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Channel: mitakeつれづれなる抄
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白鵬の優勝インタビューで

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 大相撲九州場所は、横綱白鳳の40回目優勝で幕を閉じました。一年納めの十一月場所。場所中に不祥事が発覚して、マスコミのニュースは連日、そればかり。
 そんな中での白鳳14勝1敗で優勝。
 その表彰式途中での土俵下インタビューでのやり取りが、各方面で批判が湧き起こっているようです。

 第一に、不祥事の当事者となった日馬富士、その被害者となった貴ノ岩、双方とも再び土俵に上げてやりたいとの発言。
 これに大きな批判が上がっているようです。土俵に上げる上げないは協会が判することで、一力士の分際で言うべきではないと。
 私は、千秋楽の取組から表彰式の様子は、いつものようにNHKラジオの中継を聞いておりました。
 白鳳の二人を土俵に上げてやりたい、との発言は素直に横綱として、力士会会長として、そして同じ相撲取り仲間としての自然な発言だと思いますし、私もそうも思っています。

 さらに続いて、万歳三唱をやったこと。そんな万歳する雰囲気ではないとか、横綱審議会の会長まで同じような事を言っていたそうです。
 白鳳のインタビューの言葉では「この後、後援会の皆さんと万歳をしますが、ここで会場の皆さんとも万歳をしたいと思います」と述べています。偉大な40回優勝を、同じ場に共有したみんなと万歳をなさったまでで、何ら違和感はありません。事件は事件、相撲は相撲、とうのが多くの相撲ファンの心だと思います。

 白鳳は九州場所、嘉風との一番に土俵下へ飛ばされても、待ったの意志で右手を上げ、なかなか土俵に戻らなかっり、万歳をするところも、ちょっと横柄な感じがしますが、万歳は会場の皆と一つで40回の優勝を喜び合えるものと理解しております。

 これ、実際に会場にいた方と、テレビを見ていただけの方とでは、感じ方が異なるそうですね。会場にいると、素直に40回優勝を喜び合えましたが、テレビで見る万歳は、「なんでこんな大変な時に・・・」「しかもあなたも現場にいた一人でしょ」というところなのだそうです。
 ラジオ中継を聞く私は大の相撲好きなおで、白鳳優勝インタビューは素直に受け入れられました。
 日馬富士、貴ノ岩に戻れるものなら戻ってほしいち願うのは、相撲好き共通の願いです・

※・・・と書いたところで、推敲を後回しにしているうちに、29日朝、日馬富士から急遽引退の意志であることが報じられました。
 ここまで書いていますので、一応公開します。

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