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Channel: mitakeつれづれなる抄
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敬老パスが争点の一つらしい・京都市長選挙

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 京都新聞web版記事からです。7日の投票となる京都市長選挙の争点に敬老パスを今後どうするのか、があるそうです。
記事:敬老乗車証どうする? 京都市長選で論争

 敬老乗車証は営業施策ではないので、どのような条件で、どのように使う(使え)、のかがなかなかわかりませんが、その費用を一般会計から拠出していますので、財政的にも負担は大きいものです。
 名古屋市の敬老乗車証は地元のことでもあり、細かいことが分かりますが、何年か前の名古屋市版事業仕分けで、仕分け対象になり、事業の見直しという判定が出ました。

 京都市でも財政事情は似たようなもので、この新聞記事でわかりましたが、敬老パス交付の際は所得に応じて数千円から一万五千円の負担があるそうです。
 この高い方の応分負担は、名古屋市よりも金額が大きいですね。名古屋市は最高額で5000円です。
 乗車の際はそのまま乗車でき、一部負担が無いのは名古屋市と同じです。

 ただ京都市の場合は、全域に市営交通があるわけではなく、民間バスしか通っていない地域があります。しかも山間部で、対キロ区間制の運賃区間。
 京都市の敬老パスは、全て同じ仕様(様式)で、対象者が誰でもどの区間(民間バスを含め)も利用できるのか、地域を限っての敬老パスだったのか、詳細は分かりません。

 選挙中なので、深く言及すると引っかかる恐れがありますのでこの辺にしますが、敬老乗車証をどうするのかは、どの地域でもいろいろ問題が現れてきます。
 財源はどうするのか、が一番大きい。
 しかし福祉対策は後退させたくない。そのせめぎあいです。

・・・ただ一宮市民からすれば、一宮市は敬老パスがありませんので、この種の論議を見聞きするたびに地域差を感じています。

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