讀賣ONLINE関西発記事からです。JR西日本が軌道の異常を自動で検出するシステムを開発したそうです。
記事:線路の異常を自動検出、JR西がシステム開発
保守用の車両に搭載して目視に頼っていた点を省力化して、作業員の事故を防ぐ効果が狙い。2017年度に新幹線、2018年度に在来線で試験運用を始め、効果が確認できれば本格運用へ移るとのこと。
車両の床下にレーザー光を照射して、レール、レールとレールの継ぎ目板、枕木との締結ボルトのゆるみなどを自動検出させるそうです。
このような、軌道検査用車両は、JR西日本にはキヤ141形車両があり、走行しながら自動で軌道の変形を検出しておりますが、記事を読む限り分かることは、軌道のうち、軌条(レール)の変形はキヤ141形で記録できますが、レール継ぎ目板・枕木との締結ボルト(昔で言ういぬくぎ)の緩みも自動検出させるようです。
またキヤ141形は走行しながら自動でデータを記録するのみで、そのデータから異常を検出するのは人に頼ることとなり、見落としなどが有り得ます。
レール継ぎ目板や枕木締結ボルトのゆるみ具合は、保線係員による線路巡回と呼ばれる徒歩での目視によります。
これらを車両の走行で、自動で検出させるものであろうと、理解しました。
余談ですが、会社境界の所はどうするのかいな。というのは、東海道本線のJR東海とJR西日本の境界は、醒ヶ井駅~米原駅間の米原駅下り第一閉塞信号機の位置です。
上下線路が大きく離れるところから(まで)です。米原駅構内は勿論、この下り第一閉塞信号機の地点まではJR西日本の管理で、標識類は全てJR西日本仕様。
しかし走行する列車はJR東海の列車ばかりです。
なので、醒ヶ井駅~米原駅間は、JR西日本の保線係員が添乗することがあります。
この区間もJR西日本の軌道検測車が入るのかどうかが疑問でいます。
醒ヶ井駅で折り返しはできないこと、これまで走行したという話を聞かないので、この新型軌道検測車が出来ても、今区間は相変わらず、係員の徒歩巡回のみに頼ることになりそうです。
記事:線路の異常を自動検出、JR西がシステム開発
保守用の車両に搭載して目視に頼っていた点を省力化して、作業員の事故を防ぐ効果が狙い。2017年度に新幹線、2018年度に在来線で試験運用を始め、効果が確認できれば本格運用へ移るとのこと。
車両の床下にレーザー光を照射して、レール、レールとレールの継ぎ目板、枕木との締結ボルトのゆるみなどを自動検出させるそうです。
このような、軌道検査用車両は、JR西日本にはキヤ141形車両があり、走行しながら自動で軌道の変形を検出しておりますが、記事を読む限り分かることは、軌道のうち、軌条(レール)の変形はキヤ141形で記録できますが、レール継ぎ目板・枕木との締結ボルト(昔で言ういぬくぎ)の緩みも自動検出させるようです。
またキヤ141形は走行しながら自動でデータを記録するのみで、そのデータから異常を検出するのは人に頼ることとなり、見落としなどが有り得ます。
レール継ぎ目板や枕木締結ボルトのゆるみ具合は、保線係員による線路巡回と呼ばれる徒歩での目視によります。
これらを車両の走行で、自動で検出させるものであろうと、理解しました。
余談ですが、会社境界の所はどうするのかいな。というのは、東海道本線のJR東海とJR西日本の境界は、醒ヶ井駅~米原駅間の米原駅下り第一閉塞信号機の位置です。
上下線路が大きく離れるところから(まで)です。米原駅構内は勿論、この下り第一閉塞信号機の地点まではJR西日本の管理で、標識類は全てJR西日本仕様。
しかし走行する列車はJR東海の列車ばかりです。
なので、醒ヶ井駅~米原駅間は、JR西日本の保線係員が添乗することがあります。
この区間もJR西日本の軌道検測車が入るのかどうかが疑問でいます。
醒ヶ井駅で折り返しはできないこと、これまで走行したという話を聞かないので、この新型軌道検測車が出来ても、今区間は相変わらず、係員の徒歩巡回のみに頼ることになりそうです。