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Channel: mitakeつれづれなる抄
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今こそ全自動車に自動作動のブレーキを取り付けたい

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 2月25日の大阪市北区の阪急梅田駅すぐ西側で起きた、自動車暴走事故。
 どうも運転者が直前に気を失うほどの病となり、全くのコントロールができない状況で交差点に入り、そのまま歩道を暴走したらしい」、ということが分かってきました。
 事故の当初は場所が分からず、映像で思い出して「あぁ、あそこか」と分かった次第。
 グランフロントは体調崩してから街開きしたところで、国道176号線上の芝田一丁目交差点がスクランブル交差点になっているのは知りませんでした。
 新阪急ホテルの前の石碑に自動車が衝突した映像、これで場所が分かりました。
 阪急の梅田駅のすぐ西側。
 この道路はそのまま阪急の梅田駅の下を経て突き抜ける構造。
 駅の下は、阪急バスの長距離路線のバスターミナルです。
 暴走した歩道は歩いたことは無いですが、地蔵横丁を出ると、すぐ左に見える光景。

 しかし、恐ろしい事故です。私もいつ遭遇するか分かりません。
 実際に昨年に名古屋駅前で、笹島交差点から名鉄百貨店セブン館前の歩道を暴走した自動車があった事件では、平面的には至近距離となる地下街のココイチでカレーを頂いていました。
 後でラジオのニュースで知りましたが、起きた時刻はまさにカレーを頂いていたまさのその時。
 その現場はそう行くところではないですが、今後は他の場所で遭遇するかもしれません。

 笹島の事件は、故意に起こした「事件」ですが、梅田の件は病的によるもので事故の範疇です。

 電子頭脳の技術はかなり進んで、今や自動操縦の実用試験が行われるほどです。
 自動操縦では、自動車の前方など周囲の状況を認識します。
 その技術の一部を用いたのが、自動作動のブレーキです。衝突被害軽減ブレーキと称するそうです。
 (自動ブレーキ、というと鉄道車両の扱いが難しいブレーキを想像するので、「自動作動のブレーキ」としました)

 自動作動のブレーキが自動車販売のCMのフレーズになるくらいなので、完全ではないですが、障害物を発見(検知)すると停止させられるそうです。

 ならば今こそ、国内の全自動車にこの自動作動のブレーキ取り付け義務にしたいところです。
 現在は新たに製造された自動車に装備されているようですが、後付けでもできるものです。
 いえ、すぐにはできなくとも、開発すべきです。

 鉄道車両にはEBという、1分間運転者が何も操作しなければ、警報を鳴らし、それでも何もしなければ非常ブレーキがかかる装置が付いています。
 つまり運転者が意識を失った場合でも自動で止めるようにする装置です。

 日ごろバスに乗っていると、もしこの運転士さんが・・・などと余計なことを考えても、いえ、バスでなくとも道路を通行する普通の自動車の運転者さんが意識を失ったら・・・ということは、必ずしも起きないとは限りませんし、実際に梅田で起きてしまいました。
 こうしや衝突被害軽減ブレーキを後付けでも取り付け義務化は、あってもいいと考えますが。

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