昨日は、傘の日でした。「傘の日」とは、この6月11日が、暦の雑節である「入梅」となることが多いことから、日本洋傘振興協議会が1989年(平成元年)に制定したものだそうです。
ラジオでも傘の日にまつわる話題が出ていました。そこでも少し触れていましたが、地下鉄の駅などにある(あった)「友愛の傘」などの名称で、「急な雨降りの時はお使いください。使用後は返却をお願いします。」という傘立ての傘、最近は見かけないですね、という話。
この傘がさっぱり戻ってこないそうです。
つまりせっかくの「困ったときにどうぞお使いください」の傘ですが返却されず、「友愛の傘」などと書かれた傘立ては傘が無かったり少なかったりします。
「どうぞお使いください」の傘ですが、使った傘を返さないのは窃盗(泥棒)です。世の中、こんなに泥棒が多いのか、と思うほど返ってきません。
それだけ、モラルが落ちているのですね。某東国の知事についてとやかく言える立場ではないです。
逆に言えば、そんなモラルが落ちた人が多い風潮の中ゆえに、そんな知事が出てくるのでしょうか。
モラルが落ちたといえば、自動車の運転もそう。毎度書いていますが、家の前の道路は住宅街ながら抜け道と認識されていることから、やたらと速い速度で走り抜けます。
30km/hなのですが、当然のように50~60km/hで走ります。
運転者の顔を見てやりますが、極悪人ではなく、全く当たり前の顔。
こういう社会風潮なので、某知事のセコイ行いの連続で、マスコミネタお騒がせが登場するわけです。・・・あくまで私見です。
あの知事も、友愛の傘が最近は見かけないのも同じ「根本」のような気がします。
友愛の傘と似た話で、10年ほど前、名古屋市内で「名チャリ」と呼ばれる社会実験が行われました。
名古屋市中心市街地の交通対策の一つの社会実験ですが、市中心部の「ワントリップ」を自転車で行こう、というもの。
市中心部に何か所か置かれたステーションと呼ばれる所で自転車を借り受け、目的地に向かい、目的地最寄りのステーションに返却するもの。
あくまで「ワントリップ(片道移動)」で使うもので、自転車貸出件数と返却件数は同一になるはずです。
しかし貸出>返却で、毎日数台の自転車が行方不明になってしまっていたそうです。
つまり、返さずにそのまま持って行ってしまう人が一人や二人ではないわけですね。
当初の名チャリ社会実験では、ICタグを用いた貸借や自転車の管理は行われなかったので、個々人の追跡調査はできませんでしたが、実験の主宰者は、これほどの行方不明自転車が多かったとは・・・と嘆いていました。
全て共通しています。傘を返さない人、住宅地を交通違反しながら抜け道とする人、自転車を返さない人、さらについでに言えば、スーパーの商品詰め込み台にある、商品を入れる袋を必要以上に巻き取って持って行く人。
こういう文化ゆえに、おかしな知事が出てくるのだろう。
そんなことを傘の日に思った次第です。
ちなみに今年の雑節の入梅は、6月10日20:13(JST)でした。
*** 追記 ***
友愛の傘が最近は見かけないのは、返されないほかに、一つには、コンビニエンスストアで、安価なビニール傘が販売されるようになったのも、理由としてあります。地下鉄駅構内売店がコンビニエンス形態に移行した駅が多いです。
ラジオでも傘の日にまつわる話題が出ていました。そこでも少し触れていましたが、地下鉄の駅などにある(あった)「友愛の傘」などの名称で、「急な雨降りの時はお使いください。使用後は返却をお願いします。」という傘立ての傘、最近は見かけないですね、という話。
この傘がさっぱり戻ってこないそうです。
つまりせっかくの「困ったときにどうぞお使いください」の傘ですが返却されず、「友愛の傘」などと書かれた傘立ては傘が無かったり少なかったりします。
「どうぞお使いください」の傘ですが、使った傘を返さないのは窃盗(泥棒)です。世の中、こんなに泥棒が多いのか、と思うほど返ってきません。
それだけ、モラルが落ちているのですね。某東国の知事についてとやかく言える立場ではないです。
逆に言えば、そんなモラルが落ちた人が多い風潮の中ゆえに、そんな知事が出てくるのでしょうか。
モラルが落ちたといえば、自動車の運転もそう。毎度書いていますが、家の前の道路は住宅街ながら抜け道と認識されていることから、やたらと速い速度で走り抜けます。
30km/hなのですが、当然のように50~60km/hで走ります。
運転者の顔を見てやりますが、極悪人ではなく、全く当たり前の顔。
こういう社会風潮なので、某知事のセコイ行いの連続で、マスコミネタお騒がせが登場するわけです。・・・あくまで私見です。
あの知事も、友愛の傘が最近は見かけないのも同じ「根本」のような気がします。
友愛の傘と似た話で、10年ほど前、名古屋市内で「名チャリ」と呼ばれる社会実験が行われました。
名古屋市中心市街地の交通対策の一つの社会実験ですが、市中心部の「ワントリップ」を自転車で行こう、というもの。
市中心部に何か所か置かれたステーションと呼ばれる所で自転車を借り受け、目的地に向かい、目的地最寄りのステーションに返却するもの。
あくまで「ワントリップ(片道移動)」で使うもので、自転車貸出件数と返却件数は同一になるはずです。
しかし貸出>返却で、毎日数台の自転車が行方不明になってしまっていたそうです。
つまり、返さずにそのまま持って行ってしまう人が一人や二人ではないわけですね。
当初の名チャリ社会実験では、ICタグを用いた貸借や自転車の管理は行われなかったので、個々人の追跡調査はできませんでしたが、実験の主宰者は、これほどの行方不明自転車が多かったとは・・・と嘆いていました。
全て共通しています。傘を返さない人、住宅地を交通違反しながら抜け道とする人、自転車を返さない人、さらについでに言えば、スーパーの商品詰め込み台にある、商品を入れる袋を必要以上に巻き取って持って行く人。
こういう文化ゆえに、おかしな知事が出てくるのだろう。
そんなことを傘の日に思った次第です。
ちなみに今年の雑節の入梅は、6月10日20:13(JST)でした。
*** 追記 ***
友愛の傘が最近は見かけないのは、返されないほかに、一つには、コンビニエンスストアで、安価なビニール傘が販売されるようになったのも、理由としてあります。地下鉄駅構内売店がコンビニエンス形態に移行した駅が多いです。