Quantcast
Channel: mitakeつれづれなる抄
Viewing all articles
Browse latest Browse all 810

国勢調査で、インターネット回答も

$
0
0
 本日のCBCラジオ、丹野みどりのよりどりっ!の中のニュース解説でありましたが、今年10月の国勢調査ではじめてインターネットの回答も可能になるそうです。

 総務省の国勢調査2015のページにもインターネット回答のページがありました。
http://kokusei2015.stat.go.jp/internet/

 CBCラジオのニュース解説によれば、主な目的は、回答漏れを防ぐこと、回収漏れを防ぐこと、処理の速度向上、それに解答用紙の節約、だそうです。
 方法は、10月1日の調査日に先立ち、9月10日ごろから、各世帯にID番号が書かれたカードのようなものを配布し、所定の期日までに回答する。
 その上で、回答が無かった世帯には、改めて従来通りの調査票を配布し、後日回収するか郵送する、というものです。

 思い出せば、5年前の調査では、東京都内の世帯において、インターネット回答がありました。
 試行で、これを全国に拡大ですね。

 記入漏れが防げられるのは、紙の調査票だと空欄のまま、回収されたり郵送されてしまったら、そのまま空欄のままデータ化されてしまいます。
 対して、インターネット回答ですと、いわゆるアンケートや、ネットショッピングと同様、回答必須部分を空欄ですと、エラー処理で、戻されます。
 これをインターネット回答にも応用するとのことですので、記入漏れが無くなります。

 回収漏れは、調査員訪問時にいつも不在のお宅では、そのまま回収されないことがあります。
 ネット回答では、任意の時間に回答できますので、回収漏れは無くなる、とのこと。

 紙の節約は、インターネット回答を約1000万世帯を想定(予定)しており、その分の調査票が節約できるというものです。

 国勢調査は年々回答率が落ちているそうです。
 私、地理ヲタとして国勢調査人口は地理情報の一つとして、重要な値と考えていますので、せめて、何処其処に人が住んでいる、くらいの情報は回答がほしいところです。

 ちなみに、回答が無い世帯は、役所の担当者が、職権で人の存在を記入します。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 810

Trending Articles