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Channel: mitakeつれづれなる抄
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百花百草・エルデトリオコンサート

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 本日は、東区の百花百草でいつもお世話になっているピアニスト平山晶子さんもメンバーのエルデトリオコンサートがあり、拝聴してまいりました。
 ピアノと、チェロの山田さん、ヴァイオリンの小出さんのトリオ(三人組)。

 チラシ画像を平山さんのブログから拝借。


 演奏曲目です。当日配布されたものは無かったので、メモ書きなので間違っていたら、平山さんに訂正してもらうことにしよう。
・エルガー愛の挨拶
・ヴェートーヴァン ピアノ三重奏 街の歌
【休憩】
・ショパン ピアノ三重奏曲

 エルガーの愛の挨拶は有名な曲です。演奏会の冒頭によく演奏され、演奏会の挨拶代わりですね。
 しかし、何度も書いていますがこの愛の挨拶、ABCラジオの上沼恵美子こころ晴天のコーナー「ああ言えばこう言う」のテーマ曲でもあり、嫁と舅などとのおもろい話を思い出してしまいます。
 安定した演奏です。

 ヴェートーヴァンのピアノ三重奏曲は初めて聞く曲。
 座った席がヴァイオリンの小出さんの真ん前で、ピアノの平山さんは、あまり見えなかったのですが、弦楽器の二人と息を合わせているのはわかりました。
 こういう気迫が感じられるのが、生の演奏会です。

 チェロの山田さんが、この演奏会トリオの主宰者のような存在みたいで、お話が楽しいですね。
 演奏を聞きに来て、トークを聞くのはどうかな、と仰っていましたけど、トーク大好きです。
 聞くところでは、歌手のさだまさしさんは、コンサートの時間の半分以上はトークだそうです。
 音楽とそれに絡めた、お話は楽しいですし、それらを含めて生の演奏会です。トークが長いのは私は歓迎するところ。

 ヴェートーヴァンの街の歌、ベートーヴァンの曲にありがちな、第一楽章と第二楽章の曲調ががらっと変わるところ。第二楽章は聞いてて心地よい曲です。
 続く第三楽章、躍動的です。チェロの演奏は、弦をはじくピッチカートというのだったかな?いろんな奏法を取り入れての演奏です。

 ショパンのピアノ三重奏曲。
 曲のお話しで、ピアノの詩人とも呼ばれるショパンですが、生涯の後の方では、チェロの曲も書いていたことから、弦楽器の曲も書こうとしていたらしい、というお話でした。
 しかし、ヴァイオリンの曲は無く、ヴァイオリンの小出さんは、演奏者として寂しい、ようなことをお話しされていました。
 アレンジで、ヴァイオリンソロのノクターン9-2を聞いたことがありますので、ご自身でアレンジされて演奏されたら、と思います。

 で、ショパンの三重奏曲。実は初めて聞く曲。冒頭は何やら深刻な感じの曲調。ショパンの生涯の後の方で、忍び寄る病魔の影なのでしょうか。
 やがて、ショパンらしい曲調になって、何かほっとしました。

 チェロの山田さんはショパンの曲が好きだそうで、「ならばなぜ、ピアノをやらないのか?」という自己突っ込みをされていましたが、私なんぞ、ショパンが好きでも「ピアノはおろか楽器はまったくやってません」です。

 演奏が行われたのは、百花百草のホール。通常は喫茶ルームとして使われているそうです。


 演奏の前に撮影しました。
 後ろの絵画がいいですね。

 しかしながら、演奏会ホールではなく気楽な雰囲気からなのか、演奏中に撮影されてる方がいました。
 それでもシャッター音を消せばいいのですが、演奏中に「カシャ!」の音。スマホ撮影です。
 こういうの困るんですね。「音を楽しむ」場に余計な音を出す、最低で最悪の行為です。

 ところで、チラシには百花百草への交通として、地下鉄桜通線高岳駅から、とありますが、これはとんでもなく遠いです。
一番いい交通で最寄りは、バスの清水口停留所です。

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