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Channel: mitakeつれづれなる抄
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東北北部・北海道の豪雨禍・地球温暖化の一端かもしれない

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 今回の台風10号による東北北部、特に岩手県での水害、度重なる台風の接近・上陸となった北海道東部、いずれもそれほど多くの雨が降る地域ではないので、水が引き起こす被害が深刻です。
 それらの光景を見ると、地球温暖化の一端が現れたのかな、などと思いました。

 地球温暖化とは、単純に気温が上昇することではなく、熱エネルギーが多く溜まり、その熱エネルギーにより対流圏の対流が活発になる現象です。
 対流とは、空気の流れや循環のことです。空気が流れることで、気象現象が強めにハッキリ現れます。
 冬は雪が多く、その他の季節では雨が多くなり、その雨もスコールのような降り方。
 ゲリラ豪雨も頻繁すれば温暖化の一端かもしれません。

 研究者によって様々な考えがあり、しかも御用学者と言われる人から、自己の考えを信じている人など、いろんな方がいますが、地球は全体的には寒冷化に向かっているそうです。
 その中でも一次変化のような寒冷化ではなく、寒冷化の中の温暖化だと言う方もいます。
 実際どうなのかは私には分かりませんが、この東北北部・北海道の水害は、この地方が南陽地方のような気候が現れるまでになった、ということではないかと思います。
 もちろん、100年200年のスパンで見れば、この程度の雨は降るでしょう。
 こんなここ数週間の現象だけ見てモノを言うのは間違っています。
 ただあの降り様や、被害の状況をみると、なんとなく思うところです。


 ところで北海道は、日本が明治維新後に近代治水技術が入ったところですが、元々が住まう人が少なく、大自然と呼ばれるそのものの地勢で、河川の流れも、自然に任せるまま。
 治水のための堤防、というのは、本土の人間が言うことで、北海道は昔は蝦夷地。
 蝦夷、またはアイヌ民族の伝承で、どこが住まいに適し、どこが水が流れるかもしれないところで、住まいには適さないか、先祖からの伝承がありました。
 それで、近代治水が進まなかったのもありますが、その伝承を破るように住まいを構えると、数百年のスパンで起こる大雨に遭遇すると、そこに水がやってくることになります。

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