14日夜からの熊本県などの地震は、地表直ぐ近くの大変浅い地震で、直下型地震の恐ろしさをまざまざと見せつけています。
熊本の地震でも、これまででも、こうした地震で「最初縦揺れだったのが、そのうちに横揺れ」というような話を聞きます。
中には「縦揺れ=縦波」と思っている方も現実にはいらしゃるので、少し縦波のことを。
つまり上下動は縦揺れ=縦波ではないことです。
よくP波・S波と言われますが、P波が縦波ですけど、上下動はS波になります。
P波というのは、Primary wave(プライマリウェーブ・先に来る波)またはPressure wave(プレッシャーウェーブ・圧力波)で、疎密波のことです。
疎密波というのは、媒質の密度が変化するのが伝わる現象で、空気中を音が伝わる現象がこれになります。
なので、地震のP波は、人間が感じるよりも場合によっては音として聞こえることがあります。
こんな性質なので、P波は伝わる速度が速く、これを捉えて波形解析を行い、大きな地震と判断されれば「緊急地震速報」が発表され、後から来るS波の大きな揺れに備えられます。
そのような仕組みから、足元で発生する直下型地震では、緊急地震速報は間に合わないことになります。
余震が頻繁に起きていますが、熊本地震の災害現場の取材中にも「うわぁ地震だ!」の声と共に、携帯電話から流れる緊急地震速報の「キュゥキュゥ」の音が聞こえました。
S波とは、Secondary wave(セカンダリウェーブ・続く(後から来る)波)で、これがいわゆる地震動として揺れる波です。
人間が感じる地震の揺れで、地震計では東西方向成分・南北方向成分・上下方向成分、それぞれに揺れます。
なので、上下動も横揺れの一つです。
今回の熊本地震、稀に見る、地表近くの巨大地震で震源域付近の方はさぞ驚かれたと思います。
よく言われる「グラグラッ」ではなく、アスファルト舗装の表面を叩いて成形する機械で、下から叩きつけらるような「バンバンバン・・・」であっただろうと思います。
いえ、これは想像を振り絞って書いているだけですが。
熊本の地震でも、これまででも、こうした地震で「最初縦揺れだったのが、そのうちに横揺れ」というような話を聞きます。
中には「縦揺れ=縦波」と思っている方も現実にはいらしゃるので、少し縦波のことを。
つまり上下動は縦揺れ=縦波ではないことです。
よくP波・S波と言われますが、P波が縦波ですけど、上下動はS波になります。
P波というのは、Primary wave(プライマリウェーブ・先に来る波)またはPressure wave(プレッシャーウェーブ・圧力波)で、疎密波のことです。
疎密波というのは、媒質の密度が変化するのが伝わる現象で、空気中を音が伝わる現象がこれになります。
なので、地震のP波は、人間が感じるよりも場合によっては音として聞こえることがあります。
こんな性質なので、P波は伝わる速度が速く、これを捉えて波形解析を行い、大きな地震と判断されれば「緊急地震速報」が発表され、後から来るS波の大きな揺れに備えられます。
そのような仕組みから、足元で発生する直下型地震では、緊急地震速報は間に合わないことになります。
余震が頻繁に起きていますが、熊本地震の災害現場の取材中にも「うわぁ地震だ!」の声と共に、携帯電話から流れる緊急地震速報の「キュゥキュゥ」の音が聞こえました。
S波とは、Secondary wave(セカンダリウェーブ・続く(後から来る)波)で、これがいわゆる地震動として揺れる波です。
人間が感じる地震の揺れで、地震計では東西方向成分・南北方向成分・上下方向成分、それぞれに揺れます。
なので、上下動も横揺れの一つです。
今回の熊本地震、稀に見る、地表近くの巨大地震で震源域付近の方はさぞ驚かれたと思います。
よく言われる「グラグラッ」ではなく、アスファルト舗装の表面を叩いて成形する機械で、下から叩きつけらるような「バンバンバン・・・」であっただろうと思います。
いえ、これは想像を振り絞って書いているだけですが。