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Channel: mitakeつれづれなる抄
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災害時の外国人避難対策

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 京都新聞web版記事からです。京都駅で、大規模地震の発生を想定した避難誘導訓練が26日の未明に、乗り入れる、JR西日本他、地下鉄、私鉄、さらに駅ビル事業者の関係者約600人が参加した避難誘導訓練が行われ、異なる会社間の連携と、外国人への対応を確認したとのことです。

記事:京都駅で600人避難訓練 大規模地震想定、外国人への対応確認

 JR西日本、JR東海、近鉄、京都市交通局地下鉄の鉄道事業者と、京都駅ビル、市の消防局、府警の合同参加で、昨年に続き二度目。

 駅が混雑する午後7時に震度6弱の大地震が発生たとの想定。全ての路線で運行を停止し、駅構内に多数の滞留者、さらに負傷者もいるとの想定。

 訓練の中には、駅の近傍で緊急停止した列車からお客さんを降ろし、線路内を歩いて誘導する訓練も。
 さらに外国語(英語・中国語)で質問した場合の対応の訓練。


 こういう災害時は、とかく「想定外」のことが起こります。
 それでも日本人同士ではあれば、それなりに言語が通じますが、外国人はどうしても蚊帳の外に置かれてしまいます。
 さらに言えば、障碍者も。

 2011年の東日本大震災の時、私が係っていた、韓国の方が東京で地震に遭遇し、その方は日本語がある程度理解できたのでそれなりに対処できましたが、一時はどうなるのか、不安に陥ったそうです。

 このような災害によって、人が動くことが出来なくなる場合、どのような情報提供が必要なのか、がJR各社を含め、なかなかできないものです。
 ただ、何処其処で不通、よって××線は動かない、だけでなく、動けなくなった人をどう誘導するのか、そこに至るまでの情報提供に、十分な訓練が大菜われていません。
 外国語で訓練云々の前に、日本語でも適切な情報が行われません。

 これまでに災害による運行抑止はありませんでしたが、事故などの運行支障は何度かありました。
 しかし、権威みたいなもので、「動きません」だけではだめで、「どういう状況で、先へ行けない我々はどうすればいいのか」さらには「運行再開の見込み」などの情報が適切になされていません。

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