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Channel: mitakeつれづれなる抄
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一応敷地内

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 2年前の一宮市民病院入院少し前のこと。一宮市地域公共交通会議での報告事項で、一宮市民病院でのバス利用者の便を図るために、病院前の中島通りを北へ行くバスの、市民病院前停留所を病院敷地に移動させます、というのがありました。
 これてっきり、病院正面玄関まで乗り入れるのだろうと思っているうちに体調不良の悪化で緊急入院。
 暫くしてからリハビリで建物の外へ出して頂けましたので、バス停を見たい、と申したらそこは正面ではなく、普通に道路路側のバス停。
 つまり、バス停留所は、病院敷地に置くが、バスの停まる領域は道路上である、というものでした。正直「なぁ~んだ・チャンチャン」というところ。

 本日、カメラを持って、この一宮市民病院前停留所からバスに乗りましたので、その様子。
北へ向かうバス停です。
 バス停留所票柱のある場所は道路敷地ですが、ベンチの置いてある場所は、病院敷地です。
なので、一応、病院の敷地内。
 歩道のステンレスのような線は、側溝ますの蓋。これが道路敷地との境界線であろうと考えます。


 バス停から見た、市民病院の正面。
 自動車が止まっているところが、正面玄関に至る通路。ここにバスが入るものと思っておりました。


考えてみれば、ここを大型車が通るのは困難です。いや、だから、造作を変えて、バスターミナルのようなものを作ると、公共交通会議で理解していました。大きな誤りでした。

 敷地内にバス停を置いた、という誤解は、先例がありまして、一宮市公共施設循環バス「i-バス」の中保健停留所。ここにバス停を設置するにあたって、場所の報告は、保健センター敷地内に置く、というものでした。
バスは道路を外れ、保健センター敷地内にはいるかと思いきや、そのまま道路上で客扱い。
つまりバス停票柱が保険センター敷地内で、ここにバス待ちの滞留スペースを設けた、というものでした。
紛らわしい。。。

部局の名称変更で4600万円の費用

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 京都新聞web版記事からです。京都市上下水道局の名称変更で、看板の書換えなどで、4600万円もの費用が発生し、そんな費用をかけてまでする必要があるのか、というニュースがありました。

 元々が、水道局と下水道局とが統合して、2004年に上下水道局として発足。単に水道供給や下水道処理だけでなく、災害防止の活動や、太陽光発電にも取り組んでいることから、新しい役割にふさわしい名称にしたいとのことで、現在はその名称を募集中とのこと。
 ただ、新たな局名となった場合に、庁舎の看板取り替え、職員の業務服に記される局名に貼るシールの作成費用、などなどに総計約4600万円もの費用が掛かるという。
 そんなただ局の名称を変えるだけでそんなに費用がかかるのなら、その費用でなにか他にできないか、という市議の声。

記事はこちら。名称変更だけで4600万円 京都市上下水道局

 名前を変えるのは、かなりお金がかかります。
 すぐ思い浮かぶのは、鉄道の駅名称変更。
 こちらも億単位の費用が掛かります。
 駅一か所の名称が変わるだけで、その駅に乗車券を発売する範囲内の駅の運賃台帳を全て更新しなければならないですし、看板では自動券売機の運賃表板も書き換えねばなりません。

 この京都新聞記事では、上下水道局では、今新たに取り組んでいる事業が見えにくいことから、新たな名称にしたいということですが、これも内部の方と、外部の方との認識の違いですね。

 東京・千駄ヶ谷駅前の競技場の整備費で何千億かかるということに比べれば低額ですが、それでも100万都市京都市の規模で4600万円は大きいです。
他になにか有意義につかえないのか、という声も納得できます。

御嶽海十両優勝

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 久しぶりに、相撲カテゴリで書きます。
 大相撲名古屋場所は今日が十四日目。
 今場所新十両の御嶽海(みたけうみ)が勝ち、11勝3敗。この日、4敗力士が負け、星二つの差となり、今日十四日目で優勝を決めました。
 御嶽海は、長野県木曽郡上松町出身の力士。東洋大学でアマチュア横綱となり、今年春場所に幕下格付け出しとなり大相撲へ。
 夏場所の、ラジオの幕下情報で、「みたけうみ」を知り、しこ名の由来が「三岳村だとか御嶽(みたけ)」だとか言っていて、三岳村出身かと思いましたが、同じ木曽郡の上松町(あげまつまち)出身とのこと。
 木曽縁の私としては、ご当地力士です。

 5月場所(夏場所)は6勝1敗の好成績で、今場所十両に昇進。初日から白星続きでストレートの勝ち越しを決めたものの、十日目の取組で口を怪我し、得意の当たりも弱くなって、連敗してしまいましたが、連敗を食い止め、今日勝って11勝3敗で、後に続く力士に星二つの差で今日、優勝を決めました。
 嬉しい。木曽縁の者として嬉しい。このところ、木曽はご難続きで沈滞ムードがありますけど、上松の御地元は喜んでおられるだろうな。

 明日勝っても12勝3敗で、今の番付が西12枚目なので、秋場所の新入幕とはなりませんが、そんなに入幕を急ぐこともないです。
 じっくり実力をつけて、一世を風靡してほしいところです。
 ましてや、今の横綱はモンゴル出身ばかりで、日本人横綱が待たれるところです。

 おめでとう、御嶽海関。

国立競技場建設の施主はだれ?

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 このところ、東京オリンピック開催をにらみ、新・国立競技場建設で、なぜあんな金額になるのだ、というニュースが多いです。

 2020年の東京オリンピックは、どうせあちこちで交通規制があったりして、暮らしに不便になるので、あまり関心も興味も無いのですが、ニュースで新・国立競技場についてがよく出てきますので、記憶に残ってしまいます。

 問題点がよくわからないけど、たった2400億円が出せないのかと、元首相のおっさんが言うたりして、そもそも建設の施主はだれなの?という疑問が出てきます。
 先日も、デザインを選んだ著名な建築家が登場して、「我々がやるのは、ここまで」とデザイン選定しか担当していないと力説しておられました。
 そのデザインで建設すると、そんな高額の金額になるのだそうで、そこが分からない。

 普通、我々が家などを建てると、予算があり、その予算の範囲内でどんなデザインにするか、そして工法は、などを施主である我々と建設を担当する施工業者とが話し合います。
 予算でできるのはどんな形で、どんな構造なのかなど・・・。

 これに対して国立競技場は、施主が誰(個人では無く、法人でも)なのだろうかです。
その施主となる部署が主体的に、指揮するのではないかと。
 元首相のおっさんが登場したり、文部科学省が登場したりと、よう分からん。元首相のおっさんは、どんな役割?などなど。
分かったのは、やたらとお金がかかるので、現首相の声で、これまでのことは白紙撤回で一から始める、ということ。

 首相の声で、一からやり直すことができるのですね。

 分からないことばかりですが、あまり深い関心が無かったので、ベースとなる基本情報が知らないままであります。

参議院選挙・選挙区の合区を実施へ

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 本日、参議院で、一票の格差是正で、初めて都道府県を跨いで選挙区を設置する合区を含む、公職選挙法改正が成立しました。
 この合区での選挙実施は来年の通常選挙から。

 Yahooのトピック記事:来夏、合区導入=改正公選法が成立―各党、参院選準備へ

 参議院の定数は242人のまま変えず、5の選挙区で定数を10増やし7の選挙区で定数を10減らす10増10減。

 定数が増えるのは、北海道4→6、東京都10→12、愛知県6→8、兵庫県4→6、福岡県4→6。
 定数が減るのは、宮城県4→2、新潟県4→2、長野県4→2、鳥取県・島根県の合区4→2、徳島県・高知県の合区4→2。

 参議院は、半数改選を行いますので、選挙区の定数は2人単位となってしまい、きめ細かくはなかなかできません。

 そもそも、以前に弊ブログで書いたと思いますが、参議院は地域代表の面もあるので、やたらと第一院(衆議院)のような、一票の格差是正で定数の増減はどんなものだろうか?と書いたことがあります。
 合区の山陰地方と四国地方の四県。
 人口が少ないです。東京都の一つの区、世田谷区よりも人口が少ないです。
 そこにも人々が住み、暮らしがなされております。
 単に人口比だけで解決しないこともあります。
 格差是正は分かりますが、人口希薄な地域もそれなりの代表があって然るべきだと思います。

 一方で第一院の衆議院は格差是正をきちんとやり遂げなければなりません。

 愛知県は定数8人か。つまり選挙では4人を選ぶわけで、次回選挙では改選分の3人と増員分の2人と計5人を選ぶことになりそうです。
 恐らくは、当選上位3人が改選分向う6年の任期、下位2人が非改選の3年の任期になるだろうと考えます。

ジェネリック医薬品を使うのもいいが・・・

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 ジェネリック医薬品というものがあります。医薬品は、大きく分けて、新薬とジェネリック医薬とに分けられます。
 新薬とは、その名の通り、新しい薬。(製品化が)新しいかどうかは別として、製薬会社が開発し、臨床試験を行い、最終的に特許を受けた医薬品が新薬です。
 この新薬は、開発から臨床試験まで、時間がかかり、当然その分費用もかかります。そのために薬価にはその開発費用も含まれており、それなりに高いものです。
 ジェネリック医薬品は、この新薬の特許が切れれば、特許の保護が無くなるので、成分などを全く同じにした薬品を製造・販売が可能となり、そうした後発医薬品のことをジェネリック医薬品と言います。
 製品開発の費用が無いので、その分、薬価を低く抑えることができ、医療費を抑えたい、保険や厚生省サイドではジェネリック医薬品を奨めています。

 私も今は病院にかかる身となり、診療の際は、処方箋を発行し、調剤薬局で薬品を受け取っております。
 この医薬品が結構高いもので、健康保険からジェネリックを使ってほしいとの文書が来ました。
 その文書が届いて以降は、ジェネリックを使用しており、調剤薬局で支払う負担金も少し安くなりました。
 健康保険組合からの医療費支払いも少なくなっただろうと思いますが、そこでハタと考えました。

 こうして、我々や、保険の費用拠出は低くなりましたが、所詮はジェネリックは後発医薬品です。
 新薬の開発に時間も費用もかけた結果が、新薬の薬価に反映され、新薬の製薬会社は費用回収するわけですが、ユーザーの費用低廉ばかりで、ジェネリックを使っていたら、新薬のメーカーは新薬の開発が出来なくなってしまうのでは?
 ひいては、新たな医薬品が登場しなくなり、医療現場に影響がでるのではないかと、ふと思いました。

 医薬品の状況はよく分かっていない面もありますが、皆が皆、ジェネリックを使って、新薬開発は大丈夫なのだろうかとふと思い、ブログ記事にしてみました。

車掌体験ツアー

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 京都新聞web版記事からです。京都丹後鉄道で、8月と9月の三日間、嵯峨野観光鉄道で、8月の二日間、車掌業務やアナウンスを体験するツアーがJTBの主催であるとのことです。

記事:京都の鉄道で車掌業務体験ツアー 8、9月にJTB(7/30記事)

 京都丹後鉄道とは、元の北近畿タンゴ鉄道。赤字が続く北近畿タンゴ鉄道の路線維持で、施設保有と運行を別事業者にする上下分離で、北近畿タンゴ鉄道部分の列車う運行を目的として、高速バス事業を手掛けるWILLER ALLIANCE(ウィラー アライアンス)によって平成27年4月に誕生した、第二種鉄道事業者です。
 北近畿タンゴ鉄道は施設保有として、第三種鉄道事業者として存続しています。

 その京都丹後鉄道で車掌業務体験ができるわけです。
 ツアー料金は結構な価格ですので、人気がある鉄道事業への体験ツアーの一環ですね。

 こうした体験ツアーは、実際の鉄道車両を動かす、運転ツアー(操縦)がありますけど、車掌体験。
 車掌もいろんな種類や業務があり、大きく分けて、運転車掌と乗客専務車掌とがあります。
 前者は運転取り扱い業務の一つとして、列車のドアの開閉、それに関連して、列車の出発合図を送る、という重大が業務。
 乗客専務車掌はその名の通り、お客さん相手に業務をするもので、ドア扱いは致しません。

 運転車掌は、国土交通省の定める運転乗務員の資格になりますが、乗客専務車掌は運転乗務員の資格は基本的には不要です。(その社の社内的資格は必要ですし、お客様相手ですので、接客の長けた人が必要)

 新聞記事では、車掌業務と車内アナウンスとあり、車内アナウンスも車掌業務の範疇になるのでは?

 本物営業列車でこんな体験はできないと思うので、恐らくはツアー参加者用の列車を仕立てて、本職がついて体験ツアーになると思います。

 もう一つのツアー実施の嵯峨野観光鉄道は、いわゆる嵯峨野トロッコ。


 個人的には、鉄道列車運転士より、車掌をやってみたいと思った時期がありますので、このツアーはなかなか興味があります。
 JTBの主催ですが、京都市内からツアーで行くのではなく、京都丹後鉄道では西舞鶴駅、嵯峨野観光鉄道ではトロッコ嵯峨駅(山陰本線嵐山嵯峨駅)の現地集合です。

北干住駅?

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 話題に乗り遅れましたが。
 昨日、浜村さんのMBSラジオ番組でも話しておられ、Twitterでもツイートがあるなど、インターネット上では話題になっていましたが、東京メトロ千代田線の北千住駅の駅名票の自駅名文字「北千住」がなぜか「北干住」になっていたそうです。

 駅名票のデザイン変更で、7月1日~7日に取り替えており、以来そのままで、21日に運転士が気付いて報告が上がったとのことです。
 その間は、実際に写しに行かれた方もおられるなど、利用者(というか市民)の間では話題になっていたそうです。

 しかし誰か、知らせなかったのかな、21日に運転士の報告まで駅の方は気付かなかったそうです。

 ネット上の画像から。「北干住」


 貼り紙で応急修正したもの。


 8月中旬にも新しいものに取り換えるとのことです。

 しかし、何故こんなことが起きたのだろう。「千」と「干」は形状はよく似ており、日本人以外の方だと間違えやすい文字ではあります。
 実際に、日本語の印刷文書で、韓国で印刷しただろうと思われる文書に、ひらがなの間違いがよくありました。

 でも北千住駅の駅名票発注先は、日本の企業だと思います。
 まさか看板製作会社に、外国の方がいたとか。(考えられないこともないです)
 納入の際に点検を行いますが、明らかな誤りだと発見されますが、「千」と「干」では、検査では見逃されたかもしれません。

 この話題、経路検索システムのジョルダンで、北干住に対応するプログラム更新を行ったそうです。
 駅名の誤入力対応としてです。

名古屋でら得!プレミアム商品券

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 昨日、名古屋市のプレミアム商品券である「名古屋でら得!プレミアム商品券」の発売がありました。
このプレミアム商品券は、国の消費拡大の政策から、自治体に補助金を出すことで、プレミアムを付けた、その自治内の範囲内の店舗で有効な商品券です。
具体的には、額面12000円の金券を10000円で発売し、その差額2000円の財源を国の補助金によるもので、この2000円がプレミアムとなるもの。

 これを、名古屋市では「名古屋でら得!プレミアム商品券」という名称で、8月1日に売り出しました。

 我が地元一宮市では、以前にも「いちみん商品券」を売り出し、今年も7月に販売ありました。
売り出し開始の時刻に、既に並んだ人で発売数量を超え、瞬殺な状況となりました。
他の自治体でも、人気が高くほぼ即日というとか即秒完売な状況で、名古屋市でも恐らくそうだろうとの予測。

 自治体によっては、事前に予約を受け付け、予約券と引き換えに商品券を渡す、という方法をとったところもありますが、名古屋市では、先着順の販売となりました。
 その理由として、事前受付をすると、その分の手間と経費が掛かる為、としています。

 なので、8月1日の発売開始日(「開始日」ですが、事実上のこの日だけの発売ですね)は、どの発売箇所も行列ができるだろうと予測。
 朝から暑くなりましょうし、熱中症で倒れる人も出やしないか気になっていました。

 案の定です。
8月2日付中日新聞一面記事のスキャナ画像です。
本記事は縦長ですが、ブログ掲載用に、編集しました。


炎天下の行列で11人搬送とのことです。

拙宅は一宮市ですので、掲載版の記事は、名古屋市の出来事というより、炎天下の行列ゆえ、11人の緊急搬送があったの点が主眼。
名古屋市民版記事では、これまでも、名古屋市のプレミアム商品券についての記事があったと思います。


 このプレミアム商品券、地元一宮市で数年前に「いちみん商品券」が計画された時は、確かに関心がありました。
ただ、一宮市いちみん商品券は、地域の個人店舗の応援の意味もあり、一冊の中の半分が、個人店舗でのみ使える券、残り半分の券が、大型店舗を含んだ、加盟店舗ならどこでも使えるおの、という区別があります。(今年発売分もそうだったと思います)
こんなこと申してはナンですが、地元一宮市の個人店舗で物はまず買いませんので、使い道が酷く限られてしまう上に、近所のスーパーが加盟していないので、余計に使う機会が無くなってしまいます。
さらに、そんないちみん商品券でも発売開始の時点で売り切れていたとかで、そもそも手に入る代物ではないことが分かり、急速に関心が薄れてしまいました。

 名古屋市の「名古屋でら得!プレミアム商品券」は、私の認識間違いが無ければ、券に区別は無く、市内の加盟店舗ならどこでも使える、というものだったと思います。
 ならば、使えそうですので、少しは関心が向きましたが、やっぱり長蛇の列だろうと予測。
 そんな並んでまで欲しいとは思えず、そんな並ぶくらいなら、普通に現金払った方が身の為と悟り、さっさと関心を捨てました。

 私がいつも訪問していますブログ主様が、名古屋市の商品券を無事手に入れられたそうで、そこでも書かれていて、中日記事にもありますが、発売開始時刻の少し前に整理券を配布したそうで、整理券を配られることを告知されなかったので、ひと悶着があったそうです。
 さらに、整理券をもらっても何故か買われなかった方(購入予定数以上の整理券をもらったのか)がいて、商品券が売れ残ってしまったそうです。
 この売れ残りは、後日何らかの方法で発売するそうですが、いろいろ混乱イワク付きの商品券となってしまいました。(十分予想がつきましたが)

 このようなプレミアム商品券で、一つ問題点が浮かび上がりました。
商品を販売しても、直ちに現金が入るわけではなく、現金化するのにある程度の時間がかかるので、資金繰りに困る中小のお店が出ているそうです。

プレミアム商品券換金に1カ月 商店悲鳴「現金足りぬ」

気象庁噴火速報運用開始

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 本日、午後2時から、気象庁で24時間観測している47の火山で噴火が起きた場合に、その火山名と噴火時刻を報せる、噴火速報の運用を始めました。

気象庁サイト

 昨年の御嶽噴火で、多数の遭難者を出したことから、登山者や地元の方に噴火を報せ、安全を確保されるのが目的で、導入されたもの。

 情報の内容は、「噴火の事実のみ」の単一情報。

 常時観測している火山で、モニタカメラで噴火を捉えた場合は、「噴火が有った」旨を、麓の空振計が空気の振動を捉えた場合は「噴火があったもよう」という情報を5分以内に速報。
 これを、携帯などの端末で、火山のある地元の防災無線で速報内容を流す、とのこと。

 噴火の兆候を捉えて速報を流すのではなく、噴火の事実(又は状況)を観測して速報を流しますので、山の上にいる方には、当然間に合いません。
 しかし、山の中腹にいて、これからピークに向かおうとする人には、火山噴火の事実を流し、身の安全を図る行動をとってもらおうというものです。


 昨年の御嶽噴火は、火山噴火としては決して規模が大きいものではなく、同じ御嶽で1979年に噴火したレベルよりも、噴火そのものは規模が小さめでした。
 しかし、「戦後最悪の火山災害」という言葉がニュースで伝わり、、さぞ印象が悪くなってしまったのは、木曽縁の者としてはとても残念です。
 しかも噴火の二週間前から、不可解な地震が多くあり、「ひょっとして噴火か?」などと思い、Twitterでもツイートしましたが、まさか本当に噴火するとは思えず、時々ある一過性の地震活動だろうと思っていました。
 私の知恵では限度があり、噴火の恐れがあるとは、とても公に言える立場でもないですし、言う勇気も無かったのですが、季節と曜日が最悪でした。
 今、行方不明の捜索が再開され、発見された場所というものが、登山ルートから外れているものばかりで、噴火で熱い火山灰や火山弾から逃げたのだろうと思うと、とても悲しく残念です。
 山頂付近の地理や地形がよく分かるだけに、とても辛いニュースです。

電車から降りる行為は必ずしも責めれられないと思う

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 もう報道機関で何度も報道されていますので、ニュースソースは省略しますが、一昨日の4日夜、横浜市内の京浜東北線で停電が発生し、動けなくなった電車から多くの人が降りたほか、当日は花火大会があったため、駅付近が大混雑になってしまいました。
 停電の原因は、桜木町駅の近くで、先行列車が駅停車中だったため、後続列車が停止したものの、停止した位置が具合が悪く、停止後の起動時に大量の電気が架線に流れ、架線が溶断したというものです。

 ではなぜ、起動時に大電流が流れて架線溶断につながったのかが、昨日判明し、発表がありました。
 桜木町駅の手前(線路方向は報道されていませんが、大船駅方向と推定)の架線のエアセクション内に停止ししてしまったために、起動の際の大電流がエアセクションの二本の架線の電位差を短絡させてしまい、溶断につながったというもの。

 こうして、京浜東北線の停電で、駅間停止した列車には、室内灯が消え、冷房も止まったものがあったそうで、停止した範囲に、同じ横浜市内の鶴見駅付近で駅間停止があり、そこで車内のドアコックを開いて、ドアを開け、車両外に出た人がおり、並走する中・長距離の東海道本線、横須賀線の線路も運転抑止の指令があったため、東海道筋の首都圏の電車は大混乱に陥ってしまいました。

 この車両外に出た人を非難する、Twitterの書き込みがありましたが、私は必ずしも非難できないと思います。

 列車駅間停止で、冷暖房も照明も止まった状態では不安は最高に達します。
 ましてや今は猛暑が続く夏。冷房が止まればいくら夜間でもどんな状況かは容易に想像がつきます。
 これに対して、JR東日本の人たちは一生懸命やっている、というものです。
 これが言えるのは、現場にいない冷房の効いた部屋でニュースを見ている人たちです。

 もちろん、長時間駅間停止しても車両外に出るべきではないと思います。
 今回、東海道本線など、関係ない線路まで止まったのは、この止まった京浜東北線電車から出た人が線路内にいたためです。
 私はこれが分かりますので、出ない方がいいと考えますが、いざ実際に電車に乗っていたら、出ようとする人を止められないと思います。

 普段電車乗らない方が、偶々こんな事態に遭遇したら、気の毒です。
 ましてや4日は花火で、多くの人が乗り、駅を目指していました。
 その中には、子どもづれのお客さんも多く、その気持ちは察するにとても大変ですし、もう電車はコリゴリと思われるかもしれません。
 架線溶断という極めて稀な現象だった、と言えるのは、事情が分かる人です。

 こうしたエアセクションに電車が止まり、起動時に架線溶断させて停電になり、電車から外へ出た人のために並行線路も抑止になって、大混乱になったことが過去にありました。
 埼玉県の浦和市付近の東北本線で。
 今回と全く同じ現象で、停電で止まった中距離の東北本線だけでなく、線路内に人が出たため、E電の京浜東北線、貨物線の湘南新宿ラインも止まってしまい、さらに、大宮駅から武蔵野線に直通する列車も止まってしまったことがあり、残る埼京線に人が殺到して結果全て大混乱になってしまいました。
 このことで、エアセクションでは絶対に停止しないように、セクション抜けの標識を各社設けたきっかけとなった事象です。
 同じことを、J東日本で繰り返してしまいました。

京都市営バスで車掌復活なのか?四条通渋滞対応で

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 京都新聞web版記事からです。京都市交通局では四条通の歩道拡幅工事で車線が減少し、渋滞の一因になっているバスの乗降時間短縮に対して対策を考えており、その一つが車掌を乗務させる案のほか、車内で運賃収受をせずに、地上のバス停で運賃収受を行う、などが検討されているとのことです。

8月6日記事:京都市バス32年ぶり車掌復活? 四条通渋滞緩和で苦肉の策

 春に四条通が大渋滞となったのは、降車時に運転士から乗車券購入を求めるなどして停車時間が長引いたことも一因とあり、つまりは停留所停車時間の伸長で後続が詰まってしまうものです。
 乗車券購入とは、恐らくは500円の一日乗車券のことでしょうか。

 対策の試行として、6月の休日と平日の2日間、職員が乗車し、車内で一日乗車券を販売したり、乗り換え案内をしたりするなどを行った結果、休日は降車の前ドアに集まることが少なくなり、降車時間が一人当たり、最大1.4秒短縮できたとのこと。平日は目だった効果は無かったのとのこと。
 もう一つの案は、バス停で運賃収受を行うもの。これは交通工学で都市の路面交通で、いかに表定速度を高くできるか、の課題そのものです。

 バスなり路面電車なり、路面の交通は改札口が無いので、どこで運賃を支払うか、が課題です。
 現在の日本では、運転士のいる前扉で運賃収受を行うものとされていて、前扉→後扉、又は後扉→前扉の一方通行となっていますが、海外の路面電車では、停留所に発券機があり、そこで乗車券を購入し、任意の扉で乗降できるところもあると伺っています。


 京都市の案も、この地上で運賃を支払うもので、乗車後に支払うことから、バス停に運賃箱だけでなく、ICカードのカードリーダ電源を用意しえねばならず、そもそもバスを降りてからの支払いで、そのまま支払わずにどこかへ行ってしまう者がいやしないか、もあります。
 確実な運賃収受を行うには、バスを降りて後に地上で運賃を支払うまでの滞留時間があります。
 そんなスペースが確保できるのか、課題は大きいです。

 車掌乗務は1983年まで京都交通局では車掌がいたそうです。
 今回の乗車券を発売するだけは、厳密には車掌と言えないかもしれませんが、運転士の負担を大きく軽減できる点でも、車掌乗務は歓迎するところです。
 ただその人件費は大きいですね。四条通の歩道拡幅工事は、こういうところに影響が出てしまいました。

 バス停歩道で運賃収受でそんなスペースが確保できるのかな。
 仮にこのバス停で収受する場合も、四条通だけなのか、京都市営バス全線で実施するのか、またバス停で収受するにしても、運賃が均一ではない、多区間のバスはどなるのか、など考えただけでも課題が多いです。

 ※メモ:京都市営バスは後乗前降のワンマンカー。降車時に運賃を支払います。運賃は均一区間だけでなく、「調整区間」と呼ばれる乗車区間によって運賃が変わるバスもあります。

投票所が選べるようになるかも

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 昨日のYahoo!ニュースにありましたが、国は選挙の投票率を上げるために、市区町村内の投票所を選べるほか、期日前投票の時間帯拡大を弾力的に認めることを検討しているとのこと。

記事:投票所を選べる制度で投票率は上がるのか スーパー内の投票所では「効果」

 これ、私が以前から思っていたことです。
 今は、体の自由が少し阻害されていますので、あまり関係なくなってしまいましたが、私の住まいの投票所は市の中心部から逆の方向。投票をしてからお出かけで駅へ向かうことが全てで、駅までの途中に小学校があり、そこも投票所。
自転車で通るたびに、「ここで投票できらたええのにな」などと思っておりました。

 神奈川県鎌倉市が今春の統一地方選挙で、スーパーマーケットに投票所を置いたところ、市内で最も高い投票率となったそうです。
ただこの鎌倉市の例、スーパー内に投票所を設置したものは、投票所を選べたのか、単にその投票区の投票所をスーパーに変更しただけなのか、そこまでは記事が言及していませんので、よくわかりませんが、投票者にとっては利便性が高い場所でしょう。


 投票所を選べるのは、今はかなり可能になっているはずです。
以前は投票事務が電子化しておらず、投票者と名簿を対象・確認するのも紙の文書でした。
なので、投票当日に他所の投票所へ行かれたら名簿に記載無いということでできません。
しかし今は電子化されている所が多く、我が地元一宮市は、投票所入場券をバーコードで読ませます。
一応、本人チェックはすることがありますが、名簿対象は電子情報で可能です。
選挙期日(投票日)の当日もそうなのかな。
今は投票日に投票へ行くことは無いので。

 今は私は、期日前投票ばかりです。
そこは、市内の各所から人が来ます。
でもバーコード読み取りで、名簿対象と投票済み処理はバッチリ。


 あと、投票所を一宮駅構内に設けたらどうかな、とも思いましたが、さすがにこれは人が多く集まり過ぎ、私の大っ嫌いな行列になるので、アカンな。
これまで通り期日前投票に行くことにしよう。


 それと投票率向上のため、自宅でインターネットを通じて投票する方法も考えられていますが、これは私は反対です。
理由は、本当に本人が投票したのか、の管理上の疑念が出ます。
技術上の問題はクリアできても、やっぱり本人の投票かどうかの疑念の余地は、どうしても消えません。
投票は、投票所へ行くべきだと考えます。(行ける人は)
投票所での電子投票は・・・、どうだろう。体験したことがありますが、これは何とも言えない。
⇒その電子投票体験記

東武鉄道でSL走行の計画

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 京都新聞web版からです。東武鉄道が栃木県の活性化を目的に、鬼怒川線でSL走行する計画であることを発表したとのことです。
 東武鉄道によれば、運行区間は下今市駅~鬼怒川温泉駅間、12.4km。
JR北海道が所有するC11 207を借りての走行とのこと。

記事:東武鉄道がSL復活へ約50年ぶり、栃木県で

 やっぱり借りるんですね。JR北海道で走行可能なSLが有ったのは知りませんでした。
 検索したら、北海道ではC11 207、2000年に復元が成し、SL冬の湿原号、SL函館大鵜沼号などで使用されているとのこと。


 昨日、岐阜県の明知鉄道明智駅で、恵那市が所有していたC12形蒸気機関車を将来走行させるためのイベントを行ったそうで、そこではC12は圧縮空気で構内を走行したそうです。
 今日のCBCテレビ、イッポウでは河村名古屋市長も明智駅のイベントに行き、恵那市長にこのC12形SLをあおなみ線用に借りられないかと打診したそうです。
あおなみ線のSL計画は、現在完全に頓挫した状態で、そこで恵那市のSLに目を付けたと思います。
テレビで恵那市長のインタビューでは、そもそもこのC12は自力走行できるわけではなく、実際に蒸気を発生して走行する復元はもう少し先だ、と話しています。
あおなみ線は来年度からの運行を前提とした予算が組まれており、それが今は執行停止中の状態。

 東武鉄道のSL走行計画、SL単独で走るのか、客車を牽引するのか、その客車にお客さんを乗せるのか、そこまでの報道はありません。
ただ鬼怒川線の状況を考えてC11で客車数両を引っ張るのは荷が重そうです。

街道の宿場の中心施設は問屋場

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 東海テレビの午前の番組に「スイッチ」という番組があります。情報ワイド番組の位置づけで、2年前の入院中に、この番組があるを知りました。
 その中に、不定期ですが東海テレビの高井一アナウンサーによる「はじめまして」のコーナーがあり、2年前に見たときは、物づくりの体験、今は街道を行くというサブタイトルで、旧街道を歩いておられます。
 名古屋と中山道の垂井を結ぶ美濃街道に続き、今は中山道を垂井から東へ向かって歩いています。
 今日の放送で、やっと鵜沼の宿に着きました。加納の宿から鵜沼の宿はざっと17kmあり、かなり離れています。

 そして気になるのは、それぞれの宿場で、本陣や脇本陣を紹介しています。
 本陣。脇本陣が宿場の中心かのように。

 宿場で一番の中心は、問屋場(といやば)です。
 そもそも宿場は、文字で書くと「宿」場で、旅人の宿泊施設が多く集まったところ、という認識の方が多いですが、宿場の宿屋はむしろ付帯設備で、宿場の最重要施設は「問屋場」です。
 問屋場は人馬の継立の業務を行うところで、幕府公用の書状や物品を次の宿場に移送する業務を行うところです。
 また大名行列の人足と馬を取り次ぐ業務もあり、幕府の意志を全国に伝送させる重要な業務を行っていた場所で、人・物品の移動が暫し止まるところなので、宿屋も集まり、宿場の町が出来てきました。
 「宿場」なので、大名が宿泊する華やかな施設で、本陣・脇本陣が中心のイメージなのだろうと思います。

 しかし宿場の業務で最重要施設は問屋場です。

 この江戸時代の宿場、明治維新で王政復古により、宿場の以前の名称であった「駅」を復活させ、「宿」を「駅」と改めました。
 明治初期の地形図で、鉄道も無いのに「何々駅」とあるのは、街道の旧・宿場です。

青矢印信号は、場合によっては危険

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 本日の神戸新聞web版記事からです。神戸市東灘区のある交差点で、二方向から同時に進入可能となった、矢印信号を撤去したとのこと。

記事こちら

 現場の状況が図にありましたので、掲載させていただきます。
 下図の通りで、南北方向が通常の青で、東西の通りの西へ向く方向が左折可能の矢印信号が出ていた結果、南北方向の青に従い南から右折で斜めへ南東方向へ進む車と、東から左折矢印に従って南へ向かう車とで衝突事故が発生。
 この事故で、地裁判決が「信号設定の不備が事故原因」としたことにより、兵庫県警が対応を検討した結果、東から西進方向の左折矢印を撤去することになったとのことです。


 赤信号で、青の矢印が出るところはよくあります。多くは、黄色の後、右折待ちの車を通すための右矢印信号。
これも昨今では右折が出ることを前提として、黄色でも速度を落とさず、交差点に進入する車があります。

 この新聞記事になった現場は、図には書かれていませんが、東西方向の道路の上には、阪神高速道路湾岸線の高架が通り、交差点部分はカーブしており、交差点直上ではありませんが、一寸視界を妨げる要素があります。

 それ以上に、進路が競合交錯する信号はいけません。
西向きの左折矢印が出る時は、北から南へ向かう方向は停止の状態にしなければなりません。
進路を交錯させないのは基本中の基本ですが、そこは一般道路交通。
「他の交通に注意しながら進む」というのが、さらに上を行く基本中の基本です。

 矢印信号は、場合によっては運転者に余計な期待を与えることにもなりかねないので、なるべくなら無い方がよいと考えます。
 ケースバイケースですが。
(名古屋市の基幹バスが通る通りは、大抵、矢印信号で通しておりますが)

化学反応の恐ろしさ

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 多くのマスコミでニュースになっていますので、情報源は書きませんが、中国天津での爆発事故。凄まじいですね。
 当初、可燃性物質の爆発かと思いましたが、倉庫(輸送中のコンテナ?)に保管中の化学物質の爆発だそうで、放水の水がかかったため余計に大きく爆発に至ったとのこと。

 その報道を聞き、なるほどと思いました。

 科学は得意ですが、化学の方はさして得意ではない私ですが、たとえばナトリウムという物質、水分が触れると、激しい反応を起こしますので、普段の保管でも単に保管するのではなく、油の中に入れて保管します。空気中に置くと、空気中の水蒸気(即ち水分)と反応しますので。
 Youtubeに、「あえて」水の中にナトリウムを入れる実験の動画がありますが、たった数ミリ角の破片ともいえる量で、大きな反応です。

 今回の天津での事故は、どんな成分だったのか分かりませんが、地面に穴を開けるほどの大きな爆発反応。化学物質反応の恐ろしさを、改めて感じました。

 と、同時に中国ですね。経済発展には気が回るみたいですが、安全管理は二の次だそうで。
 そして事故に対する意見は封鎖しているそうで、いつだったかの高速鉄道脱線事故みたいです。
 政府にとって都合の悪いのは、隠しておくのだそうですね。

 このブログが中国の方の目に留まることは無いと思うので、ニュースで思うことを書きました。

お店の中を突き抜けることの是非

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 なんかよう分からん、タイトルですね。これ常々思っていたことで、この際ですので、ブログに書きます。

 つまり駅構内にある売店で、近道だからという理由で、お店の中をただ貫通するだけの行為。
 具体的には、滋賀県の東海道本線守山駅。12両編成の上り米原方面新快速が到着すると、12両目付近にある、ハートイン(JR西日本系列の駅構内コンビニ)に降車客が殺到します。
ここは、上りホームから直接ハートインに行ける改札口があり、ハートインから直接外へ出られますので、ホーム中ほどにある階段を上って駅舎内の改札を通り、また階段を降りるよりは近道。
なので、夕方の退勤時間帯は、上り列車が到着すると、一つしかない改札口は大混雑で、店舗内をただ歩く人の集団が見られるという不思議な光景です。

 もう一つ、名鉄一宮駅。ここは東西通り抜け通路に面した改札口と、南側に出る改札口とがあります。
 この南改札は、そのまま真っ直ぐ歩くと、100円ショップのダイソーの中になります。
 ダイソーの南に市道へ出る階段がありますので、駅の南側から名鉄に乗る人、逆に名鉄から降りる人が、なんの躊躇も無く、店の中を通り抜けていきます。
 ダイソーの店舗は、改札口に近い方の入口から、南の市道へは一本道のような通路がありますので、余計に通り抜ける人が多いです。しかしこの通路の途中には、パンを販売するケースが置いてあり、ここでパンを選んでいると、通るだけの人が、無理にすり抜けていきます。しかも買い物ではない通り抜けるだけの人は、店の中だというのに早歩き。
この図式、自動車で抜け道とされる狭い道をただ通り抜けるだけのと同じ構図。
通り抜ける人は近道ですが、通り抜けられる側からすれば、はっきり迷惑な存在です。

 しかし、人様の店の中をただ近いからの理由だけで、通り抜けられるものなのでしょうか。ものなのでしょうか、と書いていますが、現実にいますからねぇ。これらの人々の倫理観を疑います。

東山動植物園のロゴ

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 久しぶりに、東山植物園のカテゴリで書きます。植物園の花木散策の記事は、アメーバブログの方に移転(棲み分け)にしていますが、今回は動植物園のマーク。
 このところ、東京オリンピックのエンブレムが、ベルギーの劇場のロゴに似ているに端を発した疑惑が、このエンブレムの作者(とされる)による、某飲料品メーカのプレゼント品のトートバッグのデザインが、別のデザインの模倣の疑いありで、作者側から取り下げられた、との報道がありました。
 さらにこのデザイナーがらみはまだまだ続き、名古屋市の東山動植物園のロゴマークがコスタリカの国立博物館おロゴマークと似ているとの指摘があったそうです。

 これについては地元ですので、中日新聞記事を期待していたのですが、地元過ぎて、一宮市配達分の版には掲載が見当たらず、Yahoo記事から引用です。
Yahooの記事

 普段出入りしている、東山植物園のことですので、とても気になりました。東山動植物園のwebページの一番上にあるマーク、これがロゴですが、これの右側の部分がコスタリカの博物館によく似ているとの指摘です。
似ているかどうかは、Yahooの記事ページに画像がありますので、それを参照して頂くことにして、MBS毎日放送ラジオの番組「ありがとう浜村淳です」の浜村さんによれば、天神さんの梅鉢紋様にも似ているとのこと。


 ついでにこのエンブレム問題に端を発した件について、私見を申せば、東京オリンピックとベルギーとは似ています。同じ意匠ポイントですね。だからと言って模倣したとは言えませんが、偶々見かけたデザイナーのスタッフがヒントを得てデザインした可能性はあります。
 東京オリンピックのエンブレムはグレーですが、某飲料メーカのプレゼント品は、取り下げたということはクロを認めたということでしょうね。類推すると、オリンピックも疑いが残ります。
 東山動植物園はどうなのかなぁ。これもスタッフの何方かがヒントを得てデザインなさったのかな。
 CBCラジオでリスナーさんからのお便りがありましたけど、この右側、スーパーのヨシヅヤのマークにも似ているということです。
 ヨシヅヤのマークも見てみましたが、六つの円は共通ですが、これを結ぶ線の太さが違い、同じデザインの意図を感じはしますが、こちらは違うでしょう。

 東京オリンピックのエンブレムですが、白黒ハッキリさせた方がいいと思います。
この先5年も有耶無耶で本番を無事迎えられるのでしょうか。あ、本番だとその前に、国立競技場が出来るのかさえ不透明な情勢になってきました。

鉄道の道路併用軌道は、長い踏切なのか?

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 ちょっと小難しい鉄道ネタです。
 いわゆる二本のレール上を車両を通して輸送するシステムに、専用の通路で大型高速の車両でもって輸送する「鉄道」と、道路上に敷設して、小単位の輸送を行う「軌道」とに分かれており、それぞれ準拠法が違います。

 「鉄道」は、専用の敷地内に線路を敷設し、道路上に敷設することを禁じております。
しかし、世の中には、鉄道でありながら、道路上を自動車と共に通行する部分があります。

 かつては奈良市内の近鉄奈良線が道路上を連結した大きい鉄道電車がゴロゴロ走って(通って)いました。
この近くでは、名鉄犬山線の犬山橋が有名でした。
この両者は、今は改良され、専用の鉄道敷地を通っています。
 今は、神奈川県の江ノ島電鉄が、江ノ島駅~腰越駅間で、道路上を電車が通っています。

 で、この鉄道の道路上併用軌道ですが、なぜか「長い踏切」という解釈があるそうですし、そのような記述をしてあるwebページや印刷物があります。
 最近も見つけました。

 ですが、私が知る限り、「長い踏切」という扱いになる法源がありません。
 どなたか、根拠となる通達など御存知でしたら、教えてほしい所です。

 私が知る法解釈では、鉄道は旧法である「地方鉄道法」第四条で、「地方鉄道ハ之ヲ道路ニ敷設スルコトヲ得ス但シ己ムコトヲ得サル場合ニ於テ主務大臣ノ許可ヲ受ケタルトキハ此ノ限ニ在ラス」とあります。つまりこれが、道路上敷設を禁ずる規定で、同じ条文の後段に「但シ己ムコトヲ得サル場合ニ於テ主務大臣ノ許可ヲ受ケタルトキハ此ノ限ニ在ラス」とあり、主務大臣、すなわち当時の事ですので、運輸大臣と建設大臣の許可を受ければ道路上敷設が可能です。

 どこで、長い踏切という扱いとされたのか、不思議。

 そもそも「踏切」というのは鉄道(又は軌道)と道路が互いに平面交差する部分のことで、併用軌道は交差ではなく、道路の鉛直方向に軌道線路の敷設となります。

 これ、多分軌道構造に由来しているのではないだろうか。
 踏切はレール面と同じ高さになるようにレール間に敷物を敷いてあるので、併用軌道もレール面と同じにレール間を舗装してあることから、そんな誤解がでたのではないかと思います。

 この、鉄道線の併用軌道を「長い踏切」とする根拠を御存知の方は、どうか教えてください。私は誤解だと理解しておりますが。
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