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Channel: mitakeつれづれなる抄
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野菜の高騰はここまで・学校給食が休む日も

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 昨日の中日新聞記事からです。夏の大雨、さらに台風襲来で、野菜の一大産地である北海道の農業被害が甚大で、全国的に野菜価格が高騰しています。
 そのため、学校給食は、予算内で調理ができないため、給食提供を休む計画がある自治体が出ているそうです。
記事


 三重県鈴鹿市では、来月12月と再来月1月の1日づつ、給食提供を休むとのこと。
 二学期の最終日と三学期の最初の日が給食休みにするという。

 給食費の値上げも検討したものの、年度途中の改訂は何かと困難で、そのため、給食提供の日数を減らすことで、調整するとのことです。


 しかし、ここまで来ているんですね。私は栄養制限で、野菜は積極的には食べられず、スーパーの野菜コーナーで品定めすることも無く、あまり価格高騰は感じていませんでした。
 価格高騰は、報道や人の話で知ってはいましたが、実感覚ではありませんでした。

 北海道の野菜産地では、深刻な被害だそうです。
 鉄道の被害から推し量るのみですが、道東方面を結ぶ根室本線が日高山脈の西側でいまだに不通で、復旧工事は来春に始まる、とも伝えられています。
 一方で、JR北海道は持続可能な路線の中に根室本線のこの不通区間は入っておらず、場合によっては、このまま復旧されずに廃止となる恐れもあります。

 しかし、給食がお休みなのは、子どもたちがあまりにかわいそう。
 公費を投入してでも、お野菜の給食が続けられないものだろうか。
 野菜価格が高くて困るのは、なにも学校給食だけではありません。病院食や事業所の給食、さらに家庭での食事もそう。

 平成の野菜飢饉でしょうか。そんなことをふと思いました。

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