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Channel: mitakeつれづれなる抄
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京都市長選挙では四条通歩道拡幅は争点になり得なかった

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 2月9日の京都新聞web版からです。7日の京都市長選挙は、盛り上がりに欠け低投票率で現職が当選しましたが、候補者の中には、四条通の歩道拡幅工事の中止、元通りに復元する公約を出した方がいたそうです。
 そこで四条通の歩道拡幅についての賛否をも反映するものとみられていましたが、出口調査の結果では、歩道拡幅についての賛否は並んでいたそうです。

記事:四条通歩道拡幅は賛否並ぶ 京都市長選投票分析

 京都市役所のwebページによれば、四条通の歩道拡幅工事は昨秋でほぼ完成とのことですが、工事が始まった昨年春は大渋滞が起きたそうです。
 ラジオでも出演者の中には「止めてくれ」「なんであんあことするのだ」という発言もあり、自動車に乗られてる方からは歩道拡幅-車道減少は大きな不満としてあるようです。

 京都市の進める、歩いて行ける街づくりの一環としての歩道拡幅でなのですが、四条通の地元となる下京区の一部投票所で、反対が賛成を少し上回ったという程度とのこと。

 四条通は中京区と下京区の区境ですが、京都市独特の町割りから、四条通自体に区境というものではなく、通りを挟んだ両側町が基本の京都市、四条通の町が下京区になり、一応下京区が地元なのですが、中京区にも隣接して各町内はあります。
 この道路渋滞で困るのは、地元なのか、通過交通となる、他地域なのかどちらなのだろう。
 それぞれ渋滞で困る理由はありそうです。

 ただ言えるのは、四条通の件は、全市的な争点にはなり難い事柄でしょうか。

 選挙が終わったので、なんぼでも言えますが、市長選候補者の中には、「京都市を日本の首都に」という方がいてはりました。
 聞くところによれば、有名な候補者だそうで、毎度このような主張をなされているそうです。
 考えてみればわが国日本は、明確に首都を定める法律は無く、この候補者のお考えは、天皇に京都にお戻りいただき、官庁街も京都で復活させたいのだそうです。
 かつての京都繁栄の再興ですね。

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