないことが分かります。

 そのうちに、痛い以外にどうにもならない違和感が表れ出てきたと思います、そこで九州場所を前に福岡入りしてから福岡県の医療機関を受診し、改めて診断したところ、報道にある診断書の内容であることが分かったのでしょう。
 頭蓋底骨折か。なんとも重傷な状況。外からギプスで固定できるわけが無く、自然にくっつくのを待つだけです。
 しかし、髄駅漏れですか。普通に日常生活を送るにはなんとか回復できそうですが、あの頭と頭がぶつかる相撲を取るにはどうだろう。
 ちょっと難しいような気がします。
 しかし医療の技術が進み、再び土俵に上がれるまで回復できるかもしれません。そうなるよう祈りたいです。また日馬富士も再び土俵に上がれるような措置を希望したいです。

京都市営バスで車内転倒事故があるも運行を継続

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 ツイッターで知った情報ですが、京都市営バスで乗客の車内転倒があったにもかかわらず、運行を継続していたとのことです。
 ANNニュースが報じています。画像クリック。


 この倒れた方は足が不自由で、停留所で乗車扱いをして扉を閉めた直後に発信し、その際に転倒したのだそうです。

 なんでもこれまでにも同様に車内で転倒し、何度も営業所にクレームをつける人がいたそうで、この運転士も「また、倒れたはります」で無視して運行を継続していたとのことです。


 実に由々しき事。実際に、わざと転倒してクレームをつける当たり屋ならぬ、「倒れ屋」がいるようですが、この記事になった件がその「倒れ屋」だったのかどうかは分かりません。
 全くの別人であれば、さぞ怖い思いをされたのかもしれないです。


 たとえ、評判の「倒れ屋」であったとしても、旅客の車内転倒があれば、そこで救護措置をとらねばなりません。旅客の転倒によって怪我をされた場合は、これは人身事故となり、運輸上の事故のみならず、車両運行上の人身事故となり、警察事案となります。なので、転倒があれば一旦そこで運行を止め、状況を確認せねばなりません。

 仮に日常的な「倒れ屋」であれば、それは運送事業者の事業遂行の妨害となるものなので、別に刑事告訴するなり、賠償の責を求める裁判を起こすなりすべきです。


 しかし、京都市営バスの「武勇伝」はまだまだ続いているんですね。停留所で乗り降りする人がいるにもかかわらず、停留所を通過したり、両替機の故障でもそのまま放置したり、ひところは旅客への不誠実が続いていました。
 さらに、停留所通過の一つにもなりますが、経路外を通ったり、勝手に運行を取り止めたりすることがあったそうです。

 逆にダイヤに無い運行を行ったりと、いささか異常な状況でありました。

***
 私が脳出血の後、退院してもいまだ岐阜、京都へ行けていないのは、京都は単に遠いのもありますが、路線バスの乗車でちょっと信用できない面があるからです。
 どちらのバスも、日頃の運転士の態度から、あまり人への配慮が感じられていませんでした。健康な時は、自身で掴まるなど身を護ることができますが、いずれのバスも、後ろの扉から乗ったら、直ぐに発車されそうで恐いです。
 「建前では」乗客が腰掛けるのを確認してから発車する、とされていますが、それはあくまで「建前」。実際は運転士が早く行きたいばかりに、無理な発車をします。
 これまで乗った経験からの印象です。

 岐阜は近いので行けないこともなく、岐大病院跡地にできたメディアコスモスに行ってみたいのですが、往きは始発の岐阜駅から乗車なので大丈夫ですが、帰りのバスは途中停留所からの乗車。なので、私が杖を持っていることを確認して、乗り込んだら席につくまで待ってもらえるのか。信頼がおけません。

伊奴神社

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 名古屋市西区に、伊奴神社というお宮さんがあります。「いぬじんじゃ」と言い、安産祈願の神社であるとともに、来年2018年の十二支は戌年であることから、おそらくお正月は大変込み合うだろう、ということで先日、訪れてみました。予てから行ってみたかったのですが、ついのびのびになってしまいました。

 場所はここ。(マピオン地図より)

西区稲生町二丁目。稲生は「いのう」と読み、一説には「伊奴神社」由来もあるとのことです。地名ですので、何かの関連はありそうですね。

 上の地図、下辺近く、東西に続く道路はバス通り。「横井整形外科」の注記文字、「科」の字辺りに「江向」バス停留所があります。


 上の地図では、神社から南へ伸びる参道は、バス通りに接していないように見えますが、そこは「道」としては存在していないだけで、神社敷地のようでした。


 両側には、神社への案内。




 この中に入れないところに最初の鳥居があります。


 神社名石碑。恐らくは昔は人が通れたものを、何かの事情で通れなくなったものだろうと思います。


 通れない参道を迂回して、神社につながる道路。


 伊奴神社の正面。橋の欄干は、庄内用水。


 背の低い鳥居です。


 額束(神社名の文字板)。


 神社の縁起など。


 境内へ入ります。


 手水場(ちょうずば)。






 境内摂社の玉主稲荷社。お稲荷さんです。








 由緒ありそうな楠。



 伊奴神社の拝殿。




 奉納絵馬殿。


 伊奴神社の由緒書き。


 本殿。横から。


 犬石像。




 小さな子犬。安産祈願のお宮さんですね。


 由緒書き。


 伊奴神社ですが、犬の同伴はダメです。


 神社の前は、用水路が長Rています。庄内用水。戦国時代の開削です。


 桜の名所でもあります。


 帰りは、稲生町バス停から。「いのうちょう」と読みます。一説には、伊奴神社から来ているというのもあります。


 後方の大きな住宅団地は、旧矢田川の廃川跡に建てられています。なので住所は「西区稲生町字杁先」。

白鵬の優勝インタビューで

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 大相撲九州場所は、横綱白鳳の40回目優勝で幕を閉じました。一年納めの十一月場所。場所中に不祥事が発覚して、マスコミのニュースは連日、そればかり。
 そんな中での白鳳14勝1敗で優勝。
 その表彰式途中での土俵下インタビューでのやり取りが、各方面で批判が湧き起こっているようです。

 第一に、不祥事の当事者となった日馬富士、その被害者となった貴ノ岩、双方とも再び土俵に上げてやりたいとの発言。
 これに大きな批判が上がっているようです。土俵に上げる上げないは協会が判することで、一力士の分際で言うべきではないと。
 私は、千秋楽の取組から表彰式の様子は、いつものようにNHKラジオの中継を聞いておりました。
 白鳳の二人を土俵に上げてやりたい、との発言は素直に横綱として、力士会会長として、そして同じ相撲取り仲間としての自然な発言だと思いますし、私もそうも思っています。

 さらに続いて、万歳三唱をやったこと。そんな万歳する雰囲気ではないとか、横綱審議会の会長まで同じような事を言っていたそうです。
 白鳳のインタビューの言葉では「この後、後援会の皆さんと万歳をしますが、ここで会場の皆さんとも万歳をしたいと思います」と述べています。偉大な40回優勝を、同じ場に共有したみんなと万歳をなさったまでで、何ら違和感はありません。事件は事件、相撲は相撲、とうのが多くの相撲ファンの心だと思います。

 白鳳は九州場所、嘉風との一番に土俵下へ飛ばされても、待ったの意志で右手を上げ、なかなか土俵に戻らなかっり、万歳をするところも、ちょっと横柄な感じがしますが、万歳は会場の皆と一つで40回の優勝を喜び合えるものと理解しております。

 これ、実際に会場にいた方と、テレビを見ていただけの方とでは、感じ方が異なるそうですね。会場にいると、素直に40回優勝を喜び合えましたが、テレビで見る万歳は、「なんでこんな大変な時に・・・」「しかもあなたも現場にいた一人でしょ」というところなのだそうです。
 ラジオ中継を聞く私は大の相撲好きなおで、白鳳優勝インタビューは素直に受け入れられました。
 日馬富士、貴ノ岩に戻れるものなら戻ってほしいち願うのは、相撲好き共通の願いです・

※・・・と書いたところで、推敲を後回しにしているうちに、29日朝、日馬富士から急遽引退の意志であることが報じられました。
 ここまで書いていますので、一応公開します。

横綱日馬富士引退

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 九州場所の途中に発覚した、横綱日馬富士にYる、貴ノ岩関殴打事件、結局自らの引退ということになりました。
 横綱審議会からの引退勧告、さらに相撲協会から解雇の処分が出され、土俵を去らざるを得ない情勢で、自らの引退という形。白鳳の優勝インタビューではありませんが、再び土俵に戻らせてあげたかった、という気持ちです。
 特に日馬富士関は、亡くなった叔母が安馬の時代から大ファンで、叔母の事を思うと、とても残念でなりません。

 マスコミ、特にテレビ番組4のコメンテータの中には4、傷害事件の加害者なので身を引いて当然、ということの抜かす奴もいましたが、それは相撲を知らぬ人の言うこと。
 確かに傷害事件なので、その責任は免れるものではありません。しかし現在の相撲界を引っ張ってきた一人です。

 横綱の不祥事として前例に朝青龍を出していますが、朝青龍と日馬富士とでは根本的違う点があります。それは「相撲の味が染みていること」。朝青竜は本当に、相撲の味が染みていませんでした。優勝式の土俵下インタビューでは、地方場所開催ではその土地土地の方言を入れ場内を沸かせて、コミカルなところが人気だったようですが、あの相撲はあまり相撲の感じはしませんでした。つまり相撲取りではありましたが、お相撲さんらしく無かったです。それに対して日馬富士はお相撲さんらしいところもあって、私個人も白鵬よりは日馬富士の方がいいと感じていました。

 決してあってはならないことですが、なんでも貴ノ岩関の生活態度の注意の過程での事件だったそうで。ある意味、相撲道を進んでいたところです。だからといって許されるものではないです。

 土俵を去るのは、事件を考えると致し方無いのかもしれません。でもやっぱり土俵に戻る方向にしてほしかった。横綱の責任を感じ、伊豆からの引退というのも、ある意味に相撲道を行っていた結果からでしょう。

 仕方がないとは言え、残念でたまらない、というのが私の存念です。

名古屋市地下鉄東山線に(仮称)柳橋駅設置へ予算措置

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 ツイッターで知った情報ですが、名古屋市は29日、名古屋市地下鉄一号線(東山線)の名古屋駅~伏見駅間に新駅として(仮称)柳橋駅設置とする具体的な作業に入ると明らかにしたそうです。河村市長が29日の市議会本会議で「来年度に具体的な調査の予算を立てたい」と述べたとのことです。日経新聞が報じています。
記事:名古屋市が新駅「柳橋駅」実現に予算計上へ

 この柳橋新駅については、予てから噂があり、実際に地下鉄函体にも新駅設置を想定した構造部分があります。2027年のリニア中央新幹線開業は、空前の名古屋のチャンスとのことで、駅前地区のさらなる活性化につなげたい、ということを強調しているとのことです。

 柳橋新駅の大体の位置はここ。乗っていると音が少し違いますので、コンクリート道床軌道であろう部分が大体ここです。道路の江川線西柳交差点から少し西(左)の直線部分。
 マピオン地図から。


 実際にここに駅を設置するとなると大きな障壁(問題)があります。施工上の大きな問題。二つの点。
 1,駅設備
 2,高速道路橋脚との関係

 1,の駅設備は、昭和30年代の頃に開業した地下鉄です。当時の駅設備は極めて簡易なもので、地上から改札口までのアプローチが大変短いです。新栄町駅が当時の様子をよく伝えていますが、このアプローチの短さが、地下鉄駅としての基準を満たさないのだそうです。
 昨今、新しく開業した地下鉄の駅が、やたら改札口まで遠いのは、なにかそうさせる基準があるそうで、保安基準だそうです。
 この(仮称)柳橋駅の地に駅を設置するとなると、線路が浅いことから、本線路の両側にホームと、それに付随して改札口などのスペースを設けて終わり、という構造の想定であっただろうと容易に想像がつきます。
 かつての伏見駅がそんな構造でしたが、今や鶴舞線の開業で駅構内が大きく変わってしまい、真下の東山線伏見駅に大変行き難い構造となってしまいました。

 現在の基準にあわせ、ホーム線路階の上に、改札口・駅務階を設ける構造となりますが、新駅構想部分の線路は浅いので、改札階を設ける余裕は少ないです。少し西にミヤコ地下街がありますが、線路を上下方向に付け替え、改札階を設けるとなると、超大難関な工事になります。

 もう一つ、2,の高速道路橋脚との関係ですが、名古屋都市高速道路の名駅入口の分岐路があります。その橋脚基礎がありますので、ある程度の横幅を必要とする駅構内函体を設ける工事では、この高速道路橋脚基礎を仮受する工法を取らねばなりません。
 いずれにしても構造的に、かなり難しそうです。

 これら大きな問題が(仮称)柳橋駅設置にはあります。
 しかし、あると便利な位置ですので、ぜひ実現に向けたいですね。

今上天皇の御退位は平成31年4月30日か

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 今日、大きなニュースになっていますが、今上天皇の御退位が2019年(平成31年)4月30日になりそうな状況です。本日、皇室会議が開かれ、再来年4月30日に陛下が退位され、翌5月1日に皇太子さまが即位されることが固まったそうです。
NHKニュース:天皇陛下 再来年4月30日退位 皇太子さま5月1日即位 固まる(動画あり)
ANNニュース:天皇陛下2019年4月末退位へ 来週にも閣議決定(動画あり)
産経新聞:天皇陛下譲位、平成31年4月30日は「国民がこぞってことほぐにふさわしい日」 菅義偉官房長
東洋経済オンライン:天皇陛下の退位が2019年4月末になった理由

 天皇陛下の退位については、元号の変更とセットになるので、年号の扱いで国民生活に大きく関わることになります。
 そこで当初は、2018年(平成30年)12月31日退位、翌日2019年元日に皇太子殿下が天皇に即位し新元号も施行、という方向でしたが、年末年始は皇室の行事も多く、とても天皇の退位~譲位に伴う諸行事はできない、という宮内庁側の意見で、少しおくらせ、大型連休中の4月30日退位~5月1日即位、という方針となったそうです。
 この年末年始から、4月30日に移る方針となる間には、年度末の3月31日退位の案もあったそうですが、人や物の移動が盛んな時期で、関連して影響が大きい、ということで大型連休の期間とする方向となったそうです。

 ということは、平成の御世も、平成31年4月30日で終わりですね。
 ただ、明治維新後では初めての天皇の退位~皇太子殿下の即位となるので、その儀式などどうするのか、そもそもそうした退位~即位は天皇の国事行為なのか、皇室の私的行事なのか、そのような諸問題があるとのことです。
 そうした問題を解決し、御譲位への日程が決まれば、新元号も発表される、ということだそうです。

 ただこのカレンダーの件では、カレンダー制作会社に因れば、カレンダーは前年の秋ごろに翌年のカレンダーを印刷することから、2019年5月1日に改元されることとなっても、カレンダー印刷の時点で新元号は定まっておらず、2019年のカレンダーは、西暦年のみ印刷して対応するところが多いそうです。

 この新元号の件では、鉄道のきっぷ収集の目からすれば、発行日付の「-1.-1.-1」が無いことになりました。

今年の新語流行語大賞

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 今年の、ユーキャン新語・流行語大賞が発表されました。
 年間大賞は「インスタ映え」と「忖度」。

 インスタ映えは私も、新語としてふさわしいということで一押ししました⇒11月11日投稿
 その通り選ばれたとのことで、従来この種の話題について行けなかった私は、ホクホクです。

 11月11日投稿記事にも書きましたが、インスタグラムの略称としてのインスタと、映えるの日本語をくっつけてた形容詞、画面上の見栄えがいい画像のことですね、インスタ映え。
 私はインスタグラムはやっていませんし、ましてやスマホすらも持っていません。
 しかし、ツイッターやこのブログのように、画像を人様に見せることもあり、その場合は、見栄えが良い画像を選んだり、撮影の時点でその見栄えが良いように写します。まさしく「インスタ映え」を考えての撮影。

 私のようなものにまでインスタ映えの言葉は用いなくとも、インスタ映えの思想に基づいた行動をしていますので、それを的確に言い表されたインスタ映えは、新語として極めてふさわしいと思います。

 「忖度」は新語ではなく、まさしく流行語ですね。
 豊中市の小学校にせよ、今治市の大学にせよ、総理大臣の意向をどう「忖度」したのか、その結果でしょうね。
 忖度は人の心の内面ですので、なかなか証拠性がつかめません。
 それゆえ、流行語です。


***
 この新語・流行語大賞は授賞式に来ていただける方に因む言葉が選ばれるそうです。「インスタ映え」は女性ファッション誌の読者モデルでつくる「CanCan if giri」のメンバー三人が受賞。
 「忖度」は忖度まんじゅうを販売した、大阪市のヘソプロダクションの代表が受賞されたそうです。

 違うだろ^は、豊田元議員でしょうけど、その豊田さん出てこられたでしょうか。それに影響と浸透度を思うと、大賞ではなさそうです。

ルチアの狂乱

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 久しぶりに、クラシック演奏会拝聴記です。演奏会拝聴記は、セカンドブログのアメブロのブログと、ダブルポストとしましたので、1日前のアメブロ記事とほぼ同じ内容です。

 お世話になっている、ピアニストの平山晶子さんから案内があり、池下駅近くのスタジオ・ハルで、このような演奏会があるから来てと。
 案内のちらし。


 当日頂いたレジメ。


 演奏曲目。列記するのが大変なので、レジメから。


 演奏者様からのメッセージかな。最後の面。


 演奏曲目や、その演奏順番は、演奏家からのメッセージがあるものですが、私にはそのメッセージの意図は読み取れません。
 演奏や曲の好みかどうかで判断しています。

 1曲目、カッチーニのアベマリア。
 クリスマスの12月ということで選んだという挿話でしたが、この曲はどこか幻想的で、秋深まっり霧が濃い風景を想像させる、なかなか好みの曲です。
ルチアの狂乱で、女性たちの愛の物語だそうで、その序奏にふさわしい曲だと思いましたが、どうかな。

 演奏の途中で、ホール後方の扉が開き、ソプラノのつじ村さんが謡いながら入場する演出。

 2曲目、オペラ椿姫から乾杯の歌
 これは有名ですね。喜びの前の乾杯を表した曲です。

 3曲目、カルメンの間奏曲。
 これも良く知られた曲。
 フルートの音色が存分に発揮された演奏でした。

 4曲目、ロリータ。
 これは、始めましての曲です。
 イタリアの作曲家の曲だそうで、歌詞に甘い言葉が沢山あるそうです。
 こんなこと思い出しました。
 イタリアでは、とにかく女性をほめることが大事。目の前に女性がいたら、まずはしっかり見ること!そして何かしらの言葉をかけること!だそうです。そんな文化的な背景の曲でしょうね。

 5曲目。勿忘草。ドイツの歌曲だそうで、勿忘草の花言葉は「真実の愛」「私を忘れないでください」だそうです。
 そんな歌詞が綴られた歌だそうです。

 6曲目。フルートのための12の幻想曲から第11番。
 フルートのソロ演奏でした。フルートの指使いが素晴らしい一曲ですね。

 7曲目。ピアノソロで演奏するまでのお楽しみ、とされていますが、ピアノの平山さんのお話では、曲が決められなかったとのことです。
 そこで演奏されたのは、ショパンのワルツ嬰ハ短調 OP.64-2。ショパンのワルツの一曲です。ワルツの何番だったのかな。作品番号が64ということだけ覚えてきました。ショパンの曲は、作品番号で覚えております。
 たしかフレデリック・ショパンの恋に基づくワルツ曲だと伺っていましたので、今日の演奏会チョイスによく合っていると思いました。

 8曲目。オペラ椿姫から、そは彼の人か、花から花へ。
 先ほどの乾杯の歌の後のシーンだそうで、ソプラノ演奏で一人二役のような歌い方をなされていました。
 なんとなく能の屋島での替間で上演される、那須与一語りを想い出してしまいました。

 休憩をはさみ、9曲目。エディットピアフを讃えて。
 曲の出だしが、枯葉よ~、を思い出すメロディということでしたが、まさしくそんな感じ。
 結構好きな一曲です。1曲目のカッチーニのアベマリアのように、秋も深まり、気温が低くなり霧が濃い風景を思い出します。

 10曲目。カルメン幻想曲。
 有名なカルメンの中からメロディが登場します。ハバネラはカチッとしていいですね。も好いです。

 最後の11曲目。これが今日のメインですね。
 オペラ、ランメルモールのルチア、狂乱の場。
 オペラでは凄い場面だそうですが、情熱的な女性の愛を表現した今日の演奏会の総仕上げ、でしょう。
 そうして今日の題「ルチアの狂乱」に続くと感じました。

 今日の演奏会場は千種区の池下から少し南に位置する、スタジオ・ハル。
 東部丘陵地位置する高級住宅街の一角にある、個人宅をクラシックホールとされたところです。


 昨今、個人宅を改装(したりしなかったり)し、喫茶店や食事処とされているお宅がありますが、それの演奏ホール版ですね。オーナーさんにも会いましたので、お話したら、その通り!と言われました。

 玄関前、本日の案内。


 玄関では、うさぎさんがお出迎えしてくれました。


 ホール内。個人のお宅とは思えない天井の高さ。二階建ての二階部分の天井までの高さがあります。
 ステンドグラスが良いですね。


 ホールの中にいろいろなコレクションがあります。




 ここのお宅は、ピアノの先生をなさっておられたそうで、そのコレクションの楽譜。


 トイレの中で、ねこちゃんが、ヴァイオリンを演奏しています。


 演奏終了後で参加者からの撮影を、横からこっそり写しました。
 こういうの、正面切って「写したい!」と言えない性格なので。


 三人の演奏者さんと、オーナーご夫婦の方に見送られました。
 素敵な時間をありがとう、とのお言葉をお伝えしました。

 帰りは池下駅へ。池下駅に近い所に、こんな古風(というか鄙びた)民宿がありました。


 回りは時代のトレンドを行くマンションやそんな雰囲気のお宅に囲まれた中。

 人の生の声による歌はとても素晴らしいものです。ピアノの音色は確かに大好きでありますが、人の声による演奏は、不思議と魂に響きます。だからまた拝聴したくなるんですね。音楽っていいですね。
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