Quantcast
Channel: mitakeつれづれなる抄
Viewing all articles
Browse latest Browse all 810

京阪特急は乗ると眠たくなる?

$
0
0
 日経関西版web記事からです。大阪市と京都市を結ぶ私鉄の京阪電車。その特急は乗ると眠たくなるそうです。それを検証する記事。
記事:なぜか眠気を誘う京阪特急 Zzz(とことんサーチ) ふかふか座席に揺りかごカーブ 頭優しく包み込む枕 同じ速度で滑らかに

 これによると、京阪電鉄の特急にのると、うとうとしやすいのだそうです。地理的な状況を書くと、大阪と京都を結ぶ鉄道は三本。阪急・JR西日本・京阪。それぞれに看板となる高速列車があります。
 阪急と京阪は特急、JR西日本は新快速。
 この三種のうち、京阪特急はうとうとしやすくなるそうです。

 その理由として、適度が揺れが起因しているそうで、京阪電鉄の線路はカーブが多いです。そのため、「京阪カーブ式会社」とも揶揄されるほど。
 このカーブを克服するため、京阪の技術陣は、台車に工夫をこらして、他社よりも優秀な台車を開発しました。
 そのため、カーブでもある程度高速で進入できることとなり、全線での高速化が図られ、それでカーブ走行での遠心力により、うとうと眠気誘発、ではないかというところ。


 個人的に思うのは、そうなのかな?と思う程度。京阪特急は26年前の大阪花博のときはよく乗りました。
 当時は、京阪間鉄道三社とも、大阪市内~京都市内をノンストップで走行していまして、京阪も大阪の京橋駅を出ると、次の京都の七條駅まで35分、無停車。
 この落ち着いた空間も眠気誘発の一因だと感じます。
 しかし今は主要駅に停まる事実上の急行列車状態。しかも運転回数も以前のような15分間隔ではなく10分間隔。
 車両も専用の特急用車両だけでは充当しきれませんので、通勤型車両も投入している状況。尤も通勤型でも、9000形や中之島線開業にあたって導入した、新3000形は、クロスシートで、特急運用を考慮しています。
 この特急用車両の快適さも眠気要因でしょう。
 高級とかそんな感じではなく、クロスシートで駅発車と減速の加速度変化、それにカーブでの遠心力で体が受けるGで眠気誘発・・・ではないか、というところ。

 たしかに阪急は、大阪市内の梅田に近い当たりの他は、真っすぐ線路が引かれていまして、こうしたGは感じません。
 JR西日本の新快速は、大阪駅・京都駅それぞれが始発駅ではなく、中間駅。
 しかも停車時間は極めて短く、列車到着前からホーム上で並んで待ちます。
 さらに昨今はJR人気でお客が大変多く、落ち着いて乗ってられません。眠気とはある意味対極の位置にあるかもしれません。

 京阪特急と言えば、この形。旧3000形。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 810

Trending Articles