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宅配荷物を放り投げる・蹴るの行為の陰で

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 先般、ツイッターでもリツイートされ、テレビワイド番組でも話題になっておりましたが、某宅配の配達員が、配達先不在によりいらついていたのか、荷送用の台車を投げ捨て、さらに持ち帰り荷物と思われる物品を投げ、さらに蹴とばす様子を捉えた動画が公開され、問題行動として話題にしておりました。
 この宅配運送事業者に問い合わせたところ、社の正社員とのことで、配達先が不在で、さらに何かとイライラが重なり、このような行動に至ったとのこと。
 配達員の行動も問題ですが、番組で言及するには宅配の環境の悪化もあるのでは、と。
 その中に配達を受ける先のお宅にも問題。

 不在票を入れるも、なかなか反応が無かったり、再配達依頼の指定時刻に不在となったり、さらには、宅配需要の増大も。
 宅配需要は、通販の急激な増加で、宅配扱い量が兎に角急増。
 生鮮食料品以外は殆ど通販ばかりで購入しているという人もいるそうで、通販での購入を行わない私にとっては、とても異次元の世界。
 おそらく、通販で宅配を利用している人は、年間どころか、月間で何度も利用しているのでしょうね。
 私には信じられません。パソコンどころかスマホの普及で、自宅のそれこそ何でもない部屋の一室で「あれ欲しい」と発注をかけて、品物を買い寄せる行為。
 便利だけの一点で、通販利用。
 その陰で宅配運送事業者は大変な思いをしているわけです。

 スマホの普及と同じく、宅配扱い量が急増しているそうで、通販を利用しない私としては、このユーザーの便利だけで通販。寒い中を届けてくださっているわけで、受け取り人の中には、配達される人にアゴで使うが如くの行動をされる方もいるそうで、そんなのが重なれば、配達員のイライラも重なるのかもしれません。
 少なくとも、配達された方には、労いの言葉の一つもかけたいと思います。
 それができる方が、通販を利用できる方だと思います。

年末の挨拶

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 本日は、2016年大晦日。年末の挨拶を申し上げます。
 本年は、特に後半、とあるプロジェクトがあり、いささか頭がいっぱいになる事情があり、ブログ更新が何度か途絶える状況がありました。
 しかし変わらずのご愛顧を賜り、厚くお礼申し上げます。

 年末の話題として、Twitterで知りましたが、昨今の電子マネー普及で、神社のお賽銭に電子マネーで奉納するシステムが登場している、とのことです。
ANNニュースより:小銭は要らない…さい銭箱が進化 神社にメリットも(動画あり)

 楽天のシステムで始めたものだそうで、電子マネーですので、硬貨なり紙幣なりを単独で奉納するのはできず、端末器に制御盤が付いたものを用意し、制御盤に幾らを奉納するのか、の金額を入力し、電子マネーのICカードをタッチして「清算」完了。
ANNニュース画面より。


 1月4日限定で、東京都港区の愛宕神社で実施するそうです。


 面白いですね。いや、面白いと言っては失礼かもしれませんが。
 昨今は、お賽銭泥棒もいますし、さい銭箱の管理も大変ですので、こうした電子マネーのお賽銭はアリだと思います。

2017年新年のご挨拶

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 新年おめでとうございます。
 大晦日の挨拶からさほど時間も経っておらず、挨拶めいたこともほとんど同じですが、今年2017年はブログを始めて9年。つまり10年目に入ります。
 継続は力なり、とも言います。
 調べ事で検索すると、この弊ブログがヒットすることもままあり、検索システムの上位とみなされている様子です。
 これも継続は力なり、の結果ですね。
 コツコツと続けていく所存ですので、本年もよろしくお引き立て頂ければ、幸いです。

 このブログの目的でもある、「出かけた先で気になることを書き綴った」ですけど、脳出血後遺障害からなかなか回復せず、以前のような遠方へ出かけることはできず、なかなか、その方面での更新はできずにいます。

 画像は今年の年賀状に用いた絵柄です。
 阪急電車の画像もそろそろ底が尽きかかり、この画像も過去の作でボツになったものです。
 一応神戸線です。夙川駅。駅ホームからの撮影ですので、どうかと思いますが、これしか無いものですから。
 来年からはどうしよう。駅停車中の画像しかないので、このブログの名称である「mitake」の語源となった御嶽の画像でも使おうかと思案しています。

 本年も宜しくお願い申し上げます。
 ブログ読者様の、御健康、御多幸をお祈り申し上げます。
 よいお正月をお過ごしください。

 ところで、本日は閏秒(うるうびょう)が実施されました。
 午前9時00分の直前に8時59分60秒の1秒を挿入する閏秒。
 その閏秒の画像を、無事ゲットできました。

初詣の渋滞がさらに何とかなった

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 毎年書いていますが、自宅近くへ至る路線バスは、名鉄バス光明寺線。この光明寺線は真清田神社の西側の道路、宮西通を通ります。
 この宮西通に、神社境内の駐車場入口があり、神社で何かあると、駐車場待ちの自動車列が宮西通の南行き車線を塞ぎ、この宮西通を通る光明寺線の運行に大きく影響を与えます。

 特に正月の初詣渋滞は深刻なもので、弊ブログでは過去に書きました。

 こんな案内が関係停留所に掲出されました。


 2012年1月7日「初詣の渋滞ナンとかならないか
 2013年1月3日「初詣の渋滞ナンとかならないか・2013年版
 2015年1月4日「初詣の渋滞・深刻
 2016年1月4日「初詣の渋滞がなんとかなった名鉄バス光明寺線

 というわけで、昨2016年の正月は、駐車場入口にいるガードマンにより、反対側車線へバスを誘導することにより、深刻な渋滞区間のうち、スポーツ文化センターの建物の前約200mほどは反対側車線を通して、渋滞区間を回避させ、遅延増大を防ぐことができました。
 全ての運行をチェックしたわけではないですが、大きく遅れて30分程度。
 それまでが60分以上遅れたのに比べて、大幅な改善となりました。

 そして今年はどうなったのかをも見るために、昨日2日、乗りました。
 午前の渋滞が長くなる10時過ぎの便。

 こんな運行ダイヤの便です。
 名鉄一宮駅 9:34
 総合体育館10:00
 光明寺  10:04
 宮西小学校10:14
 大宮二丁目10:15
 スポーツ文10:16
 名鉄一宮駅10:22

 図の使いまわしですが、こんな位置関係。


 これが、宮西小学校前停留所で1分遅れの10:15に通過。その先100mを過ぎた地点で動かなくなりました。
 その先の信号交差点の先がつかえて普通の自動車は左折で進みますので、バスはAの交差点で完全に動かなくなります。
 交差点でバスが動かないので、後ろから盛んにクラクションが聞こえます。
 おそらくは左に行くつもりなのが、バスが動かないので、イライラして鳴らしたのでしょう。
 何度目かの(4回目)の青信号で、右折車線が動いた時にバスの右を白い軽トラックがスッと通り過ぎ、バスの前へ出て、そのまま左へ行きました。
 案の定です。バカな運転者です。
 バスが進めないのは、Aの交差点の先がつかえているからですが、それでも少しずつ自動車が前へ進みます。
 しかしながら前へ進むタイミングの時に、Aの交差点、交差側が青信号なので、右左折で宮西通へ入る自動車で、バスは前へ進めません。
 結局、5回目の青信号で半ば強引に進むことができて、その時刻が10:30少し前だったかな。
 大宮二丁目停留所へ向けて、歩く人より遅い速度でゆっくり。
 大宮二丁目停留所で24分遅れの10:39。
 ここを過ぎても、次のBの信号交差点も同様に、車体の長いバスは進入できず、特にBの交差点から東の方へ駐車場待ち行列が並んでいる形で、連続して交差点内も並んでいます。
 このBの信号交差点で前へ進めたのは6回目の青信号で、その時点で10:44。
 この地点では、約150m先で僅かに左へ曲がり、見通しがきかないので、反対側車線へは出られず、見通しがきく位置で車体を少しずつ右へ寄せる。
 しかしスポーツ文化センターの駐車場から出てくる自動車があるかもしれず、バスは反対側車線へ出るのは難しく、真清田神社のガードマン氏がスポーツ文化センターの駐車場口まで出て、バスに向かって合図。
 その合図を受けて、反対側車線を通り、一宮スポーツ文化センター停留所は36分遅れの10:52に通過。
 その後はスムーズに運行し、終点名鉄一宮駅停留所へは35分遅れの10:57に到着。大幅な遅れとはなりませんでした。
 元日、本3日とバスロケの運行状況を見ていましたけど、最大でも40分程度の遅延で、50を超える遅延はありませんでした。

 反対側車線を通すことと、ガードマン氏が公道に出て交通整理をすることへの法制上の疑問点はありますが、これで正月の光明寺線渋滞対策として定着したものと思います。

*** 1月5日未明追記 ***
 この真清田神社駐車場待ち渋滞による、名鉄バス光明寺線の遅延、三が日は極端なことは起きなかったようですが、正月休みも明けた4日水曜日の平日、とんでもないことになっていました。
 12:24現在の表示。
 1時間間隔のダイヤですが、一宮スポーツ文化センターバス停を11:16発の名鉄一宮行きの便、2つ前の宮西小学校前停留所を出て、次の大宮二丁目停留所の間にいて68分遅れ!
 後続の便、一宮スポーツ文化センターバス停12:16発の便も、同じく宮西小学校前停留所~大宮二丁目停留所間にいて8分遅れ。
 その時のバスロケ表示です。


 この68分遅れの便、その後は12:28現在で、1つ手前の大宮二丁目停留所を超えて、72分遅れに増幅。

 最終的に、75分遅れで一宮スポーツ文化センター停留所を通ったようです。

 平日の方が渋滞深刻とはとんだ伏兵でした。

東山動物園1月13日から再開

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 今日、夕方CBCテレビ、イッポウの中で速報で伝えておりましたが、年末に鳥インフルエンザにより死亡した鳥がいたことで、防疫措置を厳重に行うため、動物園部分を閉鎖・休園としていた東山動植物園。
 この動物園部分が1月13日から再開できることになったそうです。
CBCテレビニュース:東山動植物園 防疫措置完了し13日に再開(動画あり)

 日頃、植物園へ訪れる私ですが、年パスは動物園・植物園共通ですので、植物園への行き帰りどちらかは動物園内縦断コースを辿ります。
 すると同じ道筋を通りますので、幾つかの動物が私を見知ることとなり、なんとなく私もペットの気持ちになります。

 そんな動物園で発生した鳥インフルエンザ、家禽ではないので、発生エリアの鳥を殺処分することはありませんでしたが、園内で広がるおそれがあった貴重種の鳥の中で殺処分に至ったのは、とても残念に思います。

 ニュース報道によれば防疫措置が完了した、とのことで、再開となることだそうです。
 しかし再開後も、幾つかの鳥展示は見合わせるとのこと。

 グーグルマップの空中写真から。胡蝶池。


 同じく、古代池。


 2日、東山公園駅から植物園門へ至る途中、最初に鳥インフルエンザで死亡したコクチョウが見つかった、胡蝶池。


 園内モノレールの乗り場の周囲の池も水が抜かれ、野鳥の飛来を防止しています。


 13日の再開から3日間は入園無料となるそうです。
 この無料の措置は、動物園だけなのか、植物園エリアを含めた全園なのか。
 連絡橋にゲートはありませんので、動植物園エリア全園を無料ということでしょうね。

 さらに入退園部分には、消毒マットを置くとのことです。
 植物園星が丘門の消毒マット。


 兎も角、動物園の再開は嬉しいニュースです。
 2日、動物園横の道を、植物園門へ歩いていた時も、親子連れの子どもが、残念そうに動物園内を見つめていたのはとても心痛でした。

脳梗塞による脳細胞死滅でも復活できる細胞がある

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 Yahooのトピックにありましたが、脳梗塞で死滅した脳細胞にも、再生できる細胞があると、兵庫医科大学の研究グループが発見したそうです。
Yahoo:脳梗塞で死んだ細胞再生 兵庫医科大、定説覆す発見
神戸新聞:脳梗塞で死んだ細胞再生 兵庫医科大、定説覆す
 従来、脳細胞は可塑性が無いとされ、脳梗塞により死滅した細胞は、そのままであるとの定説ですが、中には細胞自身の進化が逆方向に進む性質があるのを発見し、これを培養増殖させれば、脳梗塞によりダメージを受けた部分の脳細胞が復活できるのでは、という研究だそうです。

 これは朗報です。脳出血と脳梗塞は全く異なったものですが、脳細胞のダメージは同じで、脳出血の後遺障害である私も朗報に思う記事です。
 脳梗塞は、脳血管が詰まり、血流が滞ることで引き起こされる脳障害、脳出血は脳内の血管が切れ、出血することで起こされる脳障害です。
 どちらも脳細胞にダメージを受けますが、脳梗塞は血流が滞ることによる栄養不足、脳出血は出血により血液が溜まり、その部分の脳細胞に悪影響を与えるもので、ダメージの性質は少し違います。

 また脳細胞は、可塑性(逆の進行)が無いものとされていますが、若干の可塑性があるという説もあり、この兵庫医大の研究は、脳の可塑性にさらに望みを与えるものです。
 早く手術を伴わないように実用化して、私もこの治療を受けたいです。

路線バス運賃上限価格は利用者増に有効的

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 京都新聞web版からです。京都府北部の京丹後市で、市内の乗合路線バスの運賃を上限200円にしたところ、年間の利用者がかなり増えたとのことです。
記事:「上限200円」バス10年、乗客最多に 京都・京丹後

 京丹後市とこの地域を運行する丹後海陸交通(丹海バス)の双方の取り組みによるもので、この地域は運賃が乗車距離に応じて上昇する「対キロ区間制」ですが、この上昇の限度を200円として、それよりは高くせずに利用者の負担を和らげるもので、多分に政策的なものです。
 この結果、導入前に比べて、利用者が倍に増え、一定の効果があるとされました。

 この上限200円は、テレビ東京(この地域ではテレビ愛知)の番組「ロカール路線バス乗り継ぎの旅・第24弾」で登場しました。
 ゴール近くで、岩屋上停留所から与謝野海病院停留所へ丹海バスに乗った際、乗車時間30分のところ、運賃が200円とあり、乗車時間からの距離の割には運賃が安く、何かあると見ていました。

 録画した、ローカル路線バス乗り継ぎの旅第24弾画面より。上限200円の例。


 後に京丹後市の政策によるものと判明しましたが、この成果で市内のバス利用者が倍に増えたのは嬉しい所ですし、路線バスの利用に二の足を踏む要素に運賃があり、どんどん上昇するのは不安要素。
 そこである程度の水準に達したら、それ以上は高くせずに、利用者の負担感を和らげようという策は、時々行われています。
 上限200円ということは、大体2.8km以上の区間は200円を超えますので、2.8km以上乗ると200円で一定ということです。

 この運賃上限は、この地域名鉄バスでも取り入れられています。制度上は。
 800円を超える区間は、800円の一定にする上限制。
 800円上限が適用されるような長距離の路線がほとんど廃止されてしまい、今は岡崎足助線の東岡崎~足助間ぐらいなものです。
 ただ、この名鉄バスの上限800円は、どの程度効果があるのかの報告は伺っていません。(あまり無さそうな気配)

交通事故死者数が4000人を下回ったというものの

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 各マスコミ報道からです。昨2016年の年間の交通事故死者数が、4000人を下回ったそうです。
NHK:交通事故の死者減少 67年ぶり4000人下回る
ANNニュース:交通事故の死者数、67年ぶりに4000人下回る(動画あり)

 少し気になったのは、各マスコミが、この年間交通事故死者数が4000人を下回った、つまり減ったことを好意的に報道している点です。(そのように感じた、主観かもしれないが)
 でも3907人の方は亡くなられているわけで、その数以上に悲しんだり、或いは加害の念にさいなまれている方がいるわけで、決して良い話ではありません。
 この点は間違えないようにしなければなりません。

 交通事故は、何度も弊ブログで書いている通り、交通違反の延長線上にあるものです。
 昨今は、飲酒運転の厳罰化となったり、昨年はスマホのゲームをしながらの運転で、横断報道横断者をはねたりする事故が発生したことから、スマホのながら運転を厳罰化をもとめる動きがあったりしていますが、飲酒運転もスマホのながら運転も、それ自体が単独で行うものではなく、交通規則を遵守しない軽い気持ちから発生するもので、そもそもが安全を軽んじる態度からでているものです。
 これも何度か書いていますが、自宅前の道路は抜け道として認識されており、「抜ける」意思から制限30km/hなんぞまもる意思は無く、当たり前のように速度違反の自動車ばかりです。
 本当に当たり前で、目標は60km/h。これより上か下かが基準。
 そんな文化(社会)なので、飲酒運転もスマホながら運転もごく自然に行われます。
 横断歩道での歩行者絶対優先も守られず昨年、一宮市であったスマホながら運転で、横断歩道を渡る小学生をはねた事故も、スマホながら運転であったことばかり強調されていますが、仮にこの運転者、スマホを使用していなくても、横断歩道で歩行者の有無を確認する意思があったとは思えず、たまたまスマホゲーム使用していたことから、スマホのながらばかりが表に出てしまっています。
 基本、自動車の運転手は横断歩道において歩行者絶対優先は、教習所の試験で答えるべきもので、現実は自動車が先(「優先」ではない)という意思からでしょう。
 交通規則も、あくまで「教習所で答える内容」と現実とは違う、というのが大方の発想ではないかと考えます。

 交通事故の死者数を0人に、さらい交通事故自体を0にしなければ、先進国とは言えません。
 国政選挙で、なぜか経済云々ばかりが主張されますが、交通事故(交通違反)を絶対に無くす、という候補者が現れないだろうか。
 あぁ、選挙活動の自動車自体が、違反を起こしていますので・・・。

名古屋市営バスでハートの吊皮

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 乗り物ニュース記事からです。名古屋市交通局のバスで、バレンタインデーの関連イベントとして、保有車両の中に、吊皮の一つをハートの形にしたものに取り換えて運行するそうです。
記事:出会う確率およそ500分の1 「ハートの吊り革」バス、バレンタインから1年運行 名古屋市

 出会う確率が500分の1ということで、現在の保有車両が1012台。1/500ということは、2台の車両に取り付ける、ということですね。
 あぁ、記事にありました。「ハート・バス」キャンペーンということで、ハートを探す楽しさ、だそうです。


 楽しい試みですね。ハートの吊皮は少し前に京浜急行電鉄でもやっていました。京浜急行の幾つかの編成中の一両だけで、しかも一か所だけという、遭遇するのは至難の業でした。
 今回の名古屋市営バスの「ハート・バス」は、2台に一つづつ取付だそうで、しかも車両の外観は、ハートのラッピング装飾を施すそうで、見かけから分かります。
 ただ何番の車両となるのか、まだ事情通からの情報は頂けていません。

 2月11日にはフラリエ(旧・ランの館)でイベントを行うそうで、まだ記念のドニチエコきっぷも発売されるそうです。
記事:【画像】記念「ドニチエコきっぷ」のイメージ

初詣も大変だ

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 昨日は、このGooブログのシステムが完全に落ちて、ブログ閲覧はおろか、編集もできずに昨日書くつもりが今になりました。
 正月は初詣で、尾張国一ノ宮の神社である真清田神社への参詣客が自動車で来るため、駐車場待ち行列が宮西通に続き、ここを通る名鉄バス光明寺線の運行に大きく影響を与えていることは、毎年書いています。
 そんなに初詣で多く人が来ており、他所の初詣光景の映像を見ると、拝殿前で列をなしている光景が写っており、一度、正月の真清田神社の中がどんな様子かを見に行ってみようと、昨日行ってきました。
 もちろん、地元の名鉄バス光明寺線に乗って。

 案の定です。三が日よりは激しくありませんでしたが、宮西小学校前停留所を越して、県道一宮大垣線の交差点Aを越すまでは順調でしたが、Aの地点から100mほど入ったところで、渋滞。


 連休で大勢人が来ていたようです。
 大宮二丁目停留所で11分遅れの11時26分。
 その先のBの交差点までの60mがなかなか進めない。その中で「次降ります」の降車ボタンを押してピンポ~ン。
 14分かかってBの交差点へ。
 交差する道路は東の方向へ駐車場待ち行列が続いているので、東西方向が赤信号でも、自動車はそのままゆっくり動きながら宮西通に入りますので、余計にバスは前へ進めません。
 そこへ真清田神社の駐車場ガードマンがやってきて、右側車線へ誘導して、一宮スポーツ文化センター停留所へ。
 28分遅れの11時44分でした。

 年末に東新町のテレビ局番組で、初詣案内として真清田神社が紹介されましたが、それに併せて紹介した、お茶漬け専門の店だそうです。
 屋号は「ニューヨーク」。怪しげな雰囲気で、何やるところか全く知らぬままでした。
 しかしここ、全国的に有名だそうで、遠方からも来るそうです。


 手水場。行列が楼門へ続いています。


 手水場の柄杓は沢山あるので、横へ回ればいいのに、律儀に並びますね。この光景、正直不思議です。


 列の順番が回ったら、横にも来るようです。


 手水場の列。


 手水場の後は、拝殿への列。


 井戸覗きの井戸にも行列。お正月でお祓いのコースになっているようで、出たところで巫女さんのお祓いがあります。
 なので、よこからノコノコ見には行けません。


 拝殿の前。なんでこんなに人が来るんですかぁ?普段はそんなの人が多くないのに。


 石畳の通路が交差していますので、ガードマンが適宜、列の進行を止めて、通路を確保しています。


 折角、真清田神社へ来ましたので、暫く境内をぶらぶら。
 境内にある摂社の服織神社(はとりじんじゃ)は普段の姿。この服織神社の祭礼が、いわゆる一宮市の七夕まつりです。


 まだポケモンGOのモンスターが出現するのでしょうか。夏に訪問した時は、あちこちでやっている姿を見ましたが。


 東門と手水場。こちらは地元の人しか来ないので、普段通りの様子です。


 ここはガラガラですが、この後の拝殿前で行列です。


 今年は酉年だからというわけではないですが、しばし、鶏と遊びます。




 ぶらぶらしているうちにお昼になりました。少し列が短くなってます。


 正門の楼門入ったところの手水場の列もここまで短く。


 しかし、初詣って、なぜこんなに多くの方が行かれるのでしょうか。
 普段はそれほどの信心が無さそうですが。

 私は初詣というものをしませんので、お正月の神社はこんな光景であったのはある意味、驚きです。
 過日、お賽銭を電子マネーのICカード決済可能にしたニュースの映像で、正に拝殿前が列を為している光景を見て、真清田神社の様子も少し見てみようと思い立ちました。
 三が日は、もっとすごい人でしょう。私は近づけません。

路面電車の路側走行

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 乗り物ニュース記事からです。札幌市電が約1年前に、すすきの停留場~西四丁目停留場間400mを新規に開業し、いびつな路線形態であったものを一周して環状運転ができるようになりました。
 この新規開業区間(延長区間)は、道路上に敷設された併用軌道ですが、車道部分の両端、つまり歩道沿いに軌道を敷設し、歩道から直接乗降できるようになりました。
 これが結構好評ですが、一方で自動車運行の面から問題がある、という記事。
記事:札幌市電「ループ化」から1年 「歩道側に線路」方式は好評の一方で課題も

 路面電車の軌道は、道路中央に敷設するものとなっています。
 これは、軌道法建設規程で定められています。
 この道路中央敷設の規定は、歩行者通行空間を確保するためと伺っていますので、現在の交通事情から、歩道と車道が区別された降雨環境の場では、道路中央敷設にこだわると、乗降施設を車道上に設置することとなり、設置されない場合は、安全地帯が設けられるものの、自動車通行空間の中での乗降となります。
 これが路面電車の利用者数減少の大きな理由で、路線バスのように、歩道から乗降できるようにさせる思想が欧米の路面電車にあり、これを本邦国内に取り入れたものが、この札幌市電の延長区間。

 しかし問題点もあり、路側に軌道を敷設することで、貨物自動車の荷捌き停車ができなくなる、という不便があり、実際に札幌市ではそのような声があるそうです。
 グーグルストリートビューに路面電車の軌道、路側敷設の様子が写っています。

 交差点手前ですが、本来は左折の車線ですが、軌道が敷設されています。


 停留場施設。いわゆる電停です。


 電車が停車中です。


 上の場所の軌道敷設前の様子。


 路側走行の不便と言うか、不具合な点は、荷捌き停車のほか、緊急停止しなければならない場合です。
 運転者の何らかの事情で運転が継続できなくなった場合、路側に車両を寄せて、後続車の妨害にならないようにしますが、この路側が軌道では、緊急停車できる余裕がなくなってしまいます。
 この点がどうなっているのか、小生勉強不足ですが、どのような措置になっているのか、関心があるところです。

名古屋市中村区黄金通の読みを「こがねどおり」へ

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 いくつかのラジオ番組で話題にしておりましたが、名古屋市中村区の公称町名「黄金通」の読み方は「おうごんどおり」でありますが、これを「こがねどおり」に変更する方針となったそうです。
web上で検索したところ、Gooニュースとして朝日新聞記事がありました。
記事:名古屋の「黄金通」読み変更へ 「誰も口にしなかった」

 黄金通は、通り名称でもありますが、名古屋市中村区の公式な町名です。
 この範囲は、太閤通三丁目の交差点から黄金陸橋までの間。
 地図を用意しました。


 ここの「黄金通」が「おうごんどおり」と読むのは以前から存じておりました。
 大変不思議な思いでしたが、やっぱりこの不思議な感覚は当然だったのですね。
 地元からの町名変更の要望を受け、6月にも「こがねどおり」になる見込みとのこと。

 「黄金」というと、近くの近鉄名古屋線の黄金駅が「こがね」なので、なんとなく「こがね」と呼んでいまし、道路の黄金陸橋が「こがねりっきょう」と称していますので、余計に町名の「おうごんどおり」が不自然になります。
 名古屋市計画局刊行の「なごやの町名」(のコピー)によれば、中村区黄金通は、中村区米野町の一部が町名変更で設置された新町名とのこと。
 由来までは記載がありません。近鉄の黄金駅も、関西急行電鉄の開業時から設置された駅名で、地元に何かあるのでしょう。
 町名変更は昭和14年6月1日施行の区画整理によるもので、この時代には新たに町名を設置する例が幾つかありました。
 それらの中には、旧来の漢字を用いるも、読み方までは踏襲せず、漢字のままの読み方を与えることがありました。
 中区の鶴舞も、旧来からは「つるま」ですが、新たに設置された鶴舞町には「つるまい」と読ませているほか、昭和区の御器所も、旧来は「ごきそ」であるものの、新たな住居表示名の「御器所」には「ごきしょ」という極めて恥ずかしい読み方を与えてしまいました。
 この昭和区御器所は、地元からの要望で「ごきそ」に改称されています。
 黄金通もこの御器所以来の地元要望改称となります。

元号の平成は30年までかも

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 このところ大きくメディアで報じられていますが、現の今上天皇陛下が退位の希望を出されていることを受け、平成30年の最後の次の日、すなわち翌年の元日に皇太子殿下が天皇に即位し、新元号をスタートさせる案が出ているそうです。
 メディアが多く、ニュースソースは省略します。というより、中日新聞記事をスキャナ取るのを後回しにしていたりと。

 つまり2019年元日に譲位(即位)が行われて新元号を施行するのは、国民生活の影響を最大限に避けるため、だそうです。
 元号を用いる日本では、明治維新以降は天皇一世一元号の決まりとして、天皇の代替わりがあると、元号も新しいものに定める規定があります。
 明治維新以降のものですが、明確に明文化されたものは無く、昭和の末期になって定められたものと記憶しています。
 天皇の代替わり=先代の崩御、なので、決して望まれることではない上に、年の途中で元号が変わる不都合さがあり、現今上天皇が退位を望まれ皇太子殿下が新天皇に即位となれば、事前に新元号が定められることとなり、国民生活に影響が無かろう、ということで、2019年の元日に新天皇の即位と新元号を施行しようという案が出来ました。
 新元号は、来年の夏ごろまでに定めて、国民に周知し、平成30年大晦日の翌日からは、新元号元年が始まる見込み、ということ。

 そこで新元号は何になるかの話題が多く、かこの元号に用いられた文字は何が多いとか、出典は何か、など元号の話題が豊富。
 ちなみに現在の平成に決まった大きな理由は、他の候補にあった、「修文」「正化」は、アルファベット一文字略号だと「S」になるので、昭和と紛らわしく、最終的に平成になったのは、アルファベット略号は「H」だから、ということだと制定当時のニュースを覚えています。
 なので新元号は、さ行、た行、は行、それに、ま行も避けた方がいいですね。

 この情報、一昨日夜にツイッターのトレンドで「平成30年」というのが現れ、何だろうかと見てみたら、新元号移行のニュースでした。
 ツイッターで最初の一報に触れた次第です。

平山晶子さん演奏会

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 本日は、東区の文化の道百花百草において、お世話になっているピアニスト、平山晶子さんが演奏される演奏会があるということで、雪の中、拝聴してまいりました。
 脳出血後遺障害で傘さしての外出はできないので、降雪が続くようでは出かけられませんが、家を出る時間に雪は止み、とりあえず名古屋までは行けることになり、出発です。
 先にお話しますと、一宮駅と名古屋駅の乗り換えは全て屋根の下でありますが、百花百草の最寄りバス停である清水口停留所から百花百草の間は外で、この出発地と目的地の間がウィークポイントですが、見事に雪は止んでおりました。
 ピアニストの平山さんは、自称・他称とも晴女とされているそうで、今日は晴れにはなりませんでしたが、降る雪だけは止みました。
 この力、すごい!

 で今日の演奏会の案内。


 演奏曲目。実際はA4サイズ紙に印刷されたものですが、余白を省いた、ダイジェスト版です。


 演奏ホールでの演奏会ではなく、文化の道百花百草での演奏なので、演奏者からのお話つきです。
 一曲目、シューマンのおとぎ話。三つの楽器、つまりトリオですけど、クラリネットの旋律がよく響いたと感じました。
 おとぎ話、というタイトルの割には、おとぎ話らしくない曲とのお話で、第一楽章より第二楽章の方が少し重い旋律に感じた後の第三楽章が軽やか、躍動的。この躍動的に結びつくところがおとぎ話かもしれません。
 座った場所からは、平山さんの表情は楽譜で見えませんでしたが、クラリネットとヴィオラ奏者の目配せからところどころで呼吸を合わせておられる様子が伺えました。
 クラリネットとヴィオラの奏者、体を動かしながらのリズムを取る光景をで、これはすみません、紙切りの林家正楽師を想い出してしまいました。

 二曲目、チェロ独奏のバッハの無伴奏。座った席が最前列でチェロ独奏者の目の前。まるで私に演奏してくれたかのような位置。
 この曲、耳にしたことがあります。ウィスキーのCMでのBGM。
 低音のチェロの魅力がそのまま一曲になったものでしょうか。

 休憩を挟んで、三曲目。
 さくらさくらとふるさとは、日本の曲。さくらさくらは元は筝曲の練習曲とのお話。
 和楽をピアノとヴィオラで、彩られました。
 四曲目。ブラームスのクラリネット三重奏曲。お話では、なんとも不調和なリズムの個所があり、演奏家泣かせだったかな、聴いている方には分からないかもしれないけど、演奏者としてはリズムを乱すような箇所がある、とのお話でした。
 聴いてみたところ、私にはそんなリズムを乱す部分は分かりませんでした。

 座った場所から、演奏前に撮影。


 演奏終了後に撮影したいという方がおられ、脇から便乗。ヴィオラの近藤さんは、既に私服に着替えた後でしたので、ここには入っておられませんでした。



 演奏が始まる前に、ホール内から雪降るお庭を望みました。急に雪が降り出したのですが、上手く写りませんね。


22年目の1.17

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 今日は1月17日。忌まわしい平成7年兵庫県南部地震から22年目です。この地震でもたらされた災害は「阪神・淡路大震災」。
 このブログでも、9回目の1.17。
 体調を崩して、もう5年神戸に行っていませんが、今年も1.17への想いを書いてみます。
 この時期は震災報道が多くなり、神戸市でも人口の3割以上は震災を知らない世代や、人になったり、市役所職員も震災以降に生まれた方の職員が多くなったという報道で、震災を語り繋いでいかねばなりません。

 1995年(平成7年)1月17日は、火曜日でした。当時は1月15日が成人の日。その年の1月15日は日曜日で、翌16日は振替休日で連休となり、連休明けのへ早朝に起きた大地震が、兵庫県南部地震。
 明石海峡付近を震源とする、M7.3の地震。
 この揺れは、一宮市の自宅でもしっかり揺れました。
 なぜか前日から寝付けないまま、17日の早朝、外で何かしら若者の騒ぐ声。
 すると間もなく、大きな揺れ。なかなか止まず、やがてゆっさゆっさとした周期の長い揺れに。
 明らかに遠い所での地震です。
 その時は、憂慮されている東南海トラフによる地震がとうとう発生したのかと思いました。
 直ちにテレビを点けたら、既に地震速報のニュース。この時点で5時48分。
 震源は関西地方とだけ分かり、やがてNHKの大阪放送局に切り替わり、明石海峡付近が震源地で、淡路島で震度6とのこと。
 震源の位置から神戸の状況が気になりました。なかなか情報が入らない。

 夜が明けて空撮の映像がテレビに映ることとなり、それはショックな光景でした。
 阪神電車が転がっています。
 御影電留線が崩壊して下へ転がったものです。
 その近くに知人が住んでいます。
 当然つながらない。

 やがて阪神高速が横倒しの光景。

 未曾有の大災害です。
 この時点では神戸の震度は入りませんでしたが、やがて震度6とのこと。
 この当時の震度は、気象庁職員の体感による判定でしたので、直ぐに震度判定が出されるのは6まででした。
 震度7は、後日の現地調査によるもので、暫くしてから震度7判定となりました。

 地震当日はとても現地へ行けず、2日後に西宮へ行ける所まで。
 2月に入り現地、東灘区まで行きました。
 芦屋から徒歩です。色々目にしました。
 東灘区の地理にはかなり詳しくなっていた頃でしたので、見慣れた街並みが一変、後背の山々がこんなに近かったのか、と思いました。
 摂津本山周辺のビル建物が軒並み崩壊して、暫くは駅で電車を待っていても、妙な感じがしたものです。

 直接知人関係で亡くなられた方はいませんでした。
 しかし、あそこの誰々さんが・・・、というのは多く耳にしました。

 4年前に体調を大きく崩してからは、追悼のつどいには参加出来ていません。
 3.11と並んで大きな地震災害。
 さらに私にとっては9.27の御嶽噴火災害。
 この瞬間を体感した者としては、後世に繋いでいかねばなりません。

2017年の土用と間日

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 年が明けて、1月ももう下旬。すっかり忘れていましたけど、今年2017年の土用と間日を書くのを忘れていました。
 このところ妙にブログアクセスが多く、検索キーワードが分からないものの、この土用と間日についての検索から訪れらているのかもしれません。

 今年2017年の土用と間日は次の通り。
・冬土用 1月17日~2月3日 間日1月18・27・28・30日
・春土用 4月17日~5月4日 間日4月24・25・28日
・夏土用 7月19日~8月6日 間日7月20・27・28日・8月1日
・秋土用 10月20日~11月6日 間日10月23・25・27・11月4・6日
・2018年
 冬土用 1月17日~2月3日 間日1月22・23・25日・2月3日

 土用とは何か?間日(まび)とは何か?は、過去の土用と間日の記事で書いていますので、過去記事をご覧ください。
2014年の土用と間日
2015年の土用と間日
2016年の土用と間日

 平たく(くだけて)書けば、土用とは「土旺用事」というもので、略して「土用」。
 土公神(どくじん)が司る期間で、この土用期間中は土に関わる作業をしてはならないとされています。
 しかし約18日間も土の作業ができないのは人間に不都合なので、土公神が一時、天界にお帰りになる日があるとされ、その日を間日(まび)で、土に関わる作業をしてもよいとされています。
 建設業界の方は、今でも守っておられるようです。

銀座の観世能楽堂・4月20日開館

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 Twitterで情報を知りましたが、能の観世流、主な公演の場とする観世能楽堂が閉鎖されて一年半、東京都中央区の銀座に多目的複合ビルの中に観世能楽堂をも設置した建物を建設しておりますが、この観世能楽堂が4月20日に開館し、当日は観世宗家の他に、各流からお祝いの演目が出されれとのことです。
 東京新聞報道です。
記事:<能楽>銀座から日本文化発信 観世能楽堂 清和宗家が抱負
 新しい場所は、銀座六丁目の旧松坂屋銀座店の跡地。
 銀座松坂屋は、今一つ松坂屋らしくない店舗展開で、銀座の一等地にありながら、今一つの営業成績で閉店となりました。
 この跡地に多目的複合ビルを建設することとなり、観世流も流儀の施設として渋谷区松濤の超高級住宅地の中に観世能楽堂がありましたが、この観世能楽堂を銀座の複合ビルに移転することなったものです。
 渋谷区松濤の旧観世能楽堂は、施設の老朽化もあり、改装するには費用がかさみ、噂ではヨドバシカメラの会長さんが土地を購入したとは、伺っています。真偽のほどは分かりません。

 今年の能楽界で大きなエポックとなる出来事です。

トランプ大統領が始まってしまった

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 既報の通りですが、米国の新大統領にトランプが選出され、20日から新大統領として執務が始まってしまいました。
 まさに、始まって「しまった」という印象です。
 米国の政治にはさして関心は無いですが、これだけマスコミでトランプだ・・・と囃し立てるので、嫌でも耳に入ります。
 特に渋谷の全国放送局、選挙から熱心に報道しますね。
 このことは、いつぞやに弊ブログで、ボヤいたことがありますが、頂いたコメントでは、まさに宗主国の扱い。
 なので夜中(というか早朝ですね)、大統領就任式の様子をラジオで実況していました。
 隣の部屋のラジオを防犯用と緊急地震速報受信用で点けっぱなしにしてあるので、耳に入りました。
 テレビでも就任式の様子を放送していたのかもしれません。

 で、トランプ、私はあの人嫌です。史上稀に見る、低支持率と高い非支持率だそうで、私が嫌なのは、このおっ三の言葉使い。
 いえ過激な言葉は良いとしよう。アカンのは、発声です。
 言葉が綺麗ではない。英語は分かる方ではないですが、綺麗な発声、綺麗ではない発声というのは分かります。
 言葉は人となりを表します。あの話し方は品格が無いです。つまりさして人格者ではなさそなのか。

 この発声(調声)というものは、私はかなり重視します。
 我が国の公職者選挙でも、言葉使いに重きを置いて投票します。

 あまり個人の悪口は、このブログの趣旨に反しますのでこの辺にしておきますし、そもそも大統領としての仕事ぶりを見てから批判せよ、との指摘を頂きそうですが、そこはやはり品格です。
 ぱっと見(聞きですが)の印象も大切。

 低支持率も言葉使いから感じられる人柄、というものがあるのかもしれません。

 とにもかくにも始まってしまいましたので、そこはお手並み拝見としなければなりません。
 ただこの先、厳しい世の中になっていくのでしょう。そんな啓示もあるようですし。

京阪の特急・平日もノンストップ復活へ

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 少し前に乗り物ニュース記事でありました。京阪電鉄の京阪本線を走る看板列車として特急列車がありますが、輸送環境の変化から往時のような京阪間ノンストップ運転を止め、途中主要駅に停車する形体となっております。
 しかし観光需要もある土曜休日は、快速特急「洛楽」として京阪間ノンストップ列車が復活しております。
 この「洛楽」を平日にも運転しようというダイヤ改正が、今年春に行われるという記事。
記事:京阪間ノンストップ、完全復活へ 快速特急「洛楽」平日も 京阪ダイヤ変更
京阪電鉄からのお知らせ(PDF)

 この「洛楽」、当初は臨時列車の扱いで、定期列車とは別のダイヤで運転しておりましたが、今は土曜休日ダイヤの定期列車として運転されています。
 記事を読んで、現在の京阪線の時刻表を見て驚きました。
 10分サイクルの特急ダイヤのうち、30分毎に快速特急「洛楽」として運転しているもの。
 これは正直知りませんでした。10分毎のレギュラー特急とは別に、快速特急「洛楽」かと思ったら、10分毎の特急メンバーに「洛楽」があるというもの。

 このダイヤは少し具合が悪いです。というのは、京阪線の特急列車は、今はかつての急行列車の役割も果たしているもので、故に、枚方市駅や樟葉駅などに停まっています。
 しかし、30分毎に特急のつもりが快速特急「洛楽」だと、枚方市駅などには停まらないわけで、駅利用機会を逸します。
 これものの例えで書きますと、地下鉄東山線は平日5分間隔で電車が来ます。
 この5分間隔の列車のうち、15分間隔で快速運転をしようとするもの。
 「時隔」という点で、いかがなものかと考えます。

 春からの京阪線の平日快速特急「洛楽」も、どうやら10分間隔のレギュラー特急メンバーの中から快速特急になるようで、途中駅利用者には不便となりそうです。

東海道新幹線が雪に弱いわけ

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 今日も乗り物ニュース記事からです。少し前ですが、気になっていたので。
 昨日・今日もそうですが、先週は大雪で、東海道新幹線、岐阜・滋賀県境の辺りは積雪で、新幹線列車が行きで遅れるのが通例となり、実際に遅れが発生しました。
 雪が降るたびに、東海道新幹線は遅れるので、「新幹線は雪に弱い」というイメージがあるようです。それはなぜか?というのがこの記事。
記事:東海道新幹線なぜ雪で遅れる? 減速運転のワケ 背景に「先駆者」の悩み

 東海道新幹線は、雪が降ると、というか「積ると」、速度を落とします。
 列車速度を落とすと、到達時刻が遅くなるのは直ぐに分かることです。

 つまり「雪が降る→線路に雪が積もる→速度を落とす→よって遅くなる」という図式です。
 そのため、新幹線は雪に弱い、ということですが、積雪による排雪抵抗(雪を除けるのに力がいる)という誤解があるようですが、実は違っています。

 開業当時、新幹線は岐阜・滋賀県境の積雪地帯を、積雪時も200km/hで走行していました。
 積雪となった200km/hで走行するのは、すさまじい雪煙で、米原駅で通過列車を見ると、まるで雪だるまが200km/hで走行しているかのような光景だったそうです。
 しかし暫くすると、なぜか故障が頻発。当初は開業後間もない頃だったので、初期故障だろうと思われていました。
 どうしても原因が分からない。そこで雪の中、米原駅で通過する場面を見たところ、雪煙を巻き上げるということは、床下に巻き上げた雪が固まり凍り付くことになります。
 この氷が、雪の無い暖かい所で走行すると、溶けて車体から離れ、氷の塊はそのまま200km/hで軌道のバラスト(砂利)に当たり、その当たった砂利が跳ね上がり、今度は床下に当てたりして機器の故障につながる他、沿線の建造物にも、跳ね上げた砂利が直撃することとなり、その対策を図ることになりました。
 その対策として、雪を巻き上げさせないこととして、雪の質量を増やす方策として、スプリンクラーを設け、、積雪時にはスプリンクラーを作動させて水を撒き、雪をザラメ状に固めて床下に舞い上がりにくくするもの。
 さらに列車速度を落として風圧による巻き上げを防止する、という対策。

 この最後の列車速度を落とす、ということで列車遅延になります。

 岐阜羽島駅~栗東信号場間は、積雪対策としてスプリンクラーが設置されています。
 降雪検知器により、ほぼ自動で作動します。

 そもそも論として、そんな積雪地になぜ新幹線を通したのか、という方がいらっしゃるそうです。
 新幹線計画時には、そのような雪害が発生するとは、だれも予想がつかなかったものです。
 在来線はせいぜい110km/h走行(当時)のこととて、雪を舞い上げて、床下にこびりつき・・・というほどにはなりませんでした。

 それと現在の東海道新幹線は、戦前の弾丸列車計画の焼き直しで、何の疑いも無く、関ケ原を通すことになりました。
 東京~大阪間の交通は、どこを通っても積雪地帯を抜けねばなりませんが、中々このような雪の影響は、思いもつかない結果でありました。

 後に開通した、東北新幹線、上越新幹線は徹底した雪対策を施してあり、雪が理由で遅延することはかなり少ないです。
 ・上越新幹線 消雪装置の導入
 ・東北新幹線 軌道脇に貯雪スペースを設置。
 ・両新幹線車両、ボディマウントとして、床下機器をすっぽり覆う。等々。
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