京都新聞web版記事からです。京阪電鉄が3月19日のダイヤ改正で、大阪~京都間、通常の土休日ダイヤでノンストップの特急を復活するとのことです。
ダイヤ改正自体は、京阪電鉄からのお知らせで存じておりましたが、京都新聞で記事掲載があり、弊ブログでも改めて。
記事:「出町柳-淀屋橋で特急時間短縮 京阪が3月ダイヤ改正」
京阪電鉄のお知らせ:https://www.keihan.co.jp/info/upload/2016-01-18_train-diagram.pdf(pdf)
京阪特急は、かつては編成中にテレビを設置したテレビカーを連結し、大阪市内の京橋駅と、京都市内の七条駅の間、京阪間を無停車で走行していました。
京阪間ノンストップは京阪だけでなく、阪急、国鉄(後のJR西日本も)も大阪市・京都市間をノンストップで走行していました。
しかし輸送環境が変わり、いずれの社でも途中の主要な駅に停車するようになり、京阪と阪急はかつての急行並」、JR西日本の新快速はかつての快速並な列車になってしまいました。
そこで京阪電鉄では、近年になり、春秋の行楽時期に、臨時列車の形で快速特急「洛楽」を運転していましたが、これを定期の土休日ダイヤで運転するもので、かつての京阪特急の復活です。
この、京阪間ノンストップの快速特急は、停車駅こそかつての特急と同じですが、運転はかつてのような15分間隔ではなく、現在の臨時運転と同じく、午前に淀屋橋駅発出町柳駅行き、午後に出町柳駅発淀屋橋駅行きの運転で、大阪側の方が、京都観光にお出かけダイヤです。
京阪電鉄からのお知らせに記載された運転時刻を見ると、かつての特急時代より、微妙に遅くなっています。(花博があった頃は、京阪で帰っていましたので、時刻を覚えています)
遅くなったのは、京橋駅の発時刻は、中之島線開通で運転線路が変更になっており、線路を転線することと、中之島線列車との競合がある(信号扱いで)からと、途中駅での追い越しで、かつての運転時分より微妙に遅くなっているとみました、
京阪のダイヤは、中之島線開業以降、迷走を続けている印象です。
中之島線自体も不振ですが、普通電車の運転体系が大変複雑になりました。
普通(準急の各駅停車部分を含む)の停車駅を10分ごとを維持するため、何やら難しい乗り換えを前提にしたダイヤになってます。
要するに中之島線の列車を活かすためなのですが、そのしわ寄せが、京阪本線の枚方市駅付近に現れ、妙に停車時間が長い列車があったりします。
3月のダイヤ改正では、淀屋橋駅-出町柳駅間準急列車が10分間隔になるということで、一応、綺麗なパターンが戻りそうです。(準急は萱島~出町柳間は各駅に停車)
ところで京都新聞記事は、京都を対象にしているため、記述が京都側視点で述べられているのが面白いです。
最後の行「このほか、出町柳駅を午前0時に発車する最終普通列車の行き先を現行の樟葉駅から枚方市駅まで延長する。」のところ、夜間帯の最終時刻ですが、これまでのダイヤ改正お知らせでは気付かないところでした。
ダイヤ改正自体は、京阪電鉄からのお知らせで存じておりましたが、京都新聞で記事掲載があり、弊ブログでも改めて。
記事:「出町柳-淀屋橋で特急時間短縮 京阪が3月ダイヤ改正」
京阪電鉄のお知らせ:https://www.keihan.co.jp/info/upload/2016-01-18_train-diagram.pdf(pdf)
京阪特急は、かつては編成中にテレビを設置したテレビカーを連結し、大阪市内の京橋駅と、京都市内の七条駅の間、京阪間を無停車で走行していました。
京阪間ノンストップは京阪だけでなく、阪急、国鉄(後のJR西日本も)も大阪市・京都市間をノンストップで走行していました。
しかし輸送環境が変わり、いずれの社でも途中の主要な駅に停車するようになり、京阪と阪急はかつての急行並」、JR西日本の新快速はかつての快速並な列車になってしまいました。
そこで京阪電鉄では、近年になり、春秋の行楽時期に、臨時列車の形で快速特急「洛楽」を運転していましたが、これを定期の土休日ダイヤで運転するもので、かつての京阪特急の復活です。
この、京阪間ノンストップの快速特急は、停車駅こそかつての特急と同じですが、運転はかつてのような15分間隔ではなく、現在の臨時運転と同じく、午前に淀屋橋駅発出町柳駅行き、午後に出町柳駅発淀屋橋駅行きの運転で、大阪側の方が、京都観光にお出かけダイヤです。
京阪電鉄からのお知らせに記載された運転時刻を見ると、かつての特急時代より、微妙に遅くなっています。(花博があった頃は、京阪で帰っていましたので、時刻を覚えています)
遅くなったのは、京橋駅の発時刻は、中之島線開通で運転線路が変更になっており、線路を転線することと、中之島線列車との競合がある(信号扱いで)からと、途中駅での追い越しで、かつての運転時分より微妙に遅くなっているとみました、
京阪のダイヤは、中之島線開業以降、迷走を続けている印象です。
中之島線自体も不振ですが、普通電車の運転体系が大変複雑になりました。
普通(準急の各駅停車部分を含む)の停車駅を10分ごとを維持するため、何やら難しい乗り換えを前提にしたダイヤになってます。
要するに中之島線の列車を活かすためなのですが、そのしわ寄せが、京阪本線の枚方市駅付近に現れ、妙に停車時間が長い列車があったりします。
3月のダイヤ改正では、淀屋橋駅-出町柳駅間準急列車が10分間隔になるということで、一応、綺麗なパターンが戻りそうです。(準急は萱島~出町柳間は各駅に停車)
ところで京都新聞記事は、京都を対象にしているため、記述が京都側視点で述べられているのが面白いです。
最後の行「このほか、出町柳駅を午前0時に発車する最終普通列車の行き先を現行の樟葉駅から枚方市駅まで延長する。」のところ、夜間帯の最終時刻ですが、これまでのダイヤ改正お知らせでは気付かないところでした。