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Channel: mitakeつれづれなる抄
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新国立競技場は聖火台が設置できないらしい

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 すったもんだで、ようやく建設事業化が始まった国立競技場。
 なんでも聖火台を置く場所が無いそうです。
 スタジアム内で全ての席から見える位置に聖火台を置くと、屋根が木造ゆえ、焼けてしまい、置けない。
産経ニュース記事:聖火台の置き場がない!! 新国立競技場にまたまた問題発生
新国立、なぜこんなことに 聖火台どこに? 希薄な当事者意識

 新国立競技場は、昨年にA案・B案が提示され、A案で決まったのじゃないですか。
 当然、聖火台の存在も考えての設計コンペだったと思いますが。
 木造で森の雰囲気をデザインで、木造ゆえ聖火台を置く場所が無い、では、ここまでくるとお笑いです。

 デザインコンペの仕様には、聖火台の位置が入っていなかったそうで、お笑いでもこんなズッコケはで考えつかないでしょう。
 事実は小説よりも奇なり、です。

 これ、例えると、新幹線車両のデザインコンペをやって、仕様書に集電装置が書かれていなかったので、集電装置まで考えられなかった、というのと同じです。
 新幹線車両は、電気で動くのが当たりまえ、当然の前提。
 新・国立競技場もオリンピックで使うことから聖火台を置くことは、仕様書の前の当然の前提。

 こんな簡単なことすら失念するようでは、先日もコメントで頂きましたが、本気でオリンピック返上した方がいいです。
 一事が万事。
 こんな程度の想いで、オリンピックの大会、細かい点まで実施できるのだろうか。
 ボートセーリング競技で、会場が見つからないので、愛知県の三河湾で出来ないか?などというのがありました。
 そしたら、愛知県の三河方面の関係者から、「ぜひウチに」と誘致する声があったそうで、そんな晴海の選手村から、はるばる250kmも離れた会場まで遠すぎます。
 三河地方の自治体のエライ様も、オリンピック会場誘致で、、よほどエライ様は名誉が欲しいのでしょうね。
 「我々の地域は東京から遠いので、お近くで」と言うところが、選手のことも思いやる心だと思うんですけどね。

 返上するなら、今年のリオデジャネイロ大会までに返上しなければなりません。リオ大会の閉会式でオリンピック旗が東京都の手に渡ってからは、もう遅いです。
 オリンピック旗が渡って、オリンピック返上では、世界中の笑いものです。
 ただ昭和15年の東京大会は、一回中止になっていますので、それに倣って、中止という選択肢もありますが。
 戦争ではなく、担当者不足が理由だと、まぁそれなりに理由は成り立ちます。

 しかし、リオデジャネイロもオリンピック関連施設建設が遅れ、開催が危ぶまれている状況だそうです。

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