一昨日の岐南駅障害ともう一つ、同じ3日に、航空の現場で大きなニアミスがありました。
中日新聞6月4日の記事です。
いろんな報道をまとめると、離陸滑走を始めた機の、滑走方向上空を、別のヘリコプターが横切り、さらに同じ滑走路を別の到着機が着陸してきた、というもの。
着陸してきた機は中型機で、離着陸とも短い距離でできる性能だったのが幸いで、降りてきた滑走路の前方に、離陸を取りやめた機が止まっており、それを見て急停止した、とのこと。
航空の世界は通り一篇しか分かりませんし、航空路や空港の滑走路ロジック、鉄道でいうところの閉塞や在線検知をどう判断しているのだろうかと時々思います。
鉄道の世界で、停車場構内は駅長管理下となり、ポイントの操作を行い進路を構成されると、その進路と重なるような進路は構成できないシステムロジックがあります。
またこの構成された進路に列車や車両があるのは、軌道回路を通じて検知できます。
航空路は軌道が無いので、どうやって航空路の「在線検知」を行うのだろうか、とか、飛んでいく方向の航空路を他の航空機が競合させないロジックはどうやって保たれるの、とか、いろんなシステム上の疑問があります。
そんなこと航空に詳しい方からすれば当たり前かもしれませんが、同じ運輸産業でありながら、航空はちょっと別な雰囲気なところもあり、このような航空機のニュースを見聞きするたびに疑問に思っています。
今回の那覇空港の件では、出発機の直前を飛んだヘリコプターは、空港管制官の離陸許可を自機のことだと勘違いし、さらにその復唱を行わなかったことによる進路妨害だそうで、こうした勘違いによる損路妨害を防止するシステムは無さそうです。
航空路では信号機はありませんが、航空管制官の指示が、運輸工学上での信号に相当します。
昨日の岐南駅記事については、追記を書きました。
中日新聞6月4日の記事です。
いろんな報道をまとめると、離陸滑走を始めた機の、滑走方向上空を、別のヘリコプターが横切り、さらに同じ滑走路を別の到着機が着陸してきた、というもの。
着陸してきた機は中型機で、離着陸とも短い距離でできる性能だったのが幸いで、降りてきた滑走路の前方に、離陸を取りやめた機が止まっており、それを見て急停止した、とのこと。
航空の世界は通り一篇しか分かりませんし、航空路や空港の滑走路ロジック、鉄道でいうところの閉塞や在線検知をどう判断しているのだろうかと時々思います。
鉄道の世界で、停車場構内は駅長管理下となり、ポイントの操作を行い進路を構成されると、その進路と重なるような進路は構成できないシステムロジックがあります。
またこの構成された進路に列車や車両があるのは、軌道回路を通じて検知できます。
航空路は軌道が無いので、どうやって航空路の「在線検知」を行うのだろうか、とか、飛んでいく方向の航空路を他の航空機が競合させないロジックはどうやって保たれるの、とか、いろんなシステム上の疑問があります。
そんなこと航空に詳しい方からすれば当たり前かもしれませんが、同じ運輸産業でありながら、航空はちょっと別な雰囲気なところもあり、このような航空機のニュースを見聞きするたびに疑問に思っています。
今回の那覇空港の件では、出発機の直前を飛んだヘリコプターは、空港管制官の離陸許可を自機のことだと勘違いし、さらにその復唱を行わなかったことによる進路妨害だそうで、こうした勘違いによる損路妨害を防止するシステムは無さそうです。
航空路では信号機はありませんが、航空管制官の指示が、運輸工学上での信号に相当します。
昨日の岐南駅記事については、追記を書きました。