「南海」と題をつけると、私の場合、南海電鉄のことを書きそうですが、気象ネタです。
梅雨明け10日と言われるはずですが、7月21日に梅雨明け発表があってから、全般的にはどうも今一つ、からりと夏空が広がる天気が少ないです。
それもそのはずで、この時期主役となる太平洋高気圧の勢力が弱く、日本の東から南の海上が賑やか。
何が賑やかかって、低気圧でにぎやか。
気象衛星画像。日本近海。
賑やかな雲の度合いが分かり難いので、全球画像で。
今は日本のはるか東海上に台風5号、台湾の近くに台風9号。今はこの二個ですが、少し前までは5号のすぐ近くに6号、台湾近辺に7号・8号と相次いで発生し、いずれも今は勢力を弱めて、勢力が吸収されたり、衰えて熱帯低気圧になったりしています。
太平洋高気圧がしっかりしているべきところに、こうも熱帯低気圧が発生する気象要因のかけらが、日本の天気に影響しているわけですが、なぜこんな商況になったのかは、今一つ理由が掴めていません。上空を流れる偏西風の蛇行によるものという説が今のところ有力ですが。
台風5号は日本の南海上でほぼ停滞気味です。この海域は海水温が高く、停滞の間に勢力が増すかもしれません。
このままじっと停滞することは無く、やがては北の方向の成分を含んだ進路をとると思います。
そうなると、日本接近の恐れもあります。暖かい海水でしっかり成長した生きのいい台風が来たひなぞ、とんでもない災害の憂慮。
さらに9号台風もこのまま中国大陸に上陸すれば衰えて熱帯低気圧、そこへ寒気が入り込んで普通の低気圧に変わるとおもいますが、台風崩れの低気圧というものがクセモノで、低気圧として強力に発達することがたまにあります。
中国大陸で低気圧となった元9号低気圧が、停滞前線上を日本に進むこともあり、東日本、西日本とも、この先、注意です。
5号はどこへ行くのか全く読めません。外国のコンピュータ解析による予想では東日本方面に達すると出ておりますが、どうなるのか。
とにかく、日本の南海上が雲でにぎやかな異常な夏です。
※画像等は気象庁webより。
梅雨明け10日と言われるはずですが、7月21日に梅雨明け発表があってから、全般的にはどうも今一つ、からりと夏空が広がる天気が少ないです。
それもそのはずで、この時期主役となる太平洋高気圧の勢力が弱く、日本の東から南の海上が賑やか。
何が賑やかかって、低気圧でにぎやか。
気象衛星画像。日本近海。
賑やかな雲の度合いが分かり難いので、全球画像で。
今は日本のはるか東海上に台風5号、台湾の近くに台風9号。今はこの二個ですが、少し前までは5号のすぐ近くに6号、台湾近辺に7号・8号と相次いで発生し、いずれも今は勢力を弱めて、勢力が吸収されたり、衰えて熱帯低気圧になったりしています。
太平洋高気圧がしっかりしているべきところに、こうも熱帯低気圧が発生する気象要因のかけらが、日本の天気に影響しているわけですが、なぜこんな商況になったのかは、今一つ理由が掴めていません。上空を流れる偏西風の蛇行によるものという説が今のところ有力ですが。
台風5号は日本の南海上でほぼ停滞気味です。この海域は海水温が高く、停滞の間に勢力が増すかもしれません。
このままじっと停滞することは無く、やがては北の方向の成分を含んだ進路をとると思います。
そうなると、日本接近の恐れもあります。暖かい海水でしっかり成長した生きのいい台風が来たひなぞ、とんでもない災害の憂慮。
さらに9号台風もこのまま中国大陸に上陸すれば衰えて熱帯低気圧、そこへ寒気が入り込んで普通の低気圧に変わるとおもいますが、台風崩れの低気圧というものがクセモノで、低気圧として強力に発達することがたまにあります。
中国大陸で低気圧となった元9号低気圧が、停滞前線上を日本に進むこともあり、東日本、西日本とも、この先、注意です。
5号はどこへ行くのか全く読めません。外国のコンピュータ解析による予想では東日本方面に達すると出ておりますが、どうなるのか。
とにかく、日本の南海上が雲でにぎやかな異常な夏です。
※画像等は気象庁webより。