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Channel: mitakeつれづれなる抄
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次のシルバーウィークが11年後という保証は無い

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 日付が変わってしまいましたが(今は午前0時10分)、昨日は祝日と祝日に挟まれた休日。
9月20日の日曜日から9月23日秋分の日まで四連休。
秋の大型連休で、またの名をシルバーウィーク。

 敬老の日が第三日曜日になったことで、年によっては、2日後の水曜日が秋分の日となり、祝日三連続。敬老の日が月曜日ということはその前日の日曜日から四連続休日で、大型連休です。
Twitterで、【悲報】次のシルバーウィークは11年後、というツイート(発言)が回ってきましたが、祝日法(国民の祝日に関する法律)の規定からすると、必ずしも11年後にシルバーウィークになるとは、今からでは断言できません。

 と言うのは、秋分の日と、3月の春分の日は日付指定ではなく、それぞれ「秋分日」「春分日」と規定されており、天文学上の秋分日・春分日ですが、実効性のある法源としては官報告示ではじめて秋分日・春分日が公布され、よって、この日が秋分の日又は春分の日となります。
 なので、厳密には今から11年後がシルバーウィークとは断言できません。それが正式に分かるのは、10年後ですね。

 しかしもう一つ、11年後のシルバーウィークが確実とは言えないの理由。
 祝日法の規定で、9月第三月曜日が敬老の日ですが、11年後も9月第三月曜日が敬老の日である保証はありません。
 根強い、9月15日復活論もあり(私もそれに賛同)、9月第三月曜日が敬老の日であり続けるとは断言できません。

 敬老の日が9第三月曜日でなくなれば、シルバーウィークも登場出来なくなります。

 ということで。暦関連でこんなこと考えました。

*** おまけの余談 ***
 シルバーウィークなど、お年寄り関連で「シルバー」という語が用いられるようになったのは、どうも国鉄からだそうです。

 1973年(昭和48年)に、国電で始めて優先座席を設けることとなった際に、座席のシート面の色を他の座席と明確に区別したい、ということで、当時の新幹線用車両の腰掛に使うグレー色の布が多く余ったいたので、これを使うことにしたのだそうです。
 これは後付の理由かもしれませんが、お年寄りの「いぶし銀」のような落ち着きの色、という理由もあったそうで、そこから優先座席をシルバーシートと呼ばれるようになり、底からお年寄り関連を「シルバー何々」という言葉が使われるようになった、とのことです。
 この国電の座席の件は、当時の国鉄担当者執筆の記事にありました。

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