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Channel: mitakeつれづれなる抄
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自動車走行でポケモンGO使用不可能措置に思う

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 先日、一宮市内で、自動車運転中にポケモンGOを操作しながら走行していた自動車に、小学生がはねられ死亡した事故がありました。
 地元ですね。その亡くなったお父さんという方が、CBCラジオの番組リスナーということで、その心境を綴られて、送られました。
 番組内での反響は大きかったです。同じCBCラジオの番組リスナー、ということで不思議なご縁を感じています。
 あ、ラジオ番組リスナーは、見ず知らずの他人同士でも、不思議な連帯感が生まれるものです。番組リスナー集会があれば、始まる前から会って数分経たずとも場が盛り上がります。

 で、こんな悲しい死亡事故があり、一宮市の中野市長が遺族宅を訪れ、ポケモンGOのゲーム運営会社に自動車走行中は一切の操作ができなくなるよう要請した、というニュースがありました。
NHKニュース:運転中は『ポケモンGO』操作不可に 一宮市が要請へ(動画はありません)

 結局、これまでに私が分かったのは、ポケモンGOがインストールされているスマホ媒体が10km/h以上の移動を検知すると、自動車走行との判断で、「運転者ではない」との部分をタッチすることで、運転者以外の者はゲームプレイできる、ということです。
 この「運転者ではない」のボタンを無くして、自動車走行中は一切できなくなるようにしたい、が一宮市長の要請の内容。

 たしかに、運転者であっても「私は運転者ではない」ボタンにタッチすれば、ゲーム制限が解除できるということは、嘘の申告を行えばそれまでです。
 運転者であっても「運転者ではない」のボタンで、プレイできてしまいます。ヘンな例えですけど、アダルトwebサイトで「あなたは18歳以上ですか?」の質問ボタンで、以下であっても「はい」と答えるようなものです。
 嘘かどうかは、端末には分かりません。

 なので、10km/h以上の走行状態では、一切のポケモンGOを操作できなくすれば、一気に解決、のように感じますが、私は少々やりすぎのような気がします。
 この事故で最大のイカン話は、この運転者です。本当は運転者個人一人ではないですが。その話は、過去に類似を書いていますが、またいずれ。

 ポケモンGOが日本に登場した頃から、「歩きスマホ」以上に「歩きポケモン」が問題視されるようになりました。
 その時から、「歩きスマホ」以上に「自動車運転スマホ」の危惧がありましたが、本当に起こってしまいました。
 その頃に、こんな記事というか検証のページがありました。当初はMSNで見ましたが、ページ構成が少し変わっていましたが、現存しますので、紹介します。
こちら:ポケモンGOするなら「バス移動が最強説」を検証。安全だし無料wifi完備の会社も

 つまり、歩いたり、自動車に乗って、移動しながらポケモンGOのスポットを探すより、路線バスに乗って移動したらどう?という内容。
 しかも最近のバス車両は、公衆Wi-Fiがついていたりするので、通信も心配が無い、という内容。
 これ、路線バスの利用促進を図る立場の私としても、推奨できるので、ツイッターに投稿しました。
 結構、反響がありましたね。

 この自動車走行中でポケモンGOを完全に操作不可にしてしまうと、このバスに乗って、ポケストップを探そうの記事が成り立たなくなってしまいます。
 ロジックの組み合わせで、自動車やトラックでは、操作不可の設定にして、大型乗用自動車(つまりバス車両)だと操作可能にする設定プログラムを望みますが、バス運転者が走行中にポケモンGOを奏していた、というニュースもありました。
NHKニュース:観光バスの運転手 運転中にポケモンGO

 旅客を降ろして車庫回送中だということですが、論評の価値もありません。

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