今年の夏は、特に関東地方から東日本で日照不足だそうです。これは、もう一つのAmebaのブログにコメントを頂いた東京都在住の方からのお話で知りました。
東京では8月に入ってずっと太陽を見ない、名古屋では青空が広がっているのを見られて嬉しい、とのことでした。
そこで気象庁のwebを見てみれば、たしかに毎日降雨があった由。
日照時間もたいへん少なく、僅か数時間とのこと。
これ、8月に入ってからではなく、もっと遡ると、東京では7月の梅雨明け以降、天候不順が続いているそうです。
これはこの東海地方にいては気付かなかった。
こう日照時間、低温傾向が続くと、農作物に影響があるのでは?と思いますが実際に影響が出始めているそうで、関東地方では葉物野菜の高騰傾向が始まっているとのことです。
こちら東海地方は、そこそこ日照時間はあり、報道にあるような高騰ではないですが、大根やナスは、価格が高い傾向が出始めていました。
まだ野菜の高騰ですが、関東地方で天気予報で見る風の向きはまさしく「やませ」で、やませとは、夏に北東方向から吹く湿った冷たい風です。
イネの穂がつく頃にこれが吹くと、本当に穂が実りません。
8月の半分以上でこんな「やませ」が吹けば、今年の稲の作況にも影響しそうです。
そのろそろそれが心配される状況になりつつあるとのこと。
宮城県の日照不足はさらに深刻ですが、その宮城県は、ブランド米であるコシヒカリの産地。
そのコシヒカリは寒さには弱く、こんな状況では今年の作柄に影響が出始めているとのことで、このままでは1993年並みの不作の恐れが出始めているとのこと。
恐ろしいことです。この1993年(平成5年)の状況はよく覚えておりますが、まさに「平成の米飢饉」。国内米では足りずに東南アジア諸国から米を買い付けました。特にタイ国から多くを購入し「タイ米」とも呼ばれました。
しかしこのタイ米、日本で栽培されるインディカ米とは違い、でんぷん質が少なく、ぱさぱさする上に甘みが少なく、日本人の味覚には合わない、ということになり、大量のタイ米購入をしたものの、今度はそのタイ米が余るという、なんとも不合理な減少。
さらに日本国政府が外国から米を買い付けたために、米の国際相場が高騰して、外国から非難がありました。
日本人の食糧感覚は、お金にものを言わせて、なんでも買えばいいような感覚の方がいらっしゃいますが、気象の影響による食糧の減少は一時的なものです。
1993年の時も思いましたが、少し我慢をすれば乗り越えられるものです。
何でもお金を出して、外国から食糧を買い付けることは極力避けたいものです。
昨年は北海道で度重なる台風被害により、ジャガイモの生育に影響が出ましたが、その北海道産ジャガイモは今年は生産が回復しているとのことです。
しかし、今年は東日本の広域で農産物の生育に影響が出るあたり、この先、深刻になるのかもしれません。そうでないことを願うのみです。
東京では8月に入ってずっと太陽を見ない、名古屋では青空が広がっているのを見られて嬉しい、とのことでした。
そこで気象庁のwebを見てみれば、たしかに毎日降雨があった由。
日照時間もたいへん少なく、僅か数時間とのこと。
これ、8月に入ってからではなく、もっと遡ると、東京では7月の梅雨明け以降、天候不順が続いているそうです。
これはこの東海地方にいては気付かなかった。
こう日照時間、低温傾向が続くと、農作物に影響があるのでは?と思いますが実際に影響が出始めているそうで、関東地方では葉物野菜の高騰傾向が始まっているとのことです。
こちら東海地方は、そこそこ日照時間はあり、報道にあるような高騰ではないですが、大根やナスは、価格が高い傾向が出始めていました。
まだ野菜の高騰ですが、関東地方で天気予報で見る風の向きはまさしく「やませ」で、やませとは、夏に北東方向から吹く湿った冷たい風です。
イネの穂がつく頃にこれが吹くと、本当に穂が実りません。
8月の半分以上でこんな「やませ」が吹けば、今年の稲の作況にも影響しそうです。
そのろそろそれが心配される状況になりつつあるとのこと。
宮城県の日照不足はさらに深刻ですが、その宮城県は、ブランド米であるコシヒカリの産地。
そのコシヒカリは寒さには弱く、こんな状況では今年の作柄に影響が出始めているとのことで、このままでは1993年並みの不作の恐れが出始めているとのこと。
恐ろしいことです。この1993年(平成5年)の状況はよく覚えておりますが、まさに「平成の米飢饉」。国内米では足りずに東南アジア諸国から米を買い付けました。特にタイ国から多くを購入し「タイ米」とも呼ばれました。
しかしこのタイ米、日本で栽培されるインディカ米とは違い、でんぷん質が少なく、ぱさぱさする上に甘みが少なく、日本人の味覚には合わない、ということになり、大量のタイ米購入をしたものの、今度はそのタイ米が余るという、なんとも不合理な減少。
さらに日本国政府が外国から米を買い付けたために、米の国際相場が高騰して、外国から非難がありました。
日本人の食糧感覚は、お金にものを言わせて、なんでも買えばいいような感覚の方がいらっしゃいますが、気象の影響による食糧の減少は一時的なものです。
1993年の時も思いましたが、少し我慢をすれば乗り越えられるものです。
何でもお金を出して、外国から食糧を買い付けることは極力避けたいものです。
昨年は北海道で度重なる台風被害により、ジャガイモの生育に影響が出ましたが、その北海道産ジャガイモは今年は生産が回復しているとのことです。
しかし、今年は東日本の広域で農産物の生育に影響が出るあたり、この先、深刻になるのかもしれません。そうでないことを願うのみです。