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鬼頭久美子さんの演奏会

 昨日は、お世話になっているピアニスト鬼頭久美子さんも主催の一人である演奏会に行ってまいりました。
 音楽を身近に親しんでいただこう、という趣旨で、NPO法人カプリスをお仲間と立ち上げ、その活動で子供たちに本物の音楽に触れてほしい、ということで本日、演奏会がありました。

 雨で出られるかどうか気をもんでいましたが、何と、ギリギリの時間になって、雲の流れが暫く降らないであろうと判断できるになり、本日の予定を決行。

 会場は名古屋市某所のKKホール。

 建物の入口に出ていた案内板。
本来は歩道際まで出すものですが、雨の恐れがありましたので屋内に避難。
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頂いた本日のプログラム表紙。
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演奏者紹介。
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本日の演奏曲目。
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 この他に、第一部と第二部の間の休憩時間に、私がリクエストした、ショパンの遺作ワルツ第17番、アンコールのような全員で合唱の、memoryを演奏でした。
 凄かったのが、4曲目のファルボのカンツォーネ。バリトンの加藤さん、バリトンの単独唱和を聴いたのはこれが初めてかな。
 大体20畳くらいの広さの部屋ですので、響きがガンガン。
 小さい子供は泣きだす始末でした。
 ソプラノやテノールは拝聴したことがありましたが、バリトンは初めての記憶。
 しかもこれまでは演奏会ホールなど広い空間でしたので、なおさらに響きが凄い。
 私の脳出血後遺障害で、上手く発声ができないままでいますが、このくらい発声できるようになりたいものです。

 私の着席位置は、いつもの通り、最前席の一番左寄り。
 この位置から眺めた写真です。
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 このような位置ですので、弦楽器、ヴァイオリンは目の前で演奏。
 本当に目の前です。
 これだけ近い位置での演奏は、こうしたプライベート空間ゆえのの演奏。
 大きなホールでは、できません。

 また来月にも予定されているそうですので、楽しみにしたいです。

京都府の上津屋橋が流れなかった

 産経WEST記事からです。時代劇によく出てくる、上津屋橋(こうづやばし)、通称「木津の流れ橋」が、改修工事の結果、先日の台風16号による増水でも流れなかったのだそうです。
記事:木津川の「新生流れ橋」、台風16号で流れず

 この上津屋橋は、その名をご存知無くとも、テレビ水戸黄門など、時代劇で、大きな川を渡るシーン、欄干の無い木の橋が写ることがあり、下の河原では殺陣師の斬り合いなどがあったりと。
 その橋が、この上津屋橋です。主な構造が木製で、橋板は実際に流される構造。
 橋の種類の一つに、潜り橋というのがあり、増水時には川を渡る目的は諦めて、水の流れを妨げないように敢えて、橋を潜らせたり、橋の一部を水に流したりします。
 その一つがこの上津屋橋。昔は橋の板が完全に流されていたそうですが、毎度流されて部材が紛失しては困るので、後年、橋板を鋼索で結び付けて、海まで流されないようにして、復旧を早くしました。
 (鋼索=鋼鉄製のワイヤー)

 それでも何年か前の台風で木津川が増水。
 橋板どころか橋脚も流されて、結構長い間、渡れませんでした。
 時代劇の製作もとても減り、この方面での撮影への影響は、幸か不幸かありませんでした。

 この上津屋橋の復旧では、橋面の橋板ですね、これをかさ上げして、さらに橋脚の一部をコンクリートにして今年3月に完成しました。
 台風16号は各地にツメ跡を残し、この木津川も大増水となりましたが、上津屋橋は流されなかったともことです。

 上津屋橋、橋板の端は鋼索で結ばれていましたが、水戸黄門や大岡越前で、この上津屋橋が登場するたびにこの鋼索が見えないか、そこばかり気にしていましたが、上手い具合に撮影していますね、これまでは、そんな鋼索は見えませんでした。

 この上津屋橋は、地元の人が通るだけでなく、今や観光地化して、それが復旧が求められた一つでもあります。
 一度、行って見てみたいですが、まだ訪れたことはありません。
 もう一つ、この上津屋橋は、京都府道281号八幡城陽線です。
 当然上津屋橋の部分は、自動車通行止めです。
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NHKは伝えることに驕りがあるように感ずる

 妙なタイトルですね。
 今日は、大相撲九月場所(秋場所)で優勝が決まりました。大阪府出身の豪栄道関。土日はあまりテレビを見る機会も無いですが、今日は相撲を見ておりました。
 豪栄道が勝って、優勝決定。それと共にテレビ画面ではニュース速報のチャイム。何やろか?と思ったら、「大相撲で豪栄道初優勝」。
 今、現にテレビ画面でやってますがな。なぜここでニュース速報テロップが必要なのだろうか。

 この大相撲優勝でテロップは、以前にもあり琴奨菊関だったかな、優勝を決めた時、テレビを見ておりまして、同様のテロップが出ました。

 ここでNHKで予てから思っていることを書きます。
 大相撲中継の画面にわざわざ優勝決定のテロップを流すような、NHKには報道について何か驕りのようなものが感じます。
 テレビでは、ニュース速報があるとチャイムを鳴らし文字テロップを流しますが、ラジオの場合は文字テロップというワケにはいかず、放送中の音声を絞ったり、場合によっては止めたりして、割り込みニュースを入れます。
 このラジオの割り込みニュースが非常に迷惑なもので、たしかに気象警報など大切な情報ではありますが、少なくとも聞いている立場の事は考えていません。
 ラジオを聴いている者は、ラジオの音声に耳を合わせています。ここに一瞬、音を絞ったり、音の無い時間を経て、違うトーンの声を聞く、というのは案外聞き逃しやすいものです。
 気象警報は該当地域に者にとっては必要ですが、そうでない者には不必要な情報。
 または道路の通行止めや、鉄道の不通、そしてそれらの復旧の速報が割り込みニュースになり、バカ丁寧な文言でニュースを始めます。
 本来の放送を中断して、バカ丁寧に「NHK名古屋放送局からお知らせします。東名高速道路は・・・」などとやられるのは、どんなものかなぁ。
 速報は速報として重要なものなので、バカ丁寧ではなく、むしろ早口で「東名高速道路は・・・」で十分だと思います。
 少なくとも、放送の音声を聞いている者への配慮が感じられません。
 冒頭の大相撲優勝のテロップと共に、共通して感じられるのは、伝えることに驕りが感じられます。

 大相撲優勝の速報テロップでは、ツイッターで賛否両論です。
 不必要な情報である、というものと、聴覚障害者への配慮、さらにこのテロップで優勝の盛り上がりを一層感じるという肯定的な意見、などなど。

 皆様はどのようにお感じになられているのでしょうか。

2026年アジア大会が愛知県開催に決まってしまった

 予てから懸念していた、2026年アジア大会が日本での開催が決まり、日本国内では誘致を目指していた愛知県での開催が決まってしまいました。
 Yahooのトピックで知りました。
Yahoo:愛知・名古屋で26年ア大会=32年ぶり日本開催NHKニュース:2026年アジア大会開催決定

 文体で分かりますね。「決まってしまった」開催には反対の立場です。開催には多額の費用がかかり、財政的にもかなりきびしい状況になる、という話を聞きます。
 反対なのは、そんな財政の面よりも、開催になれば何かと警備警備で、普段の生活に制約がかかります。
 今年5月の伊勢志摩サミットでは、散々批判してきました。
 地元の方と思われる方から、生活の様子をコメント頂きましたが、それは大変な状況だったようです。懸念以上の様子。
 県や市、或いは地域の顔役の連中は、「これを機会に世界的に伊勢志摩が有名になり、観光客が沢山」などというバラ色構想。
 単に開催による世界的な名誉だけです。今でも三重県知事の顔がテレビで映ると、こんなもの誘致しやがって・・・、と恨み節が出てきます。
 今、私の中で「伊勢志摩」の言葉に対する嫌悪感はかなりのものです。

 さて、アジア大会。これの開催で以降の財政が逼迫した話をよく聞きます。最近では韓国・仁川(インチョン)市。深刻な財政状況に陥ったということをかつて伺いました。
 検索したらこんなページ。⇒バラ色の経済効果は幻に…アジア競技大会が仁川市に残した借金

 愛知県がこんなことにはならないでしょうけど、名古屋市が一旦は共同誘致から抜けたのは、この財政負担割合が不明瞭であったことからです。
 野放図に市民からの税金をつぎ込めない、という河村市長。
 結局は話がついて、国内開催地候補は愛知県となり、昨日の会議で2026年の立候補は日本だけで、ほぼ自動的に愛知県に決まってしまいました。
 他に立候補する国(都市)が無かったものかいな。

 あんな開催が決まって、県庁の連中が喜んでいる絵を見ると、どの方向を向いて行政を行っているのか、首をかしげたくなります。

アンダーパスの浸水対策

 先日の台風16号襲来では、清須市の東海道本線と新幹線をくぐるアンダーパスで、凹となったところに水が溜まっていたところに自動車が進入して、運転されていた方が亡くなる事故がありました。
 この事故は早々とニュースで伝えられましたが、一応浸水して自動車が通れなくなった時点で、このアンダーパスを含む区間内を通行止めにしたそうです。
 しかし亡くなられた運転者の方は、この通行止め区間内で走行を始めたので、そのまま浸水していたアンダーパスに突っ込んでいった、というものだそうです。
 このアンダーパスの緊急点検が行われたそうです。
NHK東海ニュース:県がアンダーパス緊急点検へ

 基本的には、こういうのは運転者が危機回避すべきものと考えますが、やはり道路管理者側でももっと対策があって然るべきものです。
 アンダーパスは、豪雨時は通らないものという常識が必要です。
 普段通っているから、どこか安心があるのでしょう。
 「信ずるものは強い」の一種。
 自動車走行中は、大丈夫か?と恐る恐る運転することは、安全への配慮にもつながることです。

桃のマッチ生産終了へ

 ツイッターで知った情報です。紙の箱に桃の絵が描かれているマッチを製造している兼松日産農林は27日、来年3月末をもってマッチの生産販売から撤退すると発表したとのことです。
産経新聞の報道:兼松日産がマッチ製造撤退 機械が老朽化

 直接の理由は、製造機械の老朽化ですが、そもそものマッチの需要が大きく減っているところ。
 1939年(昭和14年)に製造を始めたこのマッチ、「桃」や「象」の絵が描かれて、これが商標にもなっています。
 桃の絵はよく存じ上げていますが、象の絵は、あったような記憶です。

 使い捨てライターはコンビニなどで100円程度で販売され、点火器具もいろいろあり、そもそもの点で、台所のコンロなど、火を用いる器具事体に点火装置が付けられて、マッチの出番はほとんど無くなりました。
 逆に考えれば、まだ製造されていたのですね。

 ・・・などと書いていますが、実は我が家はこの桃のマッチは現役です。
 蚊取り線香も現役で、この蚊取り線香の点火でこのマッチが登場します。

 製造機械の老朽化とのことで、昔懐かしい桃のマッチも時代の趨勢ですね。
 この桃のマッチの商標は、姫路市の日東社に譲渡するとのことです。

一宮市のi-タクシー・利用は低調

 一宮市地域公共交通会議があり、膨張に行ってまいりました。会議の内容に今年7月から始まった、市内にある公共交通空白地域を対象に、i-バスや名鉄バスに接続する形でタクシー車両を用いたi-タクシーというものの運行を始めました。年度内、つまり来年3月までは試行の扱いです。
 これのここまでの利用者数が報告され、その数字たるや、三箇月弱の間、0人とか一けたの利用者ばかり。
 同様のものは、稲沢市にもありますが、以前には稲沢市の地域公共交通会議にも行きまして、この稲沢市のコミュニティタクシーの利用者数は惨憺たるもの、と評したことがあります。
 一宮市のこのi-タクシーも同様のシステムなので、先ず乗らないだろうと予想していましたら、惨憺たる結果と書こうと思いきや、予想よりは乗っている、という印象。

 配布された資料から。7月1日の運行開始から9月25日までの利用者数。
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 これでは空白欄が多いので、ダイジェスト版。( )内数字は、運賃の対象ではない小児利用者の内訳。
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 往路・復路というのは、往路は、各地域のタクシー乗り場(停留所)から接続バス停方向、復路はその逆です。
 往路の方向が利用者数が多いのは、i-タクシーが予約制であることから、家(など)から出発時間が読めるので、利用し易い一方、復路は出先からの利用なので、i-バス・路線バス乗車を経てからの乗り換え(接続)i-タクシーなので、時間がなかなか読めず、利用し難いというのがあり、実際にそれが数字に表れています。
 同じ現象は稲沢市のコミュニティタクシーにも表れております。

 市側の話として、今後は利用者増に向けてPRを高めたい、とのことですが、このi-タクシー、そもそもの交通トリップとして、一つの輸送が成立するのではなく、あくまで市内中心部へ至る、マスの交通機関(路線バスなど)への接続交通です。
 i-タクシー停留所まで歩いて、さらにその後、路線バスなどに乗り換えるわけで、その負担も結構大きいです。
 特に上の利用者数でも書きましたが、復路の利用は、帰りのバス時間から到着停留所の時刻を知り、それに接続するタクシー便を予約する、というなかなか高度なテクニックが必要です。
 これをなさって、約三箇月弱の間に復路54人の方が利用なさったわけで、数字だけ見れば惨憺たる結果ですが、よく乗ったな、という印象です。

 今後の利用者増の方法として、単にタクシー時刻だけを時刻表に記載するのではなく、接続するバス便の市中心部発車時刻も載せるなどの提案があります。

 せっかくの交通空白地域のi-タクシーなので、利用者を増やしたいところです。

 参考。i-タクシーの運行区域図。文字が小さいですが、利用者数が記されています。
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 東海地方の交通案内、路線図ドットコムの一宮市路線図。⇒こちら

 なお、i-タクシーは「タクシー」の名を用い、タクシー車両を使用していますが、運行法源は、一般乗合旅客運送(区域)で、乗合バスと同じです。

中日ビルを建て替えるらしい

 昨日、ツイッターで情報を知りました。栄にある中日ビル、「中部日本ビルディング」と親会社の中日新聞社は28日、ビルを建て替えると発表したそうです。
中日新聞web版記事:開館から50年、中日ビル建て替え 劇場は閉館へ

 栄地区では、丸栄百貨店とお向かいの栄町ビルの建て替え、明治屋の建て替えなど再開発の発表があります。中日ビルもその一つになります。
 完成目標は2020年代の半ばで、2027年のリニア中央新幹線開業をにらんでいます。

 そこで一つ気になるのは、中日ビルは中日劇場が大きな施設。新中日ビルには劇場は設けられない方針だそうで、劇場に代わる多目的ホールが設けられるとのこと。
 現ビルは2019年3月に閉館するとのこと。


 栄の西側で、丸栄・栄町ビルの建て替え、そして今度はこの東側で中日ビルの建て替えですか。栄の景色が変わります。
 そうなると間の三越と栄開発ビルはどうするのだろう。

 中日劇場の閉鎖は、名古屋・東海地方の芸能衰退かもしれません。
 名古屋三座と言われた、名鉄ホール、御園座、中日劇場。名鉄ホールは事実上の閉鎖で、これに加えて中日劇場の閉鎖はきついです。御園座は現在建て替え工事中で完成後は新御園座がオープンする予定です。

 近代的なビルの中にクラシカルな雰囲気の残る中日ビル、個人的にも想いが多くあります。
 ここの中日文化センターに通ったこともありました。
 新しいビルはどんな形になるか分かりませんが、このクラシカルな雰囲気はなかなか醸し出せないでしょう。そこは些か残念です。

***画像追加***
 配達された中日新聞朝刊に記事掲載されました。1面と34面
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交通法規とは別の交通ルールがあるらしい

 関西の芸人さんに、テントという方がいました。9月28日の朝に知ったことですが、その前日27日、大阪市中央区の谷町九丁目交差点で右折してきた自動車にはねられ、亡くなったと、CBCラジオつボイノリオ聞けば聞くほどの番組内でMCのつボイさんから話されました。
 テントという方は多くの方はご存知ないと思います。テレビに登場することは滅多に無く、ある方はツチノコ芸人とも称されるほど。
 上岡竜太郎さんのお弟子さんで、顔つきも上岡さんにどこか似ているような風貌。カマキリの生まれ変わりとか言って、カマキリのまねなどされてた方です。
 一部の間では根強い人気があったようで、本当に極々たまにテレビに出ることがあり、それをたまたま見て、存在を知りました。
 そのテントさんが自動車にはねられ亡くなられたということで、つボイさんも、師匠の上岡龍太郎さんも大きな悲しみであると話されていました。
 MBSラジオのありがとう浜村淳です、でもこの事故で亡くなられたことをハナシテおられましたが、その中では「どっちかが信号無視したのかな」などと話しておられました。
 事故の様子は全く伝わっておりませんが、信号無視ということでもなさそうです。「右折した自動車にはねられた」ということで朧気に想像がつきます。

 交差点での交通事故の典型です。「右左折先の横断歩道で歩行者との衝突」。左折と右折とでは条件が違い、右折では対抗する直進車の動きに注意して右へ曲がります。
 その時に、直進車が途切れるのを待てばいいのですが、僅かな切れ目を狙ってサッと右へ曲がると、曲がった先の横断者に注意することを忘れます。
 あるいは、右折時の事故に「サンキュー事故」というのがあり、対抗する直進車が連続していると、対抗直進車が気を利かせて、ライトパッシングで右折のタイミングを頂くことがあります。こういう時は、右折車は待ってくれた対向車に気を使い、急ぎ(本当に急いで)右へ曲がることになり、曲がった先で歩行者との衝突・・・。
 テントさんの事故もこの類のどれかではないかと思います。

 MBSラジオでの話題の中で、JAF調査として、横断歩道で横断しようとする人がいても停まらないとする自動車は約9割に上るとの結果があると話されていました。
JAFの調査はこちら⇒http://www.jaf.or.jp/profile/news/file/2016_35.htm

 ここで予てからの私の考えに行きますが、世の中いろんな常識とされるルールがあります。
 日本語の変化も世の流れであるとも。
 歩道を自転車が通行するのも、もはや当たり前の「常識」であるという認識。
 それは交通規則云々以前の世の常識として。

 この標識は、千種区の星ヶ丘で、三越の横から星が丘テラスを経て東山植物園へ至る道路ですが、道路標識には自転車歩道通行可の標識がありません。
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 つまりこの道路の歩道は自転車は通ってはいけないのですが、三越やザ・キッチン、星が丘テラスなど商業施設が並ぶ区域故、自転車の通行が多いです。
 その通行が多い自転車は全て歩道を通るわけで、それらは全員道路交通法違反なわけです。
 しかしそんな交通違反をしている認識なんぞありませんし、知らないと思います。
 ここ、ここです、規則がどうであろうとも世の常識があるというところ。
 自転車は歩道を通る、これはもはや世の中の常識。

 これを自動車の世界に類推させると、横断歩道では停まらないのが常識。
 交通規則云々とは別の世の中の常識になっています。これは否定できない現実です。

 私は、信号の無い横断歩道はできるだけ通らないことにしています。通らずにすむ経路を考えます。
 横断歩道で自動車は停まらないものと認識しています。
 そうした横断歩道でも、時々停まっていただけますが、その場合でも絶対にすぐ渡りだすことは無く、その後ろに続く自動車の動きを確認します。横断歩道の手前で停まった自動車を、後方から追い越す自動車があります。
 その自動車は当然、違反(犯罪9なのですが、運転者の違反云々を責める前に、こうした社会的背景があるので、先行車が停まる=追い越す、という発想になるものです。

 信号交差点でも横断歩道を渡る際は、右左折の自動車がいないか確認して、場合によっては自動車を先に行かせることもあります。
 自動車を先に行かせても、それは結果的に道路交通法違反となりますが。

 こうした交通規則を守らない常識がある以上、交通事故を無くすことはできません。

豊洲新市場の盛土問題に至った人物は分からないであろう

 東京都中央卸売市場の築地市場が豊洲埠頭へ移転する問題で、急浮上した、新市場用地の盛土問題。
 なぜか市場建屋の部分は盛土がなされていなかった件、朧げに像が見えてきました。
 大体私の想像した通りです。
 小池知事の記者発表で、盛土に至らなかった責任者は特定に至らなかったとの発表があり、そんなものだろうなと思いました。

 マスコミで多く報道されていますので、ニュースソースは省略します。

 つまり、豊洲埠頭の新市場用地は、埠頭のある土地全体に、土を入れ替え、さらにその上に盛土をすべきところが、建物が建つ部分の地下は盛土をしないことにした人物は、誰なのか、ですけど、これが分からなかった、ということ。
 少しは役所の意思決定が分かりますので、推して知るべし世界ですが、マスコミでも言われている組織の縦割り。
 同じ局(卸売市場なので「場」になるのか)でも、一枚岩ではなく、市場用地が元ガス工場だった故に土壌汚染が激しく、その環境整備を行い、そこに市場建物を建てますので、建物の下部に配管などを設けるための空間を用意しましたが、当初は市場の床面を高くして、地上面(グランドレベル)に地下空間を設ける意図であったものが、建物建設の立場としては市場の床面をグランドレベルに合わせて、その下部、すなわち地下空間に配管などを設ける設計にすり替わり、そんな地下空間を造るために盛土した部分を改めて掘り返すのは、不必要な工程なので、最初から建物部分の盛土をしないことになったのでは?と推測していますが、結果的にそんな調査結果のようでした。
 今でこそ、土壌汚染程度云々が話題になっていますが、計画された当時は、あくまで作業工程の一に過ぎず、後年、こんな大きな問題になるとは、当事者はだれも思わなかったと思います。
 なので犯人探しのようなことをしても、当事者とされる人は、どこがどう責があったのか分かっていないと思います。それぞれの意思のすれ違いによる違いが、大きな変化に至ったのでしょう。
 石原元知事の時代だそうですが、知事本人が細かい作業工程まで把握していたとは考えられず、元知事にこの過程を問いただしても無駄でしょう。

 豊洲埠頭の新市場、地下の土壌から出てはならぬものが検出され、水質検査のモニタリングは最初に戻ってしまったという報道です。
 一方で、そんな地下水を市場内で使用するわけではないので、さっさと市場を開場すればよい、という意見もあります。
 今後、どうなるのでしょうか。どうすればよいのでしょうか。
 凄いジレンマに陥ってしまいました。

 一層のこと、豊洲埠頭への市場移転は諦めて、建てた豊洲埠頭の新建物は、負の遺産として、後世にとっておくのも一案、という意見があります。
 すなわち、かつて21世紀初頭の東京都庁内で、何かしらわけのわからない政治が行われ、意思の疎通がはかどられないまま建設され、使えない建物となった、という大きな負の遺産。後世への諫めとして。


 ところでマスコミで「盛土」のことを「もりど」と読んでいまして、とても違和感を覚えています。
 気になったので調べてみたら、工事上の工法として土の部分を切り取ったり、逆に土を盛ったりする工程があります。
 この切り取る作業を「切土(きりど)」、逆に土を盛る作業を「盛土(もりど)」と言うそうです。

 つまり、築堤などの工作物としての「盛土」が「もりつち」、工事上の工法の「盛土」が「もりど」なのだそうです。

ノーベル賞受賞の報道ぶりが毎度気になります

 昨日は、ノーベル賞で、東京工業大の大隅先生が医学・生理学賞の受賞が決まったことで、大きなニュースになっています。
 大隅先生が受賞されることは嬉しいことは嬉しいですが、この毎度ノーベル賞のニュースでちぃと思うことがあります。

 今回は私がよく分からない医学・生理学賞故に余計に思うことですが、マスコミでの報道は、受賞の理由となった研究内容よりも、その人物像に重きを置いての報道。
 今回の大隅先生も、お酒が好きだとか、研究に至る内容よりは、人物像に当てる内容が多い。
 まァ、多くの方はノーベル賞の科学的内容はよく分からないので世界的に権威ある賞を日本人が受賞した、ということで、その人物像にスポットを当てることになります。
 この傾向が特に強いのがNHK。
 NHKは何かと、その人となりを多く紹介する傾向があり、以前結果的に誤報となった、耳の聞こえない作曲家や、STAP細胞のO女史など、やたらと人物に重きを置くことになるので、苦節何年とか、決して恵まれなかった中での苦労話の美談に持ち上げるきらいがあり、結果的に大きなポカにつながりました。

 私の性格か、こうしたことは少々くどく感じまして、ノーベル賞受賞決定のニュース第一報以外は、全て飛ばして見ております。
 日本のマスコミだけなのか、海外もそうなのか、何やら美談や苦労話の小説にもなりそうなことが好きだなぁ。
 おかげで研究内容が結果的にボケて報道されてしまうような気がします。

 こうした科学的な業績を報道するのには、あまり人間臭さは盛り込まない方がいいと思います。

鉄道の線路内(軌道内)歩行は本当に危険か

 妙なタイトルを付けてしまいました。先日のJR西日本奈良線の宇治市内で、勝手踏切とも呼ばれる、踏切ではないところで住民が勝手に線路を渡るの件に関連して、ふと思ったこと。
 この勝手踏切は、赤道(あかみち)と呼ばれる法定道路外の地域の人の通路の途中に鉄道線路が後から設けられたため、そこを踏切とせず、慣例的に線路内を人が渡っていたもので、危険と言えば大変危険です。
 奈良線は、単線ながら快速運転もあり、時間当たり片道5本運転されていますので、往復にすれば、一時間に10回電車がき来ます。
 踏切警報機もないところで横断するのは、非常に危険です。

 で、です、もう時効の話になりそうなのでここでちょっと書いてみますが、まだ岐阜県で名鉄の谷汲線があったころ、谷汲駅から旧結城駅の方へ線路沿いの県道、どこか撮影できそうなところを探しながら歩きました。
 しかしこの県道は歩道が無く、名目的な路側帯があるのみ。たまに通るダンプが危ない危ない。
 道路交通法では歩行者の保護の精神から、歩行者のそばを通る場合は、十分な距離を空け、さらに徐行が義務付けられていますが、そんな「道路交通法は守らない」のが常識だというのが常識な世の中、この道路を歩くと危ない、の判断で途中から谷汲線の線路内(軌道内)を歩くことにしました。
 こんなことを書くと「何処を歩くんや!」と怒られそうですが、そんな自動車にはねられることを心配するぐらいなら、電車の時刻が読める鉄道線路内の方が安全なので、線路内(軌道内9を歩くことにしました。
 定期列車の時刻が分かっていても臨時列車があると危ないのでは!?とも言えそうですが、この日は、臨時列車運行の当日、一度電車が入っていけば、次の電車がくるまで、10数分は絶対に来ない、というロジックがあります。

 こういうことが分かるので、「建前で」歩行者保護を謳っている道路と、入ってはいけないとされる鉄道線路内とを比べて、この谷汲線に関しては線路内の方が安全である、との認識で、線路内を歩くことにしました。

 ふと、そんな昔のことを思った次第です。
 これは谷汲線という超ローカル線だからできたことで、これが他の路線であれば、やっぱり危険です。
 そこははっきりと述べておかねばなりません。
 ましてや、導入部で例えに出した、JR西日本の宇治市内奈良線は、列車速度も高く、勝手踏切の閉鎖はやむを得ないものと考えます。

名古屋城天守閣木造復元は2022年目途に

 CBCテレビニュースからです。名古屋城天守閣の木造復元、2020年までに完工を目指していた河村市長が、懸念をを示していた議会側に歩み寄り、2022年完工目標とする考えを示した、とのことです。
CBCニュース:名古屋城木造復元 市長が2022年完成案 (NEWS動画あり)

 河村市長としては、名古屋市としても名古屋市観光のシンボルでもある、名古屋城天守閣を木造としたいところですが、議会側としては多数の意見がある中、2020年完工では突貫工事になりかねず、もう少し議論を深めたい考えがあるとのこと。

 天守閣木造復元は、このブログでも賛否、というか若干反対の側の方が多いようです。
 個人的には、折角本丸御殿を木造で復元させるならば、遠くからも目立ち、市民のみならずこの東海地区(というか尾張ですね)のシンボルである名古屋城天守閣が木造の本物だと、何かと自慢できます。(?)

 しかし、推進させたいがための、天守閣木造化で、観光客がドッと増えて、入場料や市中に落ちるお金でウハウハ、などというタヌキの皮算用は厳禁です。
 あくまで市、のみならず国の宝でもあります。
 これを後世に受け継ぎ守る意味での天守閣木造化であってほしいものです。
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白紙領収証がOKという不思議な感覚

 国会で、与党の議員、というか国政の長の方が、国会の予算委員会で白紙領収証について追及されているニュースがあります。
 マスコミで多く報道されていますので、ニュースソースは省略しますが、I大臣が政治資金規正法に基づく、公開された領収証に、同一人によるとみられる筆跡のものが多数見つかり、これは白紙領収証を受け取り、金額欄を受け取った側で記入した、ということです。
 この白紙領収証、よくある手法で、別段問題ない、とのことだそうです。

 驚きですね。白紙領収証が問題無い。
 詳しく経緯を知ると、白紙領収証は政治家の政治資金パーティへの参加費用、すなわちパーティー券への支出ですが、会費そのままを支払うことは少なく、大抵はいくらか多めに包んで渡すため、これを受付でいちいち金額を確認に、それに対する領収証を発行するのは大変で、金額欄を空欄にした領収証を交付して、参加者が自ら金額欄に記入してもらう、というのが事の発端であり、それが政治家の政治資金パーティでの慣行なのだそうです。

 理由を聞くと、一利ありそうですが、やっぱりおかしい。
 領収金額に対して、受け取った側がその証拠として発行するのが領収証です。
 便宜上、金額欄を空欄にした領収証は、名称が領収証であってお、領収の事実を証明する証拠とはなりません。
 むしろ私文書偽造の恐れもでてきます。
 適正な金額を記入する信頼かんけいであればいいのですが、政治家の政治資金パーティに参加するということは、税金逃れの迂回献金の形を取ることがあり、必要経費申告としての領収証。
 領収金額が高い方が、控除額は大きくなります。

 便宜上の措置であっても、悪慣行です。
 揺れる東京都政もそうですが、悪慣行の塊です。
 悪慣行であっても、その慣行の中にいる者にとっては当然な行為なので、それがなぜいけないのか、という感覚になることはありません。それが慣習というものです。
 都政の場合は吏員ですが、政権与党の場合は、国民が選挙を通じて選んだ者です。
 こうした悪慣行の根は、国民にもあるのでは?
 そう思えてきます。

中国爆買いバブルも終結

 ツイッターで知った情報です。中国からの爆買いバブルの減速が、いよいよ深刻となっているとのこと。
Yahooのニュース:三越銀座店、鳴り物入り免税店の悲しい現

 中国(大陸の中国)から日本国内への旅行が増え、その多くは良質な日本の製品を大量に買い込んでいくマスコミの言葉で「爆買いツアー」と呼ばれるもの。
 これがしばらく前から流行る、というか盛んでした。

 この現象が始まった頃のニュースでは、百貨店の高級ブランドの装飾品売り場へ、大勢で入り、しかも大量にお買い上げ、さらに電機製品店では、炊飯器など電機品をやはり大量にお買い上げで、日本はこの中国爆買いで、活路を見出すような、いわばバブルのような様子を見せていました。
 そのニュースを見て、「大丈夫かな?やがてこんな現象は収まるはず」と危惧の心を抱いたものでしたが、やはり早くに爆買いバブルの終結を見たようです。

 テレビのリポートでもよく紹介されていた、日本橋三越で免税扱いの売り場を、大勢の爆買いツアーに合わせて拡張したところ、昨今はトンと人が入らない状況だそうです。
 今年冬の、旧正月の時に、既に爆買いバブルの終焉を感じていたものですが、この10月の国慶節休暇での爆買いは殆ど無かった、ということだそうです。


 まぁ、この状況は早晩訪れるとは思っていました。
 中国は、かつての日本がやってきたようなことを繰り返しているように思います。
 かつての日本は「ノーキョーさん」と呼ばれた、農協主催の海外旅行(主に米国・仏国など)で爆買いとはいかないけど、高級腕時計や装飾品などを買いあさり、さらにホテルでは、昔の日本の悪習慣をそのまま引きずるような行いから顰蹙を買い、よって農協から「ノーキョー」と呼ばれるようになりました。
 今もこの海外高級ブランドを買いに出かけるツアーはありますが、全て個人申し込みによるツアーなので、農協などの一団体による催行ではありません。
 中国も、そのような途上ではないかと思いますので、爆買いなどはそう長く続くものではなく、そのために百貨店では日本人客よりも中国爆買いツアーに重きを置く営業はいかがなものかと思っていました。
 名古屋市の老舗百貨店(伊藤さんのとこ)でも爆買いに対応する動きを見せていましたが、こちらはそんな三越のようなことせず、一時期中国人を多く見かけた程度で、今は落ち着いてホッとしています。

 百貨店は、末永くお付き合いができる地元のお客さんを大切にすべきですね。
 もちろんはるばる中国から来た人も大切にせねばなりませんが、大量のお金を落としていくからと言って、一見の中国客よりは、じもとの日本のお客さんの方を向くべきだと思います。

 三越銀座店の状況は、そんなことをまざまざと感じます。
東洋経済on-line:三越銀座店、鳴り物入り免税店の悲しい現状

大須商店街の一角の火事から半年

 一昨日は、上前津の近くまで行きましたので、その帰路、直ぐに地下鉄に乗らずに、半年前の4月に近くの大須商店街で起こった火事、その後がどうなったのか見てみました。
 火災現場の一角は、狭い道路に面しており、同じ位置での再建は不可能。そのこでどんな様子なのかも。
 まだ火災に遭った建物が取り壊されただけの状態でした。

火元のステーキハウスがあったところ。
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ここは大須まねきねこがいる、ふれあい広場の一角。
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北へ商店街アーケード新天地通沿いの延焼建物。
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同じく延焼建物で、新天地通の一本東の狭い通り沿い。
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ここが建築基準法の規定で、同じ場所には建物は建てられないところです。
道も狭く、駐車場にはできないですし。

隣接家屋商店には、張り紙がでていて、取り壊す計画旨と記されたものがありました。

やっぱり横断歩道手前では絶対一旦停止に

 一昨日の朝、テレビを点けたら、朝のワイドショー番組ってものですか、ちょうど横断歩道で人がいても止まる自動車は1割以下というJAFの調査結果に基づいたコーナーをやっておりました。
 あ、私は朝はテレビは見ません。なぜ点けた?のかですけど、録画予約するのに、テレビ画面で予約内容を確認するためです。朝は普段はCBCラジオを聴いています。

 この9割の自動車が止まらない、の件は以前に弊ブログでも少し言及しましたので、ここでは深入りはしません。
 しかし昨日、自動車学校の路上教習車が、私が横断歩道脇の歩道で立っていたにも関わらず、そのまま止まらずに走行したので、やはりここは再々度、私の主張。

 何度か横断歩道では、車両は絶対に一旦停止にすべきだと申してきました。反論がきっと多いだろうと思いながらも。
 道路交通法では、横断歩道では車両は、「明らかに横断しようとする者がいない限り」は徐行しなければならないと定められています。
 この「明らかに」というところがクセ者で、運転者の主観によります。
 運転者が「いない」と判断したらそのまま走行してもいいわけで、自動車の運転者はとにかく早く着きたい=早く(速く)走りたいという気持ちが先走り、都合のいい解釈をしがちになってしまいます。
 昨日の自動車学校の路増教習車は、早く走ろうという意思はなかったはずです。目的地へ到達するのが目的ではなく、あくまで教官が乗車する教習中です。
 それでも、私の存在を、「単に立っている」と判断して、そのまま横断歩道を走行したおだろうと思います。

 そもそも歩道幅がさほど広くなく(1.5m程度)歩道には自転車も通り、道路脇(道路敷地脇)で、民地に立つような位置関係でした。
 横断歩道で渡ろうとすると、横断歩道ギリギリのところで立っていなければ、「渡ろうとする意志」には見えないのかもしれません。
 そんな横断歩道ギリギリのところは自動車がお腹の先をかすめるような位置関係で、一歩か二歩下がって待つことになります。
 ましてや私の場合は脳出血後遺障害もあり、バランスを崩した場合に車道、すなわち横断歩道内に倒れ込まない位置でまつことことになります。

 右から自動車数台、それが去ったら、左から路上教習車。きっと止まるだろうから、ここで渡るタイミングだなと思い、自動車の動きを見ずに、左からの教習車が止まるタイミングだけを計っていました。
 そしたら、教習車なのに行ってしまった次第。

 ・・・という状況でした。
 こういうこともあるので、横断歩道では、絶対に一旦停止の上、横断する人が「確実に」いないことを「指差」確認の上、進むこととしたいものです。

 ところで一昨日の朝のテレビ、横断歩道の件でのコーナー、車載カメラの映像がありましたが、横断歩道で止まった車載カメラの自動車を追い越して、横断歩道を渡りかけた子供が、あわやはねられる寸前で回避した映像は、心臓が冷えました。
 追い越した自動車のナンバーは画像処理で隠してありましたが、こういうので捉えられたものは、どんどん摘発したいものです。

 でも、今後もこうした冷やりの事案は続くでしょう。なぜなら、横断歩道では止まらないのが常識です。
 あのテレビで映った追い越した運転者も、単に前の車が停まったので、横断歩道とかには関わらず、追い越したものだと思います。同様の例は実際に見ておりますし、私が横断する直前で追い越した大バカ者もいます。

「高速そば」不思議なネーミング

 乗りものニュース記事からです。「高速そば」という不思議な屋号のお店がある、ということで、そこをレポした記事。
記事:老舗の立ち食い「高速そば」 特に「速い」わけじゃない? その名の意味は

 つまりこれ、高速道路の高速ではなく、神戸高速鉄道の高速です。
 いわゆる駅構内の立喰い蕎麦屋さんのこと。
 屋号からして「高速そば」、どんな速度で出されるのか、どんな速度ですすり上げねばならないのか、こうした話題は関西では(神戸では?)結構有名です。

 神戸高速鉄道とは、阪急・阪神・山陽電鉄の三社乗り入れで、神戸市内を東西に結ぶ「トンネル会社」です。
 線路をこの乗り入れる三社に貸して、その三社が第二種鉄道事業として営業を行う、第三種鉄道事業者です。
 この神戸高速鉄道の東西線に高速神戸駅があり、ここは神戸電鉄が乗り入れる南北線という線があって、連絡通路にこの「高速そば」があります。(註:誤記で正しくは新開地駅です。コメント参照)
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 神戸電鉄のホーム(南北線)へ行くときは、必ず目にする暖簾の文字。
 結構強烈です。

 屋号の由来が次ページで言及されていますが、関西私鉄駅蕎麦の屋号によくある命名法で、阪急の駅構内蕎麦だと「阪急そば」、阪神だと「阪神そば」。
 そこで神戸高速鉄道の略称は「高速」なので「高速そば」。
 高速神戸駅の高速です。

 ちなみに高速そば、昼間はパートのおばちゃんがゆっくり蕎麦を湯がいたりしますが、夕方の人が多い時になると、男性店員がそれこそ高速で蕎麦を湯がいたりします。
 メニューで特徴なのは、今もあるのかな、ラーメンの麺をかけ蕎麦のおつゆで出す、和風ラーメンというものが木曜日限定であります。
 今もあるのかな。美味しそうな写真で、木曜日を狙って行こうと思っているうちに体調を悪化させてしまい、もう今は頂くこともできず。

 阪急そばの写真。十三駅構内。ここが関西での駅構内立喰い蕎麦スタンドの発祥の店舗だそうです。
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 「高速そば」「阪急そば」と書かれると、高速道路の傍、阪急の傍という意味にもとれそうですね。
 そこが関西(特に大阪だな)のイチビリ精神所以です。

名古屋城・木造天守閣復元へ市長の専決処分も匂わし

 CBCテレビと産経WEST記事からです。名古屋城木造化復元で市長と議会側の対立で、昨日の市議会で予算案は可決されずに、継続審議となりました。
 これに対して、河村市長は市長職の判断で予算を執行する専決処分も考えている、とのことです。
CBCテレビ:名古屋城木造復元 河村市長「専決処分」示唆(イッポウの画面・動画あり)

 専決処分というのは、議会の決議を経ずに、首長自らが決し予算執行するもので、自然災害などで議会が開けられず、しかし予算の執行を行わねばならない、緊急措置を念頭においた制度です。

 さらに産経WESTでは、天守閣の耐震性が低いために、入場者数制限を行う考えであるとのことです。
産経WEST:「こんな危険な建物でええんか」河村市長、名古屋城・天守閣の入場制限を示唆

 天守閣の木造復元案は、要するに、現在の昭和34年製鉄筋コンクリート造りの天守閣は老朽化が進み、さらに耐震性が低いとされているもので、ならば費用をかけるおとになれば、木造で復元しようというものです。
 耐震性が低いというのは、震度6強の地震動で倒壊する恐れがあり、そんな危険な建物にお客さんを入れるわけにはいかない、・・・という表向きな理由で、本音はいわばお客を質に入れて木造復元化を推し進めようとするものかもしれません。

 今後実施する入場者数の規模や時期は、今後検討する、ということで、専決処分は兎も角、入場制限は本当に行われそうな気配です。


 しかし、本当に入場者制限が行われることになれば、混乱しそうです。観光ルートバス・メーグルはこのところ、休日はもちろん平日もえらい混雑で、その多くは名古屋城へ向かう人。その人たちが御城に入れないことになれば大変です。
 一方で市長は専決処分を考えているとも伝えられていますが、これもやったらいけませんね。
 それこそ議会軽視です。首長と議会は二現連立制とは、このところの東京都政のニュースで聞かれる言葉ですね。
 あくまで緊急避難措置の専決処分で、市長の考えをごり押ししたら、本当に将来に向けて大きな禍根を残します。
 木造復元は賛成派ですが、これはこれ、それはそれで、市長の専決処分で始めてはいけません。

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芦屋が住みたい街のランクから随分下がっているそうだ

 昨晩、Yahooのニュースで見つけましたが、住みたい街のナンバーワンを保ってきた兵庫県芦屋市が、急落しているそうです。
神戸新聞配信記事:“王者”がなぜ? 住みたい街、芦屋が急落10位

 高級住宅地、芦屋のブランドが近年下がっているのか?という記事ですが、そんな芦屋市中全てが高級住宅地というわけではありません。
 東灘区の隣なのでよく分かる地ですが、芦屋中の芦屋といえるところは、山の方に、それこそ瀟洒なお宅が続いている六麓荘町のようなところが芦屋のイメージですが、東海道本線や阪神線の方は、どこにでもあるような住宅地です。
 阪急電車の車窓から見る、夙川駅から芦屋川駅にかけての街並みは、おしゃれですね。それがそのまま東灘区に続きます。

 そんな芦屋なので、人気の順位が下がるのはどうしたことかと不動産業界の人は首をかしげるとのことで、芦屋市役所に掲げてある市章を撤去する動きが出るほどの屋外広告物条例で窮屈な街というイメージができてしまったのかもしれないとしています。


 どこの街でも栄枯盛衰、上がる時もあれば下がる時もありますね。
 一つの話題としては「なるほど」ですが、たしかにあの屋外広告物条例は行き過ぎな感じがします。
 保育園の前に置かれた、パンダかクマさんの置物が、広告物とかで撤去するように、との行政指導があったと聞きます。
 子供たちが喜んでいるものを、杓子定規に適用していては、住みにくいです。
 高級住宅地以外は、いたって普通の街ですので、そんなお店の看板すら掲げられないようでは、人気が落ちるのは分かります。

 南芦屋浜での小学校計画が休止になったとは、人気の下降を象徴しています。
 芦屋浜とは、大阪湾沿いの埋立地にマンションが並んでいる、東京でいう豊洲(ふ頭ではないところ)や晴海、葛西の辺りのようなイメージです。東京ではその辺りのご婦人をキャナレーゼともよばれているそうですね。
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