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Channel: mitakeつれづれなる抄
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加湿器の殺菌剤で死亡者多数・背景に不正が蔓延る社会・韓国

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 久しぶりに韓国に係わる話のカテゴリでブログ書きます。このところ、韓国との縁が無くなっていますので、書くことが無かったです。
 韓国であるメーカーの加湿器の水に使う殺菌剤で多数の人が亡くなる事故が発生しています。
 既に日本のマスコミでも報じられていますが、背景には不正を行ってでも製品を売ろうという社会風潮かも。
聯合ニュース日本語版:2016.5.2付:加湿器殺菌剤による被害でメーカー謝罪 死者多数=韓国
中央日報日本語版:2016.5.6付時論:なぜ加湿器殺菌剤から国民を保護できなかったのか=韓国(1)
産経新聞記事:殺菌剤メーカー元社長逮捕 韓国、肺損傷で死傷者多数 大統領、徹底捜査指示

 この加湿器による殺菌剤で死亡者、というものは、韓国のある企業が加湿器を製造・販売するにあたり、使用する水に殺菌剤を使っていたが、この殺菌剤が加湿の水と友に殺菌剤成分も空中(つまり室内)に放出され、人の呼吸により胚細胞に吸着し、呼吸困難で死亡に至るというもの。
 2011年ごろから問題となっていたところ、今月に入り殺菌剤の安全性を検査する大学の教授が、メーカーから不正なお金をもらって都合のいいデーターにねつ造していたことが発覚、行政も把握しておきながら、適切な処置をしなかった、というもの。

 加湿器の殺菌剤は、日本では多分無いと思うけど、要するに、加湿器の内部は湿っており、常に細菌が増殖しやすい環境です。
 細菌が増殖すると、その菌が空中に散布され、人の健康に関わるので、予め水に殺菌剤を入れて、水自体を殺菌しておこうという、というのが発想の根本。

 こうしたところ、確かに韓国らしいところです。
 韓国は何事も「良い」と思えば、何も考えず、しかも少々きつめに邁進するところがあります。
 例えば、夏の冷房。韓国の百貨店などの建物の冷房は、大変きつく冷やしています。
 日本では節電で目安28度にしましょう、などというのは地球外のできごとか、というぐらい、ガンガンに冷やします。
 そして殺菌剤の安全性で、検査を依頼された大学の先生は、わいろをもらって、検査データねつ造。
 行政もわいろが飛び交ったのか、知らん顔。
 「韓国病」の典型例です。

 加湿器は、水タンクに水を入れ、それに超音波振動を与えて、水分子を送気管を通って空中に出す構造です。
 なので、構造的に湿り気が含みやすく、室内のカビなどの菌が付着すると、そのまま増殖したりしますので、使用しているお宅は、こまめなお掃除が必要です。
 最近はマンションなど、気密性の高い部屋でエアコンの暖房のお宅も多いと伺います。そんなお宅で加湿器が活躍しているそうで、日本では加湿器に殺菌剤を入れる発想は出てこなかったのか、有ってもしなかったのか。

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