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自動車で京都へ行く観光紹介は止めてもらいたい

 先日、東新町の某テレビ局、朝の情報番組を見ていたら(どこの何かわかりますね)、紅葉の見ごろ時期を迎えて、京都嵐山から京都の美味しい所を紹介する企画がありました。
 まず、嵐山への交通として、名神高速道路から京都縦貫道に入り、大原野インターで降りて、嵐山へ直行、とのこと。
 紅葉の時期は、嵐山周辺は交通がマヒしますので、嵐山へ自動車では事実上行けません。
 それに渡月橋へ至る長辻通は、11月の日・祝日は渡月橋を含んで南の方角へは、自動車は南行き一方通行になるので、大原野インターからは、本当に渡月橋へはたどり着けません。
 京都府警の交通規制情報:平成28年嵯峨・嵐山周辺の交通規制(PDF)
 その規制図。
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 この図の渡月から北へ緑色の道路、「長辻通」と表示されている部分は、通年、土日・祝日は、北行き一方通行となっています。
 その道路から左へ、つまり西へ細い緑色の道は、いわゆる竹林の小径。

 冒頭に書いた、某TV局の某TV、どこへ行くにも自動車でいくルートしか紹介せず、何か事情があるのでは、と勘繰りたくなります。
 この京都企画とは別の日は、足助の香嵐渓から生放送をしていましたが、やっぱり自動車で行くルートを紹介。
 挙句の果てには、観光センターからの情報として「だんだん道が込んでまいりました」と。
 153号線は込み合うので、回り道で距離は伸びますが、北の方から大きくう回するルートを紹介していました。
 このルート、足助の人が密かに利用している渋滞回避ルートですが、ここに行楽の自動車が集まって込んでしまうと、足助の方々の暮らしが成り立たなくなってしまいます。

 京都へは、普段から自動車で行ってはなりません。
 この某TV局の某番組、自動車偏重という点で気になっていますが、時折放送する「街道を歩く」の放送日は録画しております。

 過去の嵐山周辺、長辻通の様子。2007年の文化の日。紅葉の最盛期は早いですが、秋の時期はこんな感じです。
 この当時は、この通り、路線バスは北方向は通れたのですが、紅葉の最盛期は人があふれ、人の中をバスが行く感じだったそうです。
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 この通の先は、山陰本線踏切。その踏切から北へ100mはバス同士の離合困難な狭隘区間。
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