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Channel: mitakeつれづれなる抄
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重力波測定にノーベル賞

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 今年のノーベル物理学賞が決まり、重力波の検出にはじめて成功した、米国の研究者らに決まったというニュースがありました。
Yahooトピック:<ノーベル賞>「重力波」が物理学賞 つくばの研究者ら祝福

 この重力波ってなんだ?ですね。何だ?はともかく、この重力波検出に成功したというニュースは、物理学好きな私には大きなニュースと捉え、弊ブログで書きました。⇒2016年2月14日投稿:重力波
 この記事中、「ノーベル賞は微妙」などと書いてしまいましたが、ノーベル賞受賞となりました。しかも早い時間での受賞。なので、とても大きな研究成果であることが、改めて示されました。
 これは私の大きな誤りです。研究者の皆さんに「誤ら」ねば。

 なお、リンク先のブログ記事、ニュースソースのリンク先は、既に消滅しております。

 で、重力波ですが、アインシュタインが残した「最後の宿題」とまで言われたもので、物理学の四つの基本の力、「電磁力」「弱い力」「強い力」で、それらの力の空間的伝播は、それぞれに相当する素粒子を介してやり取りされます。すなわち「電磁力はフォトン」、「弱い力はウィークボソン」、強い力は「グルーオン」、そして重力は「グラビトン」という仮の名称が与えられましたが、相対性理論ではこのグラビトン=重力の存在は分かるものの、どうしても実際の観測が出来ていなかったもので、それを昨年、米国のLIGOお研究機関が観測8検出)に成功したものです。

***
 相変わらず、日本のマスコミはノーベル賞、ノーベル賞とやかましい。今年は物理学賞の日本人の受賞は無かったと残念がっていますが、それほど残念がることは無いです。物理学など科学の知は、人類界全体の知識の財産です。何処の国がどうのこうの、ではないです。お互いが共有する科学の知、素直に喜びたいものです。
 その前に、重力波自体が難しすぎる事柄かもしれませんね。

 文学賞?文学の世界はチンプンカンプンです。自然科学には明るいですが。

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