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Channel: mitakeつれづれなる抄
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シュターミッツカルテットと平山晶子室内楽演奏会Vol.4

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 昨日は、お世話になっているピアニストの平山晶子さん主催、チェコの弦楽四重奏団「シュターミッツ・カルテット」をお呼びしての室内楽、その第四回目があり、拝聴してまいりました。

チラシ。


 春はチェコから弦楽の風がやってくる感じがしますが、昨年は開催が無く、一年を置いての第四回。
 昨年は平山晶子さん、リサイタルを開催されました。

当日頂いた、パンフレットと曲目。



 今回は自由席。なので、席を選ぶのに制約があることから、開場時間の40分前に会場のしらかわホールへ。ここへは、平山晶子室内楽の第三回以来です。

 例によって、最前席。しかもマイクスタンドっぽい穴がある中央部。
 第二ヴァイオリンの方の譜面台で平山晶子さんの表情は、伺えない位置でした。何度か書いてきた、音楽職人の表情とか、息を合わせる場面を垣間見たかったのですが。

 最初の曲、ドヴォルザーク弦楽四重奏曲はシュターミッツ・カルテットの弦楽団のみの演奏。
 これぞ、まさしくチェコの風、といった感じの演奏。
 爽やかな演奏でした。約30分。

 続くグリンカ大六重奏曲は、コントラバスの伊藤玉木さんを迎えての弦楽五重奏にピアノの曲。
 少しアホなことを書くと「六重奏」で結構重い曲かと思ったら、意外とリズミカル。
 お顔は拝見できませんでしたが、ピアノの平山晶子さんも、音楽職人のような厳しい顔ながら、楽しく演奏されていたのではないかと、勝手に想像しています。約35分の演奏。

 休憩をはさみ、ドヴォルザークピアノ五重奏曲、最初の第一楽章は、ピアノの音から入り、これにチェロが乗る、なにか懐かしいメロディ。第三楽章の曲で、しっかり思い出しました。これ拝聴するの二度目です。
 演奏終了で、あちこちから「ブラボー」の声。ご近所からも「ブラボー」。40分。
 後ろからの拍手の圧力は大変大きいです。

 主催の平山晶子さんから挨拶があり、アンコール。
 アンコール曲は坂本九さんの、見上げてごらん夜の星を、を演奏。
 これどなたがなさったのか、ピアノ・弦楽五重奏用に楽譜を書かれたのですね。
 すごくまとまっていました。

 あいさつの中でアンコールを「きゅうちゃん」の曲で、一瞬、別人を連想しました。いえ、ABCラジオでそんな愛称で呼ばれていた方がいらしたもので。


 最後に少し苦言。いえ、これは演奏ではなく、会場にです。今回の演奏会、自由席でした。
 前回の第三回もここしらかわホールでの演奏でしたが、その際は指定席。
 事前に平山さんから、どこの席がよいか?と座席表と共に訊ねられ、ここと指定しましたが、今回はそれも無く自由席。
 座席間の横移動ができないので、通路側か、最前列席に座ることになります。
 平山さんから「今回は人が少ないから、そんない早く来なくていい!」なんて言われていましたが、それでも開場時間では遅く、バスの都合もありましたかが、結局開場の40分前。
 しらかわホールは、開場時間より早く来ると外で待たされるんですね。
 屋根の下ではありましたが、そこは屋外。春でよかった。これ真冬だと、吹きっさらしの風の中待つことになりそうです。
 私がしらかわホールの勝手が分からなかっただけでしょうけど、開場時間より早く行くと、トイレも使えなさそう。電気文化会館へ寄ってきてよかった。
 開場の少し前に、ホール開場というのがあるそうで、ここで建物内に初めて入れました。
 ホール内の階段下まで入れ、それから階段を上り、中二階でチケット拝見ですが、その中二階へ行くまで誘導は、健常者前提。私のようなハンディがある者は右往左往。
 係の方は、やたら丁寧ですけど、画一的な誘導方法に疑問を抱きました。
 今後、ここでの演奏会は、ちょっとねぇ・・・という印象。すみません、会場にこんな苦言でした。

 ちなみに、お客さん、少ないどころか、2階席のバルコニーような席の一部に空席があったほかはほぼ満席でした。

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