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Channel: mitakeつれづれなる抄
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鉄道は雪には弱いというけれども

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 一昨日の首都圏の大雪は、首都圏、特に東京の鉄道は大きな影響がありました。週明けの月曜日の朝ラッシュ時であり、駅と周辺はえらい混雑になったそうで、駅ホームに入りきれない人の列が、雪降る(霙に変わったかも)中、街中に行列が出来ていたのは、テレビ報道で写っておりました。
 そして今日は、この東海地方が寒波で、大雪の予想があり、この地域の鉄道も影響がありそうです。

 ツイッターのフォロワーさんもこの東京の大雪で、鉄道混乱の影響を受けた方もおられ、デントに回ったのが吉か凶か、などという発言もありました。
「デント」というのは、田園都市線、略して田都線、さらに略して田都(でんと)。
その田都線三茶(三軒茶屋)駅が大混雑で、地下の通路がネズミーランド状態とか、そんな文章がありました。
テレビでは、京王線千歳烏山駅の長蛇の列が写っており、激しい運行の乱れっぷりがわかります。

 鉄道は雪には弱いですね。三軒茶屋駅の田都線(田園都市線)、千歳烏山駅の京王線、さらに各線は列車回数を減らして運転していました。
これでは、駅に入りきれない人で、大行列になります。
この理由は、私には分かります。

 降雪で積雪が予想される時は、運転規制で速度を落として運行します。
 そのため所用数の列車回数が確保できず、運行回数は減ります。
 つまり輸送力は低下。平たく言えば、一時間に運べるお客さんの数は少なくなります。
 そこへ、雪で他の交通機関から鉄道に移る方もいて、普段よりも乗客数が増えます。
 どうです?運べる人の数が減って、乗る人が増えれば、それは駅に入りきれない人がはみ出ます。

 では、なぜ速度を落とすと列車回数が減るのか?これは説明するのは難しいですが、ダイヤが書ける者には分かります。
 速度を落とすと、一般には列車回数を増えそうですが、速度を落とすことで一閉塞区間内の在線時間が長くなり、後続列車との運転間隔が長くなります。
 通常の列車回数のまま、速度を落とすと、先行列車に接近して駅間停止が増え、結果的に全線にわたって運行の麻痺が発生します。
 そのため、運転速度を落とした場合は、予め運休列車を定め、運行回数を減らす必要があります。

 三軒茶屋駅、千歳烏山駅が、ネズミーランドばりに大行列になったのは、元々が乗降客が多い優等列車停車駅。
 しかし中間駅で、到着した列車は既に満員。
 そこに新たに乗りこめるお客さんの数は限られ、そのために駅の外へ大行列。

 夜になって分かったのは、京王線は車庫の架線が雪の重みで切れ、車庫から車両を出せなくなり、既に出庫していたり、駅留置していた車両で運行しなければならず、余計に運行回数が少なくなったわけっです。

 鉄道は雪には弱いです。これは物理的に弱いよりも、むしろインフォメーションの弱さから、ですね。
 雪の影響で混み合うのは仕方がないです。
 しかしこの混み合う状況を、どう待っている人に伝えるのか。
 待つのは大変ですし、列車が到着しても乗り切れないこともあり、むしろ乗車を取り止めてもらうのも対策の一つです。
 こうした情報を伝えられない、のが雪に弱いところです。

ココイチの廃棄品横流し・軽井沢のバス事故に思うこと

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 気になるニュース、廃棄する食料品を請け負ったにもかかわらず、それを横流しして、市場に回した事件、夜行のツアーバスが夜中の峠道で脱線(というのかな)転覆して、多数の死傷者を出した事故。
 いずれも少々の事件では、気にならない私が、大変気になる事件で、多くの方も震撼している事件です。
 これらに共通して言えるのは、大元の発注者側に「安く・安く」という認識というか要求があるのでは。

 貸切バスの事故が多発した際も、運転士の過重労働が問題となり、その過重労働となる原因は、貸切バスを発注する旅行社の値下げ要求からで、運賃の設定基準を設け、運行する貸切バス事業者も旅行社も不当に安い運賃を禁ずることになりました。しかしまだあったわけです。
 この旅行社が値下げ要求する背景には、旅行社の旅行商品を購入する我々の側に「安く・安く」という認識。
 廃棄品がスーパーの店頭に出てしまう「事件」も、スーパーが安い商品を提供しようと、メーカー側に安くするよう値下げ要求しており、これも消費者である我々の側に「安い商品」を求める認識。

 共通して言えるのは、我々の側に「安く・安く」の認識があります。
 今は禁止されましたが、乗合まがいのツアー高速バスも、一時は大阪~東京間が2000円などというツアーも登場しました。
 スーパーの値下げ要求も、かなりきついものがあると伺っています。
 メーカー・問屋・小売り店舗、何故か日本では小売店舗の力が強いです。それも大きな店舗ほど。(力が強く)大きな店舗では、自社(自店)の業務にメーカーから人を派遣させ、従事させるような悪慣行もかつてはあり、今もどこかでやっているのでは。
 そんなスーパーゆえ、どこぞの変なブローカーから商品を仕入れ、よく知られているブランドのカツだと表示して販売。
 そういう売り捌き先があるから、廃棄品を横流しにもできてしまう社会的背景。

 ツアー催行も、スーパーの商品も、適切な価格があるものです。
 消費者もその適切な価格で求める認識が広まるきっかけになればと思います。

選挙期日前投票を学生対象の大学構内投票は難しい

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 京都新聞web版記事からです。若年世代の投票率向上のため、大学構内に期日前投票所設置の要望があるが、実施には難しい面があるため、2月の京都市長選挙には実施が見送られる見通しとなったということです。
記事:「大学での期日前投票に壁 政令市、区ごとに管理難しく

 公職選挙法の改正で、選挙投票の選挙権(投票権)が18歳以上に引き下げられ、また投票所も大型ショッピングセンターや駅など人が多く集まる場所での投票が可能にしたいなどの動きがある中、京都市内の大学や学生団体が市長選挙を前に、大学構内に期日前投票所、或は期日当日の投票所を設置したいという要望があるそうです。

 夏の参議院選挙からは選挙権は18歳以上になるので、(日本の)大学生は全員有権者ということになります。
 そこで選挙に関心を持ってもらいたいというところで、京都市長選挙で大学構内の投票所設置ですが、京都市は政令指定都市で選挙事務は各行政区単位で行われるため、京都市民であれば市内何処ででも、というわけにはいかず、同じ行政区内でしか期日前投票が出来ません。
 なので、現状では大学がある行政区の期日前投票所を大学構内に置けますが、それでは他の行政区の学生が投票できません。

 また市内11の全ての区の投票箱を置いても、選挙人名簿の確認を行うための回線を設置する必要があり、多額な費用がかかります。

 なんだか、できないできない、ばかりの話ですが、期日前投票は無理でも不在者投票はできます。先ずは不在者投票の投票所実施から始めるのも一つの方法です。
  期日前投票と不在者投票の違いは、弊ブログ記事→「期日前投票制度と不在者投票制度
  実際に不在者投票をやりました→「病院での選挙不在者投票

 投票しやすい環境には一歩一歩ですね。
 ただ大学生はその大学近くに下宿している人が多く、下宿先と大学が同じ行政区という場合も多いので、取り敢えず、同じ行政区限定ということにはなりますが、期日前投票所設置も可能ではあります。

京阪電鉄・3月ダイヤ改正でノンストップの特急復活

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 京都新聞web版記事からです。京阪電鉄が3月19日のダイヤ改正で、大阪~京都間、通常の土休日ダイヤでノンストップの特急を復活するとのことです。
 ダイヤ改正自体は、京阪電鉄からのお知らせで存じておりましたが、京都新聞で記事掲載があり、弊ブログでも改めて。
記事:「出町柳-淀屋橋で特急時間短縮 京阪が3月ダイヤ改正
京阪電鉄のお知らせ:https://www.keihan.co.jp/info/upload/2016-01-18_train-diagram.pdf(pdf)

 京阪特急は、かつては編成中にテレビを設置したテレビカーを連結し、大阪市内の京橋駅と、京都市内の七条駅の間、京阪間を無停車で走行していました。
 京阪間ノンストップは京阪だけでなく、阪急、国鉄(後のJR西日本も)も大阪市・京都市間をノンストップで走行していました。
 しかし輸送環境が変わり、いずれの社でも途中の主要な駅に停車するようになり、京阪と阪急はかつての急行並」、JR西日本の新快速はかつての快速並な列車になってしまいました。

 そこで京阪電鉄では、近年になり、春秋の行楽時期に、臨時列車の形で快速特急「洛楽」を運転していましたが、これを定期の土休日ダイヤで運転するもので、かつての京阪特急の復活です。
 この、京阪間ノンストップの快速特急は、停車駅こそかつての特急と同じですが、運転はかつてのような15分間隔ではなく、現在の臨時運転と同じく、午前に淀屋橋駅発出町柳駅行き、午後に出町柳駅発淀屋橋駅行きの運転で、大阪側の方が、京都観光にお出かけダイヤです。

 京阪電鉄からのお知らせに記載された運転時刻を見ると、かつての特急時代より、微妙に遅くなっています。(花博があった頃は、京阪で帰っていましたので、時刻を覚えています)
 遅くなったのは、京橋駅の発時刻は、中之島線開通で運転線路が変更になっており、線路を転線することと、中之島線列車との競合がある(信号扱いで)からと、途中駅での追い越しで、かつての運転時分より微妙に遅くなっているとみました、

 京阪のダイヤは、中之島線開業以降、迷走を続けている印象です。
 中之島線自体も不振ですが、普通電車の運転体系が大変複雑になりました。
 普通(準急の各駅停車部分を含む)の停車駅を10分ごとを維持するため、何やら難しい乗り換えを前提にしたダイヤになってます。
 要するに中之島線の列車を活かすためなのですが、そのしわ寄せが、京阪本線の枚方市駅付近に現れ、妙に停車時間が長い列車があったりします。
 3月のダイヤ改正では、淀屋橋駅-出町柳駅間準急列車が10分間隔になるということで、一応、綺麗なパターンが戻りそうです。(準急は萱島~出町柳間は各駅に停車)

 ところで京都新聞記事は、京都を対象にしているため、記述が京都側視点で述べられているのが面白いです。
 最後の行「このほか、出町柳駅を午前0時に発車する最終普通列車の行き先を現行の樟葉駅から枚方市駅まで延長する。」のところ、夜間帯の最終時刻ですが、これまでのダイヤ改正お知らせでは気付かないところでした。

ココイチで廃棄品不正転売の防止策と知事さんの評判

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 カレーハウスココ壱番屋での異物混入があったビーフカツの不正転売を受けて壱番屋は再発防止策を発表しました。
 その一方で、安易な発言で、愛知県知事が批判されているそうです。

 その前に、最初に弊ブログで横流しされたビーフカツが、津島市のスーパーで壱番屋のパート従業員の方が発見された時は、別包装に入っているかと解釈しましたが、実際には、壱番屋工場で生産され、各店舗に届ける用の包装のまま、スーパーの店頭に並んでいたそうで、それを見た壱番屋の従業員は、社内や厨房でしか見ないはずの製品がポップ看板を付けて売られていた、ということだったそうです。

壱番屋の再発防止策(PDF)
 ここに記されている通り、廃棄する場合は「包材から取り出して」というところ、包装のまま排出していたのですね。
 それを知らなかったものですので、他に転用出来ない様にしたらどう、のコメントに、毒を入れるなどできないですね、とコメント返信を書いてしまいました。

 確かに他に転用できない様にするには、製品としての体を為さねば良く、他の食材廃棄品とともに混ぜえてしまえば、他への転用はできず、堆肥に生まれ代えられます。これは、失礼しました。

 それと大村愛知県知事が、批判を受けているそうです。
→ライブドアニュース:カツ横流し事件、約一日で自らの手で全容解明 「これぞ神対応!」と壱番屋の株が急上昇

 この発言はTVニュースでも見聞きしましたが、「外食チェーン大手のココイチ、社会的責任は重い。二度と起きないよう検証し、反省してほしい」などと言っていました。
 私もあれあれ?と思いましたが、案の定、ネット上(2チャンネルか?)では、猛烈な批判があったそうです。
 まだどのようなルートなのか判明していなかった頃は、ニュースでもココイチを批判するようなニュアンスのコメントがあり、それをそのまま引き継いだような発言です。


 しかし、もう一つ大きな所で私が思うことです。
 ココイチからの食材廃棄、今回の問題となったのは異物混入ですが、その前から結構な量が廃棄品として稲沢の産廃業者に引き取ってもらっているそうです。
 つまりは作り過ぎなのでしょうね。
 お客様に、残念な想いをさせたくない、という所からでしょうけど、食材が売り切れで、食べられなくても私は残念に思うだけで、それ以上のものはありません。
 ココイチの他に、カレーのお店で松坂屋本店の中のカレーハウスへよく行くのですが、お昼過ぎのまだ早い時間で「何々は売り切れました」という案内をよく耳にします。
 ここでは季節のお野菜のカレーが美味しいのですが、これが良く売り切れるんです。
 毎日、お店で仕込んでいるのもあるのでしょうけど、売り切れということは食材の廃棄は出ないわけで、これが普通じゃないかな、と思います。

 消費者の側も、必ず手に入る体制を望むのも、どこか無理をさせるようで、考えモノです。

沖縄本島でみぞれ

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今日、NHKラジオ正子(午前0時)のニュースで、昨晩、沖縄県名護でみぞれが、観測されたと伝えてました。
NHKニュース:沖縄本島で初のみぞれ観測

 名護市で24日の午後10時半から15分ほどみぞれが降ったということで、霙は雪に含まれることから、沖縄本島で近代の気象観測で初めて雪が観測されたわけです。
 強烈な寒波で、事前には沖縄でも雪が降るかも、と話題になっておりましたが、雪ではなく、霙でした。
 しかし霙でも、雪は雪。
 過去には久米島で霙が降ったことはありましたが、沖縄本島では古文書に記録があるのみ。
 雪が雪で降ったら、何円か前の夏に、日本の最高気温が更新されたに匹敵するぐらいの大きなニュースになったのだけどな・・・。

 昨日は、奄美大島で115年ぶりの雪が観測され、久米島でも霙が観測され、強烈な寒波が降りてきています。

 Twitterで韓国の報道社では、暖かい済州島でも32年ぶりの大雪で、西日本などそちらの方は、強烈な寒波です。

 先週の天気予報では、台湾の台北で雪の予報が出ていましたが、最新の予報では、雪マークが消えてました。
 それでも、山の上の方は雪。台北の市街地でも雪がちらついたそうです。


 九州の大雪は強烈な寒波に拠るものですが、九州の西から北へ暖流の対馬海流が流れており、これが僅かに温度が高い。
 暖冬の影響だそうですが、九州大雪は、間接的には、暖冬によるもの、ともいえます。

野生猿が阪神地域の市街地に出没

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 神戸新聞web版記事からです。横に長い神戸市の市街地で群れからはぐれたとみられる猿が出没しているそうです。
 記事では、三宮や長田の繁華街や周辺、ずっと東の西宮市の住宅地、さらに垂水区、明石で目撃されているということです。
記事:「お騒がせサル、都会安住? 神戸や西宮に出没

 つまり西宮から神戸市の山に近い地域の市街地つまり、いわゆる「阪神地域」です。
 この地域はイノシシが市街地の住宅地に出没するのは有名ですが、猿も出るんですね。
 同じ個体が西宮から三宮、ましてや垂水、明石に動くとは考えにくいので、西宮の方の個体(グループ)、三宮の方、垂水の方は、それぞれ別々だと思います。

 野生の猿は、京都市と大津市にまたがる山間地域や周辺の市街住宅地にも出没しており、こちらや野生は野生でも、過剰な餌付けがもとでふもとまで降りてきていしまっています。

 餌なのか、何だろうか、よくわからないけど、イノシシは出るわ今度は猿が出るわで、なかなか大変な地域です。
 買い物しても下手に買い物袋を手にして歩けません。
 イノシシは、買い物袋に食べ物が入っているのを知っていますので、手提げ袋を持っている人を見ると、その袋めがけて襲います。
 猿も、存在を知ると危ないです。あのような動物ですので、イノシシよりも猿のほうがやっかいです。

北陸新幹線敦賀・大阪間延長で小浜ルート案

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 Twitter(ツイッター)で見かけたNHKニュースからですが、弊ブログで何度か書いている、北陸新幹線敦賀・大阪延長ルートで、この間の経由地が定まっていませんが、新たに小浜経由のルートが提示され、どうもそれに落ち着きそうになるとのことです。
NHKニュース:北陸新幹線 敦賀~大阪ルート案を初提示
京都新聞記事:JR西「小浜-京都」推す 北陸新幹線

 JR西日本社長が新たに示したもので、米原ルートは米原駅から東海道新幹線の線路を共用することから、線路容量の点で難色、そこで、敦賀から西を向き小浜市を通り、南下して京都市を経て新大阪駅へ至るルート。
 この小浜ルートは、これまで小浜市から直接大阪市へ向かうルート案でしたが、北陸地方と京都の結びつきを考慮し、小浜市から京都市を経て新大阪駅へ至るルートとするものだそうです。


 私思うに、一番無難なルートではないかと思います。
 新幹線は国土幹線輸送鉄道ですが、地域振興も加味したいものです。
 他地域の方は中々存じないそうですが、小浜と京都は昔から大きな結びつきがありました。
 若狭湾で獲れる魚の鯖を、京の都へ運んでいたほど物流の結びつきは強く、その往還を「鯖街道」と呼んでいました。

 その小浜を通り京都へストレートに結びつける高速鉄道は、現代の鯖街道となるかもしれません。
 北陸新幹線自体が、北前船の文化圏を結ぶもので、鯖街道のルートもつなぐ、ある意味理想的なルート化ではないかと考えます。

一宮市役所庁舎の食堂撤退

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 昨日は多忙で一日休みを頂き、1月27日の中日新聞朝刊記事からです。15階建ての新しい一宮市役所本庁舎の11階にある食堂が収益性の少なさから撤退するそうです。
記事


 ここの食堂は11階にあり、眺めが良く、市役所に用の無い人でも誰でも利用できましたので、手っ取り早く高いところからの眺めが出来ますので、時々行っていました。
たしかに、いつ行っても、人は少なかったですね。
食事時間帯以外に行っいたので、こんなものかと思っていましたが、経営を左右するほど食事時も少なかったのですね。

 ここの食堂は、職員利用を大きな目的としていますので、雰囲気も社員食堂のような感じ。
 トレーを持って、頂きたい食品のお皿を載せ、最後に会計を済まします。
 この会計も自動で、基本はToicaの交通ICカード清算。
 トレーを会計の所定の台に載せると、自動で計算され、Toicaをカードリーダにかざして清算終了。レシートをとって、トレーを持って、席に着きます。

 これでもそれなりの手間がかかりますので、忙しい職員のために、テイクアウトのお弁当も販売しており、それはお弁当をとって、レジで精算して、そのまま課の職場へ戻り、職場の自席でいただく、というもの。

 新聞記事によれば、職員の7割ほどが利用しないんですね。
 いれは意外と高い数字。
 道理で、周辺の飲食店が賑わっているわけです。

 この市庁舎の食堂は、来庁者のほか、職員の福利厚生の施設でもありますので、食堂を完全にやめるわけにはいかず、早急に次の運営者を決めねばなりません。


 個人的には、「トレーに載せて」というところが気になりました。
 来庁者も利用できますので、来庁者の中には私のような体が不自由な方もいます。それが理由でしばらく躊躇していました。
 そこで店の人に尋ねたら、席までお持ちします、とのこと。
 それを伺い、何度か訪れています。
 カレーが480円で、結構安い。
 その値段であの展望。
 私は個人的におすすめです。

 ただ個人的に気になったのは、準備の都合もあるでしょうが、午後3時で食事ものは終了、以降は喫茶のみでした。
 それを知らずにカレーを頂きに行ったら、「終了しました」で、駅のカレーハウスへ行ったことが、かつてありました。

 11階食堂から眺めた写真を撮りましたが、直ぐには見つかららず、先週に14階の会議室まで上った際に写真を撮ってきましたので、それを代わりに載せます。


 新聞記事では、閉庁日となる土曜休日や、時間外の営業も考えるとか、アルコールの販売も考えるとかありますが、それを行うと、庁舎一階のエスカレータホール誘導で、それなりの設備が新たに必要になります。
 でも面白そうですね、一宮の夜景を見ながらの食事。
 私の自宅は市役所の北の方ですので、直接見ることはできませんが、アイデアとしては面白いと思います。

現代のコペルニクスかも

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 先ごろ、元理研の研究員O女史が提唱したSTAP細胞について、その争論についての手記が発売されるということで、またぞろその批判が相次いでいるようです。
 日ごろ聞いているCBCラジオの「つボイノリオの聞けば聞くほど」で、手記が発売されると発表があった翌日となる、一昨日の放送では紹介されるお便りは、そのどれもこれもが、「いまさら何を」「なんで蒸し返すのだ」といった論調。
 これを聞いていて、馴染みのラジオ番組ながら、やるせない気持ちになりました。
 要するに、STAP細胞なんてものは、存在しない。なのに暴露本とはあきれる。といったもの。

 私は、これらの論調はどうかと考えます。
 たぶん、STAP細胞は存在しないと思いますが、この世の出来事を表す自然科学は、そのすべてが解き明かされたものではなく、未解明な部分は多くあります。
 それらは、観測技術の向上などで、やがて解明されたり発見されるもので、現在の水準が自然科学の全てではありません。
 一例で、最近太陽系第九惑星があるらしい、という報道がありました。
 九番目の惑星は、かつて冥王星で存在していました。
 しかしこの冥王星たるもの、巨大な惑星があるべき位置なのに、妙に小さく、公転軌道(太陽を周回する軌道)は中心が大きくずれた楕円形で、太陽に近い時期は、海王星軌道よりも内側に入り込みます。
 そんな特異なふるまいをする天体は、普通の惑星ではなく、この冥王星近辺に類似の天体がいくつか発見され、それらは太陽系外縁天体とした括りとされ、冥王星もその一つとされました。
 この時点で第九惑星はその存在を失いましたが、最近はどうもなにかしらの天体があるのじゃないか?とされ、それが太陽を周回する天体だと、第九惑星になります。
 今後、この未知なる天体が未知のままなのか、第九惑星として認知されるのかは分かりませんが、こうして我々の「科学の知」は更新されてゆくべきものです。

 本記事の題とした「現代のコペルニクス」、その昔は、この世界を構成する仕組みは天動説が当たり前で、宗教の教義にもそう記されていたそうで、それが当たり前の考え、常識もそうでした。
 しかしコペルニクスは、天動説に疑義を感じ、この大地は地球という球体で、この球体が動いている、いわゆる地動説を提唱しました。
 ガリレオはこの説をもとに、いろいろな実験や観測を行い、地動説について、広く知らせる発表を行った。
 結果、異端者として宗教裁判にかけられ、ガリレオは幽閉されてしまいました。
 この時点でコペルニクスは、既に他界していたので、宗教界からの裁きはありませんでした。

コペルニクスもガリレオもその名誉が回復されたのは、何百年も経過した、20世紀末期のことです。そんなニュースがあったのを覚えています。

 STAP細胞は、現代の医業・薬業の収益システムからすると、この理論では収益が大きく落ち込んでしまう、故に消されたのだ、という意見があるやに目にしました。Twitterでの情報です。
 それが真か偽かは分かりませんが、少なくとも現代科学の考えでは、細胞が他の臓器を構成する細胞に変化する、ということはありえないとされ、STAP細胞は無い、という考えは「常識」で当然のことです。

 しかし前記の通り、現代の知が全てではなく、新たな知が分かることもあります。

 なので、STAP細胞は、絶対に無いとは言い切れないと私は考えます。
 これは幽霊が存在するか否かと同じく、存在は肯定できないが、存在しないとは必ずしも言い切れない、というものと同じ。
 非科学的なものを非科学的と決めつけることこそが最大の非科学的、という私の考え。
 不存在を決定づけるほど、我々の科学の知は確立しているものではありません。

大平島公園の蒸気機関車D51 718間近に見学可能に

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 1月27日の中日新聞尾張版記事からです。一宮市の大平島公園に静態保存してある、蒸気機関車D51が2月28日、間近で見学可能になるとのことです。
記事


 大平島公園は、一宮市民会館の西にある公園。ここに蒸気機関車が置いてあるのは存じています。設置された当時は、フェンスの中に入れ間近に見られました。
 今は入れないのですね。それが19年ぶりに入れる。
 市民会館のイベントで、始まる前にこの蒸気機関車を見に行ったことがあり、その際には中へ入れた記憶ですので、19年以上前だったのか。
 そのくらい前だな。市民会館なんて、めったに行かない、というより、完成してほんの数回だけですので。

 記事によれば、アスベストが使用されているとのことで、多分、火室の部分だと思う。
 火室の中へ入らない、というか入れないので、飛散の心配は無いと思いますが、どこでどう現れるのかわかりません。
 かといって、除去することもできません。静かにしておくことですね。

 保存時てあるフェンスの中は、まるでホームに停止しているような感じで置いてあります。
 動輪の部分はホームと大きく空きますので、うかつに立つと隙間に入ってしまいます。
 そのため、動輪の隙間部分は、ホーム面と同一になるよう、金網で塞がれていますので、安心して上に乗ることができます。

 各地でせっかく蒸気機関車が保存されたものの、中には保存状態が良好でないものがあります。
 ここ大平島公園のものは、きれいに保たれ、記事によれば、地元の学区(一宮市では「連区」)有志による毎月の清掃活動が行われているとのことで、綺麗な状態が保たれていることでしょう。
 2月28日は無理ですが、サンテラス一宮改め、テラスウォーク一宮の近くでもあるので、そちらの見学がてら、久しぶりにこの蒸気機関車D51 718を見に行ってみようと思います。

米国大統領選挙の仕組みと構造がよくわからん

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 4年ごとの今時分に毎度思うことですが、米国大統領選挙のニュースが多くなります。
 昨日も渋谷に本社がある全国放送局のニュースで、いろいろ伝えていました。
 その伝え方が、4年ごとに毎度気になってます。国際部の記者や、記者上がりのアナウンサーの方が、意気揚々とお話。
 私、米国には関心が無いのもありますが、大統領選挙の仕組みがどうしてもわかりません。
 渋谷局やその他民放局でも米国大統領選挙を報じるのは、それだけ、関心が高いのでしょうけど、そんなに大統領選挙の仕組みまでご存知の方、多いのでしょうか。

 何年か前(つまり何回か前)、渋谷局のニュースでこんなこと言っていました。「ここでアメリカ大統領選挙の仕組みを、詳しくお知らせしましょう」、で説明が始まりました。
 ・・・結局は分かりませんでした。お伝えする方はよく分かっていらっしゃいますので、よどみなくお話しできますが、それが結局はツボが分からなくなってしまいます。
 よく、見知らぬ土地で道に迷った際に、地元の方に道を尋ねても、分からないのと同じ。
 分かっている方がお話しすると、抑揚や、省略点があって、結局は「分からない」になってしまいます。

 この渋谷局の米国大統領選挙の伝え方を見聞きするたびに、結局は分からないことと、人にお話しする際は、よくよく気を付けて心を込めてお話しせねばならないことを自覚するきっかけとしています。

 さて、実際に米国大統領選挙ですが、分かっている範囲では、民主党と共和党がありますが、日本の自民党や民主党のような党本部があって、代表がいる、というものではないそうです。
 それなら、民主党や共和党とはなんぞや?ですけど、これが分かっていない。
 で、今はその党内で候補者を一本化するための予備選挙活動なのだそうで、この予備選挙も分からず、その先もよくわからないです。
 渋谷局のニュースで米国大統領検挙を報じる時の口調、意気揚々と話されるとだんだん腹が立ってきます。

 日本の選挙制度は、実務の面で知っている方ですし、このブログでも選挙についてのカテゴリを設けているほどですが、どうしても米国大統領選挙の具体的な仕組みが分かりません。
 これ、本当に日本の方多くは、米国大統領選挙に関心があり、その方法もご存じなのでしょうか。

 ところで、どっちの党の方は忘れましたが、トランプとかいう人、ひどいことを言いますね。
 内容もですけど、あの話し方がに品がない。つまり言葉がきれいではない。
 言葉遣いはその人の体を表します。

バスに車掌さんがいたんですか?何してたのですか?

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 昨日、2月2日は「バスガールの日」だったそうです。CBCラジオ朝の番組、多田しげおの朝からP・O・Nの中の話題で、今日は何の日でお話しされていました。
 バスガールの日とは、1920年(大正9年)に東京市内の運行する乗り合いバス「東京市街自動車」に女性車掌の乗務が始まり、その粋な姿から「バスガール」と呼ばれたことからこの2月2日をバスガールの日と呼ばれるようになったそうです。
 そしたら、番組宛にたくさんのメールが届き、「(乗合)バスに車掌さんがいたんですか?」とか、「バスの車掌さんは何してたのですか?」というもの。
 今では乗合路線バスは、運転士一人のワンマンバスが当たり前ですからね。

 バスを動かすだけなら運転士一人でよさそうですが、現在の運行規定でも車掌乗務の二人乗りが基本で、車掌乗務省略のワンマン運行はあくまで特別認可されて運行するものです。

 車掌が乗務する目的は、運行の補助です。
 つまり道路が狭いところで、左方の確認、また後退するところでは後退誘導。狭い場所でのすれ違い誘導。
 踏切では、一旦停止し、車掌が降りて、列車の確認をして誘導します。
 また営業の面では、乗客への乗車券販売と案内。乗降用扉の開閉です。

 一応、私も車掌さんのいるバスに記憶のある最後の世代です。
 バスで車掌さんは、中扉のすぐ後ろに、乗務する場所があり、そこに約2cmほど高くなったところがあって、通称「車掌台」と呼んでいました。
 お客が乗ると、乗車券販売にやってくるんですが、走行するバスの中で立ったまま販売しているので、すごい芸当だなと思っていました。
 今はさすができないでしょう。保安規定に反しますし(急停止した際の安全で)、エンジン出力が高くなり、加速の際のGが大きいので。
 停留所では、車掌さんが扉を開閉します。
 扉を閉めて、発車の準備が整うと、ブザー鳴らしたり「発車願います」のアナウンスをして運転士に報せます。

 私が乗った区間では踏切は無く、車掌誘導の場は見ませんでしたが、小学校の遠足では見ました。
 昔は、前扉の貸切専用車というものは少なく、路線用の車両も貸切運行に使われていました。

 運行の補助を必要とせず運転士一人で行え、安全と認められればワンマン運行の認可があります。

 ワンマン運行の条件として、
 ・相応の道路幅を通行すること
 ・幅の狭い道路を通行する区間では、道路に退避場所と鏡を設置し、その鏡を介して道路状況が見通せること
 という道路側の条件があり、さらに車両側の設備として、
 ・後退するおそれのある区間は、後退用後方確認モニタを備えること。
 ・車内に運行系統を示す図等を掲げること。
 ・旅客が自身で運賃を投入する、運賃箱を備えること。
 ・運賃表を掲げること。
 という設備が要求されています。これらは今では当たり前のことですが、あくまでワンマン運行は特別な認可によるものです。

 あくまでワンマンバスは特認(特別認可)によるもの、というお話。

 ところで、2月2日は東京市街自動車という「私バス」で女性バス車掌が始まった日なのですね。
 2月1日は、1930年(昭和5年)に名古屋市電気局で乗合バスの運行が始まった日です。いわゆる名古屋市バスの始まり。
 名古屋の「市バス」では最初から女性車掌が乗務していました。
 当時は市内に多数の民間バス、つまり「私バス」があり、差をつけるため。
 つまり営業戦略でした。車掌さんが女性なのは大人気で、お客さんにもあこがれの職業としても。
 この営業のための「女性車掌」が、やがて戦局の悪化で必要に迫られて、女性車掌に加え、女性運転士も登場しました。
 「名古屋市電気局」は後に「名古屋市交通局」に改称しています。

白鳥の国際展示場エスカレータで転倒事故

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 2月1日、熱田区の白鳥にある名古屋国際展示場のエスカレータで転倒事故があり、ご婦人の何人かが怪我されたそうです。
 これラジオで速報が流れ、一瞬思い出したのは、1989年の世界デザイン博覧会の時に、テーマ館でもあった白鳥会場のメイン施設で、ここで小学生の団体が乗って、エスカレータが突然停止し、、さらに逆行したとかで怪我人が出ました。
 デザイン博覧会の時の事故は一回ではなく、二回続いたと記憶しています。
 そこで、しばらくエスカレータの使用を停止し、再開後も警備担当の方が立って、「気を付けて~」と注意喚起していました。
中日新聞記事です。


 デザイン博覧会からは25年ほど経っていますが、何かご難続きのエスカレータみたい。
 ずっと以前に、東京の国際展示場でエスカレータが全ての段に人が乗り、重量がありすぎて、ストッパーが働かず、逆行した事故がありましたが、今回の白鳥の事故は、エスカレータが連続している間の踊り場で、踊り場の階から下へ降りる人が合流する形になり、踊り場が人が溜まる「滞留」となり、滞留しているところへ上から降りるエスカレータが人いっぱいの状態で、さらに人が溜まり前へ進まず、しかしエスカレータの段は動く。そこで人が折り重なるようになったらしいです。

 これは設計上のミスと言えばミスかもしれません。
 静かな状態では、何でもないエスカレータですが、イベントの終了時とのことで、一気に人が流れ、しかも全員が上から降りてくるのではなく、途中からも人の流れが合流する形。
 合流地点は、道路も渋滞します。人の流れも渋滞しますので、そこを動くエスカレータでは、どんな状況になるのか、容易に想像できます。

 イベントの際は、人の流れを考慮した誘導が必要かと考えます。


 ちなみに。名鉄一宮駅の中二階から上り名古屋方面ホームへ上るエスカレータは、二基あるうちの名古屋方のエスカレータは、降りた地点が込み合いますので、上り方向の運転を止め、下りにしています。

敬老パスが争点の一つらしい・京都市長選挙

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 京都新聞web版記事からです。7日の投票となる京都市長選挙の争点に敬老パスを今後どうするのか、があるそうです。
記事:敬老乗車証どうする? 京都市長選で論争

 敬老乗車証は営業施策ではないので、どのような条件で、どのように使う(使え)、のかがなかなかわかりませんが、その費用を一般会計から拠出していますので、財政的にも負担は大きいものです。
 名古屋市の敬老乗車証は地元のことでもあり、細かいことが分かりますが、何年か前の名古屋市版事業仕分けで、仕分け対象になり、事業の見直しという判定が出ました。

 京都市でも財政事情は似たようなもので、この新聞記事でわかりましたが、敬老パス交付の際は所得に応じて数千円から一万五千円の負担があるそうです。
 この高い方の応分負担は、名古屋市よりも金額が大きいですね。名古屋市は最高額で5000円です。
 乗車の際はそのまま乗車でき、一部負担が無いのは名古屋市と同じです。

 ただ京都市の場合は、全域に市営交通があるわけではなく、民間バスしか通っていない地域があります。しかも山間部で、対キロ区間制の運賃区間。
 京都市の敬老パスは、全て同じ仕様(様式)で、対象者が誰でもどの区間(民間バスを含め)も利用できるのか、地域を限っての敬老パスだったのか、詳細は分かりません。

 選挙中なので、深く言及すると引っかかる恐れがありますのでこの辺にしますが、敬老乗車証をどうするのかは、どの地域でもいろいろ問題が現れてきます。
 財源はどうするのか、が一番大きい。
 しかし福祉対策は後退させたくない。そのせめぎあいです。

・・・ただ一宮市民からすれば、一宮市は敬老パスがありませんので、この種の論議を見聞きするたびに地域差を感じています。

鹿児島県の桜島で噴火・火山雷が激しい

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 昨日のNHK総合テレビ、午後7時のニュース始まって早々にチャイムがなり、ニュース速報。
 ニュースの番組なのに、ニュース速報とはけったいな局ですが、その速報たるもの、鹿児島県の桜島で噴火が始まったとのこと。
 おや?桜島は年がら年中火山活動で噴火しているのでは?

 気象庁の噴火速報も発表され、噴火速報は日常は噴火していない火山が噴火した場合や、常時噴火している火山で、ひときわ大きな噴火があった場合に発表されるもので、昨日の桜島はこの後者の場合に該当します。
気象庁の噴火速報→こちら

 テレビのニュースでは、爆発的な噴火の様子が写っていました。
 サラサラな溶岩が吹き上がる様子、二酸化ケイ素の成分が少ない溶岩なようです。
 さらに激しい噴出で、噴煙からピカピカ光ります。まるでカメラのストロボ発光のように。
 アナウンサーさんは雷か?とおっしゃっていましたが、これは火山雷(かざんらい)というもので、火山砕石物の激しい噴出で静電気が発生し、それが発雷現象となるもの。

 しかし、このところ、九州地方は火山が活発ですね。口永良部島で爆発的な噴火があり、九州本土の阿蘇山も火山活動が活発。桜島の近くの霧島では、東日本大震災の少し前に噴火を始め、今も活動は続いています。
 そんな中での桜島噴火、普段から噴火してる桜島ですので、特段書くに値しないことかもしれませんが、桜島火山は、実はもっと大きな姶良火山の一部で、大隅半島と薩摩半島に囲まれた鹿児島湾というものが実は姶良カルデラで、そのカルデラの中に突き出た火口丘の一つが桜島であり、有史以前は大噴火を起こして、あのような大きなカルデラが出来、火山噴出物は遠く関東でも発見されています。
 現在ではそんな噴火活動はしないと思いますが、東日本大震災の例もあるように、過去の地質時代におきた現象が現代にも起きているようで、ちょっと書いてみました。
NHKのwebニュースサイト→こちら(動画があります)

バスの大中小

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 有名な元プロ野球選手の不祥事事件により、ニュースなどでの取り上げがすっかり少なくなってしまった、軽井沢町で起きたスキーツアーバスの横転事故に関して。報道では当該の運転者は大型バスの運転は苦手だとか、前職では大型バスは運転したことが無かったとか、そんな内容がありました。
 そのニュースを見聞きして、ふと思いました。

 前職でもバスを運転されていたということですが、バスと言えば大型ですね。
 なのに大型バスを運転したことが無いとは、これいかに?ですけど、大型の乗合自動車でも大中小の大きさの差がありますね。

 バスヲタの私、バスはバスでも自動車としてのバスではなく、運輸事業としての乗合自動車、つまり路線バス事業に関心があるヲタなのですが、路線バスをやるにはバス車両が必要です。
 そこで、バスヲタを自称するにあたって、バスの大きさの定義というものを覚えました。

 ややこしい数字を挙げるのは止めときますが、バスの大型自動車の中にも、大型車、乗車定員次第でマイクロにも該当する中型車、さらに小型車という区分があります。
 手持ちの撮影した画像から、大きい大型バスから小さい車両まで、出してみます。
 大きい方から。
軽井沢の事故と同じ型式の車両だろうと思われる。三菱製。


普通に大きい路線用車両、大型バスサイズ。


分類上は、幅2.49mの大型バスですが、軸間距離が4.3m、全長が9.3mで、この社では「中型」と呼んでます。いすゞに富士重の車体。


幅2.29m、軸間距離4.4m、全長8.99mの中型車。三菱製。このサイズだと乗車定員が30人以下ではマイクロバスの扱いになります。


 件の運転者さんは、このサイズを運転されていたのだろうと思います。

こちらはいすゞ製。


いすゞ製でもボディ形式が違う。


中型をさらに短くし、全長7m程度の小型車に分類されるもの。路線用なので、乗車定員は30人を上回り、登録番号板も大板。三菱製。


上の車両は幅は2.29mですが、幅を2.06mに狭めた狭小車、狭隘区間用。


正面から見ると狭いのが分かります。


日野自動車の全長が短い小型車。


日野自動車の小型車。屋根を低くした鈴蘭台スペシャルとも呼ばれる車両。
自家用でよく使われています。自家用だとマイクロバスになります。


こんなガードをくぐるので、屋根を低くした特別仕様。


小型マイクロバス。すみませんこれの型式が不明なので。


小型でマイクロバス。路線車ですが、乗車定員が29人以下なので、登録番号板も小板です。三菱製。


さすがに完全なるマイクロバスでは収容力に難があるので、小型ながら立席面積を確保したバス、日野製。


このサイズは、自動車の世界では普通自動車(ジャンボタクシー)になりますが、乗合路線運送用にも使われます。


稲沢市コミュニティバス。


上の稲沢市コミュニティバスで、稲沢祖父江線は利用者が多く、乗車定員が多い車両を導入しました。
旅客定員が10人を超えましたので、大型自動車になり、2ナンバーになりました。


もっと小さいサイズになると、これ。普通のタクシーです。タクシー車両も乗合路線用に使われます。

天井の会社名からわかる通り、長野県木曽町バスの路線、新開西洞線です。一日五往復全てがこのサイズの車両です。

番外。連節バス。長い車体で収容力を大きくしたバス。これで一台で、長い車体を曲げる構造なので、通常の大型二種免許で運転できます。
ただし、車両サイズが幅も長さも基準を超えるので、運行特認を受け、指定された経路以外は走行できません。


 というわけで、路線バスヲタからした、バス車両の大きさあれこれでした。

 私が乗車した感想から、件の事故で、ギアがニュートラルに入っていたとのことで、エンジンブレーキもしくは排気ブレーキがきかない、ということですが、都市部のバスばかりを運転している方だと、エンジンブレーキをきかせること習慣づいていない方がおられるようです。
 名古屋市バスを乗っていても、フットブレーキだけで高速を降りたり、停留所に停まる方がいます。

 それから類推すると、件の運転者さんは、長距離を運転した経験はほぼなく、都市部の小運送のみをされていたということで、フットブレーキだけを使われていたのかもしれません。

 エアブレーキの車両は、ブレーキをちょこまかちょこまか踏むと、エアーが足りなくなることがあるそうです。
 事故原因では早々なことは書いてはいけませんが、「大型バスは苦手だった」というニュースの言葉が引っかかり、バスの大中小別を並べてみた次第です。

人は栄養で大きくなるのではなく愛情で大きくなる

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 今回もプロ野球、元巨人の選手による不祥事で、メディアでの報道量がさっぱり見かけなくなってしまいましたが、廃棄食品の横流し事件に関して日ごろ思うことがあり、少しまとめてみます。
 というのは、今回の廃棄食品の横流しに限らず、過去の食品異物混入や、偽表示の事件でも思うことでした。

 ある有名な大学の先生が話しておられたことですが、私と同じような考えで(名前も似てますし・笑)、ちょっと触れてみます。
 食品異物混入では、異物に混入したのがいけないのではなく(それもいけないですが)、根本的に食べ物のへの愛情が違うと言います。
 食べ物は、食品メーカーが作る前は普通にお母さんが作っていました。お母さんが作る食事にも異物混入はあっただろうと思います。しかし、そんなのは問題にならなかった。というより問題のなりようが無いというべきか。
 お母さんが作る食べ物と、食品メーカーが作る食べ物は、そこにかける愛情が違う、ということです。
 同じ料理でも、愛情の入りようが違う。そこが異物混入に対して、問題になる、と話していました。


 これを伺い、全くその通りと思いましたわ。
 私は2年半前に、脳出血で入院し、約3か月ブログ更新が途絶えました。
 入院で体重が大きく減らしました。
 それはそれで健康的でいいのですが、毎日の食事(病院食)は全て頂きました。
 入院中の食費は保険はきかず、全額自費。シブチンなので、残すのはもったいないので全て頂きました。
 それで体重を減らしたのは、ある意味、入院前の食生活が良くなかったわけです。

 あまり関係ないことをふってしまいました。
 つまり、人は食事の栄養で育つ(大きくなる)のではなく、愛情で育つ(大きくなる)のだなとの考え。

 周りの人様は、栄養で大きくなったのではなく、そのご両親、さらにそのご両親から受け継いだ愛情のかたまりのようなもの。

 ある有名な大学の先生の弁で、そこに気づいた次第です。

 そこで冷凍カツの横流し事件で。
 稲沢市の産廃業者も羽島市の食品会社も、またそれらを扱うブローカーも、食品に対する愛情、すなわち人への愛情が欠けている結果だろうと。
 この人への愛情が欠けている話は、まだ続きがありますが、考えがまだまとまらないので、次の機会に。 

JR西日本で架線のセクション標識を改良

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 神戸新聞web版記事からです。昨年の元町駅~神戸駅間で起きた、架線のセクション内停車による後の起動で、架線切断が発生したトラブルの再発防止として、セクションの入口標識を大きくし見やすくすることになったそうです。
記事:標識見やすく改良 架線トラブル受け JR西

 記事によれば、当該の運転士は、セクションの出口標識を入口標識と見間違えた、とのことで、出口標識には新たに「×」をつけるとのことです。

 そこで、前面展望の動画からスクリーンショットを取りました。
セクション入口標識と思われるもの。架線ビームに取り付けられている、縦長の板で白地に横赤線の標識。


セクション出口の標識だろう。架線ビームに取り付けられている、黄色地に横赤線の標識。


 画像検索すると、この標識に新たに「×」を書かれた標識が既にあるようです。

信号交差点の横断歩道は危ない

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 今週の週初め月曜日(8日)、お昼のニュースで、通学途中の小学生に自動車が突っ込んで死傷者が出た、というこを伝えていました。
 「またか」と思い、「この種の事故は何故か無くならないし、何故、通学途中の小学生の列に突っ込むのだろう」と思いました。
 しかしこの事故は、単に道路を歩いていた小学生の列に突っ込んだのではなく、信号交差点で右折先の横断歩道で、横断歩道を歩いていた小学生に突っ込んだ、ということだそうです。
中日新聞web版記事:通学中の女児はねられ死亡、静岡 男児けが、磐田
ニュース速報JAPAN:磐田市中泉で小学生に突っ込む事故-ワゴン車が児童2人はね死亡と軽傷(ニュース動画あり)

 つまり、2月8日の朝、静岡県磐田市の信号のある交差点で、青信号に従って横断していた小学生の列に自動車が突っ込み、一人が死亡、一人が怪我をしたとのこと。 
 さらに昨日のNHKラジオのニュースで、この事故の続報があり、事故車の運転手は、青信号で発進して直ぐに右折行動をとり、横断歩道上の小学生には全く気付かなかった、とのことです。

 この続報でどんな事故の様子だったのか十分、想像できました。
 こういう運転者いますいます。

 信号交差点で右折するには、対向の直進車の通過を待って右折します。
 一時待たねばならないので、一車線しか無い道路では、後続車に気を使ってか、あるいは、単に対向直進車を待つのが嫌だけなのか、信号が青になるかならないかのタイミングで、急に発進し、右折していく自動車を見かけます。
 全く横断歩道の状況に気を使っている様子は感じられず、いつかは、右折先横断歩道で人をはねる事故があるだろうな、と思っておりました。
 それが8日に静岡県磐田市で実際に起こったわけです。

 一人の運転者が事故を起こす機会はとても少ないものです。
 なので、日ごろから事故を誘発する行動(運転操作)を行っていても、事故にはならないもので、なかなか事故になることを考えないものです。
 この8日の運転者は、日ごろから右折では、直進車が来る前に走り切ってしまおう、という運転をやっていたのでしょう。

 道路を歩く立場の私からは、信号交差点では、右左折の自動車がとても危ないので、動きをしっかり見て歩いています。

 しかし朝、「行ってきます」と言って家を出た小学生の女の子、遺体で帰るとは、なんとも辛い。
 私がこんなんですので、ご両親やご家族の悲しみはどんなものか、とても書けません。
 この運転者は憎んでもどうしようもなく、だからこそ、自動車運転者は「気を付ける」のではなく「基本と規定を徹底して厳守する」こと必要です。

 横断歩道についてはもう一つありますが、これはまた後日に。
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