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オアシス21が外国人から人気の場所だそうです

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 ツイッターでの情報から。名古屋市の中心部、広い意味での栄地区に栄公園オアシス21がありますが、ここが近年、外国人観光客に人気なのだそうです。Yahooニュースより。
画像をクリック。


 世界最大の旅行サイト、トリップアドバイザーの「外国人旅行者が選ぶ夏のフォトジェニック観光スポット」ランキングで、名古屋のオアシス21が2位に選ばれた、とのことです。
 
 外国人旅行者が選ぶ夏のフォトジェニック観光スポットがどんなものかは分かりませんが、とりあえず「インスタ映え」するところでオアシス21が人気なのだそうです。

 オアシス21はこの地区の方はどなたもお分かりになられると思いますが簡単に。名古屋市の都市公園で半地下式の広場構造にバスターミナルを設置した複合施設。
 半地下の床面は隣のセントラルパーク地下街に揃えられ、もう一方のNHKと愛知県芸術センターの地下2階とほぼ同じ。
 半地下式の空間は広場となっており、中央の上空は、アクリル式の床による水の宇宙船があり、池が上空にあります。そんな構造が人気があるんでしょうか。

 このオアシス21が外国人観光客に人気は心当たりあります。中国からの爆買いが社会現象となっていた頃、オアシス21の地下広場と水の宇宙船を結ぶエレベータは人で一杯。一回目を見送り次やってきた中は先ほどの人ら。
 同じく地下広場で待っていた人の話では、中の人は中国人で、エレベータで遊んでいる、
とのことです。そこでその方、3回目に来た時に何か言うて中国人を降ろさせた次第です。

 中国人のマナー知らずを改めて認識したところでした。

 この中国人の例は一般化できませんが、オアシス21が外国人に人気であることが知られているのでしょう。
 そうであれば、観光の見どころが少ない、とか無いとまで言われる名古屋観光のあり方に組み合わせられると思います。

 オアシス21地下の広場から。


 頭の上は池の水。


 人が歩くところも見えます。


 水の宇宙船の池。


 夜間の全景。

出来ていない年寄りが多くなった

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 今日の投稿記事はちょっと物議を醸し出す内容であるかもしれません。
 今日、名古屋市営バスで見た光景です。名古屋駅停留所から栄地区を経て大須地区を循環し、名古屋駅停留所へ戻る経路の、C758系統です。
 車内左側最前席、前扉のすぐ直後の席、私のようなバスヲタが好むことから、通称「ヲタ席」と呼ばれている席の事。ここに一人の年寄り男性が座っておりました。この年寄りが二つの点で問題行為。

 その問題行為、一つには脚を組んで腰掛けているところ。脚を組んで腰掛けるのは、本人の自由だろう、と言われそうですが、バス・鉄道車両内の腰掛で脚を組んで腰掛けるのは、とてもみっともない行為です。それは姿勢が悪いです。どうしても腰掛に浅く腰掛けるので腰の位置が前のめり。そのため、上体が反って(猫背)になってしまいます。その姿がみっともない。
 二つ目。その様に脚を組み浅く腰掛けるので、狭い左側最前席ゆえ組んだ脚でつま先は料金箱のすぐ前でブラブラ。なので以降の停留所で乗って来る人の体に当たります。足は当然、靴を履いておりますので、靴先が乗ってくる人の衣服に付きます。
 エエ歳してそこに気付かない年寄り、昨今このような「できてない年寄り」が多くなったように思います。
 年寄りのことを「老人」とも言いますが元来、老人の「老」の字は、尊重すべきもの、貴重な、というような意味です。そこには高齢者の意味は入っておりません。高齢者・年寄りのことを老人と言うのは、人生経験を経て、貴重な体験から尊重する人ゆえ老人と、結果的な帰結して老人と呼ばれるようになったものです。
 しかし、昨今は件に挙げたようなとても「老」人と言えない年寄りが増えました。なので今、この記事でも冒頭から件の高齢者を単に「年寄り」と記しております。
pここから先は少々過激です。このような出来ていない年寄りのことをネットスラング(隠語)で「JJY(じじい)」或いは「BBA(ばばあ)」と称しております。
 このJJY、或いはBBAによって引き起こされる被害のことを「老害」とも言っております。あ、あくまでネットスラングですよ。

 老害にまつわるのは、これまででも見聞きしております。NHKスペシャルでもやっておりましたが、NHKでは「暴走老人」としていました。
 各所でやたらクレームを付けて回ったり、商店で万引きしたり等々。少し南に書いた京都市営バスでいるらしい「倒れ屋」もその老害の一つでしょう。

 「脚を組む」行為は普段無意識にやっている人にとっては至極当たり前ではありましょう。しかし過去、弊ブログでも言及しましたが、公共の場では脚を組むものではありません。電車の腰掛では窓に沿って長い腰掛の通勤型車両では、組んだ足のつま先がブラブラします。見てると、腰掛けるやいなや、腰掛けたその瞬間に脚を組む者は老若男女多いです。しかし通勤型車両は腰掛けたすぐ前は、通路であり立客スペースでもあります。そこを自宅のソファーに腰掛けているかのような、前のめりで脚を組んで腰掛けるその姿は実にみっともない。これを高齢者でもやっているので尚更みっともないです。

 姿勢はとにかく大切です。言葉使いと共に人となりを表します。

 バス・鉄道車両の腰掛ですのでもう一つ。優先席というのがありますけど、そこを年寄り席と考えている年寄り高齢者がいるようです。そこは立っていては大変な方用の優先席です。なので、足腰が弱ったお年寄りは優先席の対象ですが、元気な年寄りは対象ではありません。そこを理解できない(理解しようとしない)年寄りは、ただの年寄であって老人ではありません。

 年齢を重ねるとは、美しく重ねたいものです。己の身を律する意味でも。


 ちょっとだけ追記。こうした暴走老人など度が過ぎた頑固は、認知症の初期症状であるかもしれません。

NHK受信料は合憲

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 中日新聞朝刊記事からです。日本放送協会(NHK)のテレビジョン放送の受信料に対し、テレビ受像機の設置だけで契約義務が発生するか否かで争われていた訴訟で、初の最高裁判決があり、NHK受信料は合憲であるとの判決であったそうです。


 まぁ、悔しいいけど、妥当なところですね。NHKの存在の法的根源である放送法では、第15条で「協会は、公共の福祉のために、あまねく日本全国において受信できるように豊かで、かつ、良い放送番組による国内基幹放送(国内放送である基幹放送をいう。以下同じ。)を行うとともに、放送及びその受信の進歩発達に必要な業務を行い、あわせて国際放送及び協会国際衛星放送を行うことを目的とする。」と定めており、この「あまねく日本全国」というところ、放送は普遍的に存するものであり、受信設備(テレビジョン受像機など)を設置すれば、その普遍的な放送を視聴出来得る環境に置かれるため、その費用徴収のためにも受信契約をしなければならないものです。

 日本放送協会(NHK)は、かつての電信電話事業、郵便事業と同じく、我が国普遍的な存在でした。そこには民間放送の競合は無く、放送番組の選択、という発想はありませんでした。そこが民放との大きな違いで、視聴に対して料金発生ではなく、視聴できる状況において料金発生です。そこが民放との大きな違いです。
(郵便は制度上、民間事業者の参入を認めていますが、いまのところ民間事業者はありません)

 受信料契約の強制は無効、という判決が出ると面白いと思っていましたが、NHKの存在を考えると、受信料契約自体も普遍と解釈できますので、妥当なところです。個人的な希望と、法理論での解釈は別です。

 NHKとの未契約世帯に対しては、受信設備設置の時期に遡って請求することになります。数十年に亘って未契約ですとその期間の受信料支払いの対象となり、百万円以上にもわたることになります。
 未契約世帯はかなりあるそうです。NHKとしては未契約世帯の数は大体は知っていますが、その数は非公表だそうです。しかしながら、その数は大変な数で、とても知られてもよい数値ではないらしいです。

 未契約世帯には今後、NHKから受信料請求訴訟を提起し、判決確定で受信設備設置に遡って請求されることになります。しかし実際に数十万、或いは百万にもわたる請求がありうると、該当する世帯は戦々恐々です。
 影響が大きいです。

 もう一つ、受信料を支払っていないのに、受信契約を締結していても未払いの状況が続いている場合、これは過去7年まで遡って請求が出来るとのことです。
 この7年というのは、債券消滅時期ですね。

 これでNHK受信料の法的裏付けはしっかりとれました。今後、未契約世帯に対する、請求訴訟が増えそうです。

天皇陛下の御退位日閣議決定

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 政府は8日の閣議で、天皇陛下の御退位となる日を、2019年(平成31年)4月30日とすることを正式に決定したとのことです。
Yahooニュースより:2019年4月30日退位を閣議決定

 つまり現在の今上天皇は、2019年4月30日に退位され、翌5月1日に皇太子殿下が新たに天皇に即位されることが正式にきまり、それに伴い2019年5月1日に元号の改元が行われることが決まりました。

 この4月末の御退位の方針は少し前に伝えられていましたので、それが正式なものとして決定されたわけですね。この4月末の御譲位-改元の方針が伝えられた時、この即位日をsy区実として大型連休にしようという意志もあったと報じられましたが、ツイッターでの評判の中では、「システム管理者やプログラマにとっては大型連休は無くなったな」というものがありました。

 コンピュータ上で処理する日付において元号入力をしているシステムでは、バグによるどんな誤動作が起きるやもしれず、よって世間は休みであっても、システム管理者やプログラマにとってはとても休んではおられない、というものです。そもそも今どき、年を元号入力するのはどうかしているとは思いますが、顧客対策で元号採用のところもありましょうか。
 ちなみに私が作るシステムでは、日付は西暦と月日を8ケタの数字にして処理させています。

 この天皇ご上位により、称号は、天皇陛下は上皇、皇后陛下は上皇后と呼ばれることになります。

 新元号は2018年1月から検討に入るとのことですが、時代のうねりを感じますね。
 先日コメントで、2019年の時点で日本はあるのか?と頂きましたが、時代のうねり、国際情勢も大きく変わり、別の意味でも大変な世界に入っていくのではないかと思います。

・参考、天皇の退位等に関する皇室典範特例法条文。⇒こちら
・官邸web 天皇の退位等に関する皇室典範特例法について

EV車普及により走行税の検討も

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 電気自動車(EV車)の普及により、ガソリン税の減収から新たな財源として、「走行税」のようなものを導入検討しているのだそうです。ツイッターで知った情報でYahooニュースからです。
Yahooニュース:EV普及で“走行税”浮上も ガソリン税収大幅減、財政再建に影響

 EV車はまだそれほど普及しているとはいえませんが、諸外国の中には今後、油を燃料としてエンジンの動力で走行する自動車は製造・販売が禁止される国もあるそうで、日本も今後はEV車が普及していく見込みだそうです。
 EV車は、何らかの方法で電力を得、その電力で走行するので、当然ながらガソリンは用いません。ガソリンを用いないとなれば、ガソリン価格に含まれる揮発油税による税収が大幅に落ち込むことは、自明の理です。
 そこで揮発油税に替わる、新たな税収として「走行税」のようなものを検討している、ということですね。


 設定主旨は異なるものの、ガソリンの揮発油税も、概ね走行距離に比例しており、負担はさして変わらないのかもしれません。検討主旨の中に、EV車であっても道路を使うことには変わりがないので、適正な費用負担だそうです。

 公平な税負担ですが「走行」税というのが何かしら、どこかで抵抗を感じます。


終電近くでこの混雑

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 何かとウザい話題が多い中、中々オッと思う動画を発見しましたので、その動画からブログ書いてみます。

 このYoutube動画は、説明の通り韓国の方がアップされたものですが、題を跳躍すると、「日本の地獄鉄出退勤の地下鉄・電車風景」とでもなるのか、通勤ラッシュ輸送状況の動画。誰がどのような意図で撮影されたのかは分かりませんが、日本の通勤鉄道はすさまじいということを伝えようとしたものと思います。
 各地の通勤時輸送の状況をつないだものです。通勤時でも出勤ではなく、退勤時ですね。
 
 その中から特にブログにしようと思ったのは、最初のカット。午前0時過ぎの新宿駅、山手線外回りと中央総武緩行線の三鷹方面行きホーム。
 午前0時過ぎというのにホームは凄い混雑。字幕で0時20分頃の右側の電車、送れている豊田行きです。ダイヤ改正で今は少し時刻が違っていますが、時発の時刻からするとおそらくは4分程度遅れています。
 その遅れの原因が多客。動画の通り、ドアが閉められません。まるで朝の都心方向の輸送のごときです。

 そんな動画がこちら。
일본 지옥철 출퇴근길 지하철 · 전철 풍경 Rush Hour Train in Japan


 夕ラッシュは従来、最混雑時間帯とされていた18~19時台はそれなりの増発など輸送力強化されてきた一方、これを過ぎると従来通りの列車間隔となり、しかしながら「5時から」のアフターファイブを過ごした人たちが乗ってきますので、不思議な混雑がダラダラと終電まで続きます。
 これ田舎の人に言うと、「夜中は電車空いとるだろ」と言わ信じてもらえません。
 終電間近い時間で、乗れるかどうかの瀬戸際。これが朝の出勤時なら、会社到着が少し遅れるだけですが、終電間近いと、列車間隔も広くなり、終電を逃すと家に帰られません。

 ちなみに、集電を過ぎると、あとは3時間後の初電になりますが、中央線の郊外方向へ向かう初電もかなりの混雑です。終電逃して替えられなくなったり、そもそも「オール」をやった人が帰る電車です。

 東京って、凄いですね。
 
 ちなみにこの動画は、あなたへのおすすめ、にあった動画です。
 また、動画の終わりの方には、名鉄名古屋駅、JR東海の名古屋駅も写っています。

トランプ米国大統領の発想

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 トランプ米国大統領が、頭大丈夫か?ということを言い出しました。それはニュースなどで多く報道されていますが、それは「イスラエルの首都はエルサレムであると承認し、在イスラエル米国大使館を、現在のテルアビブからエルサレムに移転させる、と明言」しました。それが、どんな意味を持ち、どんな危ういバランスを崩そうとしているのか、私です分かります。

 歴史の過程でエルサレムは複雑な動きの中にあります。多くの方がご存知でしょうから、その動きの過程は省略しますが、その動きというものは戦争ん関わるもの。

 中東の火薬庫とも言われる、イスラエルの帰属問題、イスラエルは本来の首都であるとして実効支配しております。パレスチナもここが首都であるとして、その攻防で過去、四度の戦争が起きました。そこで、微妙なバランスを保つ意味で、イスラエルと外交がある各国大使館はテルアビブに置いております。
 それをトランプは何を考えているのか、イスラエルの首都はエルサレムであると言明しました。

 トランプはバカだバカだと思っていましたが、ここまでのバカだとは思ってはいませんでした。報道で知った事ですが、米国では1995年の時に米国大使館をイスラエルに移転させる法律が制定されて、後は大統領の実施命令だけだったそうです。しかしながらイスラエル・エルサレムの微妙な問題から、歴代の大統領は移転の法律実施を延長する大統領令を半年毎にサインしており、トランプ自身も今年春の移転延長にサインしましたが、それから半年後の今回、移転を実行に移すこととしたという。
 その背景には、トランプが掲げた公約が何も実現しておらず、そこで直ぐにでも公約を果たせる大使館移転なのだそうです。それはそうです。既に出来上がっている法律を実施させるだけです。
 もう一つ、トランプの有力スポンサー(支持者・タニマチ)にユダヤ資本家があり、半年前の移転時期延長で大きな抗議があったのだそうです。
これらの政治的な行き詰まりで、その打開策で大使館のエルサレム移転。ハァですね。この先何が起きるのか分からない。

 早速エルサレムのパレスチナ自治区の一部では小規模な衝突が起きていますが、これが何かの拍子で大規模な衝突に至るかもしれません。
 何の偶発的な出来事が、第五次の中東戦争に至るのかもしれません。
 そんな危険をはらんだ、トランプのエルサレム首都承認です。

 しかしそんな発想で政治を行うとはそれは恐ろしいことです。これが米国内だけであれば、バカな奴を選んだ米国民の責任に帰結しますが、国際情勢まで自分の成果に結び付けようとするその発想はあまりにも恐ろしく、危険です。翻って類推すれば、韓半島(朝鮮半島)問題もこの調子でやられたら、どんな結果をもたらすのか。何とも危うい情勢にされてしまいそうです。

 しかし、トランプには「想像力」は無いものだろうか。とりあえず、事業は成功させているようなので、「想像力」はありそうですが。

 そんなトランプに真っ先に支持を表し、表敬訪問では固い握手をして強力な関係を示した、極東の某国首相もどうかしています。

上野動物園は今日から全面禁煙・東山動物園でも禁煙に!

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 東京都台東区にある、恩賜公園上野動物園では、パンダの赤ちゃん公開前に、今日から園内全面禁煙だそうです。
東京ズーネット記事

 動物園内どこででも喫煙可能だったのではなく、園内一か所あった喫煙所を廃止するもので、来週のパンダの赤ちゃん、シャンシャンの公開を前に、子どもたちも多く訪れることから受動喫煙防止と、外国人旅行者も多く、今後もさらに多く来援することが見込まれ、喫煙所廃止で完全なる全面禁煙としたそうです。

 上野動物園の喫煙所は、よりによってパンダ舎の近くだったそうですが、今日から撤去。どうしてもタバコを吸いたい人は、一旦園の外へ出る、のだそうです。この場合は再入園可能。動物園に近くの喫煙所は、上野公園の南、京成上野駅そばで、アメ横のヨドバシカメラの横辺り、動物園から5分ほど歩くそうです。

 そこは遠いので、動物園から徒歩3分程度の西洋美術館前にも喫煙所があるそうです。

***
 翻って、名古屋市の東山動物園。園内には数か所の喫煙所があります。その一つが動物園正門を入ってすぐの胡蝶池の島の部分。

 ここです。


 動物園の主要な順路からは外れていますが、夕方の季節風が都よい時、動物園正門に向かって歩いていると、動物会館前でタバコの匂い。アホがどこかで隠れて吸っているのか、と思う物の、風上はこの胡蝶池。喫煙所がある一つ。そこからの煙が強い風に乗ってながれてきます。
 拡散分配で匂い成分も煙成分も薄まるはずですが、私の鼻は高感度で、さっとたばこの匂い検知、胡蝶池の喫煙所から流れてきたものと理解。

 実は、動物園でもですが植物園では時々、園路から外れて茂みに隠れてタバコを吸うアホがいます。本当にアホです。ええ歳して。ええ歳だから吸っているのだろうけど。
 なんで「アホ」と言い切れるのか。喫煙しているからではなく、隠れて吸っているのはどこか後ろめたいものがあるんでしょう。しかし吸っている姿は隠そうとしていても、気体である煙が流れて、喫煙がバレる、という発想は無い物だろうか。その点で「ええ歳してアホ」と言い切る次第です。

 ということは兎も角、上野動物園で完全なる禁煙に踏み切ったことで、東山動植物園でも完全禁煙とならないものだろうか。

 数日前のツイッターにこのようなブラックユーモアの画像がありました。以前、どこかの動物園の喫煙所に掲げられていたそうです。


 東山動植物園はかつて園内でビールの販売を始めようとした際に、動植物園は教育施設だからビール販売は馴染まない、という論議がありました。
 教育施設であるならば、前面禁煙に踏み切ってもいいだろうと考えますし、ハイパー嫌煙者としてそうであってほしい。

新幹線車両において初めての重大インシデント

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 一昨日、東海道・山陽新幹線で、走行中の列車の台車に亀裂などの変異が認められ、運輸安全委員会の設立以降、初めて新幹線車両に起因する重大インシデントが発生し、調査官を派遣し、事故調査を始めたそうです。報道各社が伝えていますが、NHKニュースから。
 画像をクリック。


 運輸安全委員会のweb。当該事象の概要。⇒こちら

 どこがどうなったのかは、はっきりしたことはまだ不明ですが、台車枠の軸箱守付近に亀裂が認められ、さらに車軸の駆動装置部分に変色と油が付着しており、当該車両使用の東京行きのぞみ号列車の車掌が異臭を認め、名古屋駅到着で点検したところ、亀裂や油漏れを発見し、走行不能で当該車両使用ののぞみ号は名古屋駅打ち切りとなりました。

 その後長時間、名古屋駅上本線(14番線)に止められたままだそうですが、台車枠の亀裂はとても危なく、日比津の車庫への収容が出来ないでいるのかもしれません。
 新幹線営業列車運行中に日比津車庫へ動かそうとすると、上り本線から上1番線(15番線)への進路と交差することとなり、万一動かしているうちに脱線したら、一日、いえ暫く数日にわたって運転ができなくなる恐れがあります。

 ところで、この台車の油漏れがあったという駆動装置は、早い話が油で包まれた歯車で構成されている構造です。この部分の部品に神戸製鋼の製品が使われているのではないのかな。ツイッターでもそのような疑問が呈された方がいました。


 しかし、高速で走行する新幹線車両における重大インシデントは初めての出来事。過去には信号に本来、安全側に作動するところを、誤った信号が現示される事象があり、これは国鉄時代は信号誤現示事故として重大事故として扱って(認識して)いましたが、現在の運輸安全委員会での定義では、重大インシデントに分類されます。

 重大インシデントとは、事故には至っていないものの、事故に至るミスや誤った扱いなどの事で、これらも事故と同様に扱い、原因を調査して、今後につなげるおのえす。
 インシデントは、早い話が「ヒヤリハット」です。

 台車の構造に明るいゆえ、よく亀裂が拡大せずに、無事に名古屋駅までたどり着けたことだと思います。
 まさしく不幸中の幸いです。台車枠の亀裂はそれほど深刻です。

マスコミの一言お願いします・・・はうっとうしい

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 ウザい話の一つ、大相撲の暴行障害事件から派生した、年寄貴乃花と日本相撲協会との関係。テレビマスコミでは、連日江東区の貴乃花部屋の前に大勢張り付いて、関係者(と思われる人)が出入りするたびに「一言お願いします」だとか「一言」「一言」、これが複数重なると「ひひととこことと・・・」などと、マァウザい。
 どうせ貴乃花はしゃべらないだろうし、関係者もかん口令が敷かれているだろうから、放っておけばいいだろうと思うけど、そうはいかないのかな。尤もそんな映像を見る、私も私なのですが。
 近所の方、迷惑だろうな。あんな狭い住宅地の一角に大勢の人とカメラが備えられ、気になるだろう。かつてとは違い、今のマスコミ記者はそれなりに節度を守っているとは聞きますが。

 しかし貴乃花、ここまで協会からのコンタクトを頑なに拒否とは、どういうことなのだろう。世間的には、暴行・障害事件の被害者側ということですが、貴乃花も協会員の一人であり、協会の理事でもあるので、それなりの順守義務があります。事が起きたら報告するなど云々。

 ツイッターにこんな意見がありました。要約すると、「貴乃花が信用できないのは、彼が親方になって早々に、学校を卒業したばかりの新弟子がいながら部屋とは別に夫婦用のマンションに住み、部屋には通いの親方であったのが信用できない。」というもの。

 新弟子に限らず、弟子というものは親方の生き様を真似るもので、相撲以外の暮らしの面でも親方である、というもの。そこを抜かして、自分たちの暮らしだけのマンションを用意するとは、信じられないというものでした。

 貴乃花理事、このままでは協会員として懲罰の対象かもしれません。協会からのコンタクトを頑なに拒否するのは親方の勝手ですが、然るべき報告はあって当然ですね。
 そもそも人として、人が玄関まで訪ねて来ているのに会おうともしないのは、どうかしています。弟子たちとは別に、マンションを用意したという前記の氏の意見と、相通づるような気がします。

 マスコミも、貴乃花部屋前で張るのは、もう止めたらどうだろうか。どうせ貴乃花も出入りする関係者もしゃべらないだろうし。

東海道新幹線名古屋駅の復旧は12月16日以降

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 新幹線車両の台車枠の亀裂で、走行できなくなった車両が留め置かれたままの東海道新幹線名古屋駅の上本(上り本線)14番線。車両撤去への作業が行われてるとのことですが、車両撤去で線路復旧は、16日以降だそうです。
毎日新聞web版:名古屋駅の上り線、終日遅れ
産経新聞web版:名古屋駅で停車したままの車両、移動へ 亀裂の台車、詳しく調査
NHKニュース:新幹線台車亀裂 名古屋駅ホーム復旧は16日以降

 動かそうにも、亀裂が入った台車が破損するかもしれず、日比津の車庫への収容がままならず、とりあえず仮台車に交換してこの場から動かせるようにするのだそうです。
 14番宣は、線路の右は旅客ホーム、左側は広告の看板がずらりと並び、場所が限られ、どうやって仮台車に履き替えるのだろうかと思いましたが、東京方の16~14号車を切り離して引き出し、当該の13号車を東京方の広い部分までなんとか動かして、そこでクレーンで吊り上げ、仮台車を履かせ(交換し)、日比津の車庫まで動かすのだそうです。

 新幹線車両、N700は、外幌式の連結部で、本来は車庫でしか作業をしない、車両分割作業は幌の取り外しという面倒な作業があります。車庫でしか行わない、と書きましたけど、厳密には車庫で編成替えということは今は殆ど無く、工場(車両検査の工場)で分割くらいで、手狭な場所での作業です。

 上本(14番線)が使えず、新幹線の運行ダイヤにはいささか影響がでています。現行のダイヤでは、上り線は名古屋駅において追い越しは無いですが、ホームは両面使用しています。のぞみ号と一部のひかり号は14番線、他のひかり号とこだま号は15番線使用です。
 車両撤去が済むまですべての上り列車は上1番線(15番線)での発車で、発車順序を変更させない他、所定の発車時刻よりも早く出発させることは出来ません。

 新幹線列車は、動き出してから最後部がホームを離れるまでと、先頭部がホームにさしかかり停止するまでは約1分かかります。
 現行ダイヤでは、15番線の1線だけの使用でもなんとか裁けそうですが、起動時、駅進入時の余裕時間では1線使用では余裕がありません。
 名古屋駅から東京方面ののぞみ号にお乗りに鳴られた方は、よく見かける光景ですが、のぞみ号が発射するホーム反対側には次発のひかり号・こだま号が同時進入する光景が望めることがあります。
 これが15番線の1線使用ではこのようなことができず、先行列車が確実にホームを離れてから次の列車がホームに進入できるようになります。
 そのため、名古屋駅手前で到着を待つ列車が「渋滞」する形で約10分程度の遅延がでているようですが、あまり大きな遅延にはなっていないようです。

 そんな「名古屋駅渋滞」の派生的影響なのか、名古屋駅始発のこだま号が、お客さんを乗せずに名古屋駅を発車させてしまったそうです。
Yahooニュースより:「こだま」客200人乗せ忘れ…バックし乗せる

 13日の名古屋駅を20時29分に発車するこだま684号が、名古屋駅でドアを開けずに発車してしまい、駅員の非常ボタン操作で緊急停止させ、約20mの後退でドアを開け、お客さんを乗せて、改めて発車したとのこと。

 Yahooのニュースには記されていませんでしたが、14番線に動けない車両があり、その影響で全体に遅延気味。
 所定では20時22分発の不定期のぞみ号の遅延で、始発のこだま684号はホームへの到着も遅れます。
 車掌が乗り込み、ドアを開けてお客さんを乗せ、ドアを閉めて発車、という発車までの手順ですが、遅延気味で運転士も焦っていたのでしょうね。ドアが開く前に運転台のドアランプの閉を見て、そのまま発車させてしまったようです。
 車掌と電話でお互いに列車番号の確認をする、という手順も忘れています。遅延による焦りですね。14番線が使えないことによる間接影響です。

 ちなみに、一度後退(バック)してお客さんを乗せた、ということですが、動き出した距離が約20mと短い上、新幹線は各列車の位置を東京の指令所で確認できますので、後続の列車に対して、停止措置を取ったうえで、こだま684号を約20m後退させたのでしょう。
 このトラブルでさらに10分以上の遅延が増幅したことかと思います。

🌟🌟🌟
 しかし、マスコミは新幹線の「安全神話」とウザイ。新幹線には安全神話なんてございません。あるのは、不断の努力のみです。

「けものみち」に思う

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 画像は一宮市役所の駐車場前の光景です。駐車場を出てすぐ、植え込みが帯状に剥げて、残念な姿に。


 一見して瞬時に分かります。駐車場から出た人が市役所庁舎へ行くのに(或いはその逆に駐車場へ向かうのに)、人の通行部分を通らずに、車寄せの車路を真っすぐ横切り、植え込みの中を通った結果です。
 一人が通ると、大勢の人が通ることで、植え込みが徐々に剥げて、やがてそこが通路のようになってしまいます。

 上の写真を撮っていると、本庁舎から人が出てきました。


 この後、どうされるかのか見ていたら、案の定、この植え込み剥げた道を通りました。

 このような現象、各所で見られます。
 大がかりなバリケードが無いところの植え込みは、少しでも近道をしようとする人が通り、それが一人や二人ではなく、何人も行きますので、次第に植え込みの植生が剥げ、通路っぽくなってきます。

 こういうのを都市計画で、皮肉を込め「けものみち」と称したりしています。本来の獣道は、動物が自然の山野を行く中で、同じ道筋を辿るうちに、その道筋の植生が薄くなり、路っぽくなる現象です。
 人は本来理解ある動物ですので、指定された道筋を辿るものですが、このような僅かな距離を惜しんで近道で、入ってはいけないか所に入る、まるで「動物的」感性の者が通るということで、皮肉が入り「けものみち」と呼ばれたりします。

 このような近道で植え込みに入る人の気がしれません。「近道したいからだ」ということは分かりますが、それが植え込みにはいることを許容する思考に至る過程がどうしてもわかりません。
 私から皮肉を更に込めれば、これが一宮市における自動車運転者のレベルなのかもしれません。前に書いた通り、一宮市は交通事故%違反日本一です。どこかの首相の言葉を借りると「こんな人たち」による自動車運転で、交通事故日本一になっているとも言えます。

 やっていいか or よくないか、の判断基準(規範意識)は、事の善悪によるものではなく、「みんながやっているかどうか」です。多くの人がこの植え込みを通るので、己も通る、というところでしょうか。

 少し前のセールスマンの売り込み常套句に「ご近所の〇〇さんも買われました。みなさんお買い求めですよ」というのがあったそうです。
 この場合の「みんな」がどの程度のみんなをさすのか怪しいところですが、日本人は「みんな」という動きに弱いようです。
 「赤信号みんなで渡れば怖くない」という諺があるそうですが、日本人の特性を表したことばですね。

 植え込みには入ってはいけません。この当たり前すら実行できないこの社会こそ、病んだ社会の一端かもしれません。

***
 ちなみに、この市庁舎正面玄関前のアスファルト路は、正面車寄せなおですが、自動車は滅多に入ってきません。というより事実上、入り様がありません。
 というのは、ここに至るには、来朝者駐車場と入口が共通で、前の道路に駐車場順番待ちの列が伸びることが多く、車寄せに入るだけの自動車はどうするのかな。ここで自動車が来たのを見たことがありません。
 それも人が平気で通ることになる、理由の一つかもしれません。

人の心を踏みにじる酷い奴・飲食店の無断キャンセル

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 二度続けての、醜い人の行動についての投稿記事で、御気分を害されるかもしれません。
 ツイッターでリツイート(転送)された中に、このようなものがありました。

<引用>オトンとオカンが大阪の梅田でやってるお店、今日30人の貸切予約が何も連絡ないまま当日来なかったらしい。悲しいって連絡がきた。一生懸命心込めて準備してたみたいだし、本当にかわいそう。




<引用終了>

 ということです。日付からして、出来事は12月15日の事だったようですが、オトンとオカンが、というところご夫婦で切り盛りしていた飲食店なのでしょうね。30人の予約は、大変大きいです。予約があるので普通のお客さんを断り、そして画像にもある通り素晴らしい心を込めて作ったお料理、なんとももったいない。
 
 このツイート(発言)を見て、無性に泣けて、そして腹が立ってきました。怒るのは体に良くないですが、そんな勝手に予約を入れて置いて、それを無断でキャンセル。飲食店では右から左へ料理を用意できるわけが無いです。
 献立を考え材料を仕入れて、朝から仕込みをして、画像にある通り綺麗にもりつけと飾りつけをして。人の真心が無いとできないことです。御商売だから、で済まされるものではありません。
 折角のお料理も、店の人もかわいそう。

 この無責任予約をした大阪(かその近郊)の大馬鹿者は、何かの集まりで、適当に複数の飲食店に予約を入れておいて、そして当日、その中から適当な店に行ったのだろうと思います。
 近年、このような影で人様が奉仕してくださることを忘れて、サービスだけを享受しようという大馬鹿者が増えているそうです。

 類似の例で、「お取り寄せ」。自宅で居ながらにして商品を購入する「お取り寄せ」。スマホやPCのクリック一つで、玄関まで配達してくれて便利~、などとヌかす奴がいますが、実際に配達してくださる方がいらそて成り立つサービス。
 それを忘れて(正しく言えば、考えにも無く)、不在再配達を指定しておきながら、その再配達時にも不在で平気で再々配達を指定。そしてさらさらに・・・という人種がいるらしいです。

 夏場は暑い中、冬場は寒風吹きすさむ中を配達していただける方がいるからこそ、お取り寄せサービス。しかしながら平気でその配達員さんのご苦労を踏みにじる人種。飲食店の無断キャンセルと相通ずる点です。


 大阪のそのお店、不幸な出来事ではありましたが、やがていいこともあるよ、と心から願う気持ちでいっぱいです。


治に居て乱を忘れず

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 昨日の埼玉県さいたま市の大宮駅近くでの風俗店の火事。年の瀬の火事でなんとも悲惨な出来事です。
 付属店ということで、直ぐに逃げられなかったのかもしれません。

 この「直ぐに逃げられない」・・・、業態というのもありますが、もう一つ、このようなお店を経営する人やお客の性質にもありそうです。
 というのは、歓楽を目的としています。そのような所では、どこか防災意識が働き難い様に感じます。経営者にもお客にも。

 昨日の火災現場では、避難通路に物体が置かれていたりしたり、そもそもが建物内が狭い迷路のような構造で、非常の際の避難経路を考慮されていなかったりします。

 私は、このような歓楽の場所には行ったことが無いのですが、数少ない居酒屋のには、類似の狭い通路を入った先に客室がある、というお店があります。

 常々、その時に居る場所で、「もし何かが起きたら」ということをシミュレーションしています。地下街を歩いている時、百貨店の中にいるとき、etc・・・、このことを人に話すと「アホか」と言われました。

 歓楽の場では経営者も客も、そういった防災など「防〇」という子頃は、深く持たないでしょうね。
 経営者はいかに少ない投資で最大の効果を得るか、お客はただ単に楽しむだけ、と。

 お陰さまで、方向感覚と位置関係は明確に理解できますので、万一の火事の場合は、避難経路を考えながら歩きます。
 ある居酒屋で、お客に寛いでもらう趣旨なのか、靴を脱いで上がる店があります。
 一度行ったところで、そこはビルの中で、さらにエレベータで3階に上がった所が店だった、ということがありました。
 当然、私一人で行ったわけではなく、人に連れられて、でしたが建物に入って、狭い。
 言われるがままにセミエレベータ。しかも古そう。「このエレベータ、大丈夫だろうか?」とここでも心配(警戒)。

 他の参加者は、普通に靴を脱いで寛いで、居酒屋のメニューを注文していましたが、私は避難経路が心配心配。何も起きないことをひたすら願うのみでした。

 まさしく、「地に居て乱を忘れず」です。
 そう滅多に、火事などの災害に遭遇することはありません。しかしマスコミニュースを賑わすように、実際にはどこかで起きています。
 そういったことに遭遇しないことが一番ですが、万一遭遇した場合は、どのような退避経路を取るなどの対処法を、常日頃考えるべきだと考えます。


 しかし、年の瀬の火事、なんとも辛いニュースです。

引越し解約料金値上げに見る便利さの影

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 引越しを申し込み、それを直前にキャンセルする人が多くなり、キャンセル料を大幅に引き上げる方向なのだそうです。MSNニュースから。
MSNニュース:引っ越し解約金、大幅値上げへ…直前の解約増で

 これ、CBCラジオの朝PONの中でも解説として取り上げていましたが、そんな引越しのような大きな出来事が、そんな直前にキャンセルされるのか?などという話題がありましたが、その直前キャンセルの大きな理由は、web(ネット)だそうです。
 スマホや@Cから、比較サイトを見ながら、気軽に複数ポンポンポン、と申し込み、その中から適宜、業者を選んで、他の業者は気軽にキャンセルなのだそうです。

 この図式、類似のものがありました。飲食店の無断キャンセル。⇒12月16日記事:人の心を踏みにじる酷い奴・飲食店の無断キャンセル
 こちらも、スマホやPCで複数の店をポンポンと予約し、当日の時間になって、その中から適当に選んで宴会、そしてそれ以外の店は無連絡でキャンセルだそうです。

 引っ越し業者は、引っ越し当日に向けて、車両、人員を手配します。正規社員もあれば臨時社員(アルバイト)の場合もあります。
 少なくとも、申し込みのあった引越しには、資材・人材を予めから投入させます。
 それを直前の日にキャンセルされても、それら資材・人材は他へは回せません。


 これら総じて言えることは、インターネットや携帯電話など、便利な危機が登場して、人としての要素がすっかり変わってしまいました。しかも単に「変わった」ではなく、何とも軽薄な人が増えたことか。

 たとえば携帯電話と待ち合わせ。携帯電話が普及する前、どこかで待ち合わせをしようとすると、電話等で事細かに打ち合わせします。時間は?、場所は?、人が多い時の目安は?等々。
 これが携帯電話の登場で、日時だけは決めますが、場所は漠然としたものだけになってしまい、「後は当日、携帯に連絡するね」になってしまいます。
 ここでも、人の思考が軽薄になりました。

 さらに携帯電話、かつて誰かに電話しようとすると、家の電話にかけることになります。本人が突然出るラッキーなことは少なく、家の方とお話して、話したい人に取り次いでもらうことになります。
 家人はこの取次の会話で、家族がどんな人と付き合っているのかが分かります。

 それが携帯電話の登場で、直接本人に連絡がつきます。従来あった、その家人との会話の能力は必要無くなります。そこでも人は軽薄な思考になります。

 さて引越しや飲食店のネット予約、比較サイトに掲載の料金表を見て、深く考えずにポンポンポンだそうです。
 飲食店では昨今、食べログというサイトがあるそうで、そこでの評判だけで店を選んだりするそうです。
 そして予約もネットでポン!
 飲食店側も、電話予約をされると、確認先の電話番号が控えられます。

 webの世界にいる私が言うのもナンですが、本当にwebの便利サービスは人をダメにします。軽薄な思考以上です。
 スマホによるwebゲームの一つ、ポケモンGOをどうしても止められないのか、ポケストップを探しながらであったのか、本市(一宮市)では昨年、ポケモンGOをしながら自動車を運転していた者が、横断歩道で小学生をひき殺した、という事件がありました。
 自動車運転中はポケモンGOを中断できないほどに、思考が軽くなってしまった結果です。


 鉄道・バスの交通機関でも「行き方・乗り換え検索」で、出発地と行き先地を入力するだけで、その途中のルートのみならず、運行時刻、運賃、さらに最近ではバスの時刻まで検索可能になっています。
 私はどうもこのルート・乗り換え検索が大嫌いで、乗り換え・ルート検索はやったことはありません。
 使うのは、検索ではなく、時刻・運賃資料としてのweb情報で、ルートは自身で調べます。
 それができない人が増えているようです。


 飲食店でも、引っ越し業者さんでも、当日、右から左へサービスを提供できるわけではありません。
 自身が知らないところで、人は一生懸命準備に動いていうものです。
 具体的にどんな動きをするのかは知る必要はありませんが、それぞれの分野で持ち前の能力を発揮して、予約したお客さんのために動いている人がいる、ということだけは忘れてはなりません。

君子危うきに近寄らず・横断歩道の話

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 このところ、ちょっといろいろあって遅れ進行となっています。コメントを幾つか頂いてていますが、返信が遅くなってすみません。

 そんなところですが、愛知県警からの防犯メール配信を受けており、先日のメールでは12月18日、本県(愛知県)知事から、今年3回目となる「交通死亡事故多発警報」が発令された、ということです。
 気を付けるべきこととして、横断歩道上での事故が目立つということで、その事故も分析すると、横断者は左側から来る自動車と衝突する事例が多いとのこと。
 日本の道路は左側通行です。道路の横断歩道を渡ろうとすると、目の前の車線は、右から来る自動車です。そちらは気を付けて見るのですが、それだけで渡り始めて、左から来る自動車に気付かず衝突、だそうです。
 そこで歩行者は一旦立ちDまり、右・左を十分に確認しましょう。自動車運転者も歩行者を見かけたら十分注意し、横断歩道手前では十分に気を付けましょう、ということだそうです。

 この横断歩道ですが、少し前のツイッターでは、愛知県のどこでのアンケートは分かりませんが、横断歩道で横断しようとする人がいても、そのまま走行するのは違反だということを知らない、という人が8割に上るそうです。
 このアンケート結果は俄かには信じられませんが、横断歩道では止まらないのが常識だと思っている人が多いのは事実です。

 自動車運転者の中には、横断歩道で停まるのは、運転者の厚意だと考えている人がいるかもしれません。また横断歩道での事故で、横断者に自動車運転者を待たせてはいけないとの想いから、駆け足で渡る人がいて、そこで左から来る自動車を確認せずに渡り、事故に至ったとい事例もあります。


 さて、題の「君子危うきに近寄らず」ですが、この諺の意味はご存知であろうと思います。私の横断歩道での歩行の仕方は、横断歩道では自動車運転者からすれば、道路表面に模様が描かれているだけであろう、との前提から、安全が確保されているわけではなく、自動車が見えている、少なく殿この横断歩道に向かう自動車が見えている段階では渡らないことにしています。
 横断歩道には、単独の横断歩道、信号機おある横断歩道、信号の無い交差点の横断歩道、信号のある交差点の横断歩道、とがあります。

 どの横断歩道でもですが、歩行の安全が確保されているわけではなく、特に交差点の横断歩道は、青信号であっても右左折の自動車と交錯することになります。
 この右左折時の右左折崎の横断歩道は、いわゆる普通の横断歩道の扱いと同じになり、歩行者等がいれば、その手間で停止しなければならないのですが、青信号とばかりに歩行者すれすれに曲がったりします。

 そのようなことがあるので、私は青信号であっても、右折する車、左折する車の有無を確認して、渡ります。横断歩道歩行中の姿を見つければ停まっていただけると思いますが、中には「当たらなければよい」とばかりに内輪差すれすれに曲がっていく車も有ります。

 先日、このようなことがありました。信号交差点の横断歩道、道路方向の右側の横断歩道を渡ろうとすると、左後方から右折する自動車がちらりと見えたので、先に行かせようと少し歩みを緩めて、その自動車が右折して私の前を通り過ぎると、右方から「ウーウーウー」のサイレン。白バイがいました。
 つまり私の横断歩道横断妨害で取締に逢ったわけです。ちょっとお気の毒な状況ではありましたが、横断歩道での通行を規定通りであれば、取締りに遭っても致し方ない状況ではありましたが。

 一宮市街地の本町通り商店街。アーケードのある本町通りは、途中二つの交差点で、比較的通行量の多い道路と交差します。交差する道路に一時停止の規制がありますが、アーケードの通りは昼間は自動車通行禁止の歩行者道路。なので交差する道路の自動車は一時停止が徹底されていません。良くて速度をしっかりと落とすだけ、悪い運転者になるとほぼそのままの速度で交差点に入ってきます。
 アーケードの本町通りは自動車は来ないので、衝突の心配はありません。歩く人も、自動車に気付いてくれるだろう、ということから日常的に一時停止が守られていない状況。

 そのため、アーケードの本町通りをあるいていても、この二か所の交差点では、自動車が見えている状況では絶対に渡らないことにしています。
 「君子危うきに近寄らず」危うきは自動車。このブログにお越しになられる方は危うき存在では無いでしょうが、多くの自動車運転者は危うき存在。法に基づいて取締云々よりも、接近する4自動車が見えていたら渡らないこと。これに尽きます。

2年後の12月23日は平日の方向

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 今日は12月23日です。土曜日ですが天皇誕生日で国民の祝日でお休みです。今朝のCBCラジオの解説でも話しておりましたが、現在の今上天皇の退位が2年後(というか1年4か月後)に決まり、そうなるとこの12月23日はどうなるのか、です。

 今のところは、12月23日は平日として検討しているとのこと。もちろん祝日法(国民の祝日に関する法律)の改正によりますが、新たに2月23日が天皇誕生日となり、12月23日はいまのところ平日とする方向だそうです。

日テレニュース:12月23日“退位後は平日”で検討

 ツイッターでの情報では、2月23日が新たな祝日となることで、静岡県では少々戸惑いがあるそうです。
産経新聞web版:静岡県民、新しい天皇誕生日に困惑?「2月23日は富士山の日で休みなんだけど…」
 つまり、静岡県の県民の日として、2月23日は富士山の日で、それと重なってしまうことへの戸惑いだそうです。

 2月23日はともかく、今朝のCBCラジオでは歴代の天皇誕生日をいつまで祝日にするのか、ということでした。
 昭和天皇はその偉業もあり、崩御の後はみどりの日として祝日に残し、みどりの日は5月4日に移行し、4月29日は、ズバリ昭和天皇の偉業をたたえる意味で昭和の日となりました。
 今上天皇が退位されて上皇という称号となりますが、上皇の二重権力を防ぐ意味でも、12月23日は平日の方向なのだそうです。

 ところで、官報を整理していると、12月13日付けの官報に、掲載がありました。平成31年4月30日の天皇退位に関する政令。


 これをもって、特別法である天皇の退位等に関する皇室典範特例法が具体的に動くことになり、平成31年4月30日の退位(譲位)が規定されました。

 ちなみに歴代の天皇の誕生日ですが、明治天皇は11月3日で、明治時代は天皇誕生日、明治天皇崩御の後は明治節、昭和に入り太平洋戦争後に新憲法制定の際に、憲法公布日を11月3日として明治節を改め、文化の日としたものです。
 大正天皇は明治12年8月31日で、8月31日は平日ですね。
 歴代の天皇の誕生日を休みにしていたら、やがて一年中が休みになってしまい、どこまでを休みにするか、なかなか難しい話だということでした。

けじめがつかない(つけない)心のご時世

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 このところ、人の心が壊れかかっていることに触れる投稿が多いですが、やっぱりこういうのは気になりますので、もう一度お付き合いください。
 24日は東山植物園散策に出かけてまいりました。クリスマスイヴですが、日曜日恒例の植物園散策です。
 園内にある也有園には、旧尾張徳川家の家臣であった家の門が移築され、お正月には、この家に伝わる門松を建てています。
 このような特徴ある門松。




 根本。


 24日、訪れたところ、根本がこんなことになっていました。

 
 まさしく、あーあ、というところ。



 
 これは、おそらく軽い気持ちでやったことだと思います。地面の砂を靴でごちょごちょといじるくらいの感じ。白い砂はどんなんだろうかと、やったのだろうと思います。
 女性はこういうことはしません。恐らくは悪ガキかその父親でしょう。父親?大人ではないのか、といわれそうですが、今の子どもの親世代は必ずしも公衆のけじめがつくひとばかりだとは言い切れません。

 全く後がどうなるのかを考えずに、軽くやったことでしょう。砂をただいじるだけの軽い仕業。それがこのような醜い結果になるという、至極当然の思考が無いです。

 この「けじめ」というと動物園でよく見る光景。
 動物園内のベンチで、子供が靴を履いたままベンチに立たせて写真を撮る、という光景をよく目にします。
 あるいは、夕方の動物園正門から地下鉄東山公園駅へ至る道路の歩道で。ここには小休止用にと植え込みを囲むようにベンチがあるのですが、こどもは歩きながらそのベンチに登ったり下りたり。
 親は注意しませんね。
 世の中、どうなっちゃのでしょうか。先日の飲食店や引っ越し業者でのドタキャン(土壇場でキャンセル)といい、人の良識が売れたものです。


リニア中央新幹線の担当工事分け

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 JR東海が自力で計画し発注しているリニア中央新幹線計画。世紀のビッグプロジェクトともいわれているこの工事、大林組による談合疑惑が報道されました。
 その談合とされた工事というのが、名古屋市中区の官庁街の中で工事が進められている、非常口兼換気口の工事らしいのですが、その後の情報として、リニア中央新幹線の全工区で、JV(Joint Venture・共同企業体)が割り振られ、受注調整が行われていた、という報道に変わってきました。
東京新聞記事:リニア難工事 受注調整か 品川駅・トンネルなど

 このリニア中央新幹線は、基本JR東海の全額負担により建設されるものですが、短期に資金が必要なため、国から融資があります。
 そこでそこに群がる工事業者で談合癒着、という構図のようでしたが、個人的におもうことですけど、このような鉄道敷設工事、特にリニア中央信架線のような制度が高く、さらに大規模長距離のトンネルを掘削できる工事業者は限られます。
 東京都内~名古屋市内までいくつかの工区に分けて発注しておりますが、それぞれで自由競争による入札を行っていれば、施工が可能な事業者は限られ、一期工事区間(品川駅~名古屋駅)を2027年までに完成させようとすれば、JVをある程度割り振る必要があるように、思うんです。
 こういう考えが危険なのかなぁ。
 従来の鉄道敷設工事でのJVの在り方をみていると、担当工区を割り振って行くのはある程度自然の成り行きのような気がしますが。
 こういうのが、談合体質だと言われれば、それまでです。

 一素人のたわごとでした。

 名城非常口の工事。




 先週は、クリスマスツリーが飾ってありました。

携帯電話のワンセグ受信でもNHK受信契約は必要

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 MNS記事からです。携帯電話のワンセグ受信機能でテレビを視聴する場合、NHKの受信契約の対象であると、東京地裁での判決があったとのことです。
記事:ワンセグでも受信料義務 NHK側勝訴 東京地裁

 最近も似たような訴訟の判決がありました。12月7日弊ブログ記事:NHK受信料は合憲
 この裁判は、受信設備を置いただけで、強制的に契約を締結する(させられる)のは、契約の自由意思に反しているのではないか、ということでしたが、放送法の規定通り、「受信設備を置いたら受信契約」ということから、この受信契約は合憲、というものでした。

 携帯電話のワンセグ受信は「受信設備ではなく携帯電話機種の機能だ」というのが被告側の主張でしたが、原告のNHKの主張の通り、携帯電話のワンセグ受信機能も「NHK放送受信設備」であるということを、認めたものです。

 受信設備である以上、主審契約が必要になりますね。
 一世帯、一契約の対象になります。簡単な帰結です。
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