今日のブログネタ、何にしようかと日経関西版記事を見ていたら、住所の番地に漢字の「渡辺」が入る不思議な名称になぜ?という記事がありました。
記事こちら:住所の番地 なぜ「渡辺」?(とことんサーチ) 「渡しの辺り」古い地名に由来 全国の「渡辺さん」のルーツ
住居表示の表示フォーマットは、普通は「何処其処何丁目-何番-何号」という表記をとります。
例えば、一宮市は中心部は住居表示施行区域なので、市役所の所在地は「本町二丁目5番6号」となります。
これを分解すると「本町二丁目」が町名、「5番」が街区符号、「6号」が住居番号です。
日経記事は、大阪市の中心部中央区に、この街区符号に「渡辺」が入る不思議な名称、「中央区久太郎町四丁目渡辺」というところがあるという。
このことは知っておりまして、いつか街区表示板を撮りに行こうと思っていましたが、体調の悪化で、関西方面へ出かけることが無くなってしまいました。
つまりは、大阪市の旧町名「渡辺町」で、旧東区に在していました。1989年にその東区が南区と統合され、新たに中央区となった際に、町名と町域の整理が行われ、渡辺町は消滅のはずでしたが、全国の渡辺性発祥の地ともされ、町内の坐摩神社の熱心な働きかけで、町の廃止とはなってしまいましたが、旧渡辺町の坐摩神社部分とその周囲に、久太郎町四丁目の街区符号として「渡辺」を付与した、というものです。
地図ではこちら。画像の中央に坐摩神社があり、そこに「渡辺」という文字が見えます。ここが久太郎町四丁目渡辺です。
グーグルストリートビューで、街区表示板が見えないか、やってみました。ちょうどここが町界で、左側の建物の表示板に「久太郎町四丁目渡辺」とあります。右側は「北久宝寺町四丁目4」です。
住居表示は、あくまで建物所在を表すための表示方法であり、土地の場所を示す「地番」は別で、住居表示施行区域も住居表示による住所とは違う表記の地番による番地があります。
さらに。住居表示の町名は、「何処其処何丁目」までが一つの町名で、「何丁目」を略してはいけません。前述の例に出した一宮市役所を「本町二丁目5番6号」のところ、「本町2-5-6」としてはいけません。
これ中々知られておらず、普通は解釈され通されてしまいますが、本来は略してはいけないのです。
記事こちら:住所の番地 なぜ「渡辺」?(とことんサーチ) 「渡しの辺り」古い地名に由来 全国の「渡辺さん」のルーツ
住居表示の表示フォーマットは、普通は「何処其処何丁目-何番-何号」という表記をとります。
例えば、一宮市は中心部は住居表示施行区域なので、市役所の所在地は「本町二丁目5番6号」となります。
これを分解すると「本町二丁目」が町名、「5番」が街区符号、「6号」が住居番号です。
日経記事は、大阪市の中心部中央区に、この街区符号に「渡辺」が入る不思議な名称、「中央区久太郎町四丁目渡辺」というところがあるという。
このことは知っておりまして、いつか街区表示板を撮りに行こうと思っていましたが、体調の悪化で、関西方面へ出かけることが無くなってしまいました。
つまりは、大阪市の旧町名「渡辺町」で、旧東区に在していました。1989年にその東区が南区と統合され、新たに中央区となった際に、町名と町域の整理が行われ、渡辺町は消滅のはずでしたが、全国の渡辺性発祥の地ともされ、町内の坐摩神社の熱心な働きかけで、町の廃止とはなってしまいましたが、旧渡辺町の坐摩神社部分とその周囲に、久太郎町四丁目の街区符号として「渡辺」を付与した、というものです。
地図ではこちら。画像の中央に坐摩神社があり、そこに「渡辺」という文字が見えます。ここが久太郎町四丁目渡辺です。
グーグルストリートビューで、街区表示板が見えないか、やってみました。ちょうどここが町界で、左側の建物の表示板に「久太郎町四丁目渡辺」とあります。右側は「北久宝寺町四丁目4」です。
住居表示は、あくまで建物所在を表すための表示方法であり、土地の場所を示す「地番」は別で、住居表示施行区域も住居表示による住所とは違う表記の地番による番地があります。
さらに。住居表示の町名は、「何処其処何丁目」までが一つの町名で、「何丁目」を略してはいけません。前述の例に出した一宮市役所を「本町二丁目5番6号」のところ、「本町2-5-6」としてはいけません。
これ中々知られておらず、普通は解釈され通されてしまいますが、本来は略してはいけないのです。