8日夜、木造家屋が密集している大須商店街で火事がありました。中日新聞記事には記事が無く、名古屋市ローカルの出来事として、市民版の方に掲載されたようで、当方配達分には掲載が無く、web検索記事からです。
読売ONLINE:名古屋・大須で火災 5軒全焼
かいつまんで概要は、4月8日夕方の午後6時40分頃、大須商店街ふれあい広場の一角に面したステーキハウス「橋本」から出火し、橋本を含んて5軒が全焼したもの。
これ、最初ツイッターのツイートで知りました。
まだ人通りがあるであろう時刻の午後10時過ぎで、フォロワーさんが画像付きでツイートされました。
なので、その時間の火事かと思ったら、もっと早く、午後7時前後の出来事。
しかもそのフォロワーさんの画像は、出火元の画像ではなく、既に延焼したところの画像。
大須商店街は、古くからの商店街で木造家屋も多く、しかも密集しています。
火災現場となった、橋本は入ったことはありませんが、お昼時ともなるといつもえらい行列ができています。
グーグルマップの空中写真から。
画像中央よりやや左の青い色の瓦の建物が出火元の橋本。
画像追加。角度を変えて、上が東。
実は、昨日野次馬精神が出まして、久しぶりに大須商店街に行ってみました。昨今はパソコン関係は大型量販店ばかりで、今や秋の大道芸人祭くらいなもの。
地下鉄を降りて、大津通のスクランブルに面した万松寺通のアーケード街を入ると、もう匂ってきます。焼けた匂い。
2日前の火事がまだ匂うのですね。
その先の新天地通の手前、まだ歩いたことが無い、幅2m幅の道路に入るとその匂いは強烈に。
すると、Twitterにあった、もつ鍋の看板とその隣のたい焼き屋の前で写真撮る人が多数。
人の不幸を写真に撮る人がいるんですね。テレビのニュースになったらしく、また場所が場所故に、話題性は高かっただろうけど。
かく言う私もその部類かもしれません。わざわざ通らない道を通り、火事の現場を通ってみたりして。
ふれあい広場に面したお店屋さんは、後片付けの様子。その北のアーケード街の新天地通には、工事現場のような塀で囲まれた建物。
おそらく、ここも全焼となった建物でしょうか。
アーケード街への崩落防止や、見世物ではない、というところから工事用の塀を急遽設けたものと思います。
しかし、最初大須商店街で火事と知ったときは、場所が場所で大規模な延焼を心配しました。
類焼は10軒で抑えられたのは、商店街として防火訓練があったことと、発見が早く消防への通報も早かったからです。
今後の気になるところ。焼けた家屋はがれきが撤去され、一旦は更地になります。しかし同じ所に同じ様な建物は、建築基準法の規定があり、建てられません。ということは、この一角のコミュニティにも関わりますし、もっと大きな目では、焼けたのは数軒に留まりましたが、建物が無い「歯抜け」のような状況が続けば、この一角の再開発話が持ち上がってくると思います。
となると、ふれあい広場の一角の光景がまた変わることとなり、時代の変遷といえばそれまでですが、大須商店街の良さ、というかディープな部分がまた薄くなりそうです。
読売ONLINE:名古屋・大須で火災 5軒全焼
かいつまんで概要は、4月8日夕方の午後6時40分頃、大須商店街ふれあい広場の一角に面したステーキハウス「橋本」から出火し、橋本を含んて5軒が全焼したもの。
これ、最初ツイッターのツイートで知りました。
まだ人通りがあるであろう時刻の午後10時過ぎで、フォロワーさんが画像付きでツイートされました。
なので、その時間の火事かと思ったら、もっと早く、午後7時前後の出来事。
しかもそのフォロワーさんの画像は、出火元の画像ではなく、既に延焼したところの画像。
大須商店街は、古くからの商店街で木造家屋も多く、しかも密集しています。
火災現場となった、橋本は入ったことはありませんが、お昼時ともなるといつもえらい行列ができています。
グーグルマップの空中写真から。
画像中央よりやや左の青い色の瓦の建物が出火元の橋本。
画像追加。角度を変えて、上が東。
実は、昨日野次馬精神が出まして、久しぶりに大須商店街に行ってみました。昨今はパソコン関係は大型量販店ばかりで、今や秋の大道芸人祭くらいなもの。
地下鉄を降りて、大津通のスクランブルに面した万松寺通のアーケード街を入ると、もう匂ってきます。焼けた匂い。
2日前の火事がまだ匂うのですね。
その先の新天地通の手前、まだ歩いたことが無い、幅2m幅の道路に入るとその匂いは強烈に。
すると、Twitterにあった、もつ鍋の看板とその隣のたい焼き屋の前で写真撮る人が多数。
人の不幸を写真に撮る人がいるんですね。テレビのニュースになったらしく、また場所が場所故に、話題性は高かっただろうけど。
かく言う私もその部類かもしれません。わざわざ通らない道を通り、火事の現場を通ってみたりして。
ふれあい広場に面したお店屋さんは、後片付けの様子。その北のアーケード街の新天地通には、工事現場のような塀で囲まれた建物。
おそらく、ここも全焼となった建物でしょうか。
アーケード街への崩落防止や、見世物ではない、というところから工事用の塀を急遽設けたものと思います。
しかし、最初大須商店街で火事と知ったときは、場所が場所で大規模な延焼を心配しました。
類焼は10軒で抑えられたのは、商店街として防火訓練があったことと、発見が早く消防への通報も早かったからです。
今後の気になるところ。焼けた家屋はがれきが撤去され、一旦は更地になります。しかし同じ所に同じ様な建物は、建築基準法の規定があり、建てられません。ということは、この一角のコミュニティにも関わりますし、もっと大きな目では、焼けたのは数軒に留まりましたが、建物が無い「歯抜け」のような状況が続けば、この一角の再開発話が持ち上がってくると思います。
となると、ふれあい広場の一角の光景がまた変わることとなり、時代の変遷といえばそれまでですが、大須商店街の良さ、というかディープな部分がまた薄くなりそうです。