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Channel: mitakeつれづれなる抄
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バーベキューでの残り炭を海岸に残してきた馬鹿がいた

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 Yahooトピックからです。北海道の海岸で、砂に埋められたバーベキューの残り炭で、遊びに来ていた子供の足が火傷をして大変なことになったそうです。
Yahoo:砂浜に埋められた“炭”で小2男子が両足をやけど 「二度と同じ事故が起きて欲しくない」と家族

 出来事としては、8月16日の15時半ごろ、北海道積丹の海岸で遊んでいた小学2年生の男の子が、砂浜に埋められていた炭火を踏んでしまい、両足に火傷を負ってしまった、というもの。
 なんとも気の毒な「事件」です。これは事故ではなく事件です。

 これは、海岸でバーベキューをした何者かが、使用した炭火をしっかりと火を消さずに、砂に埋めたもので、それと気づかず男の子が踏んでしまい、火傷を負ってしまったもの。

 なんで、炭の火を消さずに砂に埋めたのでしょうね。タバコを吸う人によく見かけますが、吸殻をポイと捨てて、それを靴の底でゴシゴシやるひとがいます。これでは火が消えたことにはなりません。見かけは火が消えたように見えますが、風向きによっては残り火から発火することがあります。
 件のバーベキューの人も、使用を終えた炭は、しっかりと消さずにそのまま砂に埋めたのか、単に放置したのではないかと思います。
 私は、こううこともあるので、バーベキューは嫌いです。
 バーベキューは、どこか成金趣味みたいなところがあって、嫌です。
 自然の中で食料を焼いて頂くのは楽しいかもしれませんが、あまりにもやっている仲間だけで楽しみ、焼いた煙が濛々と出ても知らんぷり。
 何か、傲慢な感じがして、嫌です。

 それと炭は砂に埋めても火は消えません。茶道の表千家では毎年の大晦日、炉に用いる火が点いた炭を炉の灰に埋めて年を越す「埋火(うずみび)」ということをします。千宗家の大切な仕事で、翌日の元朝には、この埋火を確認するところから一年の仕事が始まります。

 そういうことから、海岸の砂にバーベキュー用の大きな炭を埋めただけでは火は消えません。
 この火傷した男の子の回復を願うばかりです。

 全く馬鹿なバーベキュー好きがいたものです。

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