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Channel: mitakeつれづれなる抄
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人の営みで出来る御所の細道

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 熊本の地震は、心痛ですが、産経west4月9日に面白い記事、というか話題がありました。
記事:「御所の細道」 京都に脈々(とことんサーチ) 轍に刻む自転車マナー 譲り合い・縦列走行 自然と一本道に

 弊ブログでも、過去に書いた、御所(正しくは京都御苑)の砂利を自転車通る部分だけ細く土が露出している「通路」のことです。
 京都御所がある京都御苑は、「御所」以外の場所は京都御苑国民公園として広く一般に解放されているもので、北は今出川通、南は丸太町通、西は烏丸通、東は河原町通に近い寺町通に挟まれた広い区域で、記事の図から距離を示すと、東西0.7km、南北1.3kmの区域。
 なので、この京都御苑内の主に東西方向で、地元の人の通路(道路代わり)となってます。

 御所以外の場は砂利敷で、自転車で走るには少々大変、なのですが、自転車用の走行空間が自然とできてきます。
 一台が通ると、その部分の砂利が僅かでも薄くなり、それが続くと、次第に細い砂利が薄く、土が露呈する部分=魚所の細道が出来曲がります。
 この「御所の細道は」決して真っ直ぐではなく、ゆったりと曲がるのが特徴。

 それ故、この「空間は宮内庁の管理事務所で描いてるのか?」というのが記事の主題。

御所の細道。




グーグルマップの空中写真から。しっかり線が映ってます。下が清和門。


 この京都御苑の砂利敷は時々、御苑事務所の手で整地され、当然「御所の細道」も消えます。
 しかし人の性(性分)は変わらないもので、元通りの軌跡を描き、同じような位置に御所の細道が現れるそうです。
 そんなわけで、「人の営みえ出来る御所の細道」です。

 ところで、この「御所の細道」は単線です。
 双方から自転車が来たらどうするのか。物の書によれば「強い方」が真っ直ぐ、「弱い方」が砂利の方に避けるそうです。
 この「強い」とは物理的な力ではなく、雰囲気の力。
 すなわち「オバちゃん」です。京都でも、大阪でも、名古屋でも、一番強い生物は「オバちゃん」です。(笑)

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