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Channel: mitakeつれづれなる抄
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日本の人口減少へ・2015国勢調査人口速報値

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 昨年の国勢調査人口速報値が発表され、日本国全体で調査開始以降初の人口減となったと報道各社が伝えました。
日経web版記事:人口、初のマイナス 15年国勢調査 5年で0.7%減

 先日、一宮市の人口が愛知県で四位になったというのは、一般に広く公表する前に、自治体に速報値を通知したもので、昨日の公表は、一般に広く公表したものです。
総務省統計局の平成27年国勢調査:概要 人口速報集計(pdf)

 日本の人口が1920年(大正9年)の第一回調査から初めて減少に転じました。
 2015年10月1日現在の外国人を含む総人口は1億2711万0047人で、2010年の前回調査より94万7305人減少。
 都市圏では大阪府など関西圏は滋賀県の他は全て減少、東海地域で愛知県は約741万1千人から7万3千人増の748万4千人に増えたもの、静岡・岐阜・三重県はいずれも減少。
 首都圏では、東京都が1315万9千人から35万4千人増えて1351万4千人に増加。他、埼玉・千葉・神奈川県で増加。
 全体の人口が減っているのに首都圏の人口が増えているのは、かつての高度成長期のような過密と過疎を作り出すような現象です。

 ただ、都市部の過密を作り出す要素は無く、地方の過疎、過疎を越えて限界集落の増加などにつながります。

 こうした人口問題は、社会的事象ですが、地理ヲタとして国勢調査人口は気になるもので、弊ブログでは、地理・地名カテゴリに入れました。

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