Quantcast
Channel: mitakeつれづれなる抄
Viewing all articles
Browse latest Browse all 810

中央防波堤埋立地の境界問題で大田区は裁判へ

$
0
0
 ANNニュースからです。東京湾の埋め立て地で、所属区が未定である中央防波堤の調停で、大田区は東京都の調停案を不服として裁判に訴える方針を示したとのことです。

ANNニュース。画像をクリック。


 この中央防波堤の境界問題については、先日も弊ブログで書きました。
⇒10月17日投稿:東京湾の中央防波堤埋立地帰属区は江東区86%

 中央防波堤の敷地のうち14%部分が大田区とした点を大田区長、さらに区議会として不服として裁判に持ち込むもの。

 ここ前記記事でも書きましたが、元々は大田区に属する漁民がノリ養殖の漁業権を持っていた水面で、漁業補償を受けて中央防波堤の埋立地が出来上がっています。江東区としては、その漁業補償で権利は消滅し、江東区の沿岸から進んだゴミ処理場としての埋立地が沖合に進んだ一つなので、江東区の領有であるとは江東区の主張。

 私は、以前大田区に少しいたこともあって、大田区の方に親近感があるので大田区側寄りの心境ですが、どうもマスコミの論調は、江東区側に意を持っているようです。
 交通として、東京ゲートブリッジで若洲の方面と結ばれ、さらに海底トンネルで13号地お台場と結ばれています。いずれも江東区ですが、さらに臨海トンネルで大田区の城南島とも結ばれており、東京ゲートブリッジから臨海トンネルのルートは、湾岸道路の迂回路ともなります。

 この領有権裁判、どのような決着になるのかは、それこそ裁判の推移ですので、分かりません。
 地裁だけで済むのか、最高裁まで進むのか、これで最終的な境界と僚友の確定になります。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 810

Trending Articles