4月1日に、家の近くを通る路線バスの運行時刻がダイヤ改正となります。ここ数年、ダイヤ改正と言いながら実質変化の無かった運行時刻が、今回では回数の変更は無いものの、一宮駅方向の発車時刻が1分遅くなります。
この路線は、日常的に遅延が多く、バス停で知り合った方も「昨日は○分遅く来た」とか「昨日の○時○分は来なかった」とかいう会話をしたことがあります。
こんな状況は、バス営業所でも把握しているそうですが、これまで運行時分(走行時間)の調整は行われてきませんでした。
しかし今回、一宮駅方向の発車時刻が1分遅くなり、一方で一宮駅から発車する方向の時刻は変わっていないので、遅延となる区間で運行時分調整が行われたようです。
ただ1分程度では、平均遅延時間には足りないとも思います。
一方で、路線バスの運行時刻の仕組みを知る者としては、この1分の所要時分の増は思い切ったことをしたと思います。
この地元路線全線の停留所の時刻を調べたわけではなく、利用している停留所がたまたま1分遅くなっただけかもしれません。
路線バスの所要運行時分は、そのまま勤務時間の算定に結び付きます。
仮に運行区間全線で1分の増であれば、特定の便だけ1分増ということではなく、一日の運行便全てで1分増となり、仮に20回の運行だと、一日の勤務時間は20分の増。
一か月では600分の増。これが勤務時間に反映されることとなり、担当乗務員の勤務時間が増えることで、平たく言えば給与、或いは勤務時間の上限に達する場合もあれば、乗務行路の変更も有り得ます。
そもそも、バスの運行時刻は、道路の空いた状況で運行時分を測っており、遅延が頻繁だから、という理由では運行時分の増は、しにくい構造です。
路線バスは、遅延は許されますが、早発は固く禁じられています。
道路が込んだ前提で運行時刻を設定した結果、何かの調子で空いた場合に早発の連続となれば、停留所で時間調整を行わなければなりません。
第一、運行時分が短い方が、勤務時間の算定は少なくすることができます。つまり渋滞等で遅延した場合は、運転士の持ち出しとなります。こういうことがバス事業はブラックだと言われる所以ですが。
公営バス事業では、遅延した場合は遅延時間に対して遅延手当が支払われているところもありますが。
そんなことを考える、停留所の新時刻表です。
名鉄一宮BTの時刻表、行き先の文字フォントが変わります。
この路線は、日常的に遅延が多く、バス停で知り合った方も「昨日は○分遅く来た」とか「昨日の○時○分は来なかった」とかいう会話をしたことがあります。
こんな状況は、バス営業所でも把握しているそうですが、これまで運行時分(走行時間)の調整は行われてきませんでした。
しかし今回、一宮駅方向の発車時刻が1分遅くなり、一方で一宮駅から発車する方向の時刻は変わっていないので、遅延となる区間で運行時分調整が行われたようです。
ただ1分程度では、平均遅延時間には足りないとも思います。
一方で、路線バスの運行時刻の仕組みを知る者としては、この1分の所要時分の増は思い切ったことをしたと思います。
この地元路線全線の停留所の時刻を調べたわけではなく、利用している停留所がたまたま1分遅くなっただけかもしれません。
路線バスの所要運行時分は、そのまま勤務時間の算定に結び付きます。
仮に運行区間全線で1分の増であれば、特定の便だけ1分増ということではなく、一日の運行便全てで1分増となり、仮に20回の運行だと、一日の勤務時間は20分の増。
一か月では600分の増。これが勤務時間に反映されることとなり、担当乗務員の勤務時間が増えることで、平たく言えば給与、或いは勤務時間の上限に達する場合もあれば、乗務行路の変更も有り得ます。
そもそも、バスの運行時刻は、道路の空いた状況で運行時分を測っており、遅延が頻繁だから、という理由では運行時分の増は、しにくい構造です。
路線バスは、遅延は許されますが、早発は固く禁じられています。
道路が込んだ前提で運行時刻を設定した結果、何かの調子で空いた場合に早発の連続となれば、停留所で時間調整を行わなければなりません。
第一、運行時分が短い方が、勤務時間の算定は少なくすることができます。つまり渋滞等で遅延した場合は、運転士の持ち出しとなります。こういうことがバス事業はブラックだと言われる所以ですが。
公営バス事業では、遅延した場合は遅延時間に対して遅延手当が支払われているところもありますが。
そんなことを考える、停留所の新時刻表です。
名鉄一宮BTの時刻表、行き先の文字フォントが変わります。