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Channel: mitakeつれづれなる抄
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御岳チャオスノーリゾート・今年の冬は営業不可能

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 ツイッターで知った情報ですが、御嶽の北麓にあるスキー場、チャオスノーリゾートが、今季、2017~18年冬のスキー場営業ができないとのことです。岐阜新聞報道。
記事:今冬営業めど立たず スキー場「チャオ御岳」

 チャオ御嶽スノーリゾートは、JR東海がしきりにPRして、愛称名を付与した臨時列車も運転するほどで、JR東海が開発に関わっていたのかと思っていましたが、運営者は飛騨森林都市企画という組織なのだそうで。
 この組織から委託を受けた、マックアースは運営体制の再構築が完了するまでの間は営業しないと表明したことから、チャオスノーリゾートの今季の営業の見通しが立たなくなったそうです。

 スキー人口の減少の他、御嶽噴火によるお客の減少、貸切バス(ツアーバス)の規制強化により貸切バス運行の減少=入込客が減る、などで、そもそものチャオスノーリゾートの経営が悪化していた状況であったとのこと。

 関連した情報では、チャオは今夏、宿泊施設であるロッジチャオは営業するとのこと。
記事:チャオ御岳、ロッジは今夏に限り営業


 チャオは行ったことはありませんが、御嶽北麓の標高2000m高原地帯を開発したもので、冬はスキー、夏は高原リゾートの地。
 JR東海のスキー臨時列車は、名古屋駅~木曽福島駅間で運転し、これに接続する形でおんたけ交通の路線バス(チャオ専用)が運転されていました。
 チャオリゾートは岐阜県高根村(現:高山市高根町)に所在ですが、木曽福島駅からの接続がミソです。
 高山本線方面からの道路事情はあまり良くないとのこと。

 チャオスノーリゾートは、標高2000mの地で、スキーシーズンは五月の大型連休を過ぎてもまだ滑走可能で、真冬よりもむしろ春の方がお客さんが多かったと伺っています。

 マックアースは、御嶽南東斜面の王滝村でも、おんたけ2240スキー場の指定管理者として運営しておりましたが、王滝村の指定管理者の機G年が2017年4月で終了して以降、新たな契約が結ばれず、現在は管理者不在な状況。つまりこのままでは、王滝村のおんたけ2240スキー場も今年冬の営業の見通しが立っていません。王滝村の貴重な現金収入源ですし、この2240スキー場も標高が高く、5月の大型連休もスキーシーズン、王滝村のローカル事情がよく分かるだけに、この素晴らしい大自然を多くの空に満喫してほしいところです。

グーグルマップから。チャオスノーリゾート。


王滝村のおんたけ2240。

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