熊本地震の報道で一つ気になったこと。熊本地震で罹災(りさい)証明の発行が遅れているそうです。
日経記事:罹災証明遅れ、暮らし再建に支障 熊本地震1カ月
罹災証明とは、災害で家屋・事業所の建物に被害を受けた場合に、その被害を証明する書類で、市町村が発行します。
熊本地震では、これを発行する自治体自体が被災し、自治体職員は救援作業等に回ったりして、通常の業務をなかなか行えない状況。
なので、罹災証明の申請があっても、なかなか現地調査ができず、証明の発行も遅れがち、という報道が目立っているように感じます。
罹災証明は、災害復興住宅や義援金、損害保険の請求に必要だったりします。
これ、神戸の地震の時に何度か耳にしましたが、罹災証明はあった方が証明としての効力が強いよ、という程度のもので、無理に申請しなくてもいい、という話を聞きました。
阪神淡路大震災の時は真冬の災害で、罹災証明を求めて真冬の空のもと、区役所に行列ができて、大変な状況になっていたので、こんな話がでていたのかもしれません。
自治体というところは、お役所なので、通常業務のような形式化された業務はやってのけます。
しかし災害時は、日ごろ訓練しているとはいえ、普段行っていない業務なので、なかなかスムーズには進みません。
そんな中での罹災証明が遅れている報道。そりゃ遅れるわな・・・、と思うと同時に、妙に今回は罹災証明発行にこだわる報道が多いな、と感じた次第です。
日経記事:罹災証明遅れ、暮らし再建に支障 熊本地震1カ月
罹災証明とは、災害で家屋・事業所の建物に被害を受けた場合に、その被害を証明する書類で、市町村が発行します。
熊本地震では、これを発行する自治体自体が被災し、自治体職員は救援作業等に回ったりして、通常の業務をなかなか行えない状況。
なので、罹災証明の申請があっても、なかなか現地調査ができず、証明の発行も遅れがち、という報道が目立っているように感じます。
罹災証明は、災害復興住宅や義援金、損害保険の請求に必要だったりします。
これ、神戸の地震の時に何度か耳にしましたが、罹災証明はあった方が証明としての効力が強いよ、という程度のもので、無理に申請しなくてもいい、という話を聞きました。
阪神淡路大震災の時は真冬の災害で、罹災証明を求めて真冬の空のもと、区役所に行列ができて、大変な状況になっていたので、こんな話がでていたのかもしれません。
自治体というところは、お役所なので、通常業務のような形式化された業務はやってのけます。
しかし災害時は、日ごろ訓練しているとはいえ、普段行っていない業務なので、なかなかスムーズには進みません。
そんな中での罹災証明が遅れている報道。そりゃ遅れるわな・・・、と思うと同時に、妙に今回は罹災証明発行にこだわる報道が多いな、と感じた次第です。