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Channel: mitakeつれづれなる抄
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おんたけ2240スキー場・7月以降の管理者が未定に

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 ツイッターで知った情報ですが、長野県木曽郡王滝村のスキー場「おんたけ2240」が、5月の最終営業を終え、7月以降の管理者がいなくなるそうです。信毎(信州毎日新聞)の報道です。
記事:7月以降 管理者が未定 王滝村のスキー場「おんたけ2240」

 王滝村は、冬の観光資源としてスキー場開発をしたものの、これが後々に債務が深くのしかかり、木曽郡の町村合併からも外され、現在も一村を為しています(※)。
 そのスキー場は以前は、王滝口登山道の4号目にあたる御岳高原の「御岳スキー場」、5合目の八海山から6合目に「国設おんたけスキー場」と分かれていました。
 上のスキー場が国設なのは、ここは国有林だったことで、国の管理地からだったからだろうと思います。
 国設おんたけスキー場が王滝村に移管され、全体のスキー場を指定管理者に管理させることとし、これが直近では兵庫県の「マックアース」が指定管理者となっていたそうです。
 この現在の管理期間満期を迎え、3月に指定管理者を募ったところ、応募者がいなく、従って7月以降の管理者がいない状況となるそうです。

 7月なので、直ちにスキーに影響があるわけではないですが、スキー場は夏場の管理が大切で、この時期に管理がおなざりになると冬のスキー場営業に影響がでます。

 王滝村は、夏は御嶽登山と王滝村の自然を楽しむの観光で成り立っていますが、冬の観光目玉としてのスキー場は大きな期待でした。しかし、「私をスキーに連れて行って」というCMがあるような時期は過ぎ、スキー人気は下火で、思ったほどスキー客は増えず、これが王滝村の債務が増えた要因です。財政再建団体の指定寸前とまでなりました。

 王滝村はkisomitake(旧三岳村)の隣、同じ御嶽の麓の村として、夏は登山やキャンプ、冬はスキーの自然に親しむ産業で、栄えて行ってほしいものです。

 グーグルマップの空中写真から。

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