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Channel: mitakeつれづれなる抄
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人は栄養で大きくなるのではなく愛情で大きくなる

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 今回もプロ野球、元巨人の選手による不祥事で、メディアでの報道量がさっぱり見かけなくなってしまいましたが、廃棄食品の横流し事件に関して日ごろ思うことがあり、少しまとめてみます。
 というのは、今回の廃棄食品の横流しに限らず、過去の食品異物混入や、偽表示の事件でも思うことでした。

 ある有名な大学の先生が話しておられたことですが、私と同じような考えで(名前も似てますし・笑)、ちょっと触れてみます。
 食品異物混入では、異物に混入したのがいけないのではなく(それもいけないですが)、根本的に食べ物のへの愛情が違うと言います。
 食べ物は、食品メーカーが作る前は普通にお母さんが作っていました。お母さんが作る食事にも異物混入はあっただろうと思います。しかし、そんなのは問題にならなかった。というより問題のなりようが無いというべきか。
 お母さんが作る食べ物と、食品メーカーが作る食べ物は、そこにかける愛情が違う、ということです。
 同じ料理でも、愛情の入りようが違う。そこが異物混入に対して、問題になる、と話していました。


 これを伺い、全くその通りと思いましたわ。
 私は2年半前に、脳出血で入院し、約3か月ブログ更新が途絶えました。
 入院で体重が大きく減らしました。
 それはそれで健康的でいいのですが、毎日の食事(病院食)は全て頂きました。
 入院中の食費は保険はきかず、全額自費。シブチンなので、残すのはもったいないので全て頂きました。
 それで体重を減らしたのは、ある意味、入院前の食生活が良くなかったわけです。

 あまり関係ないことをふってしまいました。
 つまり、人は食事の栄養で育つ(大きくなる)のではなく、愛情で育つ(大きくなる)のだなとの考え。

 周りの人様は、栄養で大きくなったのではなく、そのご両親、さらにそのご両親から受け継いだ愛情のかたまりのようなもの。

 ある有名な大学の先生の弁で、そこに気づいた次第です。

 そこで冷凍カツの横流し事件で。
 稲沢市の産廃業者も羽島市の食品会社も、またそれらを扱うブローカーも、食品に対する愛情、すなわち人への愛情が欠けている結果だろうと。
 この人への愛情が欠けている話は、まだ続きがありますが、考えがまだまとまらないので、次の機会に。 

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