神戸新聞web版からです。JR西日本っ福知山支社は、管内の二か所で線路内の動物進入をセンサーで感知し、運転士に報せる「鹿検知通報装置」の導入を始めたとのこと。
記事:シカの線路進入を運転手に通知 JR西が装置導入
この北但地域は、シカやイノシシが多く、線路の軌道内進入で列車の運行に影響を与えることがちょくちょくあり、その対策として、線路沿いに侵入防止柵を設置するものの、地形的に設置ができない場所もあり、そのような箇所での対策も含めて、こんな装置を導入したものだそうです。
どういう原理かは、分かりませんが、線路沿いに約50mの範囲内に動物を検知すれば、無線でそれが伝えられ、設置区間の両側の警報灯を点灯させて、列車の速度を落として運転させるものらしい。
動物の検知、センサーで検知だそうですが、どのような方法なのだろう。
線路内だけに検知するものではなく、「センサーの周囲」ということだと、線路に近づいた人間も検出させてしまいそうです。
原理としては、落石警報装置と大体同じですね。
落石警報装置は、落石の恐れがある斜面に、電流を流すワイヤーを布設し、このワイヤーが切れると電流が途絶え、落石があったものとみなし、特殊信号発光機を点灯させ、列車を止めるもの。
ワイヤーの物理的なものか、センサーによる検知か、の違いと、警報灯と特殊信号発光機との違いがありますが、システム的にはよく似ています。
特殊信号発光機(俗称、クルクルパー)は、「信号」に準ずる扱いですので、これが点灯されれば絶対停止としての扱いです。
ということを書いて、こんなことを思い出しました。
この地区の某私鉄・・・、駅ホームの安全対策で、ホームからお客が転落したことを検知する、転落マットをホーム壁沿いに設置した駅において、工事で最終列車(線路閉鎖前の最後の営業列車)通過前に作業員がピョンピョンホームから降りたもので、転落検知マットが動作し、深夜の時間帯に運転障害が発生したことがありました。
信号扱いを行わない「停留場」で、作業する線路の営業最終列車が通過したので、作業員が降りてしまったもの。
その時点では、反対側線路はまだ運転中で、転落検知マットの動作で、一時不通になってしまった、という随分マヌケな話でした。
記事:シカの線路進入を運転手に通知 JR西が装置導入
この北但地域は、シカやイノシシが多く、線路の軌道内進入で列車の運行に影響を与えることがちょくちょくあり、その対策として、線路沿いに侵入防止柵を設置するものの、地形的に設置ができない場所もあり、そのような箇所での対策も含めて、こんな装置を導入したものだそうです。
どういう原理かは、分かりませんが、線路沿いに約50mの範囲内に動物を検知すれば、無線でそれが伝えられ、設置区間の両側の警報灯を点灯させて、列車の速度を落として運転させるものらしい。
動物の検知、センサーで検知だそうですが、どのような方法なのだろう。
線路内だけに検知するものではなく、「センサーの周囲」ということだと、線路に近づいた人間も検出させてしまいそうです。
原理としては、落石警報装置と大体同じですね。
落石警報装置は、落石の恐れがある斜面に、電流を流すワイヤーを布設し、このワイヤーが切れると電流が途絶え、落石があったものとみなし、特殊信号発光機を点灯させ、列車を止めるもの。
ワイヤーの物理的なものか、センサーによる検知か、の違いと、警報灯と特殊信号発光機との違いがありますが、システム的にはよく似ています。
特殊信号発光機(俗称、クルクルパー)は、「信号」に準ずる扱いですので、これが点灯されれば絶対停止としての扱いです。
ということを書いて、こんなことを思い出しました。
この地区の某私鉄・・・、駅ホームの安全対策で、ホームからお客が転落したことを検知する、転落マットをホーム壁沿いに設置した駅において、工事で最終列車(線路閉鎖前の最後の営業列車)通過前に作業員がピョンピョンホームから降りたもので、転落検知マットが動作し、深夜の時間帯に運転障害が発生したことがありました。
信号扱いを行わない「停留場」で、作業する線路の営業最終列車が通過したので、作業員が降りてしまったもの。
その時点では、反対側線路はまだ運転中で、転落検知マットの動作で、一時不通になってしまった、という随分マヌケな話でした。