MSNトピック記事からです。去る22日の衆議院総選挙で、航路の欠航で投票自体が出来ない島があったそうです。
記事:愛媛「猫の島」、衆院選投票できず 海荒れ欠航続き…
離島で、船の欠航の恐れを見越して、投票日又は投票時間の繰り上げがあったことは、弊ブログでも書きました。
2017年10月22日記事:航路欠航により開票延期
こちらは、投票は行われたものの、投票箱が運べない恐れがあるということで本来の投票日の繰り上げなどがあった、というものですが、MSN記事にある愛媛県の青島では、総選挙の公示前から航路に周航する船体がドッグ入りで運休で、検査終了しても今度は台風の接近により航行不能で欠航で、期日前投票所と当日の投票所の開設ができず、大洲市青島の住民は、選挙自体が全くできなかった、というもの。
順を追うと、船体のドッグ入りは、10月12日~16日であったものが18日までかかり、18日に予定していた期日前投票所の設置は出来ず、19日以降も今度は台風接近により船が出せず休航、24日まで航路は欠航で、22日の投票日には島の有権者15人は、全く選挙権を行使することができなかった、ということ。
今回の総選挙で、早速一票の格差問題で訴えの提起(提訴)が行われたそうですが、一票の格差どころではなく、投票自体が出来ないという、民主主義の根幹にかかわる権利が奪われる結果となりました。
こういうことがあると、ネット投票も有効なのかなぁ、と思ってしまいますが。
***
しかし、なんとかならなかったものでしょうか。今回の総選挙で、離島で投票箱が運べないかも、ということで開票が遅れた自治体では、航路で運ばず、自衛隊のヘリコプターで運んだ、というところもありました。
この大洲市青島でも、22日にヘリコプターが動ければ、投票所開設に必要な要員と備品を運ぶことはできなかったものだろうか、ととても残念に思います。
記事:愛媛「猫の島」、衆院選投票できず 海荒れ欠航続き…
離島で、船の欠航の恐れを見越して、投票日又は投票時間の繰り上げがあったことは、弊ブログでも書きました。
2017年10月22日記事:航路欠航により開票延期
こちらは、投票は行われたものの、投票箱が運べない恐れがあるということで本来の投票日の繰り上げなどがあった、というものですが、MSN記事にある愛媛県の青島では、総選挙の公示前から航路に周航する船体がドッグ入りで運休で、検査終了しても今度は台風の接近により航行不能で欠航で、期日前投票所と当日の投票所の開設ができず、大洲市青島の住民は、選挙自体が全くできなかった、というもの。
順を追うと、船体のドッグ入りは、10月12日~16日であったものが18日までかかり、18日に予定していた期日前投票所の設置は出来ず、19日以降も今度は台風接近により船が出せず休航、24日まで航路は欠航で、22日の投票日には島の有権者15人は、全く選挙権を行使することができなかった、ということ。
今回の総選挙で、早速一票の格差問題で訴えの提起(提訴)が行われたそうですが、一票の格差どころではなく、投票自体が出来ないという、民主主義の根幹にかかわる権利が奪われる結果となりました。
こういうことがあると、ネット投票も有効なのかなぁ、と思ってしまいますが。
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しかし、なんとかならなかったものでしょうか。今回の総選挙で、離島で投票箱が運べないかも、ということで開票が遅れた自治体では、航路で運ばず、自衛隊のヘリコプターで運んだ、というところもありました。
この大洲市青島でも、22日にヘリコプターが動ければ、投票所開設に必要な要員と備品を運ぶことはできなかったものだろうか、ととても残念に思います。