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名古屋城天守閣木造化のシンポジウム

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 NHK東海webからです。昨日17日、名古屋城天守閣に向けたシンポジウムが開催されたそうです。これは、夕方のNHK-TVで実際に見ました。
TVニュース:名古屋城木造復元考えるシンポ

 木造化の是非ではなく、天守閣を木造化するには、約500億円の費用がかかることから、観光資源でもありますが、市民の間で十分議論して、合意形成を図ることが重要、という意味合いらしいです。

 ニュースの中で、参加者のインタビューがありましたが、こういうシンポジウムに参加されるくらいですので、木造化は賛成な口ぶりですね。
 500億円だと、駅前(名古屋駅)のビルもそのくらいだそうで、ほんなら・・・、だそうです。

 シンポジウムで話された中から、大工、宮大工ですね、これの技術伝承も図らねばならないとのことで、文化的な価値が高まれば、世界遺産に登録される可能性もある、ということだそうです。


 で、私の感想。こんなシンポジウムがあることを事前に知っていたら行きたかったな。
 以前にも書きましたが、名古屋城天守閣木造化は賛成の側です。
 やっぱり本物がいいですね。
 シンポジウムにあったらしい、世界遺産はどっちでもいいけど。そもそも世界遺産などと言う「箔」は要りませんし、興味が無い。
 富士山も世界遺産登録・登録とマスコミは騒いでいましたが、世界遺産に登録されようとされまいと、名山は名山です。
 我々人間が大切な自然だと想えばそれでよいです。
 ・・・という能書きを垂らしながら、木造天守閣が成れば、本物なので、世界遺産の候補対象にはなると思います。
 
 そこでエレベータですけど、いわゆる垂直型の造り付けのエレベータは、1612年の築城当時には無かったので、NG。
 百歩譲って、後付けの階段リフトだったら、まだ許せます。
 やっぱり足の不自由な方もお城を見学したいでしょうし、私がそもそも該当しそうです。


梅雨が明けました(2016.7.18)

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 昨日お昼前、「九州から東海地方にかけて梅雨が明けたとみられる」の発表がありました。東海地方では昨年より5日早く平年より2日早いです。
 週間予報では、今しばらく曇りがちな天気が続き、梅雨明けは7月下旬になるだろうとの見込みでしたが、あっさり明けてしまったとの感想です。
 でも先週14日、木曜日早朝に自宅でセミを見て、同日裏のお宅で一斉に鳴きはじめていましたので、梅雨が明けたような感じではありました。その日の未明にはかなり雨風が強かったですし。

 昨日の梅雨明けとなる判断となったであろう午前9時の天気図。気象庁サイトより。


 天気予報の解説では、停滞前線の消滅による梅雨明けであるとのこと。普段の梅雨明けは停滞前線(梅雨前線)が北へ押し上げられ、前線の南側、太平洋高気圧の領域にしっかり入れば、夏が安定する梅雨明けとなるものですが、日本列島南岸に伸びる停滞前線の消滅により、太平洋高気圧の領域となり梅雨明けになった、ということだそうです。
 午前6時の天気図では、停滞前線が日本列島南岸に延びている描画となっていましたが、午前9時には消滅、前線活動が弱まり、今後暫くは安定した夏空が望めるだろう、とうことです。
 この、停滞前線の消滅による梅雨明けは、たまにあります。ある意味、珍しい現象であったのかもしれません。

 来週末は一宮市で七夕まつりです。この七夕期間中は、大抵一日は雨が降る、というジンクスがあり、それまでは梅雨が続くであろうと私も思っておりました。
 しかし、先週のセミが鳴き始めたときから、空気の色(空の色)が変わり、夏っぽい光線の加減。
 自宅のアジサイが咲くと梅雨入り、自宅の木のセミが鳴きはじめると梅雨明け、という一つの指標がありましたので、一宮市某所の基準では、梅雨が明けていたと思います。

 この梅雨入りと梅雨明け、9月に改めて「精査」して、梅雨入り・梅雨明け日の確定値を出します。
 あくまで現在の物は速報値です。

 昨日は、梅雨明け発表があったことを知ってから外に出ましたが、日差しが大変強かったです。
 その一方で、西風が大変強く、温度の割には暑さでやられることはありませんでした。
 風の強さで、杖が持って行かれそうになるぐらい。

 夏空でしたので、尾張一宮駅前ビル(i-ビル)の7階屋上庭園から東の空を撮影。
 空に光るものは、アクリルの板越しに写したので、背後の光が反射して写り込んでしまったようです。


エスカレータでは歩行禁止に・緊急停止の実験

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 ツイッターで知った情報からです。日テレ24ニュースで、エスカレータ搭乗中の緊急停止で、搭乗者がどうなるのか、の実例が行われた、ということです。
日テレ24ニュース:エスカレーター“片側歩行”今後はNGに?

 エスカレータでは、歩く人のために片側を開けるマナーが、事故を招く、ということで、しっかりベルトに掴まって乗らねばならない、で緊急停止した場合、乗ってる人がどのくらい前へつんのめるのか、の実験も行われた、というものです。
 全国で19日から、「立ち止まって乗ろう」の一斉キャンペーンをはじめた、とのことです。
 日ごろ、エスカレータ内を歩く人が、立ち止まって乗る人にぶつかったりするのは、どのくらい危険なのかで、エスカレータは今後「歩行禁止」にしたい、というものです。

 エスカレータが緊急停止したら、たとえ僅かな速度、30m/分であっても、それなりに質量のある物体が前進しますので、それが突然止まると、当然慣性の法則で前へつんのめります。
 これがエスカレータでは、当然踏み段が階段になっており、上りエスカレータではあれば、前の段に衝突、下りエスカレータであれば、足を踏み外し、そのまま転落、ということにつながります。

 英国で面白い実験が行われた、とのことで、進行速度が同じエスカレータ二基で、一方は両側とも立ち止まり、もう一方は片方を開け、急ぐ方は歩いてもらう、という実験。
 映像ではシュミレーション映像でしたが、片側立ちでは、1分間に81人に対し、両側とも立つ方は、1分間に113人運べた、というものでした。
 両側とも立つ方が、輸送効率が高く、混雑緩和につながる、という実験。意外な結果と伝えております。

 ・・・よって、危険防止でも混雑緩和でも、エスカレータは立ち止まって乗ろう、のキャンペーンだそうです。


 私、思うに、このエスカレータを歩く人は、道路交通事故と同じ因子だと考えますね。
 すなわち、歩く人は、当然な意識で歩きます。何の疑う心も無く。
 交通事故で、道路交通法を守らない人は、当然な意識で守りませんね。日ごろの速度超過の現実を見ていると、そうです。
 この「当然な意識」が往々にして、事故を呼ぶことになります。

 「エスカレータでは歩かないで」などという呼びかけ方よりは、命令調で「エスカレータは絶対に歩いたらアカン!」ぐらいの調子でやらねばいけないように思います。
 ニュースにある、輸送効率の比較で、歩く人のために片側を開ける、の方が少なかったのは、理屈が分かります。
 これはまさしく鉄ヲタゆえ分かるところです。
 感覚的には、歩いた方が早く向こうまでたどり着き、結果多くの人が乗れるであろうと思いがちですが、鉄道の列車ダイヤ、朝ラッシュ時は最大の人を運ばねばなりませんので、沢山の列車回数を確保することになります。そのための手法が「平行ダイヤ」。平行ダイヤ、というものは、各列車の速度を一定にし、列車運行図表(列車ダイヤ)のスジ(列車を表す線)が平行になるような、列車設定です。
 つまりは特急・急行・快速などの速度列車を止めて、全て各駅停車にする、というもの。
 これが最も多くの列車が運転できます。
 エスカレータもほぼ同様で、歩く人がいると、その分、歩く側は前の人と間隔を空けることとなり、結果的に運べる人の数は減ります。

 一つ、極端なことを言えば、「エスカレータで歩く人は後先を考えない心の眼が乏しい方」なんですね。
 自身が早く行きたいばかりに、危険の要素を考えない、自己中心。
 歩きスマホも同様です。もっと言えば、街中で両耳イヤホンで音楽を聞くのも同じ類です。全部共通してます。

 私は、エスカレータは危険な乗り物としておりますので、極力乗らないようにしてます。
 お年寄りなどは、床面から出てくる踏み段に中々乗れないそうですが、私の場合は逆で、エスカレータを降りる所。
 エスカレータ搭乗中は、歩かずに済みますが、エスカレータ終端で、歩行開始せねばならず、その部分の起動(歩きはじめ)が危険で、ベルトから手放すタイミング、杖を踏み段から床面に移動するタイミングが最も危険で、他に乗る人がいれば、なるべく先に乗ってもらい、後方は人がいないようにしなければなりません。

 こんなこと法律で決めるようなことではないですが、今後もあまりにエスカレータを歩く人が多ければ、法律制定にまでする必要があると考えます。

JR西日本で駅ナンバリング導入へ

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 神戸新聞web版記事からです。JR西日本は外国人旅行者の案内用で駅に番号をつける「駅ナンバリング」を、JR神戸線、JR宝塚線などの12路線264駅に導入するとのことです。
 2018年3月開始目標。
記事:JR西、駅ナンバリング導入 神戸線など12路線

 さらに、JR西日本では、路線の記号とラインカラーを制定しているそうで、路線の記号と駅名番号を組み合わせた案内表示をするということだそうです。

 駅ナンバリングは、私鉄や地下鉄各社で、導入の動きがあるもので、JR西日本でも同様の措置をとったものでしょう。
 ただJR西日本全線全区間ではなく、旅客流動量も多い近畿都市圏であろうと思います。

 路線記号と色(ラインカラー)は、近畿圏と広島圏で制定しているもので、列車の運行系統を記号で示すものだそうです。
 私が、近畿圏へ行かなくなってから始めたおのですので、話を聞いたことや、資料等で知るのみです。

 この「○○線」というのは、私が最も迷うところです。
 私はみなさんご存じの通り、重度の鉄ヲタです。○○線というものは、線路名称での「○○線」であるのですが、多くの方は「○○線」とは、そのような電車であったり、運行系統を示したりします。
 駅ナンバリングを導入する線として発表があった「JR神戸線」は線路名称のことではなく、東海道本線・山陽本線の大阪駅~姫路駅または上郡駅・播州赤穂駅間の愛称です。
 この愛称線名と正式線名がちょいちょい一定しないことがあり、この案内の線名は、どちらなのだろうか?と迷うこともあります。
 さらに、イレギュラーな運行区間の列車があった場合はどうなるのか、とか。

 考えすぎでしょうか。

交通安全意識が極端に低い一宮市民

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 夏の交通安全県民運動が、7月11日~20日の間に行われましたが、この期間内で短い時期に二度も見かけたことです。
 自宅付近の狭い道路(幅員約3.5m)道路が交差するところ、南北方向に一時停止があります。しかしここは四隅に建物があり、見通しは悪いところです。
 ここを東の方から歩くと、右手から自動車のエンジンの音がします。しかし減速する気配がありません。
 自動車の先頭が見えたかと思うと、さっとそのままノンストップで通り過ぎます。
 つまり一時停止違反です。この小さな交差点、その数日前にも南から走る自動車が、そのまま一時停止せずに通り過ぎるのを目撃しました。
 自転車が一旦停止しないのは世の常ですが、ここでは自動車も一旦停止しないのが常のようです。
 その後は、通り過ぎる自動車を見ない、そのくらい交通量の少ない住宅地の道路なのですが、今後三度目も停まらないのを見かけたら、完全に「常識」と認識されていると解釈できます。
 この一時停止のある南北方向は、南の方約20m先で少し幅員が広くなりますので、余計に「勝手に優先」という意識になるのかなあ。

 以前、大村知事が話していましたが、交通事故の多い愛知県ですが、特に多いのが一宮市!と。
 全くその通りです。交通安全意識が「極端に低い」人の集まりです。
 あ、あくまで「集まり」であって、市民全員がそうではありません。私のような者もいます。しかしそれは例外であり、多数とは違う「変わった人」です。

 この交通安全県民運動期間にあったラジオのCMで、子どもの声で「飲酒運転を止めよう」というのがありました。飲酒運転撲滅の啓発CMで全国展開のものです。
 しかし飲酒運転は無くなりませんね。現在、この瞬間でも、飲酒運転をしている大馬鹿者がどこかにいるはずです。
 「飲酒運転」は、交通安全意識が低いその延長上にあるもので、日ごろ、交通安全への意識があればできないものです。
 日ごろから走行速度は、制限速度の+10km/h、さらに+@との認識、横断歩道はとにかく走行、という意識の集団社会では、飲酒運転は無くなりません。
 飲酒運転撲滅を、本気で達成したければ、「日ごろの運転に安全意識を徹底」させることです。

 同じく交通安全県民運動期間にあったラジオCM、「歩行者の方、横断歩道は必ずしも安全な場所ではありません。必ず左右を見てそれから渡って下さい」と。
 私、横断歩道が安全な場所だとは思ってません。向こうから自動車が来るときは、その距離と走行速度から、私が渡り切れる前にここへ達する時は絶対に渡りません。
 横断歩道だから「止まるだろう」という意識は持ってません。そもそも横断歩道で止まるなどと思っていませんので。

 そうそう、信号交差点の中には、夜中は点滅信号に変わるところがあります。この場合、優先道路とされる方向は黄色点滅になりますが、この黄色点滅は青信号だと思っている大馬鹿者が多いです。
 黄色点滅は、青ではありません。もし赤色点滅方向の横断歩道で横断者がいれば、それは普通の横断歩道と同じ扱いで、車両は絶対停止して、横断者を通さねばなりません。そういうこと知っているだろうか。

 一宮市は、市中心市街地で、一方通行道路が多くある地域において、幹線道路からの出入りに都合がいい、ということで一方通行を無視するのが常態化している地区がありますが、全く交通安全意識が極端に低いです。

 その結果が、交通事故が大変多い街ということにつながります。

 交通安全については、まだいくらでも書きたいことがあります。
 またいずれ続編を書くと思います。

ポケモンGO・日本でも配信開始で大きな話題

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 昨日、午前のNHKラジオ夏休み子ども科学電話相談を聞いていると、定時ニュースで、日本でもポケモンGOの配信が始まった、とのニュースがありました。
 こういう類のモノには関心が無いですが、こうもあちこちで「ポケモンGO」「ポケモンGO」と選挙活動並に連呼され、配信前の韓国では、江原道(カンウォンド)の束草(ソクチョ)では、配信前にも関わらずダウンロードができてゲームがプレイできるということで、大挙して束草へ人が向かった、というニュースがありました。
 よほど、ポケモンGOに期待する方が多いんですね。こういうの、どこで情報を入れるのでしょうか。

 全く何がどうなっているのか分からずに数日が過ぎておりました。
 スマホのゲームらしく、スマホの画面注視で歩くことから、不慮の事故が起きることが憂慮されている、という報道が多く、その点から「何ぞや?」と気になった次第。

 ポケモンGOについて、ラジオ番組でこんなことを話しておられる方がいました。
 TBSラジオ7月21日放送、荒川強啓デイ・キャッチの中のコーナーで、山田五郎氏のコラム。ラジオですので、音声だけです。

荒川強啓デイ・キャッチ 山田五郎 「ポケモンGOはグーグルのひとり勝ちを加速させる!」2016.07.21


 要するに、スマホのGPS機能と実際の風景画像を組み合わせて、GPS、すなわち地球上のある地点に、ポケモンなのか、目標の何かがデータとしてあり、それをどうかこうかすると得点になる、というものらしい。
 GPSなので、地球上のある地点にデータが存在することになります。いえ、実際に存在するのではなく、その地点の情報を持ったデータがサーバにあるわけですね。

 そんなポケモンGOが昨日、日本でも始まったそうです。
NHK NESWweb:「ポケモンGO」日本でも配信開始 経済効果も期待

 これを前に、内閣サイバーセキュリティセンターでは、ポケモンGOをする人に注意喚起をしています。⇒(PDF
 余程の危機感なのですね、つまりは歩きスマホ。
 歩きスマホの危険性はこれまででも言われてきていますが、一向に減る様子は無い上に、さらにこのゲームで、ますます歩きスマホの人が増える、それだけ危険が増大するであろうとの啓発活動。


 ここからは私が思うには、ですが、歩きスマホは、昨日のエスカレータを歩くのと同じ根にあると考えます。
 つまりやる人は「当然に」やります。「歩きスマホは止めましょう」という標語があっても目には入りません。道路交通の場で速度規制の標識があっても目に入らないのと同じです。
 だからといって、ポケモンGOには何の罪はありません。交通事故が多いからと言って、自動車に罪が無いのと同じです。
 使う人の特質です。正しく扱える人なのか、便利さ(魅力)だけに流される人なのか、で危険かどうかの分かれ道です。

 ポケモンGOの少し問題点があるとすれば、それはプレイステージが地球上先般、ということです。
 ポケモンの反応を追って、他人の敷地や工場の中に入ってしまった、という実例があるそうで、街中だと多数の人が行き交う中でポケモンを探してスマホ見ながら歩くと・・・、どうなるかは想像できますね。
 やはりゲームのプレーステージは、仮にGPSの機能だとしてもある特定のエリア内だけで遊ぶことが重要です。
 不特定多数の人は、ゲームは関係ありません。たまたまポケモンGOをプレイしている人同士が出会うことはありましょうが。

 ポケモンGOで一つ分からないのは、ポケモンのデータはGPSで位置が特定されるそうですが、たまたまそこへ二人以上のプレイヤーが接近すると、それずれのスマホで同じポケモンが表示される、ということなのでしょうか。

京阪電鉄からの京都東山観光拠点は祇園四条駅

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 京都新聞web版からです。京阪電鉄は、祇園四条駅の改装を進め、商業エリアや案内所の拡充で、東山観光拠点機能を高めた、ということだそうです。
記事:京阪祇園四条駅、改装進む 観光拠点機能を強化印刷用画面を開く

 コンビニ、「アンスリー」とパン店「志津屋」の店舗面積が広がったほか、スイーツショップ「スイーツボックス」とスターバックスコーヒーが初出店だそうです。
 4月28日には構内に英語観光案内所がオープンしており、外国人の案内も充実し、東山観光拠点の重みが進んでいます。


 いや、なぜにこの記事が気になったのかというと、昔の事がどうしても頭にありまして、京阪電鉄は1997年5月まで、京都市街地は鴨川縁の地上を通っていました。
 当時の終点は三条駅で、ここが東山も含めた京都観光の拠点。バスターミナルもあり、洛北大原、洛西嵐山方面へのバス路線が出ていました。
 なのでどうしても三条駅の方が重く見てしまいがちなのですが、四条駅(現在は駅名改称して祇園四条駅)の方が、八坂神社や祇園、西へは四条河原町・先斗町に近く、京都観光の拠点な感じは、頭では分かった絵います。
 でも、やっぱり三条・・・。

 鴨東線(おうとうせん)の出町柳駅開業で、洛北方面の路線バス拠点は出町柳駅に移り、三条駅はごく普通の途中、中間駅。

 今は、京津線も無く、大津方面は地下鉄乗り換えで、相対的に三条(京阪三条)の地位は下がっているように感じます。
 祇園四条駅が、今後は新たな京阪からの京都観光拠点になっていきます。

エルデトリオ演奏会・夏の日のドビュッシー

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 昨日は、いつもお世話になっているピアニスト平山晶子さんもメンバーになっている、エルデトリオの演奏会、題して「夏の日のドビュッシー」
 7月4日の鬼頭久美子さん演奏会記事にあるとおり、音楽拝聴記はアメーバブログに移そうかと模索中で、当分は同じ内容へ並行、アメブロに書いたことと同じです。

 エルデトリオ、お世話になっているピアニストの平山晶子さんと、ヴァイオリンの小泉悠さん、チェロの山田真吾さんによるチームです。
 以前に東区の文化の道百花百草でも演奏会がありました。
 曲目。頂いた演奏曲目表をスキャナでとりました。
 実物はなぜか横長の用紙に印刷ですが、横の空白が目立ちますので、ブログでは横の空白をカットし縦長にしました。


 チラシがあったそうですが、私は貰っていないので、平山晶子さんブログから。




 今回のスタジオ・ハルは、千種区の高級住宅地の一角にあるお宅の中を演奏ホールにしたところ。
 演奏者さんと極めて近く、ちょっと広めのフローリングの間という感じ。
 座ったところは、最前席、ヴァイオリンの小泉悠さんの目の前で、ピアノの平山さんは隠れる位置でした。

 今回は、月の光の他は全て初めまして、の曲ばかり。


 1曲目のピアノ三重奏曲、ピアノの平山さんは、殆ど隠れる位置でしたが、ヴァイオリン奏者はじっとして腰かけるのではなく、リズムで上体を動かしますので、その瞬間にピアノの平山さんの表情が見えます。
 日ごろお目にかかる時と打って変わって厳しい(怖い)表情。
 それだけ、演奏に力を入れておられる、演奏職人さんです。あ、これはいつも室内楽演奏の時に感じていることですが。

 2曲目のパガニーニ、Nel Cor Pin Non Mi Sentoは、ヴァイオリンの独奏。
 かなりの超絶技巧の曲だそうで、私には分かりませんが難しい奏法だそうです。
 小泉さん、熱演でした。

 3曲目のピアノソロ、雨の庭は、平山さんがFM愛知で、土曜日朝に5分間の番組を持っておられ、その際に演奏された曲です。

 5曲目のマークサマー、julie-oは、チェロの独奏。
 チェロの演奏技法を余すところなく演奏。
 楽器自体を叩いたりする、不思議な奏法も。
 弦を指ではじくところは、ギターのような音色です。
 そこを山田さん、あっさりと演奏。

 休憩後のドビュッシー、レントより遅く、は、何とも不思議な感じの曲。
 次第に早くなっていきますが、何か温かいものを感じました。

 最後のドビュッシー、ピアノ三重奏曲、盛り上がりました。
 今日の演奏会の主題そのものな曲。

 アンコールは、エルガーの愛の挨拶。
 本来はピアノ三重奏では無いのだそうですが、三重奏で演奏したとお話。
 ヴァイオリンの小泉悠さん、腰を浮かせるほどの演奏で、一番の力が入っていたような感じでした。


 さて、今回の演奏会場は、千種区の池下から南へ少し山の方へ入った住宅地。
 池下駅の南の方向の起伏の多い地域の住宅地でも高級住宅地の部類です。
 そんな一軒のお宅に、演奏ホールがあり、そこをスタジオ・ハルとして演奏会場として用いられているようです。

 道が狭く、建物も結構大きいので全景はとれませんが、門の様子。


 道端に演奏会場の案内。


 演奏始まる前に撮影。


 ステンドグラスがあります。


 ソファはお客さん用ではなく調度品。ピアノがもう一台あり、連弾も可能です。


 落ち着いた間接照明。


 7月3日の鬼頭久美子さん演奏会の時は、鬼頭さんが個人的に使用している施設のいわば「プライベートサロン」でしたが、こちらは、まんま個人宅の中。
 昨今は、個人宅をカフェや料理屋さんにする例があり、そのれの音楽演奏会ホール版のような感じです。
 オーナーの方が音楽好きなのか、演奏をなさる方なのか、ホール内に膨大なレコードがありました。

ポケモンGO狂想曲

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 ポケモンGO狂想曲状態です。報道の通り、あちらでポケモン、こちらでポケモンで、そのスタイルはボケっと立ったまま、首はうつむきでスマホを見る、という姿勢。
 それはスマホを見るのも同じですが、ポケモンGOは少し特徴があるらしく、足元が若干怪しい足取りで歩を進めるも、ふいに立ち止まったりするそうです。
 24日に公開後、ゲームプレイヤーが多いだろうと思う名古屋市内へ行きましたが、私の行動した範囲内では、そんな姿勢の方は見られませんでした。

 狂想曲と言えば、鶴舞公園。ここが大変な騒ぎだそうです。
日テレ24ニュース:配信3日 SNSが広めた名古屋の“聖地”
TBSニュース:ポケモンGOの聖地出現、名古屋・鶴舞公園にファン殺到

 ツイッター情報では、夜中が凄いらしいです。
 夜の夜中なのに、スマホを持った人でいっぱい。
 写真も見ましたが、お花見の時期でもこんなにはいないです。
 昨日のCBCテレビニュース・イッポウでは、そんな鶴舞公園のリポートがあり、高知県から夜行バスに乗ってやってきた、という方のインタビュー。
 ネットで、特別なアイテムがある、という話題があるのを目にして、夜行高速バスでやってきたのだそうです。
 CBCの取材クルーはその後、名古屋城に移動。そこにも先ほどの高知県からの人がいた、ということでインタビュー。
 本丸御殿の復元工事中ですが、「この工事、何だか分かる」で、「分からない」と。
 とにかくポケモンアイテムだけを目指して、名古屋市の鶴舞公園へ、そして名古屋城へ。

 そんなポケモンGOで、心配された事件・事故もやっぱり起きているそうで、自動車・自転車運転中にポケモンGOでスマホ操作して、事故に至ったり、交通反則として摘発されたりした、そうです。
 まさしく狂騒曲ですね。


 ところでポケモンGOですが、私はやってませんが(やるもやらないも、スマホ自体を持っていません)、ポケモンGOのゲームをインストールする際に、幾つかののアクセス権限の許可承認が必要だそうですね。
 つまり、ポケモンGOをプレイする人のスマホ情報がほぼすべて、提供。
 さすがに電話帳情報など、プライベートなことは流れませんが、ビッグデータと呼ばれる基礎的な情報、すなわち、スマホの現在位置、その位置からどの経路を辿って移動したか、さらにネットの使用頻度、検索履歴、もっと言えば、ポケモンGOで映し出される風景の状況も、どこかの機関へ流れる、らしいです。
 ある意味、情報スパイですね。
 先日、弊ブログで、ポケモンGOが始まった時の記事で、ラジオ番組での山田五郎さんのコラムにあった通りの話でした。
 こういうのは、知らず知らずのうちに、一般市民の中に入り込んで、諜報活動を行う、という、まぁ、そんな話も聞いたことがあります。そのための人が惹かれるゲームキャラクタでありゲームアプリであったりするそうです。

アスナル金山は2020年春に閉鎖?

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 昨日のCBCテレビニュース「イッポウ」で、報じられたことですが、金山駅北側の商業施設「アスナル金山」が2020年春に閉鎖され、撤去されるのだそうです。
 これはニュースというより、既定の事だったそうですが、「なぜ」の企画通り、「閉鎖のなぜ」を伝える内容。
 気になるニュースでブログにまとめようと思いましたが、ニュースソースとなる報道が見つからず、映像を見た内容で失礼します。

 アスナル金山は、2020年春には閉鎖され撤去されることが決まっています。それはなぜなのか。
 各テナントとの賃貸借契約も2019年度末までとなっている。アスナル金山はステージがあり、地元の音楽活動家の発表の場ともなり、賑わいを見せるのに閉鎖の方針。
 此処の土地は、金山総合駅が完成するにあたって、駅北側の遊休地をこのまま遊ばせておくにはもったいない、ということで2005年に15年の計画で名古屋市から土地を借り、建設・開業となった「ものなのだそうです。
 最初から2020年までの短期利用だったようです。
 名古屋市は2027年のリニア中央新幹線開業で名古屋市内の土地の高度有効利用を考えており、金山駅北側のこのアスナル金山も再開発の対象。
 今後のことは全くの未定だが、折角賑わっているアスナル金山、無くすのは惜しい、という声もあり、アスナル金山存続の可能性も含めて、検討中という。
 ・・・ということです。


 アスナル金山は、愛知万博が開かれた2005年の春にオープンした商業・集客施設。
 愛知万博バブルともいえる時期に、栄のラシック、名古屋港のイタリア村と共にオープンしましたが、アスナル金山は、構造物の様子がどうもおかしく、仮設建造物のような感じでしたが、やはりそういう方針(2020年まで)だったのでした。
 後に木造がバレて、運営会社の傾きによって閉鎖されてしまったイタリア村の方が、よほどしっかりしていた建物でした。(尤も、今思い出すと、堅牢さが足りない構造ではありましたが)
 放送の中でも、ここは「トタントタン(トタン張の外壁)」だよ、などという場面も。

 しかし、惜しいですね。いえ、私はアスナル金山で買い物などしたことはありませんが、殺風景だった金山駅北側の様子を一変させた集客施設で、それなりに賑わっています。
 それをあっさり無くすのは、なんともお役所的な思想。
 元来が時限措置であったのでどうしようもないことですが、人の賑わいは都市計画でどうこうするというわけにはいきません。
 人が集まる施設を作っておきながら、時期が来ましたのでお終い、という役人的思想。
 賑わいを見せているのは、ここへ訪れようという多くの人の気持ちがあってのことで、それを無視してまで閉鎖するのはなんともねぇ。

 今後の金山駅を含んだ、名古屋市内のどんなビジョンを描いているのかは分かりませんが、人の心を無視しての都市計画は、計画倒れになってしまいます。
 ただ、名古屋駅周辺が高層建築による高度利用を図っているのに対して、金山駅周辺は駅南に高層建築が一棟あるだけで、比較的低層な建物ばかり。
 駅前の一等地でもあり、有効利用が図られるべきではあります。

 金山駅は、中央本線の駅だけのときのことを覚えています。その当時は中央本線の駅ホームの位置は変わっていませんが、駅舎の位置はもう少し西にありました。
 高台の掘割にある金山駅、駅舎のあった位置は、広々とした大都会名古屋とは思えない閑散とした光景。
 今の名古屋市バスターミナルは、ほとんど位置が変わっていませんが、そこから見える金山駅は、まるで田舎の一軒家がむこうに見えるかのよう。
 それを思うと、金山駅前は化けました。
 東海道本線に金山駅の設置、名鉄名古屋本線の金山橋駅移設による、金山総合駅化が大きなきっかけとなりましたが、その当時はただそれぞれの駅を一つにまとめただけ。
 乗り換え利便性だけを目的にしていたのですが、乗り換えの地点というものは、人の集まる場。
 自然と街が出来ていきます。

 どのような金山を再開発するのか、名駅地区と共に見つめていくことになります。

東半球で、世界最高気温を記録・『東半球』って言葉

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 京都新聞web版からです。世界気象機関(WHO)は、27日までにクェート北部ムトリバで、21日に気温54.0度を記録したと発表したとのことです。
記事:クウェートで気温54度を記録 東半球での史上最高か

 WHOによれば、これまでの東半球での最高気温は、1931年にチェニジアで記録した55.0度。さらに1913年に米国カリフォルニア州で記録した56.7度とされてきたが、これらの記録は疑問視されており、クウェート・ムトリバの54.0度が東半球の最高気温となる可能性がある、ということだそうです。


 「東半球」などという言葉があるのですね。「ひがしはんきゅう」、どうしても「東阪急」と変換されます。
 地球に北半球と南半球がある通り、半球面を上下で分けたものが東半球・西半球だそうです。東経西経0度から東の方向へ東経180度までの半球が東半球、東経西経0度から西経180度までの半球が西半球だそうです。

 で、私の知識では、これまでの最高気温は、イラクのバスラで58度(58.8度)というのがありましたが、イラクは東半球に位置します。
 あれ?と思い、改めて検索したら、この記録はどうも正式なものではなかったらしいです。

 米国か欧州か、どこかの気象研究所が発表していたそうですが、今年2016年の夏は史上最高に暑い夏になるかも、ということだそうです。
 日本では、ここまでは比較的平穏(記録の意味では)に来ていますが、関東・東北地方で梅雨明けが遅れた、2007年の夏と似た変化のようで、だとすれば、日本国内で長く更新されなかった山形の最高気温を上回る、熊谷と多治見の最高気温を記録した夏と同じ変化を辿れば、かなり暑い夏になる可能性があります。

『前』はなかなか分からないものだが

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 今日はちょっと重い内容です。26日の朝6時のNHKニュースで、出来事を知りましたが、神奈川県相模原市の障碍者施設で、元職員による凄惨ともいえる殺人事件がおこりました。
 朝から心痛な出来事で、重い一日でしたが、その事件の事はここでは触れません。

 この事件のU容疑者は、何でもおかしな文章を衆議院議長に送ったとかで、その内容から精神異常との疑いで、措置入院させたということです。
 措置入院とは、精神疾患で自傷・他傷の恐れがある者を都道府県知事の命令によって、しかるべき医療施設に強制入院させるものです。
 しかし、事件を起こした、ということはまだ回復せずに退院させてしまった、ということです。

 このような人物を外に出してしまっていいのか、だからこんな事件が起きた、という批判めいた論もあるようですが、私が弊ブログで書いてきた、ある出来事の「前」はその時点ではなかなか分からない、の例です。
 措置入院は、入院させる人物の人権を一時的に抑制させます。故に人権保護との兼ね合いもあり、軽々に行われるものではありません。
 でも今回の容疑者のように、「おそれ」がありながら外に出してしまった。

 このU容疑者は、おかしな手紙、おかしな言動から、危険な行為だという認識はあったようです。
 でもその時点では、このような凄惨な行動を起こす前であることは、分からないものです。
 「前」は、事が起こってから「前」が分かるもので、、「前」の瞬時は何かの「前」は分からないものです。
 何度か例に出している、西明石駅の寝台列車脱線事故も、機関助士が、機関士の酒酔状態から危険認識が働けば、緊急停止ができたはずですが、それでは緊急停止させた張本人として、後々職場からやいのやいの言われてしまいます。
 それを思い、緊急停止させなかったらしいですが、放っておけばもっと重大な惨事になるとは、その「前」の時点では、予言者でなければ分からないものです。

 細かい神経を研ぎ澄ませておき、感性を豊かにしておけば分かるものですが、難しいものです。

ゆか/とこ・京都の川床の呼び方

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 日経関西発に面白い記事がありました。夏の京都市の風物詩、涼感を呼ぶ、水面の上に床を張って食事などを提供する「納涼床」。
 いわゆる「川床」ですが、この「床」の字をどう読むのか、場所によって違うという記事。
記事:京の風物詩 呼び名に違い(とことんサーチ) 鴨川は床(ゆか) 江戸期起源、現代は高床

 詳細はリンク先を読んでいただくとして、京都市の川床は、市街地の鴨川、洛北の貴船、洛西の山間部高雄でやっています。

 このうち、市街地鴨川のものは、川床と書いて「かわゆか」つまり「ゆか」と呼びます。
 貴船と高雄は、「かわどこ」、つまり「とこ」と呼びます。

 一説には、水面からの距離、すなわち高さからきているのではないかというのを、かつて伺いました。
鴨川の床。


鴨川本流ではなく、本流とは少し高い、みそそぎ川の上空。中州はいわゆる「等間隔」。


 市街地の鴨川の床は、私はこの先、まず行くことは無さそうです。
 料亭やお茶屋さんのお座敷の一部、という考えで、一見さんお断りの世界。しかも値段がめっぽう高い。

 この鴨川の床は、一つの暗黙のしきたりがあるそうです。
 張り出した床の分だけ、お客さんの収容部分が拡張できそうですが、そんなことはせずに、あくまでお客様のお座敷の一部。
 予約の際に、「床をお願い」というようなことはしてほしくないそうです。
 あくまで、お楽しみのためのお座敷のご予約のみで、時節柄、床の営業期間なら、当日のお客さんの趣向で、座敷にするか床にするか、を決めるのだそうです。
 なので、床の食事のお楽しみ中に急な雨降りがあっても、全員、それぞれのお座敷で食事を続けられます。
 そういうところが「粋」の世界なのですが、昨今はこの「粋」を理解しない方が増えているやに聞いております。

 そんな高級な鴨川の床ですが、一か所(一店)だけ、私でも行けそうな店があります。
 三条大橋西詰のスターバックス。
 いわゆる、スタバ。ここでは鴨川の上に床を張ります。ここなら(価格的にも)私が行けそうですが、常に込んでいます。その点でもやっぱり無理だな。


 ところで先日、先斗町の歌舞練場近くの床を張る居酒屋で火事が起きました。すでに営業中で、お客の中には、床から下の中州へ飛び降りた人もいる、ということですが、この高さはそう簡単には飛び降りられないと思います。約5mほどあります。

 貴船と高雄の川床は「とこ」です。
貴船の川床。

 水面すれすれ。席によっては、流れに手を付けられそうなところも。




 こんな状況なので、嵐などで、増水したときは、直ぐに引き上げられる構造だそうです。さもないと流されてしまいます。
 市街地の鴨川の川床は、仮設ながら造り付けで、嵐の場合は営業しないだけで、特に片づけることもありません。

アルファベットにすると回文の駅名

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 マイナビニュースのトラベルに面白い情報がありました。結論から先に言えば「駅名の読みが頭から読んでも最後から読んでも同じという回文の駅」、これがアルファベット表記だと回文になる、という面白い発見。
記事:鉄道トリビア 全国に4駅ある赤坂駅と愛媛県の五十崎駅、その共通点は…

 これは全く気付かなかった。見出しに「赤坂」の共通点で、火山灰堆積地層のことか?そこになぜ五十崎駅?と思いましたが、ローマ字表記にすると、逆から読んでも同じ、という珍発見。
 「赤坂」は、「あかさか」でローマ字表記にすると「AKASAKA」、あ、同じだ。
 「五十崎」は「いかざき」と読みローマ字では「IKAZAKI」、これ発見した人、凄い!
 まだあるというから、探してみたいですが、さすがに骨が折れますので、これは道具の手を借りねばなりません。
 記事の中にある「飯井」駅は「いい」で、ローマ字にすると「II」、簡単です。これは存じており、駅名しりとりでよく出しております。
 しりとりで最初の文字と最後の文字が同じだと、何やら面白いですし、いたずら心で結構やっております。

 しかし、面白い発見の記事でした。

ひたちなか海浜鉄道で路線延長計画

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 昨日のツイッター情報で知ったのですが、茨城県の第三セクター「ひたちなか海浜鉄道」で、路線延長計画があるそうです。
東洋経済ONLINE記事:「ひたちなか海浜」赤字路線脱し驚きの延伸へ 副題:派手な話題では再生できない「復活への軌跡」

 副題の通り、主眼は経済性です。ひたちなか海浜鉄道は、元は茨城交通湊線。常磐線勝田駅から阿字ヶ浦駅までの14.3kmの単線ローカル線です。

マピオン地図から。


 茨城交通時代は、特徴あるガソリンカーもあったり、首都圏の私鉄ながら、ローカル色たっぷりの鉄道。
 それでも終点の阿字ヶ浦駅は、近くに海水浴場があったので、常磐線上野駅から臨時直通列車がありました。これ常磐線内は急行列車だったような記憶です。
 そんな赤字ローカル私鉄なので、廃止もありうる存続問題があり、茨城県主導で第三セクター、ひたちなか海浜鉄道に経営移管されたものです。
 
 全線がひたちなか市にあるので、市名由来の感じがしますが、ひたちなか市は平成の大合併で、勝田市と那珂湊市が合併したもので、その際の命名です。常陸(ひたち)の中ですね。

 この延長計画、マイナビニュースの鉄道ニュースにもありました。これは気づかなかったです。
マイナビニュース:ひたちなか海浜鉄道の延伸案固まる - 2024年度運行開始目標

 延長区間は、終点の阿字ヶ浦駅から少し北にある国営ひたち海浜公園への区間で約3.1km。
 この国営ひたち海浜公園への足として、延長するものだそうで、ひたちなか市としては観光振興としても力を入れている地。現状は阿字ヶ浦駅から公園までバス便がありますが、地域活性には、鉄道が必要ということで、赤字第三セクター私鉄ながら路線延長ということになりました。


 私なんぞは、ひたちなか海浜鉄道というより、やっぱり茨城交通の方が印象が深いです。いえ乗ったことはありませんが、かなりなクラシカルな内燃動車があり、国鉄の幹線筋に接続するローカル私鉄の典型で、軌道の保守も今一つ、いわゆる中小私鉄でした。
 そこで存続問題が立ち上がり、第三セクターとなり、車両も新しい軽快気動車になり見た目でのイメージは一新されました。
 しかし沿線の状況は差して変わらず、経営的には厳しいまま。
 そこへ延伸を昨日知り、少々驚いている次第です。鉄道の地域の都の共生。人が乗ってこその鉄道です。(本音は、貨物も運んでこその鉄道ですが、鉄道貨物輸送は今や数少ないので)

緊急地震予報で広い範囲で震度7の誤報

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 ちょっと作業が立て込んで、暫くブログ投稿を休んでしまいました。ブログ投稿を数日休むと、「何かあったか?」と心配される向きもあるので、あまり間隔を空けることはできません。
 この暫く休んでいた間に、非常に気になる出来事がありました。8月1日の夕方、緊急地震速報の予報が誤報であったそうです。
 8月1日の夕方、ツイッターで、「緊急地震速報は誤報だったのだね」という発言がありました。
 そんな緊急地震速報は受信していませんし、防犯用で点けっぱなしのNHKラジオからも警報は無し。
 ツイッターでの発言で「誤報」ということで、何も起きませんでした。

 調べたら、確かに緊急地震速報の予報は発表、というか出ていたそうで、それが実は誤報だったというもの。

 ツイッターのフォロワーさんの中には、実際にこの緊急地震速報予報を得た方がいて、その予報震度たるやとんでもないもの。
 画像を保存しておきました。


 こんな広い範囲が震度7になるような地震が起きうるのですか。
 実際にそうだったら、日本沈没レベルです。

 なぜこんなことが起きたのか、気象庁で調べたら、千葉県富津市の震度計で異常なノイズを、地震動として検知し、その波形から地震解析をし、こんな震度分布が起きる地震とのことで、緊急地震速報の予報を発表した、ということだそうです。
 この緊急地震速報には予報と警報があり、「予報」は高度利用者向けの情報で、一刻も争う現場での情報、「警報」は一般利用者向けの情報で、エリアメールやテレビ・ラジオでの緊急地震速報です。
ウェザーニュースより。緊急地震速報の気象庁誤報 なぜこうなったのか?

 「予報」は特異な地震波を検出したら、直ちに発表するもので、どこか一か所の地震計で感知すれば、秒単位以下の時間で報知されます。
 対して「警報」は二か所以上の地震波から解析するもので、二か所以上から、チェック機能が働き、誤報はある程度防げられますが、「予報」はストレートに発表するので、誤報もありうる、ものだそうです。

 スマホのアプリの中には、この緊急地震速報の予報を契約者向けに情報を流すアプリがあるそうで、それが上記の画像です。

 ではなぜ、誤報となったのか、調べたら、その時刻の頃、富津市付近は極々狭い範囲で発達した雲。
 つまりは雷雨、豪雨ですね。
 落雷の衝撃が地震計を動かしたのか、雷ノイズが地震計記録に影響したか、です。

 この地震計は大変精巧なもので、近くで交通事故があっただけで、地震動として検知するそうです。

 この誤報では、誤報ゆえに何事もありませんでしたが、やがては大きな地震があるでしょう。
 その日のための予行演習だとすれば、それでよいのかもしれません。

法の不知はこれを許さず・自転車の交通違反

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 自転車は道路交通法においては「車両」とされ、「軽車両」に区分されます。
 よって、自転車の通行方法は、自動車とほぼ同様の規制を受けます。
 しかし軽車両のうちの「普通自転車」というさらに小さな区分になり、普通自転車ゆえの特例もあります。

 日ごろ、交通安全の考え、で書いていることですが、自動車に輪をかけて自転車の交通違反が目立ち、というか深刻過ぎで、道を歩く、しかも杖の補助で歩く者いとって、きわめて危険な物体となっています。
 歩道の高速走行、スクランブル交差点での走行、車道又は路側帯右側通行。
 さらに中高生の多くは、二台以上で並んで走行する。日ごろ探さなくても見かける違反行為。
 全部、違反です。多分知らないのでしょうね。いや知ろうと努力をしない。警察は自転車の交通違反摘発はあまりしないですが、摘発しても「知らなかった」という人が多い都思いますし、テレビで交通法規の話題があっても「へぇ、そんなですか。知らなかったわ」などと堂々とテレビカメラの前で言う始末。
 ちなみに、「知らなかった」は免罪にはなりません。ここに今回のタイトル「法の不知はこれを許さず」に繋がります。
 自転車の走行は免許制度がありません。免許制度が無いから違反にはならないは大きな間違い。
 免許制度が無くても、関連する法令・条例を遵守する義務を負います。
 免罪になるのは14歳以下だったかな、低年齢ゆえの保護者監督義務が強い人物ぐらいなもの。

 それと自転車は、走行する自身だけでなく、周囲の交通当事者にも、自転車関連の法規を遵守する義務があります。
 早い話が、自動車を運転する人に。
 自動車を運転する人から見れば自転車は車道を走行するものではない!という認識があるそうですが、自転車も車道を通行するものという認識を持たねばなりません。

 軽車両にはいわゆる荷車、リヤカーも含まれます。
 過日、一宮市の七夕でにぎわう本町通をリヤカーが来ました。「来ました」ってリヤカーは自走できませんので、人が曳いていましたが、七夕期間中は、本町通は軽車両を含んで車両通行禁止になります。
 車両通行禁止ということはリヤカーの通行も禁止。
 あのリヤカーを曳いていた人、そんなこと知らないだろうな。知らなくても、交通違反は成立します。
 なおリヤカーは、歩道は通行できません。歩道を通行してよいサイズを越えていますので、リヤカーは車道を通行しなければなりません。
 自動車の運転手、これも知らないだろうな。自分の目の前を人が曳きながらリヤカーがあると、「なんでこんなところ通るのだ!」とお思いになるでしょう。

 交通事故を無くすために、交通の法令は小さなところまで守らねばなりません。

反物質の発見か?

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 昨日のYahooトピックにあり、エッ!と思いましたので、とっておきましたが、反物質の存在を捉える現象を、初めて観測したそうです。
Yahoo:「反物質」消滅の新証拠か 高エネ研などニュートリノ実験で初観測

 反物質というのは、質量とスピンが同じで、電荷が逆の性質の素粒子です。宇宙創世記には、存在したものの、正物質との対消滅でエネルギーに変換され、今は残っていないとされているものです。
 この「スピン」というのは、素粒子の運動量、すなわち回転する性質です。電荷が逆、というのは、普通の粒子を構成しうる電子は、マイナスの電荷を持っていますが、この反物質の電子はプラスの電荷を持ちます。

 宇宙創成期には、質量のバランスで、正物質とほぼ同じくらいの反物質があるとされていますが、反物質と正物質とは衝突すると対消滅をして光にエネルギー変換されます。
 そのため、宇宙創生期で、僅かに正物質の方が量が多く、そのため現在にまで、正物質だけが残っている、というまだ仮設の段階です。
 この反物質の存在が捉えられなかったため仮説なのですが、このニュートリノ実験で反物質の証拠が示され、検証が進み、確かなものとされれば、まさしくこの世に反物質が存在していた(る)証拠で、まさしくノーベル賞級です。
 先日、重力波が検出された、というニュースがありましたが、それに匹敵、いや上回る大きな発見です。


 この物質の対消滅は膨大なエネルギーを生み出します。
 原子力発電は、核分裂にようエネルギーを取り出して発電しようとするもの。ウラン原子に中性子を当てて、エネルギーとするものですが、もう一つ核融合による原子力発電が考えられています。
 まだ研究されていたのかな。福島第一のことがありますので。
 この核融合というものは、株分裂とは逆の減少で、水素と水素を衝突させて、膨大なエネルギーを放出して原子番号が一つ上がり、ヘリウムに変換する現象。
 太陽のエネルギーがまさしくこれで、核融合原子力発電は、太陽を一つ作り出すようなもので、核分裂の原子炉以上の困難さがあり、いまだ実用化されていません。っ逆に言えば実用化されていなくて幸いだったかもしれませんが。
 原子力発電はこれらの困難さで、ならば、物質と反物質との対消滅によるエネルギー発電が考えられていますが、これもまず無理でしょう。
 物理の本にはこのようなことが書かれていましたが、そもそも「対消滅炉」を造ったとしても、炉の物質は正の物質です。炉の中の反物質と、炉を構成する物質とで反応を起こしそうで、素人考えでは無理ですね。
 また福島第一事故のようなことが起きかねんので、やらん方がいいでしょう。
 物理の世界で、反物質の存在が検証できただけで、とても大きな成果です。

JR北海道石勝線夕張支線廃止へ地元容認

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 ツイッターの情報で知りましたが、北海道のJR北海道石勝線の、夕張へ向かう新夕張~夕張間の廃止について、地元夕張市が廃止に容認をしたと、北海道新聞が伝えています。
記事:夕張市、JR石勝線支線廃止容認へ 土地譲渡など条件

 JR北海道の経営は、かなり深刻のようで、先日も『「持続可能な交通体系のあり方」に関する地域への相談について』という文書を出して、利用の少ない駅、列車、線路を廃止し、経営をスリムにするほか、運賃の値上げ、線路設備を地元自治体による保有会社に譲渡し、旅客営業のみ行う「上下分離式」の導入など、を考えています。⇒同文書(PDF)
 線路廃止とは、その名の通り鉄道線路の廃止で、旅客輸送量が一定基準以下の線路は鉄道事業としては役目を終えたものと判断して、バスなどの他交通機関に転換させよう、という国鉄末期の国鉄経営再建特別措置法による廃止と同じことを目指しております。

 そのうち、この石勝線夕張支線とは、かつての石炭鉱都市夕張市へ至る線路です。石勝線は1981年に千歳空港駅~新得駅間が開通したもので、石狩と十勝を高規格の軌道と山脈を突き抜けることから石勝線と名付けられました。
 ただし、この石勝線の区間のうち、追分駅~新夕張駅間は、旧夕張線、追分駅~夕張間の線路を改良したもので、石勝線に編入、はみ出た、新夕張駅~夕張駅間は支線としたものです。
 この新夕張駅~夕張駅間支線は地元では夕張線と呼んでいるようです。


 夕張は旧炭鉱の町として栄えたもので、炭鉱が全て廃坑となった今、観光事業投資が全くの不調で、市の財政を圧迫し、財政再建団体に指定され地方自治体としては事実上の破たんとなりました。
 そんな状況ですので、夕張支線の経営事情は推して知るべしです。記事によれば、2014年度は旅客輸送密度117人、営業係数は1421円であるとのこと。元々国鉄時代から赤字路線でしたが、国鉄末期の「特定地方交通線廃止」では、夕張支線は石勝線という「幹線」区分でしたので、廃止対象とはなりませんでした。いわゆる「線名」だけで廃止する線路を決めた弊害の一つです。
 そのため夕張支線は現在まで存続していますが、炭鉱も無い今、輸送は少数の地元住民のみ、沿線は運行系統の詳細は分かりませんが夕鉄バスが多く運行されています。
 夕張支線が鉄道で存在し続ける意味合いは、かなり少ない(無い)状況で、JR北海道が地元に相談したい、という路線になった次第です。

 そのための条件として、線路敷の土地の市への譲渡、代替の交通ネットワークの構築、JR社員の市への派遣を挙げています。


 しかし、夕張市にとっては厳しい状況です。
 財政再建団体に指定されたことで、新たな市債は発行できず、自治体の住民サービスは停止したり縮小したりで、住民の生活にも大きな影響。学校が閉校して代わりのスクールバスが運行せずに、遠くの学校まで保護者の自動車で送り迎え、病院が閉鎖で、遠くの病院まで行かねばなりません。夕張支線の旅客の多くは、この遠くの病院まで行く人たちで、鉄道廃止となればバスがあるものの、費用負担はかなり膨大なものとなります。
 夕張は今は、夕張メロンのブランドで、新たに売り出そうとしておりますが、鉄道が有るのと無いのでは大きく違います。
 外からも人が来ていただくように上下分離式ででも、鉄道として存続した方がいいと思いますが。

 追記。並行して多数バスが走るという夕鉄バスとは、夕張鉄道で、かつては鉄道事業を営んでいました。函館本線の野幌駅から夕張市内までの路線。石炭輸送で開業した鉄道ですが、石炭産業の斜陽化で貨物輸送、そして旅客輸送も廃止し、バス事業のみが残る形です。

JR西日本で軌道の異常を自動で検出するシステムを開発

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 讀賣ONLINE関西発記事からです。JR西日本が軌道の異常を自動で検出するシステムを開発したそうです。
記事:線路の異常を自動検出、JR西がシステム開発

 保守用の車両に搭載して目視に頼っていた点を省力化して、作業員の事故を防ぐ効果が狙い。2017年度に新幹線、2018年度に在来線で試験運用を始め、効果が確認できれば本格運用へ移るとのこと。
 車両の床下にレーザー光を照射して、レール、レールとレールの継ぎ目板、枕木との締結ボルトのゆるみなどを自動検出させるそうです。


 このような、軌道検査用車両は、JR西日本にはキヤ141形車両があり、走行しながら自動で軌道の変形を検出しておりますが、記事を読む限り分かることは、軌道のうち、軌条(レール)の変形はキヤ141形で記録できますが、レール継ぎ目板・枕木との締結ボルト(昔で言ういぬくぎ)の緩みも自動検出させるようです。
 またキヤ141形は走行しながら自動でデータを記録するのみで、そのデータから異常を検出するのは人に頼ることとなり、見落としなどが有り得ます。
 レール継ぎ目板や枕木締結ボルトのゆるみ具合は、保線係員による線路巡回と呼ばれる徒歩での目視によります。
 これらを車両の走行で、自動で検出させるものであろうと、理解しました。


 余談ですが、会社境界の所はどうするのかいな。というのは、東海道本線のJR東海とJR西日本の境界は、醒ヶ井駅~米原駅間の米原駅下り第一閉塞信号機の位置です。
 上下線路が大きく離れるところから(まで)です。米原駅構内は勿論、この下り第一閉塞信号機の地点まではJR西日本の管理で、標識類は全てJR西日本仕様。
 しかし走行する列車はJR東海の列車ばかりです。
 なので、醒ヶ井駅~米原駅間は、JR西日本の保線係員が添乗することがあります。
 この区間もJR西日本の軌道検測車が入るのかどうかが疑問でいます。
 醒ヶ井駅で折り返しはできないこと、これまで走行したという話を聞かないので、この新型軌道検測車が出来ても、今区間は相変わらず、係員の徒歩巡回のみに頼ることになりそうです。
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