以前に、東京オリンピックを控え、都内の道路渋滞もあることこから、運送事業者の宅配輸送を、地下鉄有楽町線で行おうという構想があることを書きましたが、そのれの実証実験が行われたと、朝日新聞が伝えています。ツイッターで知りました。
記事:地下鉄で宅配、実験開始 有楽町線に貨物列車走る
この記事によると、新木場の車庫で輸送品を積み込み、都心部の有楽町駅などで降ろした、ということですが、当初伝えられた東武東上線の森林公園の車庫で積み込んで、都心部まで運ぶ、というものとは違っていたようです。
この計画は詳細が分からず、こうしたマスコミ報道のみです。
記事にある通り、輸送そのものは鉄道という専用通路ですので、スムーズです。
しかし、物流の大きな分野である、積み込み・取り卸しの荷扱いで、障壁があります。
そもそも地下鉄駅が、物品の輸送にあった設備ではありません。
この輸送実証実験の内容は、少量貨物、というよりは荷物輸送になります。
荷物輸送は、旅客輸送の一カテゴリ。
国鉄時代でも荷物輸送は、旅客車の一部に専用の荷扱室、または荷扱専用車両を用いていました。
地上側も、輸送品を駅ホームまで搬送する手段として、テルハ(荷物用の移動陸橋)、扱いが多い駅では、築地市場のニュースでよく登場するターレットトラックで、荷物車の位置まで搬送しておりました。
有楽町線は、地下深い所を通ります。
道路渋滞も関係無くスムーズに都心部まで運べますが、駅から地上までが大変で、さらに地上まで運んだら、配送先への仕分けが必要で、そうした設備の設置が今後の課題でしょうか。
ホームから地上の間は、バリアリールートをとれば、手押し車でも運べます。
なかなか面白い試みですので、今後どうなるのか推移を見てみたいところです。
記事:地下鉄で宅配、実験開始 有楽町線に貨物列車走る
この記事によると、新木場の車庫で輸送品を積み込み、都心部の有楽町駅などで降ろした、ということですが、当初伝えられた東武東上線の森林公園の車庫で積み込んで、都心部まで運ぶ、というものとは違っていたようです。
この計画は詳細が分からず、こうしたマスコミ報道のみです。
記事にある通り、輸送そのものは鉄道という専用通路ですので、スムーズです。
しかし、物流の大きな分野である、積み込み・取り卸しの荷扱いで、障壁があります。
そもそも地下鉄駅が、物品の輸送にあった設備ではありません。
この輸送実証実験の内容は、少量貨物、というよりは荷物輸送になります。
荷物輸送は、旅客輸送の一カテゴリ。
国鉄時代でも荷物輸送は、旅客車の一部に専用の荷扱室、または荷扱専用車両を用いていました。
地上側も、輸送品を駅ホームまで搬送する手段として、テルハ(荷物用の移動陸橋)、扱いが多い駅では、築地市場のニュースでよく登場するターレットトラックで、荷物車の位置まで搬送しておりました。
有楽町線は、地下深い所を通ります。
道路渋滞も関係無くスムーズに都心部まで運べますが、駅から地上までが大変で、さらに地上まで運んだら、配送先への仕分けが必要で、そうした設備の設置が今後の課題でしょうか。
ホームから地上の間は、バリアリールートをとれば、手押し車でも運べます。
なかなか面白い試みですので、今後どうなるのか推移を見てみたいところです。